天井埋め込み型と壁掛け型エアコンを徹底比較!おすすめは壁掛け型エアコン
「天井埋め込み型のエアコンが気になる」
「壁掛け型エアコンと何が違うの?」
新築やリフォームでエアコンを選ぶ際に「天井埋め込み型エアコン」と「壁掛け型エアコン」のどちらがよいか迷いますよね。
結論からいうと、デザイン性を最優先するなら天井埋め込み型、コストやメンテナンス性を重視するなら壁掛け型がよいでしょう。
気になる初期費用の目安は、以下の通りです。
- 天井埋め込み型エアコン:30~50万円
- 壁掛け型エアコン:10~20万円
さらに、天井埋め込み型はメンテナンス費用も壁掛け型に比べて高額になる傾向があります。「費用がかかっても天井埋め込み型がいい!」という方以外は、壁掛け型をおすすめします。
しかし、壁掛け型のエアコンは種類が多くて選ぶのが大変と感じる方もいるでしょう。そこでおすすめしたいのがライフテックスの「エアコン販売・取り付けパック」です。
ダイキンやシャープ・日立など人気メーカーから、エアコン工事のプロがおすすめの機種を厳選。保証やアフターサービスも充実しているので、安心しておまかせいただけます。
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【徹底比較】天井埋め込み型と壁掛け型エアコンはどちらがおすすめ?
天井埋め込み型エアコンと壁掛け型エアコンの特徴を徹底比較しました。下記の比較表で、それぞれの費用感やメリット・デメリットを確認してみましょう。
天井埋め込み型エアコン | 壁掛け型エアコン | |
---|---|---|
初期費用(本体+工事費用) | 30~50万円 |
10~20万円 (14~16畳) |
メリット |
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デメリット |
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デザイン性重視なら天井埋め込み型エアコン
お部屋のインテリアにこだわりたい方、生活感を極力出したくない方には、天井埋め込み型タイプのエアコンがおすすめです。
室内機が天井に埋め込まれているため、お部屋のインテリアを邪魔しません。ホテルのような洗練された空間を実現できます。
また、取り付け位置の自由度が高く、空調の吹き出し口が複数あるので、ムラなく冷暖房できるのも魅力のひとつです。
ただし、初期費用は壁掛け型エアコンに比べると高くなりがちです。本体価格だけで15万以上かかり、さらに設置費用だけで10万円以上かかる場合もあります。天井埋め込み型エアコンの初期費用は30~50万円ほどを見込んでおきましょう。
コストとメンテナンス性重視なら壁掛け型エアコン
初期費用を抑えたい、メンテナンスのしやすさを重視したい方には、壁掛け型エアコンが断然おすすめです。
壁掛け型エアコンは、天井埋め込み型に比べると本体価格や設置費用が安いため、初期費用を抑えられます。壁掛け型エアコンの初期費用は10~20万円(14~16畳)と、天井埋め込み型エアコンの半分以下の費用で済むこともあります。
機種の選択肢も豊富で、お部屋の広さや予算に合わせて自由に選べるのもメリットです。フィルター掃除などの日常的なお手入れも自分でおこないやすく、専門業者に依頼する頻度も少なく済むため、ランニングコストも抑えられますよ。
天井埋め込み型エアコンのメリット
デザイン性で選ぶなら天井埋め込み型、費用やお手入れのしやすさで選ぶなら壁掛け型とそれぞれの特徴をお伝えしました。
ここでは「費用がかかっても、天井埋め込み型が気になる!」という方のために、メリットをより詳しく説明します。
インテリアを邪魔しない
天井埋め込み型エアコンの最大のメリットは、室内機が天井にすっきりと収まり、インテリアの邪魔をしない点です。壁掛け型エアコンのように室内の壁に配管や本体が露出することがなく、お部屋を広く見せる効果もあります。
