お役立ちコラム
共同アンテナをプロが解説!共聴アンテナとの違いや設置の流れも紹介
「共同アンテナが廃止されるってホント…?」
「どんなアンテナを設置するのがおすすめ?」
共同アンテナとは、地域や自治会が共同でアンテナ設備を維持管理し、各家庭へ有線でテレビ電波を供給するアンテナです。
高い建物などの多い都心部や山間などでテレビ電波の受信障害が発生する地域では、共同アンテナを設置して複数の世帯へと番組が再配信されます。
しかし共同アンテナは、デジタル放送の開始をはじめとする要因で、徐々に廃止されつつあります。
- テレビアンテナを新しく設置する
- ケーブルテレビに加入する
- 光テレビを使う
共同アンテナが廃止されて使えなくなる点を考慮すると、3つのいずれかのなかから、テレビを視聴する方法を選ぶ必要があります。
料金を抑えながら今後もテレビを視聴する場合、テレビアンテナを新しく設置する方法がもっともおすすめです。
アンテナを設置する際には、安全に工事をするためにも、アンテナ工事の専門性が高い業者に依頼しましょう。
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共同アンテナの廃止やテレビが映らないトラブルが増えている理由
共同アンテナの廃止やテレビが映らないトラブルが増えている理由として、3つ考えられます。
- デジタル放送への移行
- 設備の老朽化
- 管理の担い手不足
一つ目の理由は、デジタル放送への移行です。
2011年にデジタル放送に移行し、東京スカイツリーの運用が開始されてから、電波の通りにくい場所でも各戸で電波が受信しやすくなりました。
そのため、共同アンテナ自体が必要なくなってきています。
二つ目の理由は、設備の老朽化です。
共同アンテナの設備の多くは、設置から数十年が経過しています。
アンテナ本体や電波を増幅するブースター、各家庭へ配線するケーブルなどが寿命を迎え、大規模な改修や交換が必要な時期に来ています。
しかし更新時には多額の費用がかかり、住民の合意形成が難しく、放置されているケースが多いです。
三つ目の理由は、管理の担い手不足です。
共同アンテナの維持管理は、地域の自治会や管理組合がボランティアで実施しています。
しかし役員の高齢化や住民の入れ替わりにより、専門知識が必要な設備の管理を引き継ぐ方がいなくなり、日々のメンテナンスやトラブルに対応できなくなっています。
共同アンテナの廃止でテレビが映らなくなった場合の対処法
共同アンテナが必要なくなり、お住まいの地域で廃止されることとなったら、3つのいずれかの方法でテレビが視聴できる環境を確保する必要があります。
視聴方法 | テレビアンテナを新しく設置する | ケーブルテレビに加入する | 光テレビを使う |
---|---|---|---|
初期費用相場 | 18,480円~ | 0円~40,000円 | 0円~30,000円 |
月額費用 | 0円 | 3,000円~6,000円 | 825円~2,500円 |
10年間テレビのみ利用した際の総額 | 35,860円 (八木式アンテナ・BS/CSアンテナ) |
728,880円 (j:COM/ TVスタンダードコース) ※料金シミュレーター |
365,200円 (ひかりTV for NURO/専門チャンネルプラン) |
メリット | ・ランニングコストが不要 ・長期的にもっとも安価な方法 |
・専門チャンネルが視聴できる ・天候の影響を受けにくい |
・アンテナ設置が不要 ・光回線とセットの契約で割引される |
デメリット | ・初期費用がかかる ・天候の影響を受ける可能性がある |
・月額料金がかかり続ける ・もっとも費用がかかりやすい |
・月額料金がかかり続ける ・光回線の契約が必要 |
それぞれかかる費用が異なり、メリット・デメリットも違いが見られます。
それぞれの視聴方法の特徴を理解し、自分に合う方法を選びましょう。
なおテレビを視聴する3つの方法の詳細な違いを知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

▶「関連記事」を読む
テレビアンテナを新しく設置する
長期的に見てもっとも安くテレビを視聴できる方法が、テレビアンテナを新しく設置する方法です。
初期費用として工事費がかかりますが、一度設置すればNHK受信料以外の月額料金は発生しません。
数年使い続けていれば、ケーブルテレビや光テレビよりも安くテレビが視聴できます。実際10年間テレビのみ利用し続けた場合、他の視聴方法よりも何倍も安い料金になります。
外観を損なわないデザインアンテナや、屋根裏への設置などの設置方法も選べるため、景観を維持したい方にもおすすめです。
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ケーブルテレビに加入する
地域のケーブルテレビ局と契約して、テレビを視聴する方法もあります。
ケーブルテレビはアンテナが不要で、天候の影響を受けにくい方法としておすすめです。
また地デジやBS/CS放送に加えて、専門チャンネルが視聴できるプランも用意されています。
幅広いテレビ番組を視聴したい方は、視野に入れましょう。
