ヤマダ電機に工事費込みエアコンはある?標準工事の範囲や追加工事について解説
「ヤマダ電機には『工事費込み』のエアコンはある?」
「エアコン工事の標準工事はどこまで含まれるの?」
ヤマダ電機でエアコンの購入を検討しており、このように疑問や不安を持たれている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、ヤマダ電機のエアコンは基本的に本体代と工事費は別です。「標準工事費込み」と表記されていても、対象となるのは限られたケースのみで、多くの家庭では配管延長や高所作業などの追加費用が発生します。
この記事では、ヤマダ電機の「工事費込みエアコン」の実態や標準工事に含まれる内容、よくある追加料金のパターンをわかりやすく解説します。さらに、量販店に工事を依頼する際のリスクや、安心して依頼できるエアコン工事専門業者の選び方も紹介しています。
なお、エアコンの購入・設置費用をおさえたいなら、家電量販店ではなくエアコン工事専門業者の活用がもっともおすすめです。トータルで家電量販店よりもコストをおさえたうえで、より正確かつスピーディーにエアコンを設置してくれます。
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ヤマダ電機で「工事費込み」のエアコンは販売されているか
ヤマダ電機で販売されているエアコンは、基本的に「標準取付工事代別」と表示されており、価格に工事費は含まれません。基本的には、本体代とは別に標準工事費(16,500円〜)を支払って工事を依頼する仕組みです。
ただし、一部の機種では「標準工事代無料」とされているものの、2025年8月現在はパナソニックの20万~30万円台の高額機種のみです。オンラインストアでは工事費込みのエアコンはほかに取り扱っておらず、工事に関するキャンペーンもおこなっていません。
なお、店舗ごとに標準工事無料キャンペーンをおこなっている可能性はあります。
ヤマダ電機の「エアコン標準工事費込み」に含まれる工事内容
ヤマダ電機の「エアコン標準工事」に含まれる内容は以下のとおりです。
- 配管4mまで
- 壁穴あけ1か所
- 室外機の地面置き設置
一見すると十分な内容に思えますが、この標準工事内でおさまらないケースは意外と多くあります。
標準工事内でおさまるケースとは、エアコンの室内機の裏側が、庭やベランダがある外壁に面しており、すぐそばに室外機を直置きできる場合です。
ヤマダ電機でエアコン工事費込みでも追加費用に注意
前章でお伝えしたように、ヤマダ電機で標準工事費込みのエアコンを選んでも、実際には追加費用が発生するケースが少なくありません。
よくある追加料金の例は以下のとおりです。
- 配管を延長する必要がある場合(例:2階にエアコンを設置し、1階に室外機を設置する)
- 高所作業が必要な場合(例:室外機を2階・屋根置きにする)
- マンションの規約や設置スペースの制約で、室外機を吊り下げ設置にせざるを得ない場合
- 配管の劣化を防ぐ化粧カバーをつける場合
上記はほんの一部であり、追加費用が積み重なることで、トータル費用が高くなるケースも多々あるのです。
また、追加費用以外でも注意すべき点がありますので、次章で解説します。
「工事費込み」でも家電量販店でエアコンの設置工事を依頼すべきではない理由
「追加料金があるとはいえ、工事費込みならお得でしょう?」と思われる人も多いでしょう。しかし、工事費込みでもヤマダ電機を含む家電量販店にエアコンの設置工事を依頼すべきではない理由があるのです。主に以下の3つです。
損をしてしまうだけでなく、エアコンの不具合や故障などのトラブルに発展するケースもありますので、理由を詳しく見てみましょう。
適切に工事がおこなわれない可能性がある
ヤマダ電機にエアコン工事を依頼した場合、多くの人は「ヤマダ電機の人が工事をしに来る」と思うのではないでしょうか。しかし、それは大きな間違いです。
ヤマダ電機をはじめとする家電量販店の工事は、すべて「下請け業者」がおこないます。多くの下請け業者がヤマダ電機に登録しており、そのなかから工事にくる業者が決まるのです。
しかし、どの業者に来てもらうかは顧客側で選べません。そのため、当日にならなければ安心して任せられそうな人が来てくれるかもわからないのです。
業者によっては、エアコン設置工事の経験がまだ少ないこともあり、適切に設置できておらず、あとから不具合が起こるケースもあります。
また、ずさんな設置工事がおこなわれてトラブルになるケースもあります。
ヤマダ電機でエアコン買ったら施工のミスで自分たちが悪いのにに逆ギレをしてきた😰
— 冰翠 零\Hisui Rei❄️𝕏 (@HisuiRei_VRC) September 11, 2022
エアコンの業者も遅刻もするし態度は最悪👎
ちなみにエアコンと取り付けの工事は返品になりました😡🤬