リビングやダイニングなど、来客の目に触れる場所に設置する場合、エアコンの存在感を極力抑えられるのは大きなメリットといえるでしょう。
温度ムラが出にくい
天井埋め込み型エアコンは、空間全体を均一に冷暖房しやすいのが特徴です。
吹き出し口が複数あるタイプなら、エアコンの風を効率よく届けられるので、特定の場所だけが暑くなったり、冷えすぎたりする心配が少なくなります。広いリビングや天井の高い部屋でも、温度ムラを抑え快適な空間を保ちやすくなります。
部屋の隅々まで暖気や冷気を届けられるため、冬場の底冷えや夏場の不快な温度ムラに悩まされている方にもおすすめです。
取り付け場所の自由度が高い
設置場所の自由度が比較的高い点も天井埋め込み型エアコンの魅力です。
壁掛け型エアコンの場合、窓の大きさやドアやクローゼットの配置によっては取り付けが難しい箇所がでてきます。一方、天井埋め込み型エアコンなら、間取りに合わせて最適な場所に設置できます。
たとえば、大きな窓を設置したい場合や壁一面を収納スペースにしたいケースでも、天井埋め込み型エアコンなら設置場所に悩むことなく、理想のレイアウトを実現しやすくなります。
天井埋め込み型エアコンのデメリット
憧れのホテルライクな空間を実現できる天井埋め込み型エアコンですが、導入前に知っておくべき注意点もあります。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにもデメリットを把握しておきましょう。
ここでは、天井埋め込み型エアコンの3つのデメリットを詳しく解説します。
デメリットを踏まえた上で、ご自身のライフスタイルに本当に合っているか、判断材料にしてください。
壁掛け型エアコンより初期費用が高い
天井埋め込み型エアコンは、壁掛け型エアコンに比べて本体価格が高額な上、設置工事にも専門的な技術が必要となるため、費用が高くなる傾向があります。
リビングの天井埋め込み型のエアコンが半壊れなので、取り替えることに。相見積もり取ったけど、総額264,000円也。そのうち工事費が138,000円ほど。埋め込みエアコン目立たないし好きなんだけど、やはり高いですな。
— arrowbridge (@arrowbridge) January 7, 2020
場合によっては天井裏への配管・配線工事や天井の補強工事なども必要になるため、初期費用は壁掛け型エアコンより高額になることを覚悟しておきましょう。
予算を重視する場合には、壁掛け型エアコンがおすすめですよ。
メンテナンスできる業者が限られている
天井埋め込み型エアコンは、構造が複雑なため、修理やクリーニングには専門的な知識・技術が必要です。そのため、対応できる業者が限られてしまう点がデメリット。
業者選びに手間取ったり、対応エリア外で依頼できなかったりする可能性も考慮しておきましょう。将来的なメンテナンスのことも考え、購入する前に自宅近くに対応可能な業者があるか、費用はどのくらいかなどを確認しておくと安心です。
なお、一般的に壁掛け型エアコンに比べて、メンテナンス費用は高くなる傾向にあります。
エアコンクリーニング夏になる前に終えたよ😌
— モモ🍑8y👦5y👧 (@momo_powan) June 26, 2024
ダスキンで4万弱。
天井埋め込み型高い😇
でも綺麗になったので良かった…
次はダイキンの壁掛け式にする😇
固定資産税の対象になる
意外と見落としがちなのが、天井埋め込み型エアコンは固定資産税の対象となる場合があるという点です。
壁掛け型エアコンは、一般的に「家電製品」として扱われるため課税対象となりませんが、天井埋め込み型エアコンは建物に固定されているとみなされ「建物の一部」として課税対象となることがあります。
ただし、固定資産税の対象になるかどうかは、自治体によって判断が異なります。気になる方は、お住まいの地域の担当窓口(税務課)に相談してみるとよいでしょう。
壁掛け型エアコンのメリット
続いては、壁掛け型エアコンのメリットを3つ紹介します。
それぞれ詳しくみていきましょう。
初期費用が安い
