テレビアンテナを屋根裏設置するメリット・条件・事例・代替案を紹介
テレビの電波を受信するためには地デジアンテナの設置が必要ですが、テレビアンテナを屋外に設置するとせっかくの外観を損ねる要因になりかねません。
そこで、アンテナを屋根裏へ設置する方法が提案できますが、地デジアンテナの屋根裏設置工事はアンテナ設置工事の知識に加えて、電気工事の経験、建築全般の経験が必須となります。
そのため屋根裏設置に対応していない業者もありますが、他社で屋根裏設置を断られた場合でも弊社ライフテックスなら問題なく設置出来た事例もございます。アンテナ工事屋根裏設置をご希望の方はぜひご相談下さい。
アンテナの屋根裏設置ならライフテックス
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ライフテックスは、年間8,000件以上の設置を請け負っているテレビアンテナ工事専門業者です。今すぐ屋根裏でアンテナ設置をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
テレビアンテナは屋根裏への設置が可能
新築住宅に入居する際には、テレビ電波の受信のためにアンテナの設置が必要となります。一般的にテレビアンテナは屋外に設置されることが多いですが、風雨などによる劣化は避けられません。そこでアンテナを自然劣化から避けるためにも屋根裏への設置がおすすめ です。屋外では景観を損ねてしまっていたアンテナも、屋根裏へ設置することで美しく保つこともできます。弊社のお客様のうち、6~7割のご家庭で屋根裏設置を行っています。
ここでは、アンテナの種類と詳細、屋根裏設置をするための条件、屋根裏設置できない場合の代替案をご紹介します。
2種類のテレビアンテナ
アナログテレビ時代から主流であった形状のアンテナにくわえ、最近では一見アンテナだとわかりずらいスタイリッシュな外観のアンテナを希望されるお客様が増えています。地デジ用テレビアンテナは、2種類の形状からお選びいただけます。
1.八木式アンテナ
2.デザインアンテナ
1、八木式アンテナ
八木式アンテナとは、一般的な家庭で利用されている魚の骨のような形状をしたアンテナです。現在は地デジを見るためのUHFアンテナとして普及していますが、アナログテレビの時代にはVHFアンテナとしても活躍していました。テレビ以外にも、AM・FMラジオなどでも利用されています。
2、デザインアンテナ
デザインアンテナとは、UHF(地デジ)用のアンテナです。 従来の八木式アンテナにかわる最新の平面アンテナで、設置を依頼された7割以上のお客様が、デザインアンテナを採用しています。
デザインアンテナは屋根裏に適しています
屋根裏アンテナ工事では八木式アンテナよりもデザインアンテナの方が電波受信できる可能性が高いです。
屋根裏という限られた空間の中では形状的に八木式アンテナよりもデザインアンテナの方が適しているからです。
屋根裏でも基本的なアンテナ工事のセオリーは屋外と同様です。
①アンテナは電波塔の方向へ向ける
②なるべく高い場所に設置する
しかし屋根裏アンテナ工事では上記に加えて…
③電波の流れ込みが安定している場所をさがす
外壁や屋根を介して電波は屋根裏に流れ込んでいます。電波を隔てるものが無い屋外と異なり屋根裏では独特のクセがあるのです。
そのため①②をふまえた上で「③電波品質が安定している場所をさがす」必要があるのです。
屋根裏は基本的に三角形の空間で、上にいくほどスペースは狭くなっていきます。
しかし八木式アンテナは横に長いため「①アンテナは電波塔の方向へ向ける」「②高い場所に設置する」が難しく、必然的に「③電波品質が安定している場所をさがす」が困難な状況が発生します。
デザインアンテナは縦長のハコ形ですので、①~③の条件を満たすことができ、屋根裏で電波受信できる可能性が八木式アンテナよりも高いと言えます。
こうした理由から屋根裏アンテナ工事にはデザインアンテナがおすすめできます。
屋根裏へ設置するための3つの条件
地デジアンテナを屋根裏に設置するためには、いくつかの条件をクリアしておく必要があります。
テレビアンテナ工事を依頼する場合大きく分けて以下の様な方法があります。
- 屋根裏で十分良好な状態で電波が受信できる
- 屋根裏にアンテナが設置可能なスペースがある
- 点検口などにより、屋根裏にアクセスできる
以上3点がクリアできれば基本的に設置は可能です。
あとは、壁の内部に敷設してあるTV用の同軸ケーブルや分配器の配線により作業内容と費用が変わります。
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屋根裏設置出来ない場合の代替案
