窓用エアコンのデメリット7選!買って後悔しないための対策も解説

「窓用エアコンを付けたいけど、音がうるさくないか心配…」
「電気代が高いって聞くけど、実際どうなんだろう?」
壁掛けエアコンが設置できない部屋でも、窓用エアコンなら涼しくできると期待しますよね。しかし、運転音や電気代など、購入してから後悔しないか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
窓用エアコンには、メリットとデメリットがはっきりと分かれています。
| 主なデメリット | ・運転音が大きい ・電気代が高くなりがち ・広い部屋には不向き ・防犯面の不安 |
|---|---|
| 主なメリット | ・壁に穴を開けずに設置できる ・室外機の置き場所が不要 ・工事費が安く、自分で設置も可能 |
購入で失敗しないためにも、窓用エアコンの特徴を理解し、ご自身の環境や使い方に合うかどうかを確認しましょう。
もし、窓用デメリットがどうしても気になると感じる場合でも、諦める必要はありません。
ライフテックスのエアコン販売・取り付けパックなら、専門の技術者が現地を調査し、他社で断られたような難しい場所でも壁掛けエアコンを設置できる可能性があります。
弊社はエアコン事業歴10年以上の実績があり、高品質な工事を低価格でご提供しています。窓用エアコンの購入を最終決定する前に、ぜひ一度ライフテックスにご相談ください。
窓用エアコンの購入前に知るべき7つのデメリット
窓用エアコンの購入を検討するなら、まずは知っておくべきデメリットがあります。ここでは、代表的な7つのデメリットを解説します。
| デメリット | 詳細 |
|---|---|
| 対応する窓の制限 | 窓の種類やサイズに制限がある |
| 部屋の広さ | 8畳以上の広い部屋には不向き |
| 運転音 | 壁掛けエアコンより運転音が大きい |
| 電気代 | 電気代が高くなる傾向にある |
| 防犯面 | 窓が施錠できず防犯面に不安がある |
| 暖房機能 | 暖房機能はないか性能が低いモデルが多い |
| 虫の侵入 | 機種によっては虫が侵入する隙間ができる |
それぞれの詳細をひとつずつみていきます。
デメリット①:対応する窓の種類やサイズに制限がある
窓用エアコンは、すべての窓に設置できるわけではありません。
基本的に、左右にスライドして開閉する「引き違い窓」への設置が前提です。押し出して開けるタイプや上げ下げ窓には取り付けられません。
また、設置には窓の高さや開き幅にも規定があります。多くの製品は、高さ77cm以上、開き幅47cm以上を必要とします。
特殊なサイズの窓や窓枠の立ち上がりが低い窓には設置できないケースがあるため、購入前に自宅の窓を正確に採寸しましょう。
デメリット②:8畳以上の広い部屋には不向き
窓用エアコンは、その構造上、コンパクトなモデルがほとんどです。
そのため、冷却能力は壁掛けエアコンに比べて低く、広い部屋を冷やすのには向いていません。
多くの製品の対応畳数は4畳~7畳程度です。8畳以上のリビングや、間仕切りのない広い空間で使用すると、なかなか部屋が冷えず、常にフルパワーで稼働させることになり、電気代の無駄遣いにもつながります。
書斎や子ども部屋など、比較的狭い個室での使用に適したエアコンといえるでしょう。
デメリット③:壁掛けエアコンより運転音が大きい
「運転音の大きさ」も窓用エアコンのデメリットのひとつです。
壁掛けエアコンは、騒音の主な原因であるコンプレッサーが室外機にあるため、室内は静かです。
一方、窓用エアコンは室内機と室外機が一体化しているため、コンプレッサーの振動やファンの音が直接室内に響きます。
近年のモデルでは静音設計が進んでいますが、それでも壁掛けエアコンと同等の静音性は期待できないことが多いです。音に敏感な方や寝室への設置を考えている場合は、よく検討しましょう。
デメリット④:電気代が高くなる傾向にある
窓用エアコンは、インバーター制御機能がないモデルが多いため、電気代が高くなる傾向にあります。
インバーターは、室温に応じて運転を細かく制御し、無駄な電力消費を抑える省エネ機能です。この機能がない窓用エアコンは、電源オン・オフを繰り返して温度を調整するため、電力を余分に消費してしまいます。
短時間の使用であれば大きな差は出ませんが、長時間つけっぱなしにする場合は、壁掛けエアコンのほうが経済的です。
デメリット⑤:窓が施錠できず防犯面に不安がある
窓用エアコンは窓枠に本体を固定して設置するため、使用中は窓を完全に閉められず、鍵をかけられません。
多くの製品には補助的な鍵が付属していますが、簡易的なものであるため、防犯面で不安が残ります。
とくに1階の部屋や、ベランダに面した窓に設置する場合は、別途しっかりとした補助錠を取り付けるなどの防犯対策が必須です。このひと手間を面倒に感じる方もいるかもしれません。
デメリット⑥:暖房機能はないか性能が低いモデルが多い
窓用エアコンは、基本的に冷房専用の製品が主流です。暖房機能を搭載したモデルもありますが、種類は限られます。