光テレビを使う
すでに光回線のインターネットを利用している場合、またはこれから導入を検討している場合は、光回線を利用した「光テレビ」を使う方法も選べます。
光ファイバー網を通じてテレビ信号を受信するため、ケーブルテレビと同様に、アンテナの設置は不要です。
またインターネットとセット契約で割引が適用されることが多いため、光テレビを契約する際には光回線事業者が提供するプラン内容をよく確認しましょう。
共同アンテナを含む4つの視聴方法のメリット
共同アンテナに代わるテレビの視聴方法には、それぞれ異なるメリットがあります。
共同アンテナのメリットも踏まえて、それぞれの強みを整理し、自分に合うテレビの視聴方法を選びましょう。
視聴方法 | メリット |
---|---|
共同アンテナ | ・各戸でアンテナの設置・管理が不要 ・建物の外観がすっきりする |
テレビアンテナ | ・ランニングコストが不要 ・長期的にもっとも安価な方法 |
ケーブルテレビ | ・専門チャンネルが視聴できる ・天候の影響を受けにくい |
光テレビ | ・アンテナ設置が不要 ・光回線とセットの契約で割引される |
それぞれのメリットをみていきます。
共同アンテナ
共同アンテナは、各戸でアンテナを設置・管理する必要がありません。
自宅の屋根にアンテナがないため、建物の外観がすっきりします。
また個人でアンテナの故障やメンテナンスを心配する必要もなく、毎月または年間の維持管理費を支払うだけで手軽にテレビが視聴できます。
テレビアンテナ
自宅にテレビアンテナを設置すれば、月々の料金がかからず視聴できます。
長期的に見ると、他の視聴方法に比べて総費用をもっとも安く抑えられる方法です。
また自分の資産となり、サービスの都合で突然テレビが視聴できなくなる心配がないため、安心してテレビを視聴できます。
ケーブルテレビ
ケーブルテレビは、多チャンネル放送を手軽に楽しめます。
地上波や衛星放送だけでなく、映画、ドラマ、スポーツ、アニメなど、多彩な専門チャンネルも視聴できます。
加えてアンテナが不要で、有線で信号を受信するため、大雨や強風などの悪天候の影響も受けにくいです。
光テレビ
光テレビはアンテナの設置が不要で、高速な光インターネット回線とセットでお得に契約できます。
すでに光回線を利用している家庭であれば、光テレビの追加手続きをすれば、光テレビが視聴できるようになります。
アンテナ設置を避けつつ、視聴できるチャンネルの多さよりも安さを優先したい方は、光テレビがおすすめです。
共同アンテナを含む4つの視聴方法のデメリット
一方で4つのテレビの視聴方法には、メリットだけでなくデメリットもあります。
デメリットも考慮したうえで、自分に合う視聴方法を選びましょう。
視聴方法 | デメリット |
---|---|
共同アンテナ | ・設備の老朽化や管理組合の都合で廃止されるリスクがある ・BS/CS放送に対応していない場合が多い |
テレビアンテナ | ・初期費用がかかる ・天候の影響を受ける可能性がある |
ケーブルテレビ | ・月額料金がかかり続ける ・もっとも費用がかかりやすい |
光テレビ | ・月額料金がかかり続ける ・光回線の契約が必要 |
それぞれのデメリットをみていきます。
共同アンテナ
共同アンテナを使っていると、設備の老朽化や管理組合の都合によって、ある日突然テレビが見られなくなる可能性があります。
先ほど触れたように、デジタル放送の普及によって、新たに共同アンテナを設置するメリットもないため、他の視聴方法を選択するしかなくなる可能性が高いです。
またBS/CS放送に対応していないため、少なくともBS/CS放送を視聴したい方にはおすすめできません。
テレビアンテナ
テレビアンテナは、設置時に初期費用がかかります。
アンテナ本体の価格に加えて、専門業者による設置工事費が必要です。
全体的なコストで見ればもっとも安い方法ではありますが、専門業者に依頼する前に初期費用分の資金を用意しましょう。
またアンテナを屋外に設置する場合、台風や大雪などの自然災害によってアンテナが損傷したり、向きがズレたりして受信不良を起こす場合もあります。
それぞれの地域の気候や環境なども確認したうえで、テレビアンテナを設置するか判断しましょう。
ケーブルテレビ
ケーブルテレビは、サービスを契約している間、月額料金が発生し続けます。
利用年数が長くなるほど、支払い総額が増えるため、ランニングコストのかからないテレビアンテナよりも高くなるときが来ます。
またケーブルテレビは他のテレビの視聴方法よりも料金が高く、割引が適用されにくいため、もっともコストがかかりやすいです。
どうしても視聴したいチャンネルが多くない限りは、ケーブルテレビを使った方法はおすすめできません。
光テレビ
光テレビも、ケーブルテレビと同様に月額料金がかかり続けます。
加えて光回線の契約が必要となるため、自宅でインターネットをあまり使わない方だと、損する可能性が高いです。
光回線の普及でそのまま光テレビを契約する方も多いですが、安くテレビを視聴できる方法でないと理解したうえで契約するか決めましょう。
安く安定してテレビを視聴するならアンテナの設置がおすすめ!