もし屋根裏への設置が本当に困難だと判断した場合は、屋外での設置を検討しなくてはなりません。屋外設置の場合にご提案できる場所は3点あります。
- 屋根上
- 外壁の高い位置
- ベランダ
屋根上
一軒家の中で最も電波を受信しやすい高所で、かつ壁や隣家に電波を遮られることがない屋根上は、一般的なテレビアンテナの設置箇所です。しかし雨や風、雪の影響を受けやすく、悪天候の際には常に気を付けていなければならないです。また、太陽光発電を検討している場合には設置箇所を考慮する必要が出てきます。
外壁の高い位置
屋根上と同じくメジャーなのが、外壁への設置です。高層であればあるほど電波の入りはよく、問題なくテレビを視聴できます。屋根上よりも雨風をしのげるため、屋外設置の場合は外壁をご提案することが多いです。
ベランダ
3つの場所の中では電波は一番入りづらいですが、アンテナを柵に挟み込むだけで固定できるため、壁に穴をあける必要がありません。しかし、ベランダの手すりはアンテナが固定されることを想定して作られていないため、強風を受けると手すりが変形してしまう恐れがあります。
アンテナ屋根裏設置のメリット・デメリット
地デジアンテナの屋根裏設置はメリット・デメリットの両面があり、それぞれの家庭に併せてご提案しています。
メリット①建物の外観を綺麗に保てる多くの地デジアンテナが屋根上や外壁に設置されていますが、それではせっかくの外観が損なわれてしまいます。そこで屋根裏へアンテナを隠すことで、建物の外観を綺麗に保つことができます。また、屋根や外壁リフォームの際にもアンテナが邪魔にならないので、工事もスムーズに進みます。
メリット②倒壊のリスクが少ない屋外にアンテナを設置すると、雨や風、紫外線の影響を受けてアンテナの経年劣化が促進されます。また、台風などの強風により本体の向きが変わったり倒れる心配がありますが、屋根裏は壁と屋根に守られているので、悪天候時にアンテナが飛ばされるなどの心配が不要になります。
メリット③耐用年数が格段に長い風雨や紫外線による経年劣化はアンテナの寿命に大きく影響します。屋根裏へ設置することでビスや端子まわりの劣化が遅くなります。
メリット④外壁が傷つかない屋外に設置する際には、壁面から離脱しないために壁とアンテナをビスで固定します。この際に必ず穴をあけなければなりませんが、屋根裏設置の場合は内部柱への施工となるため、外壁を傷つけることがありません。
デメリット①電波状況が弱くなることがある屋根裏へ設置することで格段に電波受信が悪くなることはありませんが、屋根や外壁を介して電波受信をおこなうため品質が悪い傾向があります。また、屋根材に金属系の素材を使用していると屋根に遮蔽されて電波が弱くなります。
デメリット②太陽光パネルの設置が難しい太陽光パネルは金属ですので、電波到来方向(アンテナを向ける方向)にパネルがある場合、電波の受信を遮断してしまうので、屋根裏設置は難しい場合があります。太陽光パネルを設置済みの方、太陽光発電を検討している方は事前に業者へご相談ください。
テレビアンテナの設置工事費用
設置工事を依頼した際に、現場の現状を見て料金が1万円、2万円と追加されてしまい、結局割高になった、という話をよく聞きます。弊社では、以下の設置条件を満たしていれば、追加費用をいただいておりません。
屋根裏に分配器と(電源供給部)がある。
外部入線口から内部の分配器までの同軸ケーブルが屋根裏を経由している。
屋根裏内に分配器入力につなげられる予備の同軸ケーブルがある。
以上の設置条件を満たない場合は、屋根裏から外部入線口までの配線引き回し工事などが必要となり、最大8,000円(税抜)の追加費用がかかる場合があります。
詳しくはお電話でご相談ください。
地デジアンテナ屋根裏設置最新事例
ライフテックスでは屋根裏設置に関しても多くの施工実績があり、多くのお客様に好評いただいております。以下に最新の設置事例をまとめましたので是非ご参照下さい。
例1:愛知県長久手市の新築住宅のお客様
デザインアンテナを屋根裏設置させていただきました。家主様は、外観にとてもこだわっておられたのですが、屋根裏設置にすることで外からはほとんどわからなくなりました。配線類も受信状況に支障が出ないように注意しながら、目立たないように設置させていただきました。
例2: 東京都杉並区下高井戸のリノベーション住宅のお客様
デザインアンテナを屋根裏設置させていただきました。味わいぶかい外観の古民家をリノベーションしてお住まいになるお客様でしたので、外観に人工物を目立つかたちで設置したくはないとのことでした。屋根裏設置にしたことで、歳月を経た木目の温もりが印象的な外観をそのままに残すことができました。
例3: 東京都世田谷区駒沢の住宅リフォームのお客様
