LANケーブルの作り方!必要な工具・部材や配色の順番も画像付きで解説!
LANケーブルをDIY(自作)したい!という方向けに、LANケーブルのDIY方法をご紹介します。
いくつかの必要な部材と工具が用意できれば、特別な知識がなくても作成可能です。しかし、LANケーブルの自作には普段使わない工具を使ったり、慣れない作業が伴ったりして、手間や時間がかかります。
さらに、自作したLANケーブルに接触不良があると本来の転送速度が出ないというデメリットもあるため、作業に慣れていない人にはおすすめできません。
また大がかりな配線工事を実施したい場合は、DIYでは失敗するリスクが高いため、LAN配線工事の専門業者に依頼しましょう。
- パソコンを2階でもネットにつなげるようにしたい
- 10ギガ対応の最新ケーブルにしたい
- 壁の中の配管を通っているLANケーブルを交換したい
年間3,000件のLAN配線工事の実績を持つライフテックスでは、他社よりも高品質かつリーズナブルな価格で工事が可能です。相談やお見積もりは無料で承っているので、お気軽にお問い合わせください。
LANケーブルDIYに必要な工具
LANケーブルDIYに必要な工具・部材
工具・部材 | 品質的に安心できる最低価格(ネット販売) | 使い方 |
---|---|---|
ニッパー | 2,000円 | LANケーブルDIYだけではなく、様々な作業で力になってくれます。 |
外皮むき工具 (カッターでも可能) |
1,000円 | こちらの工具にLANケーブルを挟み、一回転させると外皮に切れ目が入り、芯線を傷つけずに外皮を取り除けます。 カッターでも作業は可能ですが、切りすぎると芯線を傷つけてしまいます。 |
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圧着かしめ工具 | 3,000円 |
LANケーブルとコネクタを圧着するのに使用する工具です。 他の工具とは違い、こちらの工具は作業に必ず必要です。 価格は1000円代からですが、DIYの要になる工具なので、名の通ったメーカーの工具を選びましょう。 |
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テスター | 1000円 | モジュラープラグを取りつけた後、親機と子機それぞれにLANケーブルを接続して使用します。 断線や接触不良、芯線の並び間違いを確認できます。 |
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自作用LANケーブル | 6,000円 (Cat6規格で100メートル/6000円程度のため、1メートル/60円程度。) |
自作用LANケーブルは多くの場合、箱売りされています。 最大1Gbps対応のCat6ケーブルが性能面でも価格面でもおすすめです。 将来的な通信規格に対応しておきたい場合は10Gbps対応のCat6Aケーブルを選びましょう。 |
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モジュラープラグ (RJ45コネクタ) |
1,000円 | Cat6・CatAなど、規格に適合したRJ45コネクタを使用してください。 RJ45コネクタには結線作業をサポートする「ロードバー」という芯線をガイドする小さな部品が付属している製品があります。 小さいのでよくどこかに消えてしまいますが、消えてしまうと本体は使えないので注意しましょう。 |
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工具を全て購入して、Cat6の部材を準備した場合でもざっくり20,000円かからない程度でLANケーブルDIYが可能です。
もちろん使い切れない100メートルの自作用LANケーブルは保管可能です。箱のサイズは2リットルペットボトル6本分ほどですので、収納にも困りません。
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LANケーブルの作り方
手順1.ケーブルの外皮むき
外皮むき工具でLANケーブルを挟んで、一回転させると外皮に切れ目が入ります。
あとは外皮を引き抜けば完了です。(カッターを使用する場合は芯線を切ってしまわないよう慎重に切れ目をいれましょう)
- 後の工程でミスをしてしまうと、もう一度こちらの工程に戻る必要があります。念のため必要な長さよりも少し長めにカットしておくと無難です
- 外皮むき工具を必要以上に回すと芯線を傷つけてしまう可能性があります
手順2.手線をほどいて並べかえる
十文字の介在物はできるだけ短く切断します。2本ずつ巻いている芯線をほどいて、真っすぐ伸ばします。
ストレート結線(B結線)に並べかえます。
他にも並べ方はありますがこちらの結線方法を覚えておけば間違いないです。
ニッパーでカットします。(はさみでも切れますが一気にカットできないので断面が揃いません)
- 芯線は根本から丁寧に伸ばしましょう
- 右端もしくは左端から順番に並べかえるときれいに仕上がります
LANケーブルDIYの注意点
LANケーブルをDIYする際はどのような注意点に気をつけるべきなのでしょうか?