共同アンテナが廃止になった際に、コストパフォーマンスを最優先してテレビを視聴するなら、個別のテレビアンテナ設置がもっともおすすめです。
ケーブルテレビや光テレビは、月々数千円の支払いが続き、年間で数万円、10年間で数十万円もの費用がかかります。
一方でテレビアンテナを設置する方法は、初期費用として数万円かかりますが、その後の費用は発生しません。
わずか1~2年で初期費用を回収でき、それ以降はずっと無料でテレビを視聴し続けられます。
また特定の事業者のテレビサービスを契約する方法は、事業者がサービスを終了した場合に突然テレビが視聴できなくなります。
アンテナを設置する方法なら、サービスの継続の有無に関係なくテレビが視聴しやすいです。
ただしアンテナを自分で設置するのは危険です。
- 設置工事に専門的な知識・技術が求められる
- 高所作業で危険がともなう
安くアンテナを設置するために自分で対応しようとする方もいますが、設置工事には専門的な知識・技術が求められます。
また高所作業で危険がともなうため、安心して確かな技術力を持ったアンテナの専門業者に依頼しましょう。
共同アンテナ廃止に関する相談はライフテックスにおまかせ!
共同アンテナ廃止に合わせて新しいアンテナの設置を検討していて、「なるべく費用を抑えたい…」と考えている方は、年間8,000件の施工実績を誇るライフテックスにおまかせください!
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よくある質問
共同アンテナ廃止後はどのようにテレビを視聴したらいいでしょうか?
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テレビの視聴方法は、アンテナ設置・ケーブルテレビ・光テレビがあります。 中でも「テレビアンテナを設置」が断然安くておすすめです。アンテナ設置だと初期費用がかかりますが、月々の費用が発生しないため長い目でみるとお得です。 |
共同アンテナから個別アンテナへの切り替え工事はどこに頼むのがおすすめ?
![]() |
アンテナ工事専門業者がおすすめです。中間マージンが発生しないので、最安値で依頼することが可能なほか、アンテナ工事に特化しているので安心安全に工事を依頼できます。 中でもおすすめの業者は「ライフテックス」です。年間8,000件の工事実績で倒壊ゼロ、8年保証がついていて、事業年数が10年以上の安心感のある会社だからです。 |
共同アンテナ用のブースターとは?
![]() |
アパート・マンションなどの集合住宅で使える電波の受信レベルを引き上げる機器です。 |
共同アンテナはどんな仕組みになってる?
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建物の屋上にあるアンテナから、受信した電波を有線ケーブルを通じて建物全体に配信する仕組みになっています。 |
共同アンテナに使えるケーブルにはどんな種類がある?