まじで二度とヤマダ電機ではなにも買わない🤮
今日新しいエアコンつけてもらったんですけど、エアコンの取り付け工事で穴をあけるじゃないですか。その穴をあける所がログハウスでわからなかったらしく、梁に穴を開けてしまったそうで困ってヤマダ電機に電話したら、「あぁそうですか、すみません」と言われて済まされました。最悪。
— しゅんすけ (@S_ng0315) August 8, 2015
上記はエアコン取り付け工事をヤマダ電機に依頼した人の口コミですが、家の耐震性・耐久性に関わるような重大なミスをされるケースもありました。
また、設置する家の状況によっては、設置工事を断られるケースもあります。
工事の料金が高くなる傾向がある
家電量販店にエアコンの設置工事を依頼すると、工事料金が高くなる傾向があります。なぜなら、家電量販店が下請け業者に依頼することで、その依頼料が料金に上乗せされるからです。
そのため、「標準工事費は込みだから追加料金だけ払えばいい」と思っていたのに、数万円を請求されることも珍しくありません。
ヤマダ電機でエアコン買ったけど
— wccfmarinos (@wccfmarinos) August 5, 2023
あとから追加料金が多くて結局高くなったな
過去にJoshinやEDION、ノジマで買ったことあるけど、ヤマダ電機が後からの追加料金が物凄く高い感じ
基本工事費は込みの表記にしてほしいわ
エアコン取り付けに来てもらってるんだけど、聞いてた工事代より倍高いんですけどー!説明ちゃんとしてくれや!ヤマダ電機!あー朝から気分悪っ!!
— tsumiki (@tsumikix) November 2, 2013
業者に不快な思いをさせられる可能性がある
エアコン設置をおこなう下請け業者は、ちゃんと接客してくれる人もいれば、残念ながら横暴な態度を取る人もいます。「ヤマダ電機に依頼されて来る人なら安心」と思われるかもしれませんが、実際にいやな思いをさせられた人も多いのです。
エアコンの取り付け工事に来たヤマダ電機の人の
— LUCA🐾 (@6UeUAAlZHzNVsj9) March 30, 2024
態度が悪すぎる👿
ヤマダ電機の下請けやってるエアコン取付工事会社最悪。若いあんちゃんの態度は最悪だし、壁に汚れはつけるし。もちろん、当日の施工費はチャラにさせるけどこんな業者ばっかりだから悪い噂が立つんだよ!大手電機メーカーにくっついてる下請けはホントダメね。
— ヤガー (@yager) August 16, 2010
ヤマダ電機のエアコン業者、雨降ってるから今日行けません午後も無理ですってふてこく言われて、結局その日きていきなり家傷つけた挙句、謝る前に今日の工事費はいただかないんでって…結局謝ってきたの帰るときやしほんまクソ。
— さきしむ。 (@saki_sim) December 21, 2019
3日経っても腹立つ。きっとずっと腹立つ。笑
なぜこのようなことが起こるのかというと、下請け業者からしたら設置工事をおこなう顧客は「家電量販店の顧客」であり、「一度きりの現場」になりやすいからです。
そのため、顧客満足度やリピート利用してもらえるかを気にする必要がないことから、「作業の早さ」や「量をこなすこと」が優先されてしまい、横柄な接客態度の業者も出てくるのです。
また、トラブルがあっても責任の所在があいまいになりやすく、たらいまわしにされたり、しっかりと対応してもらえなかったりするケースも多々あります。
エアコンの購入と設置はエアコン工事専門業者の利用がおすすめ
工事の失敗や無駄な出費を避けるなら、エアコン工事専門業者に依頼しましょう。家電量販店とは異なり、直接工事を依頼できるため工事費用がおさえられます。また、専門業者であるため、こなしている工事の件数も多く、高い技術力から難易度の高い工事もおこなってくれます。
また、直接依頼である分、工事をおこなう顧客は自社の顧客となるため、手厚く寄り添った接客をしてくれるところが多いでしょう。どのような人が運営しているのかをホームページに記載している業者もあり、そのようなところを選べばなお安心して任せられます。
エアコンの購入から取り付けまでを一貫して依頼できるため、家電量販店よりもスムーズに進められるのもポイントです。
また、家電量販店や通販などの他社で購入したエアコンの設置工事も依頼できます。
失敗しない!エアコン工事専門業者の選び方
エアコンの設置はエアコン専門業者がおすすめではあるものの、どこに頼んでもOKというわけではありません。なかには、個人で工事を請け負っており、最近エアコン取り付けをはじめたばかりで経験が浅い人もいるからです。
そのため、業者選びに失敗しないためにも、下記のポイントをおさえて依頼先を決めましょう。
十分な実績があるか
まず確認したい点として、「十分な実績があるかどうか」です。十分な実績がある業者はホームページに記載しています。