また、冷暖房兼用のモデルであっても、暖房能力はあまり高くないのが実情です。窓は外気の影響を受けやすく、熱が逃げやすいため、暖房効率がどうしても下がってしまいます。
冬場のメイン暖房として窓用エアコンを検討している場合は、パワー不足を感じる可能性があることを理解しておきましょう。
デメリット⑦:機種によっては虫が侵入する隙間ができる
窓用エアコンを設置すると、本体と窓枠の間にわずかな隙間ができてしまうことがあります。この隙間が、蚊やゴキブリなどの虫の侵入経路になる可能性があります。
製品には隙間を埋めるためのパッキンが付属していますが、窓の形状によっては完全に密閉するのが難しいケースもあります。虫が苦手な方にとっては、見過ごせないデメリットといえるでしょう。
市販の隙間テープなどを活用して、念入りに隙間を塞ぐ対策が必要です。
窓用エアコンのデメリットを解消する7つの対策
窓用エアコンにはいくつかのデメリットがありますが、工夫次第では快適に使えます。
ここでは、7つの具体的な対策をご紹介します。
| 対策 | 詳細 |
|---|---|
| 窓のサイズ確認 | 購入前に設置したい窓のサイズを測る |
| 機種選定 | 部屋の広さに応じた適切な機種を選ぶ |
| 騒音対策 | 静音性の高いモデルを選ぶ |
| 電気代節約 | サーキュレーター併用で電気代を節約する |
| 防犯強化 | 補助錠を取り付けて防犯性を高める |
| 暖房について | 冬は別の暖房器具をメインで利用する |
| 虫対策 | 隙間テープで虫の侵入経路を塞ぐ |
それぞれの詳細をひとつずつみていきます。
対策①:購入前に設置したい窓のサイズを測る
「買ったのに設置できなかった」という失敗を避けるため、>購入前に必ず窓のサイズを正確に測定しましょう。
確認すべきは「窓の高さ」と「窓の開き幅」の2点です。メジャーを使って窓枠の内側の寸法を測り、購入したい製品の設置可能サイズと比較してください。
もしサイズが足りない場合でも、メーカーによっては「延長枠」がオプションで用意されていることもあります。事前にカタログや公式サイトで確認しておきましょう。
対策②:部屋の広さに応じた適切な機種を選ぶ
窓用エアコンの冷却能力を最大限に活かすには、部屋の広さに合った対応畳数のモデルを選ぶことが重要です。
カタログには「4~6畳用」のように記載されているので、設置する部屋の広さがその範囲に収まっているかを確認しましょう。
木造住宅か鉄筋コンクリート造かによっても適応畳数は変わります。少し余裕を持った畳数のモデルを選ぶと、より快適に過ごせますが、オーバースペックすぎると電気代の無駄になるため、バランスを見極めることが大切です。
対策③:静音性の高いモデルを選ぶ
運転音が気になる場合は、できるだけ静音設計のモデルを選びましょう。
音の大きさは「dB(デシベル)」という単位で示され、この数値が小さいほど静かです。
一般的な会話が60dB程度、静かな図書館が40dB程度とされています。多くの窓用エアコンは50dB前後ですが、なかには40dB台前半の静音モデルもあります。とくに寝室で使いたい方は、この運転音の数値を必ずチェックすることをおすすめします。
対策④:サーキュレーター併用で電気代を節約する
電気代を少しでも抑えたいなら、サーキュレーターや扇風機を併用する方法が効果的です。
冷たい空気は下に溜まる性質があるため、サーキュレーターで空気を循環させることで、部屋全体を効率よく冷やせます。
部屋の温度ムラがなくなると、エアコンの設定温度を必要以上に下げる必要がなくなり、結果として消費電力の削減につながります。サーキュレーターは窓用エアコンに比べて消費電力が非常に少ないため、電気代を気にせず活用できます。
対策⑤:補助錠を取り付けて防犯性を高める
防犯面の不安は、市販の補助錠を追加で取り付けることで解消できます。
窓用エアコン付属の鍵だけでは心もとない、という方は必ず対策しましょう。
サッシに直接取り付けるタイプや、強力な両面テープで固定するタイプなど、さまざまな種類の補助錠がホームセンターやインターネットで手に入ります。
二重、三重にロックすることで、空き巣などの侵入リスクを大幅に減らせます。
安心して使用するためにも、防犯対策は万全におこないましょう。
対策⑥:冬は別の暖房器具をメインで利用する
窓用エアコンの暖房機能に過度な期待はせず、冬場は石油ファンヒーターやこたつなど、ほかの暖房器具と併用することを前提に考えましょう。
窓用エアコンはあくまで夏の冷房がメインの製品です。暖房機能はおまけ程度と割り切り、部屋全体をしっかりと暖めたい場合は、よりパワフルな暖房器具を用意するのが賢明です。
対策⑦:隙間テープで虫の侵入経路を塞ぐ
虫の侵入を防ぐには、設置後にできる隙間を隙間テープで徹底的に塞ぐことが有効です。
窓用エアコンの設置後、光が漏れる場所がないかを入念にチェックし、少しでも隙間があれば、ホームセンターなどで購入できる隙間テープを使って埋めていきましょう。