壁掛け型エアコンは、天井埋め込み型エアコンに比べて、本体価格や取り付け工事が安いため、初期費用を抑えられます。まとめて数台エアコンを購入する方や予算を重視したい方にとっては、大きなメリットといえるでしょう。
初期費用を抑えられた分、家具や家電の購入したり、将来のメンテナンス費用に充てたりと有効活用できますよ。
機種が豊富にある
壁掛け型エアコンは、各メーカーからさまざまなモデルが販売されており、デザイン、機能、価格帯など、選択肢が非常に豊富です。省エネ性能に優れたモデルや自動お掃除機能付きのモデルなど、自分のライフスタイルや好みに合わせて、自由に選べます。
さらに、最新のモデルではAI制御や空気清浄機能を搭載したものもあり、より快適な空間を実現できます。用途や好みに応じて最適なエアコンを選べるのも、壁掛け型エアコンの大きなメリットといえます。
メンテナンスがしやすい
壁掛け型エアコンは、天井埋め込み型エアコンに比べて、構造がシンプルなため、フィルター掃除などの日常的なお手入れがかんたんです。
自分でお手入れできる範囲が広いため、長期的に見てメンテナンス費用を抑えることにもつながります。また、専門業者にクリーニングを依頼する場合でも、天井埋め込み型エアコンに比べて対応できる業者が多く、費用も安く済みます。
メンテナンスの手間や費用を抑えたい方には、壁掛け型エアコンがおすすめです。
壁掛け型エアコンのデメリット
コストやメンテナンスのしやすさで魅力的な壁掛け型エアコンですが、もちろんデメリットもあります。ここでは、壁掛け型エアコンのデメリットを対策とともに解説します。
インテリアの邪魔になりやすい
壁掛け型エアコンは、室内機が壁に露出するため、設置場所によってはお部屋のインテリアの邪魔になることがあります。デザインにこだわったお部屋や、スッキリとした空間を目指している場合は、存在感が気になるかもしれません。
対策としては、エアコンの色やデザインを壁の色やインテリアに合わせて選ぶ、設置場所を目立たない場所にする、などの工夫が考えられます。
最近では、デザイン性の高い壁掛け型エアコンも増えているので、チェックしてみるのもおすすめです。
設置場所によっては冷暖房効率が落ちる場合がある
壁掛け型エアコンは、設置場所によって冷暖房の効きにムラが出る場合があります。たとえば、室内機と室外機をつなぐ配管が長くなると冷暖房効率の低下を招きます。また、部屋の短辺方向に設置すると、風の届く範囲が限られ、風が部屋全体に行き渡りにくくなります。
冷暖房効率の低下を防ぐためには、室外機の近くの外壁に面した壁に設置し、部屋の長辺方向に風を送れる位置に設置することが大切です。室内機の設置高さは、メーカーが推奨する1.8~2.4mを目安にするとよいでしょう。
壁掛け型エアコンのベストな取り付け位置については、以下の記事で詳しく解説しています。こちらもあわせてチェックしてください。

▶関連記事をご覧ください。
壁掛け型エアコンを購入するならライフテックスがお得!
今回は、新築やリフォームでエアコン選びに悩んでいる方に向けて、天井埋め込み型エアコンと壁掛け型エアコンを比較しながら、それぞれの特徴をご紹介しました。
デザイン性を重視するなら天井埋め込み型が魅力的ですが、初期費用やメンテナンスのしやすさを考えると壁掛け型エアコンがおすすめです。
しかし、壁掛け型エアコンは種類が多くて選ぶのが大変と感じる方もいるでしょう。そんな方にはライフテックスの「エアコン販売・取り付け工事パック」がおすすめです。
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天井埋め込み型エアコンに関するよくある質問
価格ドットコムで調べてみると、ダイキンの天井埋め込み型エアコン(天井埋込カセット形エアコン)の価格は20万円前後のモデルが多いようです(2025年2月時点)。取り付け工事費用を含めると1台あたり30万円以上はかかるでしょう。
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