![]() |
共同アンテナに使えるケーブルの種類は、大きく分けると3つです。
同軸ケーブルが一般的に使われており、5C-FB、4C-FBなどの型番があります。S-5C-FB、S-4C-FBは、同軸ケーブルよりも強度が強く、ノイズに強い特徴があります。 一方でLANケーブルは、新しい物件でよく見られるIPベースのテレビ配信を使う場合に必要なケーブルです。 それぞれの環境に合わせて、テレビ視聴に必要なケーブルの種類を確認しましょう。 |
まとめ
共同アンテナの廃止と他のテレビ視聴方法についておさらいしましょう。
デジタル放送の普及や設備の老朽化、管理の担い手不足により、地域の共同アンテナは全国的に廃止されつつあります。
お住まいの地域で共同アンテナが廃止されると、ご自身で新たなテレビ視聴方法を確保しなくてはなりません。
視聴方法 | テレビアンテナを新しく設置する | ケーブルテレビに加入する | 光テレビを使う |
---|---|---|---|
初期費用相場 | 18,480円~ | 0円~40,000円 | 0円~30,000円 |
月額費用 | 0円 | 3,000円~6,000円 | 825円~2,500円 |
10年間テレビのみ 利用した際の総額 |
35,860円 (八木式アンテナ・BS/CSアンテナ) |
728,880円 (j:COM/ TVスタンダードコース) ※料金シミュレーター |
365,200円 (ひかりTV for NURO/専門チャンネルプラン) |
メリット | ・ランニングコストが不要 ・長期的にもっとも安価な方法 |
・専門チャンネルが視聴できる ・天候の影響を受けにくい |
・アンテナ設置が不要 ・光回線とセットの契約で割引される |
デメリット | ・初期費用がかかる ・天候の影響を受ける可能性がある |
・月額料金がかかり続ける ・もっとも費用がかかりやすい |
・月額料金がかかり続ける ・光回線の契約が必要 |
どの方法にもメリットとデメリットがありますが、地デジ放送の視聴が目的で、長期的なコストを抑えたい方には、「テレビアンテナを設置する方法」がもっともおすすめです。
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【マンション管理者向け】共同受信用アンテナと家庭用アンテナの違いを徹底解説
「共同受信用アンテナは必要…?」
「共同受信用にはどんな種類がある?」
共同受信用アンテナとは、マンションやビルなどの屋上に設置されるアンテナです。共同受信用アンテナを設置すると、受信した電波が有線ケーブルを通じて建物全体に配信され、全住戸でテレビが視聴できます。
共同受信用アンテナは性能、家庭用アンテナは見た目の良さが重視されています。
共同受信用アンテナは、マンションやビルに住んでいる人たち全員がテレビを見るために必要なアンテナです。そのため、簡単に破損しにくく、天候の影響を受けにくいです。
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共同受信用アンテナとは?
共同受信用アンテナとは、マンションやビルなどの屋上に設置されるアンテナです。
マンションやビルなどに共同受信用アンテナを設置すると、受信した電波は有線ケーブルを通じて建物全体に配信されます。その信号を利用して、全住戸でテレビが視聴できる仕組みになっています。
共同受信用アンテナが設置されていると、個人で設置・契約する必要がないので、入居者の満足度が高くなりやすいです。
また共同受信用アンテナは、強風に対応できる「アルミ」や「ステンレス」など強度が高い素材が使われています。家庭用アンテナに比べて耐久性が高いため、マンションやビルなどの高所に設置する場合に適しています。
共同受信用アンテナの種類
共同受信用アンテナにはさまざまな種類があり、アンテナによって特徴や視聴できるチャンネルが異なります。
ここからは共同受信用アンテナの種類について解説します。
UHFアンテナ
UHFアンテナは、地上デジタルテレビ放送(地デジ)を見るために必要なアンテナです。共同受信用アンテナにおけるUHFアンテナは以下の3種類あります。
それぞれ詳しく解説します。
小型アンテナ
小型アンテナは小型化している共同受信用アンテナです。他のアンテナに比べて小型のため場所を取らず、設置しやすくなっています。
雪や風などの天候に強いほど耐久性が高いため、、アンテナとしての性能劣化を防止できます。
八木式アンテナ
八木式アンテナは、日本でもっとも普及しているアンテナです。矢印型の骨組みに、「素子」と呼ばれる横棒の短い金属がいくつもついており、魚の骨のような形状をしています。
値段がリーズナブルですが電波感度が高く、性能の高いアンテナを設置したい人におすすめです。
ただし天候の影響を受けやすく、台風によってアンテナが倒れたり折れたりしやすいです。そのため、台風の影響をあまり受けない地域や積雪の少ない地域で利用しましょう。
パラスタック式アンテナ
パラスタック式アンテナは八木式アンテナの1種で、通常の八木式アンテナよりも電波感度が高いアンテナです。
素子数が多いアンテナほど、電波感度が強い傾向にあります。
一般的な共同受信用アンテナの八木式アンテナは素子数が20素子ですが、パラスタック式アンテナは27素子・30素子などで素子数が多く、電波感度が強いです。
性能の高さから通常の八木式アンテナより価格は高くなりますが、電波感度の高さ・強度の高さから、「テレビが映らない」トラブルは発生しにくいです。
