地デジ電界強度マップで関東の電波を調べる方法!強・中・弱の見分け方も解説
「関東でアンテナを設置したいけど、自宅の電波強度がわからない…」
「電界強度マップってどうやって見るの?東京スカイツリーの電波は届いているのかな?」
新築やリフォームでアンテナ設置を検討している方や、既存アンテナが映らなくなった方は、まず自宅の電波状況を確認したいですよね。
しかし、専門的な情報が多くて、どうやって調べればいいかわからない方も多いです。
関東地方で地デジ電界強度を調べるには、次の3つの方法があります。
調べ方 | 精度 | 特徴 |
---|---|---|
A-PABの放送エリアのめやすで調べる | もっとも正確 | 公式ツールで、関東全域の電波塔と受信範囲を地図で確認できる |
近隣のアンテナの種類から推測する | 簡易的 | 周辺の家のアンテナを見て、おおよその電界地域を判断できる |
ワンセグで簡易確認する | ピンポイント | スマホで、屋内の各場所の受信状況を確認できる |
もっとも正確な調べ方は、一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)が提供する「放送エリアのめやす」を使う方法です。
住所を入力するだけで、東京スカイツリーや東京タワーなど関東の電波送信所と、受信可能エリアが色分けで表示されます。
ただし、地図はあくまで目安であり、ビル影や地形によって電波状況は大きく変わります。正確な受信レベルの測定には、専門業者による電波調査が不可欠です。
「どこに相談すればいいかわからない…」とお悩みの方は、年間8,000件以上の施工を担当しているライフテックスにおまかせください!
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地デジ電界強度とは?関東地方で知っておくべき基礎知識
地デジの電波強度を調べる前に、基本的な知識を押さえましょう。
関東地方で確認すべき基礎知識は、次の3つです。
確認すべき基礎知識 | 内容 |
---|---|
地デジ電波の強さを示す数値 | dB(デシベル)という単位で表される |
強・中・弱電界地域の違い | 80dB以上(強)、60-80dB(中)、60dB以下(弱)に区分 |
関東地方の主な送信所 | 東京スカイツリー、東京タワー、各県の中継局など |
それぞれの詳細をひとつずつみていきます。
電界強度①地デジ電波の強さを示す数値
電界強度とは、地デジ電波の強さを数値で示したものです。
この強さは、dB(デシベル)という単位で表されます。
dBの数値が大きいほど、電波が強く、アンテナで受信しやすい状態です。
送信所の近くでは100dB近い強い電波が届きますが、距離が離れると80dB、60dBと徐々に弱くなります。
テレビを快適に視聴するには、アンテナからテレビに届く時点で最低40dB以上、一般的には47dBから81dBの受信レベルが求められます。
この数値を下回ると、画面が乱れたり、映らなくなったりするので注意が必要です。
電界強度②強電界地域・中電界地域・弱電界地域の違い
地デジ電波の強さによって、エリアは3つに分類されます。
それぞれの違いは次の通りです。
電界地域 | 電波の強さ | 特徴 |
---|---|---|
強電界地域 | 80dB以上 | 送信所に近く、設置できるアンテナの選択肢が多い |
中電界地域 | 60dB~80dB未満 | 送信所からやや離れており、標準的なアンテナが求められる |
弱電界地域 | 60dB未満 | 送信所から遠く、高性能なアンテナが必須 |
強電界地域では、デザインアンテナや屋根裏設置など、外観を重視した設置方法も選べます。
一方、弱電界地域では、受信性能の高い八木式アンテナを屋根の上に設置しなければなりません。
地域によって選ぶべきアンテナの種類や設置方法が変わるので、まず自宅がどこに該当するか確認しましょう。
電界強度③関東地方の主な電波塔
関東地方には、地デジ電波を送信する主要な送信所が複数存在します。
もっとも規模が大きいのは、東京都墨田区にある東京スカイツリーです。
スカイツリーは、東京都の大半と神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県の一部に、NHKと広域民放を送信しています。
また、東京タワーも一部で地デジ電波を送信していますが、現在は予備局としての役割が中心です。
さらに、各県には地域ごとの中継局が設置されています。
- 千葉県:千葉局
- 埼玉県:浦和局
- 神奈川県:横浜局
中継局は、スカイツリーの電波が届きにくい地域をカバーする役割を果たしています。
アンテナを設置する際は、自宅からもっとも近い送信所だけでなく、実際にどこから強い電波が届いているかを確認しましょう。
関東地方で地デジ電界強度をマップで調べる方法3選
関東地方で受信レベルを調べる具体的な方法を3つ紹介します。
それぞれメリットとデメリットがあるので、状況に応じて使い分けましょう。
調べ方 | 精度 | 手軽さ | おすすめ度 |