業者とのマッチングサイトなどでは実績が確認できないことが多くありますが、そのような業者では実力がわからず不安が残ります。
そのため、ちゃんとホームページを持っており、実績や施行事例が確認できる業者を選びましょう。
詳細な見積もりが掲示され費用が明確か
エアコンの取り付けを依頼する際は、要望を伝え必ず事前に見積もりをとりましょう。費用が相場から大きく離れていないかもチェックが必要です。
エアコン取り付けの標準工事費用相場は、10,000〜20,000円程度です。それに加えて配管に化粧カバーをつけたりコンセントの電圧工事をしたりすると追加費用が発生します。目安として標準工事費用の相場を把握しておきましょう。
また、追加工事が発生する際は、さらに注意が必要です。何の工事にいくらの料金がかかるのか内容を詳しく確認できるよう、見積もりを依頼する際に「工事内容と金額を細かい項目まで記載してほしい」と事前に伝えておくとよいでしょう。
電気工事士の資格があるか
エアコン取り付け業者のホームページを確認した際に、電気工事士の資格を取得している旨が記載されていなければ、その業者は避けた方がよいかもしれません。エアコン工事では国家資格の必要な作業が必要になる場合があるからです。
実際には資格がなくても、エアコン本体の取り付け自体は可能です。しかし工事に不備があると本体が落下してケガをしたり、部屋がまったく冷えなかったり、せっかくの高価な最新型エアコンも台無しになります。
またコンセントの電圧切替や移設などの際には第二種電気工事士の資格が必須です。ご自宅のエアコン用コンセントが購入したエアコンのボルトに対応していない場合、こちらの工事が必要になります。
隠蔽配管や高気密住宅など難易度の高い工事に対応できるか
隠蔽配管や高気密住宅へのエアコン取り付けといった、難易度が高い工事に対応しているかどうか、業者のホームページを確認してみましょう。
実際に隠蔽配管が必要ない場合でも、難易度の高い工事に対応できる業者を選ぶ方がおすすめです。なぜなら、それだけその業者にノウハウや技術力があるということだからです。
そのため、ホームページに「隠蔽配管」や「高気密断熱に対応」などの記載がある業者は技術力の高さに自信を持っている証拠で、信頼できる業者といえます。
安心して任せられる業者を選ぶためにも、難度の高い工事に対応できるかを確認して、技術力を測りましょう。
十分なアフターサービスがあるか
十分なアフターサービスがあるかどうかも、エアコン専門業者を選ぶうえで重要な要素になります。
なぜなら、エアコンの施工不備は、設置から長い時間が経過してから表面化することも少なくないからです。
たとえば、
- 新築時に子ども部屋へエアコンを設置したものの、一年間未使用で、いざスイッチをいれたらエアコンから水が垂れてきた
- エアコン室内機の取り付けが甘く、一年以上経過したある日、エアコンが落下してきた。
といったことも実際にあるからです。
ええ?エアコンが落下しそうなんだけど??水も漏れてくる pic.twitter.com/EFpbVqIbpI
— るみあるみ (@fefejen3) July 26, 2025
なんか金具が外れてエアコン落下してきた…笑
— Neru (@Neru_beros) July 17, 2023
よりによってこんな暑い日に使えなくなるとは🥲
まだ買い替えて1年ぐらいなんですけど〜!💢🫠
こういった工事不備でも、アフターサービスの期間が切れていれば修理費用を負担しなければならなくなる可能性があります。そのため、いつまで保証されるのかも確認しておくことが大切です。
また、長期的な工事保証は、技術力に自信がなければ付けません。つまり、保証期間も技術力を測る指針になるのです。
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まとめ
この記事では、ヤマダ電機の工事費込みのエアコンがあるかどうかや、工事費込みの内容について解説しました。
ヤマダ電機のエアコンは一部の高額機種を除き、基本的に本体と工事費は別料金です。標準工事費込みの機種を選んでも、多くの場合は追加費用が発生するケースが多く、その費用が高額になる傾向があります。
また、量販店に工事を依頼すると下請け業者が対応するため、施工品質や接客態度にバラつきが出やすく、トラブル時の窓口も不明瞭です。そのため、費用・品質・安心感を重視するなら、エアコン工事専門業者に直接依頼するのがおすすめです。
エアコン工事専門業者であれば、
- 中間マージンがなく費用が抑えられる
- 実績豊富なスタッフが対応するため安心
- 難易度の高い工事にも柔軟に対応できる
- アフターサービスをしっかりと受けられる
といったメリットがあります。
エアコンの購入をお考えの方は、ぜひライフテックスにご相談ください。