- 「より」はできるだけ戻さない
- 工具はいいものを使う
- 接触不良で本来の転送速度が出ない恐れがある
- 本番前に事前に練習する
それぞれ詳しく解説します。
「より」はできるだけ戻さない
ケーブルを加工する際は、外皮に覆われた箇所にある「より」はできるだけ戻さないように注意してください。
よりを戻すとその分、ノイズに弱くなってしまう恐れがあります。
工具はいいものを使う
LANケーブルを作る際は、できるだけいい工具を使いましょう。
例えばかしめ工具であれば、ラチェット機構が付いているものがおすすめです。より精度の高いかしめ加工ができるようになります。
LANケーブルのDIYに必要な工具・部材の品質的に安心できる最低価格は以下のとおりです。
工具・部材をそろえる際は参考にしてください。
工具・部材 | 品質的に安心できる最低価格(ネット販売) |
---|---|
ニッパー | 2,000円 |
外皮むき工具 (カッターでも可能) |
1,000円 |
圧着かしめ工具 | 3,000円 |
テスター | 1000円 |
自作用LANケーブル | 6,000円 |
モジュラープラグ (RJ45コネクタ) |
1,000円 |
接触不良で本来の転送速度が出ない恐れがある
10Gbpsに対応可能なCat6AのLANケーブルは、少しでも接触不良・劣化があると、信号の伝送経路に不具合が生じます。
物理的な障害が増幅すると、本来の転送速度が出なくなる恐れがあります。
LANケーブルを自分で作る場合には、接触不良を起こさないように、慎重にケーブルを扱いましょう。
本番前に事前に練習する
LANケーブルの自作は慣れるまで少し時間と練習が必要です。
特に外皮むき工具や圧着かしめ工具などはじめて使う工具は使うのが難しいでしょう。
また普段使用しない工具を使うこともあるため、工具の使い方なども含めて事前に練習しておくのが望ましいです。
LANケーブルを作って自分で配線するのはおすすめできない!
ここまでLANケーブルの作り方や作る際の注意点などについて紹介しました。
LANケーブルは必要な部材や工具があれば作ることができます。
しかし、慣れない作業が伴うため手間がかかったり、LANケーブルの接触不良により本来の転送速度が出なかったりする恐れがあります。
またLANケーブルを自作できても、ケーブルを見せないように壁や床、天井を通して配線するのは難易度の高い作業です。
実際に挑戦したことがあっても、上手く行かずに最終的に業者に依頼したという例も多く見られます。
専門業者に配線を依頼した場合、最適なLANケーブルと配線ルートを提案してくれ、その後配線工事まで一貫して担当してくれます。
LAN配線工事に関して豊富な知識と経験を持つプロが担当するため、安心で確実な工事を実施してくれます。
快適にインターネットを使うためにも、プロのLAN配線工事業者に依頼するのがベストです。
LAN配線工事はライフテックスにおまかせ!
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自社施工にこだわっており「第二種電気工事士」の資格を持つ弊社スタッフが施工を担当します。豊富な知識と経験を持つスタッフが工事を実施するため、安心で高品質な工事をご提供可能です。
また施工後は3年間の保証も付いています。万が一工事に不備があった場合にもすぐに対応します。
ご相談・お見積りは無料で承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせくださいね!
よくある質問
LANケーブルを自作するといくらぐらいかかりますか?
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工具を全て購入して、Cat6の部材を準備した場合でもざっくり20,000円かからない程度でLANケーブルDIYが可能です。 |
戸建てでおすすめのLAN配線工事会社は?
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戸建てのLAN配線工事で一番のおすすめは「ライフテックス」です。なぜなら、事業歴10年以上の経験で年間3,000件の戸建てでのLAN配線工事を請け負っているからです。HPに工事スタッフの顔やお客様の声が掲載されていて透明度も高く、信頼に厚い業者です。 |
今なら【Cat6】と【Cat6A】どっちがお勧めでしょう?
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利用用途にもよりますが数年だけ使用するのであれば最大1Gbps対応の【Cat6】ケーブルで問題ありません。ただし将来的な通信規格に対応しておきたい場合は10Gbps対応の【Cat6A】がお勧めです。 |
まとめ
本記事ではLANケーブルの作り方について解説してきました。
- 手順1.ケーブルの外皮むき
- 手順2.芯線をほどいて並べかえる
- 手順3.圧着かしめ工具でコネクタに圧着する
- 手順4.テスターで断線等の不具合がないことを確認
LANケーブルは必要な部材や工具があれば作れます。
しかし、普段使わない工具を使ったり、慣れない作業を伴ったりして時間や手間がかかります。
また作成時に接触不良などが起こると本来の転送速度が出ない可能性もあるため、LANケーブルの自作はあまりおすすめできません。
さらにLANケーブル配線工事は専門的な知識や経験が必要な作業のため、難易度の高い工事です。
そのためLANケーブル配線工事は専門業者に依頼するのがおすすめです。
専門業者に依頼することで、適切なLANケーブルの提案や配線ルートの提案をしてくれ、安心で確実な工事を実施してくれます。
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