BS・110度CSアンテナ
BS・110度CSアンテナは、BSやCSなどの衛星放送を見るためのアンテナです。
BS・110度CSアンテナは、アンテナ本体の反射鏡の直径を元にして「○○形」と示され、45形(直径45cm)から120形(直径120cm)まであります。この直径が大きくなるほど高性能で受信感度は高くなり、マンションやビルなら75形(直径75cm)以上のアンテナを選びましょう。
家庭用のものよりサイズが大きいため風の影響を受けやすいですが、共同受信用アンテナは「耐風速」が非常に高い仕様となっています。アンテナが以下のそれぞれの条件を満たせる時の最大風速を「耐風速」といいます。
受信可能風速 | アンテナに風圧が加わって電波の受信性能が低下しているが、テレビの視聴には問題がない最大風速 |
---|---|
復元可能風速 | アンテナに風圧が加わって電波の受信に問題が発生しているが、方向を再調整することで改善ができる最大風速 |
破壊風速 | アンテナに風圧が加わった際でも、アンテナの一部または全部が破損しない最大風速 |
共同受信用は破壊風速90(m/s)まで耐えられるモデルが主流です。とても強度が高く、台風のような悪天候時でもトラブルが発生しにくくなっています。
なおマンションやビル全体で地デジ放送とBS・CSとをすべて視聴できるようにするためには、UHFアンテナとBS・110度CSアンテナの2つをどちらも設置する必要があります。
家庭用アンテナとの違い
共同受信用アンテナと家庭用アンテナの違いは、アンテナとして重視されるポイントがあげられます。
共同受信用アンテナは性能、家庭用アンテナは見た目の良さが重視されやすいです。家庭用アンテナにも八木式アンテナはありますが、魚の骨のような見た目をしていることから、家の外観にこだわりたい人には敬遠されます。家の外観を損ないたくない人には、「デザインアンテナ」や「ユニコーンアンテナ」などのおしゃれな見た目のアンテナが人気を集めています。
一方で共同受信用アンテナは、マンションやビルに住んでいる人たち全員がテレビを見るために性能の高さが重視されやすいです。
共同受信用アンテナは、強風や積雪などに対応できたり、「アルミ」や「ステンレス」など強度が高い仕様になっていたりするため、マンションやビルで選ばれています。
共同受信用アンテナが廃止されている理由
共同受信用アンテナは、ここ10年以上にわたって廃止する傾向にあります。
2012年ごろに東京スカイツリーが開業してから、弱電界地域でも電波を受信しやすくなりました。その結果、従来のアナログ放送から、受信環境の整ったデジタル放送へと移行が進み、共同受信用アンテナのメリットが薄れつつあります。
とはいえ共同受信用アンテナを撤去する際には多額の費用がかかるため、築年数の長い物件だと、撤去されずにそのまま放置されているケースが多いです。
共同アンテナの廃止でテレビが映らなくなった場合の対処法
共同アンテナがそのまま放置されている物件で、アンテナが廃止されてテレビが映らなくなった際には、3つの方法でテレビが見れるようになります。
それぞれ詳しく解説します。
テレビアンテナを新しく設置する
個別にテレビアンテナを新設すれば、テレビの視聴が可能になります。
共同アンテナと同様に設置時の初期費用はかかります。しかし毎月発生するランニングコストが不要なため、長期的に見た場合にコストを抑えてテレビが視聴できる環境を整えられます。
なお自分でアンテナを設置するのは高所作業となり、事故のリスクが高く危険です。アンテナの設置を検討している場合は、専門のアンテナ工事業者へ依頼しましょう。
ライフテックスでは、年間8,000件以上の施工実績があり、安心してご依頼いただけます。気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
ケーブルテレビに加入する
ケーブルテレビに加入すれば、テレビの視聴が可能になります。
通信のしやすさや空気の質などは、住んでいるエリアによって異なります。そのため、自宅周辺の環境次第では、快適にテレビを視聴するためのアンテナが設置できないケースも多いです。
- アンテナの設置が不要
- 光回線や電話とのセットでお得に利用できる
しかしケーブルテレビはアンテナを設置する必要がなく、光回線や電話とともに契約すると、お得に利用しやすいです。
- 費用が高くなる場合がある
- インターネットの通信速度が遅い
ただしケーブルテレビは、初期費用がかかったり、単体契約だと月額料金も高くなったりします。さらに大手の光回線よりもインターネットの通信速度が遅いため、質の悪い回線だと感じやすいです。
ケーブルテレビとアンテナ設置を設置した場合の費用の詳細を知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

▶関連記事をご覧ください。
光テレビを使う
光テレビを使えば、テレビの視聴が可能になります。
光テレビは光回線を使ってテレビを視聴するサービスです。ケーブルテレビと同様にアンテナを設置する必要がなく、高速通信が期待できます。
- アンテナの設置が不要
- 通信速度が速い
ただし光テレビは月額料金が高く、光回線のオプションによっては見たい番組が映らないケースもあります。
- 月額料金が高い
- 光回線のオプション次第では見たい番組が見れない
共同アンテナ廃止に関する相談はライフテックスにおまかせ!