---|---|---|---|
A-PABの放送エリアのめやすで調べる | もっとも正確 | 簡単 | ★★★ |
近隣のアンテナの種類から推測する | 簡易的 | 簡単 | ★★ |
ワンセグで簡易確認する | ピンポイント | やや手間 | ★★ |
詳細をひとつずつみていきます。
方法①A-PABの放送エリアのめやすで調べる【もっとも正確】
もっとも正確に調べられるのは、A-PAB(一般社団法人放送サービス高度化推進協会)が提供する「放送エリアのめやす」です。
公式サイトでは、住所や郵便番号を入力するだけで、地図上に送信所の位置と受信可能エリアが表示されます。
使い方は次の通りです。
- 「放送エリアのめやす」にアクセス
- 画面上部の検索欄に住所または郵便番号を入力
- 地図上に送信所の位置と、色付きで受信可能エリアが表示される
- 自宅が色付きエリアの中心部に近いほど、強電界地域の可能性が高い
色付きで表示されるエリアは、受信レベルが60dB以上の場所を示しています。
色付きエリア内でも中心部に近ければ強電界、周辺部であれば中電界か弱電界と判断できます。
ただし、高層ビルや山などの障害物によって電波が遮られる場所もあるため、地図はあくまで目安と考えてください。
方法②近隣のアンテナの種類から推測する【簡易的】
周辺の家に設置されているアンテナを観察すると、おおよその地域の電波環境を推測できます。
アンテナの種類によって、受信性能が異なるからです。
近隣で多く見られるアンテナから推測する目安は次の通りです。
近隣に多いアンテナ | 推測される電波環境 | 特徴 |
---|---|---|
デザインアンテナ | 強電界地域 | 壁面に設置される平面型で外観を損ねない |
ユニコーンアンテナ | 中電界地域 | 円筒形のスタイリッシュなアンテナで屋根の上に設置 |
八木式アンテナ | 弱電界地域 | 魚の骨のような形をした受信感度の高いアンテナ |
近隣でデザインアンテナが多い場合は強電界、ユニコーンアンテナが主流であれば中電界、八木式アンテナが多ければ弱電界の可能性が高いと判断できます。
ただし、各家庭の好みにも左右されるので、この方法も確実ではありません。
方法③ワンセグで簡易確認する【ピンポイント】
ワンセグ対応のスマートフォンがあれば、自宅の電波状況をピンポイントで確認できます。
ワンセグは、地デジと同じ送信所から発信される携帯端末向けの放送です。
ワンセグが快適に受信できる場所は、地デジ電波も届いている可能性が高いでしょう。
確認方法は、スマホのワンセグ機能を起動して、家の中のさまざまな場所で受信状況をチェックするだけです。
どの部屋でも問題なく映れば、電波環境は良好と判断できます。
逆に、ワンセグがほとんど映らない場合は、弱電界の可能性を疑いましょう。
ただし、ワンセグは地デジよりも弱い電波でも受信できる仕組みです。ワンセグが映るからといって、地デジも快適に視聴できるとは限りません。
ワンセグで確認してみたけどテレビが映らない場合の対処法を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
アンテナ工事をするならライフテックスにおまかせ!
電波強度の調べ方がわかっても、実際には正確な判断が難しいと感じる方も多いです。公式ツールの地図やワンセグでの確認は、あくまで目安に過ぎません。
自宅の電波状況を正確に把握して、最適なアンテナを選ぶには、専門業者による電波調査が不可欠です。
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電界地域別の最適なアンテナの選び方
自宅の電波環境がわかったら、次は適したアンテナを選びましょう。
地域ごとに最適なアンテナは、次の通りです。
電界地域 | 最適なアンテナ | 理由 |
---|---|---|
強電界地域 | デザインアンテナ | 受信感度が高く、外観を重視した設置も可能 |
中電界地域 | ユニコーンアンテナ | 標準的な受信性能で安定して受信できる |
弱電界地域 | 八木式アンテナ | 高い受信性能がないと電波を拾えない |
詳細をひとつずつみていきます。
強電界地域①デザインアンテナがおすすめ
強電界地域では、電波が十分に強いので、デザインアンテナがおすすめです。
デザインアンテナは、平面型のスタイリッシュなアンテナで、住宅の外壁に設置できます。
カラーバリエーションが豊富なので、外壁の色に合わせて選ぶと、外観を損ねることがありません。
また、屋根裏や天井裏への設置も可能です。
屋内に設置すると、風雨や雪の影響を受けないので、アンテナの寿命が大幅に延びます。
さらに、外から見えないので、住宅の外観をまったく損ねない点も大きなメリットです。
強電界地域は、アンテナ選びの自由度がもっとも高い地域です。
中電界地域②ユニコーンアンテナが安心
中電界地域では、標準的な受信性能があるアンテナが求められます。
おすすめは、ユニコーンアンテナです。