デザインアンテナを屋根裏設置させていただきました。ご高齢のご夫婦の方がお住まいとのことで、外に設置したテレビアンテナだと何かあったときに対応が遅れてしまうことを御心配されていましたので、屋根裏設置をご提案させていただきました。通常のデザインアンテナでも、風や地震には強くなっていますが、屋根裏設置にすることで安心度はより一層たかまります。
例4: 埼玉県さいたま市西区の新築住宅のお客様
デザインアンテナを屋根裏設置させていただきました。このお客様は、BSアンテナ工事も同時に設置されたのですが、こだわってデザインした新築住宅の外観にいくつもアンテナをつけて台無しにしたくはないとのご要望でした。屋根裏設置をさせていただいたところ、新築住宅の外観がかなりすっきりしたので、感謝の言葉を頂戴いたしました。
例5:愛知県西尾市の住宅リフォームのお客様
デザインアンテナを屋根裏設置させていただきました。以前からむきだしのアンテナが気になっていたとのことでしたが、リフォームをきっかけにインターネットからお問い合わせいただきました。アンテナを屋根裏設置にしたことで、家の外観がスッキリしたとお喜びいただけました。
アンテナ屋根裏工事の流れ
1 お問い合わせ
アンテナ屋根裏設置工事を希望している旨をお問合せの際にお伝えください。 お電話またはお見積もりフォームよりお問い合わせできます。 お客様のご希望やご相談をお伺いいたします。 対応エリア東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、愛知県、静岡県、宮城県、山形県 ※一部地域を除く ホームページからのお問い合わせはコチラ |
2 無料お見積もり
当社では、一戸建で工事内容が予測できる場合は出張調査を工事日と同日で行っており、無料見積はお電話やメールでの概算お見積もりとさせていただいております。 お問合せ前に屋根裏に通じる点検口が存在するか、屋根裏に分配器が設置されているか確認ができればスムーズです。ハウスメーカーや工務店に問い合わせれば教えてもらえることが多いです。 |
屋根裏アンテナ工事で追加料金が発生する主な要因は ①屋根裏に分配器が設置されていない ②配線(同軸ケーブル)が屋根裏を経由していない ③屋根裏内に電源(コンセント)が設置されていない これらの状況が考えられます。 お問合せでのお見積は概算になりますので、確定見積もりは工事当日、調査後のご提示となります。 万一、屋根裏での受信が不可能だった場合は一切料金をいただいておりませんのでご安心ください。 |
3 ご依頼
お見積り内容に了承を頂きますと、ご訪問日のお時間などをお打ち合わせの上で工事の予約をいたします。 ご希望等ございましたらなんなりとお申し付け下さい。 |
4 工事施工
アンテナ工事日ご訪問時間になりますと 弊社工事担当者がご訪問いたします。 ご希望のアンテナ工事内容を確認後、 実際に屋根裏で電波調査をおこないます。 屋根裏で電波受信可能な状況を確認後、施工方法や配線方法をご説明のうえ 最終的なアンテナ工事費用をお客様にお伝えします。 一戸建て屋根裏アンテナ工事は1~3時間程度で完了します。 |
5 視聴確認サポート
工事が完了致しますと最終チェックにとなります。 最終チェックは実際の映像をご確認いただきます。 |
6 料金お支払い
最終チェック完了後、ご精算となります。現金払いのほか、クレジットカード、スマホ決済PayPayもご利用いただけます。 |
屋根裏設置ができないアンテナ
アンテナの屋根裏設置には多くのメリットがありますが、残念ながら設置できないアンテナもあります。それがBSテレビ・110°CSアンテナなど衛星放送の受信アンテナです。
地上デジタル放送で使用している低い周波数の電波は外壁材やガラスを透過して受信できるのですが、BSなど衛星放送で使用している高い周波数の電波は外壁材で跳ね返ってしまうからです。
しかし、BSアンテナの屋根裏設置(完全隠蔽)は出来なくとも視点や角度によって一定方向より隠蔽する事は可能な場合がございます。
下記写真は一定方向より隠蔽したケースです。 ベランダや屋根にアンテナを隠した工事をすることで、家の前の通りからBSアンテナが見えないように設置することは可能です。
しかし、BSアンテナのベランダ設置には
- 手すりの破損の可能性
- 洗濯物を干すうえで邪魔になる
- 受信環境が悪化する場合がある
といったデメリットもあります。
ベランダ設置以外のアンテナを目立たせない方法としては、人目につかない方角に設置するなどもございます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【関連記事】BSアンテナの屋根裏設置は物理的に不可能です。でも、目立たない設置方法あります!