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よくある質問
共同受信用アンテナを撤去する際には、4つの手順に沿って手続きを進めましょう。
- 管理団体に申請する
- 撤去工事の有無を確認する
- 業者に撤去工事を行う
- アンテナ本体や取り付け金具を処分する
いくつか複雑な手順が必要になり、撤去作業には危険も伴うため、共同受信用アンテナは業者に依頼して撤去してもらいましょう。
共同受信用アンテナを使用した場合のNHKの受信料は、一般家庭で請求される料金と変わりません。
- 地上契約(地上のみ):月額1,100円
- 衛星契約(地上+衛星):月額1,950円
衛星放送まで受信するかどうかで、発生する料金が変わります。
共同受信用アンテナで特定のチャンネルが映らない場合、アンテナレベルの異常が考えられます。
アンテナやケーブルに不具合がないか確認したり、自分で判断できない場合は共同アンテナの管理者に連絡したりしましょう。
まとめ
本記事では、共同受信用アンテナの概要や種類、家庭用アンテナとの違い、共同受信用アンテナ設置に伴って必要なものなどについて解説しました。
共同受信用アンテナとは、マンションやビルなどの屋上に設置されるアンテナです。マンションやビルでは1つ共同受信用アンテナがあれば、どの部屋でもテレビが視聴できます。
家庭用アンテナとは異なり、共同受信用アンテナは性能を重視して設置するアンテナを決める必要があります。
とはいえ共同受信用アンテナは、デジタル放送への切り替わりに合わせて廃止されつつあるのが現状です。
共同受信用アンテナを新規で設置するメリットは薄れているため、快適にテレビを視聴するなら個別のアンテナを設置しましょう。
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【管理組合向け】共同受信用ブースターとは?故障時の対応や費用を解説
「マンションで突然テレビが映らなくなった!」
「入居者様からのクレームが止まらない!」
「なにが原因かわからない!」
マンションで突然テレビが映らなくなった原因は、もしかしたら「共同受信用ブースター」にあるかもしれません。
本記事では集合住宅のオーナー様や管理会社様に向けて、共同受信用ブースターの概要や故障が疑われる際のチェックポイント、業者への依頼方法までくわしく解説します。
「テレビが映らない原因がわからない」「どこに依頼すればいいのかわからず困っている」という方は、アンテナ工事専門業者のライフテックスにおまかせください。
年間8,000件の工事実績を誇るライフテックスでは、小規模アパートから100世帯を超える大規模マンションまで幅広い規模の建物にも対応可能です。相談やお見積もりは無料のため、お気軽にご相談ください。
共同受信用ブースター(増幅器)とは?
共同受信用ブースターは、マンションやアパートなどの集合住宅でテレビを視聴するのに欠かせない設備のひとつです。主な役割はテレビ信号の増幅です。
アンテナで受信した電波は、さまざまな機器を通過する過程で、電波の強さが弱くなっていきます。各家庭のテレビまで十分な強さの電波が届かないと、画面にノイズが出たり、テレビが視聴できなくなったりする原因になります。
共同受信用ブースターは、電波をあらかじめ増幅することで集合住宅内のすべての世帯に、クリアな映像を届ける役割を果たしているのです。
マンションやアパートなどの集合住宅の場合、各部屋できれいなテレビ番組を楽しむためには、この共同受信用ブースターが欠かせません。しかし、10~15年程度で寿命を迎えるため、定期的なメンテナンスや交換が必要です。
それではここからはテレビの視聴不良の原因が共同受信用ブースターの故障かどうかを確かめる方法について解説します。
故障が疑われる際のチェックポイント
故障かも?と思った際には以下のチェックポイントを確認してみましょう。
それぞれ詳しく解説します。
視聴不良が複数の世帯で発生しているかどうか確認する
映らないのが1部屋のみの場合は、共同受信用ブースターやアンテナなど、マンション全体で共用で使用している設備が原因ではなく、入居者様のテレビへの配線間違いやテレビ本体の故障が原因である場合がほとんどです。下記の方法で解決できます。
- テレビへの配線が正しくできているか確認
- テレビ周りのすべてのケーブルがしっかりと差し込まれているか確認
- 地デジのチャンネル設定は適切か確認
しかし複数の世帯から不具合が発生している場合は共同受信用ブースターの故障が疑われます。
共同受信用ブースターの場所を確認する
共同受信用ブースターはマンションの共用部MDF(廊下や階段)に設置されている場合が多いです。多くの場合、複数の共同受信用ブースターで電波を順次増幅して、全世帯へと電波を送信しています。例えば5階建てマンションの5階入居者様からのみ不具合がでている場合は、5階共用部に設置されている共同受信用ブースターが故障している可能性が高いです。