ユニコーンアンテナは、円筒形のスタイリッシュなアンテナで、屋根の上に設置します。20素子相当の受信性能があり、中電界地域で安定して受信可能です。
外観を損ねにくく、高い受信性能も備えているので、中電界地域ではユニコーンアンテナがもっとも適しています。
デザインアンテナも設置できる場合がありますが、周辺に高層ビルがあると受信が不安定になる可能性があります。
安定した受信を優先するなら、ユニコーンアンテナを選びましょう。
弱電界地域③八木式アンテナが必須
弱電界地域では、八木式アンテナが不可欠です。
八木式アンテナは、魚の骨のような形をした昔ながらのアンテナで、もっとも受信性能が高い特徴があります。
電波が弱い弱電界地域では、20素子以上の高性能モデルが求められます。
また、受信した電波を増幅するブースター(増幅器)の設置も欠かせないケースが多いです。
弱電界地域での設置は、専門的な知識と技術が求められるので、必ず専門業者に依頼しましょう。
アンテナの種類についてさらに詳しく知りたい方は、以下の関連記事も参考にしてください。
関東地方の電界強度に関するよくある質問
関東地方の電波強度について、よくある質問に答えます。
東京23区内はすべて強電界地域なのでしょうか?
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いいえ、東京23区内でも、すべてが強電界とは限りません。 スカイツリーに近い墨田区や江東区などは、強電界の可能性が高いです。 しかし、高層ビルが密集する地域や、地形が窪んでいる場所では、電波が遮られて中電界になる場合もあります。 とくに、スカイツリーと自宅の間に高層ビルがある場合は、ビル影の影響で電波が弱くなります。 23区内だからといって油断せず、公式ツールで確認するか、専門業者に電波調査を依頼するのがおすすめです。 |
電界強度は季節や天候によって変わるのでしょうか?
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はい、電波強度は季節や天候によって変動します。 一般的に、同じ場所でも1年を通して6dB程度の変動が生じるからです。 気温が下がる冬場は、空気が収縮するので、電波が遠くまで届きやすくなります。逆に、気温が上がる夏場は、空気が膨張するので、電波が届きにくいです。 また、雨や雪の日は、電波が水分に吸収されるので、受信レベルが大きく低下します。 アンテナを設置する際は、季節や天候による変動を考慮して、余裕のある受信レベルを確保することが大切です。 専門業者の電波調査では、このような変動も計算に入れて、最適なアンテナを提案してくれます。 |
強電界地域でも八木式アンテナを使用できますか?
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はい、強電界地域でも八木式アンテナは使用可能です。 むしろ、八木式アンテナは受信感度が高いので、将来的な電波の変動にも対応しやすいメリットがあります。 強電界地域では、デザインアンテナや屋根裏設置など、見た目を重視した選択肢も豊富です。しかし、「確実に安定した受信を優先したい」という方には、八木式アンテナも良い選択といえます。 ただし、八木式アンテナは屋根の上に設置されるので、風雨の影響を受けやすく、定期的なメンテナンスが必要です。 住宅の外観を重視する方には、デザインアンテナやユニコーンアンテナの方が適している場合もあります。 自宅の環境や優先順位に合わせて、最適なアンテナを選びましょう。 |
まとめ
地デジの電波強度の調べ方と、関東地方のアンテナ選びについておさらいしましょう。
関東地方で地デジ電界強度を調べる方法は、次の3つです。
調べ方 | 精度 | 特徴 |
---|---|---|
A-PABの放送エリアのめやすで調べる | もっとも正確 | 公式ツールで関東全域の電波塔と受信範囲を地図で確認できる |
近隣のアンテナの種類から推測する | 簡易的 | 周辺の家のアンテナを見て、おおよその電界地域を判断できる |
ワンセグで簡易確認する | ピンポイント | スマホで屋内の各場所の受信状況を確認できる |
もっとも正確なのは、A-PABの「放送エリアのめやす」で、住所を入力するだけで関東全域の送信所と受信範囲を地図で確認できます。
ただし、公式ツールの地図はあくまで目安であり、実際の電波状況は、ビル影や地形によって大きく変わります。
正確な受信レベルを測定して、最適なアンテナを選ぶには、専門業者による電波調査が不可欠です。
「どこに依頼すればいいかわからない…」とお困りの方は、年間8,000件以上の施工を担当しているライフテックスにご相談ください!
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専用の測定器を使った無料の電波調査で、自宅の受信レベルを正確に測定し、強・中・弱すべての地域に対応した最適なアンテナをご提案いたします。
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