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屋根裏でアンテナDIY可能な条件と必要なもの
アンテナ工事の屋根裏設置は自分で出来るのでしょうか?
結論からお伝えすると自分で行うことは可能です。
しかし、屋根裏のアンテナ設置工事に必要な技術は高度でリスクも伴いますので、料金面や完成度から考えてもプロのアンテナ工事専門会社への依頼が一番です。
しかしDIY人気も高まる中で屋根裏のアンテナ設置工事に興味をお持つというのも自然なことだと思います。
そこで以下にアンテナ工事の屋根裏設置工事DIYについての3つの条件と必要なもの、さらに設置手順をまとめましたのでご覧ください。
安全に屋根裏アンテナ工事を行うための3つの条件
条件その1木造住宅で外壁材が金属製(ガルバリウム・トタン・金属系サイディング等)ではない
まずは家の主要な材料がポイントになります。木造住宅は地デジの電波が入り込みやすいのです。しかしRC造や鉄骨造の場合、地デジの電波を遮ってしまいます。外壁材・屋根材が金属製の場合も同様です。
条件その2最上階天井もしくはロフトの壁に点検口がある
次に当然ながら屋根裏へのアクセスがあるかどうかです。3階建て住宅などでは、ごく稀に点検口が無い場合があります。
条件その3点検口から手を伸ばして届く範囲に分配器や電源コンセントがある
最後に、安全に作業できる範囲にテレビ配線設備があることが必要です。屋根裏は石膏ボード一枚で下の部屋と隔てられています。一歩足を踏み外すと大怪我につながりますので、DIYされる場合は屋根裏に入らず脚立でのぞいた範囲で工事ができることを前提にしてください。
屋根裏でDIYアンテナ工事をする際に必要なモノ
- 懐中電灯
- 脚立
- 地デジ受信用アンテナ
- 同軸ケーブル(家庭用がおすすめ)
- 固定用ビスとドライバーなどの工具
- ヘッドライト
- 地デジブースター
- 電波測定器
- 電動工具
※最低限必要なモノがあれば工事は可能です。
DIYアンテナ設置手順
- こちらの行程が最も危険です。集中して作業を行ってください
- 力が入った拍子に足を滑らせる可能性があります
- 複数の部屋でテレビを視聴する場合はUHFブースターが必須アイテムです。
- テレビが映らなかった場合、初期設定をおこなってみてください
何より安全第一です!すこしでも危険を感じたらプロにご依頼を。
まとめ|テレビアンテナの設置なら屋根裏がおすすめ
現在普及している地デジ用アンテナには八木式アンテナとデザインアンテナがあり、見た目のスタイリッシュさや利便性の面で、デザインアンテナが人気となっています。
デザインアンテナを屋根裏へ設置するためには、屋根裏で十分良好な状態で電波が受信できること、設置可能なスペースがあること、点検口などから屋根裏へのアクセスができること、が条件となります。また、工事日に追加費用が発覚しないためにも、以下の項目をチェックしておくとよいでしょう。
屋根裏に分配器と(電源供給部)がある。
外部入線口から内部の分配器までの同軸ケーブルが屋根裏を経由している。
屋根裏内に分配器入力につなげられる予備の同軸ケーブルがある。
自力での設置も可能ですが、安全に正確に設置したいと少しでもお考えであれば、アンテナ工事の専門業者に依頼することをおすすめします。
よくある質問
うちの屋根裏は夏は蒸し風呂状態・・熱での故障や火事の危険性はないの?
電気機械ではない地デジアンテナや配線に影響はありません。屋根裏は高所に位置しエアコンの設置もないため、気温の高い夏の日は蒸し風呂状態と言ってよいほどに。雨風を凌げるというメリットはありますが室内の温度がこんなに上昇してしまいますと、地デジアンテナや配線に熱や湿気の影響が悪く作用してしまうのではないかと不安になります。ただし、ブースターの内蔵されているタイプの地デジアンテナであれば電源の使用が必要ですので、注意が必要です。。
屋根裏設置って電波が弱くなったりはしないの?
電波が弱かったり、不安定になったりすることは全くありません。設置の際に屋根裏での電波を測定してから設置いたしますのでもし電波が弱かったら設置いたしません。 お問い合わせいただいたお客様のうち、6~7割のお家の屋根裏で設置されてきました。詳しくは「地デジアンテナの屋根裏設置って実際どうなの?」も併せてご覧ください。
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