共同受信用ブースターのパイロットランプを確認する
電波測定ができるレベルチェッカーがなければ共同受信用ブースター故障を断言することはできません。今回はパイロットランプの点灯・非点灯で簡易的に確認する方法をご紹介します。
共同受信用ブースターにはたくさんの調整用ツマミがありますが、注目すべきはブースター下部に緑色に光っているパイロットランプです。設定によって異なりますが多くの場合、グリーンもしくはレッドのランプが点灯しています。P.Lもしくは電源と表示があるランプが点灯していない場合は、共同受信用ブースターが故障している可能性が高いです。
マンションの共同受信設備のお困りごとはライフテックスへ
ライフテックスは、年間8,000件の工事実績を誇る実績豊富なアンテナ工事専門業者です。6世帯ほどの小規模アパートから100世帯を超える大規模マンションまで、幅広い規模に対応しております。
集合住宅のアンテナ工事は、戸建て住宅とは異なる専門知識と技術が求められます。ライフテックスでは、配線の長さや分配数などを考慮した損失計算、各住戸での適切な電圧設定など、長年の経験に基づいたノウハウを活かし、長期的に安心してご利用いただける共同受信設備の設置をおこなっております。
アパート・マンションの共同受信設備でお困りの際は、ライフテックスにご相談ください。
共同受信設備の修理・交換までの流れ
1 お問い合わせ
2 無料お見積もり
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お客さまお立会いのもと、こちらからのご提案もしつつ、設置場所をお打ち合わせいたします。 マンションやビルなどの集合住宅共聴アンテナ工事は、建物ごとの階層や配線設計が大きく異なりますので、必ず事前に現地見積もりを行う必要がございます。 |
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3 ご依頼
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お見積り内容に了承を頂きますと、工事日のお時間などをお打ち合わせの上で工事の予約をいたします。
ご希望などございましたらなんなりとお申し付け下さい。 |
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4 工事施工
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ご訪問日時になりますと弊社工事担当者がご訪問いたします。 |
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5 視聴確認サポート
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工事が完了致しますと最終チェックとなります。
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6 料金お支払い
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最終チェック完了後、請求書を発行いたします。 |
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共同受信用ブースターと家庭用ブースターの違い
家庭用ブースターとは違い、共同受信用ブースターには以下のような特徴があります。
それぞれ詳しく解説します。
精密に作られておりノイズが少ない
共同受信用ブースターは、多数の住戸に安定した信号を届けるため、家庭用と比べて精密に作られています。複数のブースターを接続してもノイズが発生しにくい設計になっており、ブロックノイズなどの障害を防ぎます。
金属製が主流で耐久性が高い
家庭用ブースターは樹脂製のものが多いのに対して、共同受信用ブースターは金属製が主流です。そのため、家庭用ブースターよりも耐久性に優れています。
また、家庭用ブースターはアンテナのすぐそば(屋外)に設置する場合が多いですが、共同受信用ブースターは器機収納ボックスなど屋内(廊下などの共用部)に設置されるため、風雨によって劣化しにくいことも特徴です。
家庭用にはない品質基準がある
共同受信用ブースターには、家庭用にはない「BL認定品」と呼ばれる品質基準を満たした商品もあります。
BL認定品とは、財団法人ベターリビングによって認定を受けた商品のこと。性能や品質、アフターサービスなどに優れた優良住宅部品のみが認定を受けられます。
BL認定品の共同受信用ブースターを選ぶことで、集合住宅全体の受信品質の向上と維持管理の効率化が期待できるでしょう。
本体価格が高額
共同受信用ブースターは高品質なため、必然的に本体価格が高額です。一般的に地デジ用で5万円~20万円程度。地デジとBS/110度CS用で10万円から30万円程度です。