スポンジタイプやゴムタイプなど、隙間の大きさに合わせて選べます。このひと手間で、虫の心配なく快適に過ごせるようになります。
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ここまで窓用エアコンのデメリットと対策を解説してきましたが、「やっぱり運転音や防犯面が気になる」「壁掛けエアコンを購入したほうがよさそう」と感じた方もいるのではないでしょうか。
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デメリットだけじゃない!窓用エアコンのメリット
窓用エアコンにはデメリットだけでなく、以下のようなメリットもあります。
- 壁に穴を開けず賃貸でも設置しやすい:工事不要で、壁を傷つける心配がありません。
- 室外機の設置スペースが不要:ベランダがない部屋や、室外機を置くスペースがない場合でも設置できます。
- 本体価格が安く工事費も抑えられる:壁掛けエアコンに比べて、初期費用を抑えられます。
- 引っ越しの際に自分で取り外して運べる:取り外しがかんたんなので、引っ越し先でもすぐに使えます。
壁掛けエアコンと違い、大がかりな工事は必要ありません。大家さんの許可を取る必要がなく、原状回復もかんたんなため、マンションやアパートなどの賃貸物件に適しています。
また、購入から設置までの費用を見ると、工事費込みの壁掛けエアコンと比べて3~5万円ほど安く済むことも魅力です。
後悔しない窓用エアコンの選び方
窓用エアコンの購入で後悔しないためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。ここでは、最低限チェックしておきたい3つのポイントを解説します。
- 部屋の広さに対応した冷却能力か:対応畳数を確認し、少し余裕のあるモデルを選びましょう。
- 運転音の大きさは許容範囲か:寝室など静かな環境で使う場合は、静音モデルがおすすめです。
- 排水不要のノンドレン方式か:排水の手間を省きたいなら、発生した水を自動で蒸発させるノンドレン方式を選びましょう。
とくに運転音については、カタログやレビューだけでなく、可能であれば実際に展示品の音を確認することをおすすめします。
また、ノンドレン方式でない場合は、排水ホースの取り付けスペースや排水先の確保が必要です。設置場所の状況によっては、排水の手間が思った以上に負担になることもあるため、事前によく検討しましょう。
窓用エアコンのデメリットに関するよくある質問
雨が降っていても使えますか?
|
少々の雨であれば問題なく使用できます。ただし、台風や横殴りの暴風雨の場合は、雨水が吹き込んで故障の原因になる可能性があるため、運転を停止してください。 多くの製品は、室外にあたる部分が防水処理されていますが、想定を超える雨量の場合は安全のため使用を控えましょう。また、雷が鳴っている場合も、落雷による故障を防ぐため、コンセントを抜いておくとより安心です。 |
自分で取り付けできますか?
|
窓用エアコンは自分で取り付けられます。 専門的な工具や資格は不要で、ドライバー1本で設置できる製品がほとんどです。 ただし、本体の重量が20kg以上あるため、一人での作業は大変かもしれません。 とくに女性や高齢の方は、二人以上で作業するか、無理せず専門業者に依頼することをおすすめします。設置に不安がある場合は、購入した販売店や専門業者に相談しましょう。 |
寿命はどのくらいですか?
|
窓用エアコンの寿命は、一般的に10年程度といわれています。これは、設計上の標準使用期間として定められている年数です。 もちろん、使用頻度や設置環境によって寿命は前後します。フィルターをこまめに掃除するなど、定期的なメンテナンスをおこなうことで、より長く快適に使い続けられます。 運転中に異音がしたり、極端に冷えなくなったりした場合は、寿命のサインかもしれません。 |
まとめ
窓用エアコンのデメリットについておさらいしましょう。
| デメリット | 主な対策 |
|---|---|
| 設置できる窓に制限がある | 事前に窓のサイズを正確に測る |
| 広い部屋には不向き | 部屋の広さに合った機種を選ぶ |
| 運転音が大きい | 静音性の高いモデルを選ぶ |
| 電気代が高くなりがち | サーキュレーターを併用する |
| 防犯面に不安がある | 補助錠を追加で取り付ける |
| 暖房機能が弱い | 冬は別の暖房器具と併用する |
| 虫が侵入する可能性がある | 隙間テープで隙間を塞ぐ |
窓用エアコンは、手軽に設置できる一方で、運転音や電気代など、購入前に知っておくべきデメリットがいくつかあります。しかし、これらのデメリットの多くは、適切な対策で解消あるいは軽減できます。
ご自身の住環境や使い方をよく考え、デメリットを許容できるかどうかを判断することが大切です。
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