地デジのみ視聴しているマンションにBS/110度CSまで対応したブースタを設置しても意味がありません。そのため、マンションに必要な共同受信用ブースターを選ぶ必要があります。
共同受信用ブースターの種類と選び方は次の章で解説します。
共同受信用ブースターの種類
共同受信用ブースターは、大きくわけると5つの種類があります。
- 地デジ用ブースター
- 地デジとBS/110度CS用ブースター
- ケーブルテレビ用ブースター
- ケーブルテレビ用ブースター(BS/110度CSにも対応)
- 周波数変換システム(dCSS方式)に対応したブースター
アンテナで電波を受信して地デジを視聴している場合は「地デジ用ブースター」、ケーブルテレビで地デジを視聴している場合は「ケーブルテレビ用ブースター」など、受信方法や放送の種類に応じて必要なブースターは変わってきます。
各マンションの視聴環境に応じたものを選びましょう。
周波数変換システムとは、既設の2K衛星放送受信設備をできる限り利用することで、低コストで新4K8K衛星放送化が実現できる工法のことを指します。全面改修工事の必要がないため、費用の節約や工期の短縮が可能です。
ただし、地デジをケーブルテレビで視聴しているケースには対応できません。この場合、周波数変換システムを取り入れるには、地デジのアンテナに取り替える必要があります。
共同受信用ブースターを選ぶときのチェックポイント
共同受信用ブースターは、現在の受信環境に合ったものを選ぶ必要があります。ここでは、共同受信用ブースターを選ぶときのチェックポイントを紹介します。
3つのポイントを確認しておけば、業者に問い合わせる際もスムーズに進められますよ。
受信方法をチェックする
ブースターは受信方法に合ったものを選ぶ必要があるため、まずは現在の受信方法をチェックしましょう。
マンションやアパートなどの集合住宅の受信方法は、アンテナ方式もしくはケーブルテレビ方式のどちらかです。アンテナ方式であれば屋上にアンテナが設置されているはずです。
画像引用:マンション管理ゼミナール
放送の種類を確認する
続いては、現在受信している放送の種類を確認してください。製品によって記載されている場所は異なりますが、ブースターの増幅部に記載されています。
放送の種類 | 周波数帯域 |
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UHF(地デジ) | 470~710MHz |
BS・CS(BS/110度CS) | 1032~3224MHz |
CATV(ケーブルテレビ) | CATV上り10~55MHz CATV下り70~770MHz |
また、記載されている周波数からチェックすることも可能です。たとえば、470~710MHzと記載されていれば地デジ、1032~3224MHzならBS/110度CS用、CATV上り10~55MHz・CATV下り70~770MHzと記載されていれば、ケーブルテレビだと判断できます。
必要な利得を確認する
最後に必要な利得を確認します。利得とは、ブースターがどれくらい電波を増幅できるのかを表す指標のこと。ゲインとも呼ばれ、単位は「dB」で表されます。
利得の数値が増幅の度合いを示し、数値が大きいほど増幅力が大きくなります。ただし、利得が大きいものを選べばよいというわけではありません。
信号レベルが大きすぎる場合は、かえってテレビの映りが悪くなる場合もあります。そのため、現在使用しているブースターと近い利得のものを選ぶとよいでしょう。
なお、利得はブースターの増幅部に記載されています。
ブースターの所有者を確認する
地デジをケーブルテレビで視聴している場合、ブースターの所有権がマンション側ではなく、ケーブルテレビ会社側にあり、マンションに貸与している場合があります。事前にケーブルテレビ会社に確認しておきましょう。
共同受信用ブースターやアンテナは10~15年に1回交換しよう
共同受信用ブースターやアンテナなどテレビ視聴に必要な共同受信設備の寿命は、一般的に10~15年程度といわれています。
しかし、共同受信設備は頻繁に故障するわけではないため、管理会社とアンテナ業者の連携が不足しがちです。そのため、不具合が発生してから慌てて対応するケースも少なくありません。
そうなると、適切な業者選定がおこなえず、入居者からの苦情対応に追われる可能性も高くなります。トラブルを防ぐためにも、10年程度で点検をおこない、15年を目安に交換工事を検討しましょう。
共同受信用ブースターの故障が疑われる際には、本記事で紹介したチェックポイントを参考にしてください。
- 視聴不良が複数の世帯で発生しているかどうか確認する
- 共同受信用ブースターの場所を確認する
- 共同受信用ブースターのパイロットランプを確認する
ライフテックスでは、集合住宅の共同受信設備に関する豊富な経験と専門知識を活かし、長期的に安心して利用いただける設備の設置・メンテナンスをおこなっております。
定期的な点検から交換工事までお気軽にお問い合わせください。見積もり・相談は無料で承っております。