建売住宅は寒いって本当?購入前のチェックポイントや暖かく過ごすコツを解説
「建売は寒いって本当?」
「寒くない建売住宅を購入するにはどうすればいい?」
注文住宅に比べて価格や入居までの早さが魅力的な反面、寒いと言われることも多い建売住宅。冬場に冷え込む理由は、断熱性や気密性の低さや換気システムの影響などがあげられます。
しかし、しっかりとした断熱対策や寒さ対策を施すことで、快適な住まいを手に入れることは可能です。購入する前には、以下のポイントを確認しましょう。
たとえば、窓のサッシを熱を伝えやすいアルミ製から、熱を伝えにくい樹脂製に変えるだけでも、断熱性能は向上します。北海道などの寒冷地では、樹脂製サッシが約95%も普及していることからも、その効果は明らかです。
とはいえ、性能を上げるとコストも増えるため予算が心配という方もいるでしょう。そこでおすすめしたいのが、ライフテックスの「新築応援キャンペーン」です!
新生活に必要なエアコン・テレビアンテナ・インターネット・LAN配線工事をまとめて依頼でき、平均15万円もお得になるキャンペーンです!
キャンペーンで節約できた費用は、設備のグレードアップや暖房性能の高いエアコンの購入など、ほかのこだわりたい部分に充てられます。複数の業者との面倒なやり取りも出費も減らせるので、ぜひご活用ください!
建売住宅が寒いと言われる理由は?
建売住宅は、注文住宅に比べて手の届きやすい価格帯が魅力ですが、「寒い」と感じる方が多いのも事実です。
とくに冬場に寒さを感じる原因は、住宅の断熱性能や気密性に関わるいくつかの要因があります。建売住宅が寒いと言われる主な理由は、以下のとおりです。
それぞれ詳しく解説します。
断熱材の性能が低い
多くの建売住宅では、コストを抑えるためにグレードの低い断熱材が利用されている場合があります。
建売住宅の断熱材にはガラス繊維でできたグラスウールが使用されることが多いですが、グラスウールのなかでも密度や厚さなどでグレードが細かく設定されています。
グレードが低いと費用は抑えられますが、断熱効果は低いです。冷気が家の中に入り込むだけでなく、家の保温効果も弱いので室内のあたたかい空気も外に逃げてしまい寒さを感じやすくなりますよ。
窓の断熱性能が低い
住宅の熱の出入りがもっとも大きい部分は窓です。建売住宅では、アルミサッシが採用されていることが多く、外気温の影響を受けやすく断熱性に劣ります。アルミは熱を通しやすい素材なので、外の冷気が室内に入り込みやすいからです。
一方、樹脂サッシや二重、三重ガラスが使用されている窓の断熱性能は、大きく向上しますよ。
24時間換気システムの影響
2003年の建築基準法改正により、住宅には24時間換気システムの設置が義務化されています。24時間換気システムは、2時間で室内の空気が入れ替わる仕組みのため、シックハウス対策に効果的です。
換気システムには外気をそのまま取り込む「通常タイプ」と、外気を取り込む際に空気をあたためる「熱交換型」があります。
建売住宅では、コストを抑えるため通常タイプの換気システムが採用されることが多いので、換気により室温が下がりやすく、冷気が室内に入るので寒く感じやすいです。
気密性が低い
気密性とは、家の隙間をどれだけ少なくできるかを示す性能です。建売住宅では、この気密性が十分でない可能性が高く、家の中の暖かい空気が外に逃げてしまいます。
とくに、窓やドア、コンセント周りからの冷気の侵入が原因となり、室内が寒く感じることが多いです。
断熱材の施工不良
建売住宅で寒さを感じるもう一つの原因は、断熱材の施工不良です。正しく施工されていない断熱材は、その効果を十分に発揮できず、冷気が侵入しやすくなります。
また、断熱材に隙間があると、内部結露が発生し、カビやシロアリの発生リスクも高まりますよ。
寒い建売住宅を購入しないために確認すべき断熱性能のチェックポイント
建売住宅を購入する際には、断熱性能や気密性についてしっかり確認することが大切です。購入前に確認すべき断熱性能のチェックポイントを解説するので参考にしてください。
断熱材の種類
断熱材にはさまざまな種類がありますが、建売住宅にはグラスウールや発泡ウレタンが使用されることが多いです。
とくに使用されることが多いグラスウールの密度は、10kg/㎥から96kg/㎥まで幅広い種類があり、「10K」や「96K」などの数字で表されます。住宅用としては48K以下が使用されていることが多いですが、密度が高く、厚みがあるほど、断熱性能は高いです。
断熱材の種類、さらには密度や厚みは、家の保温性能に大きく影響します。購入前に、使用されている断熱材の種類と密度が何Kなのかを確認しておくと良いでしょう。
断熱等級・UA値
断熱等級やUA値(外皮平均熱貫流率)は、住宅の断熱性能を示す重要な指標です。なお、断熱等級は、住宅の断熱性能がどのくらいかを示し、UA値は、室内の空気が窓や屋根などの外皮を介してどの程度逃げやすいかを示します。
どちらも数値が高いほど外気の影響を受けにくく、保温性が高い家といえます。購入前には、必ずこれらの数値を確認しておきましょう
窓やサッシの種類
窓やサッシも、住宅の断熱性能に大きな影響を与えます。アルミサッシよりも断熱性が高い樹脂サッシや二重、三重ガラスが採用されているかを確認しましょう。
断熱性が高い窓やサッシを使用することにより、外からの冷気の侵入を防ぎ、室内のあたたかさをたもてます。
また、樹脂の熱伝導率はアルミに比べて約1000分の1です。外気温の影響を抑えるだけでなく、結露しにくく、カビやダニの発生も防げますよ。
換気システムの種類
24時間換気システムには、外気をそのまま取り込む「通常タイプ」と、外気を取り込む際に空気をあたためる「熱交換型」の2種類があります。
熱交換型のシステムを導入している住宅は、外気を暖めてから取り込むため、冬場でも室温が下がりにくいです。購入前に、どのタイプの換気システムが設置されているか確認しておきましょう。
気密性能(C値)
C値は、住宅の気密性を表す数値で、数値が低いほど気密性が高いことを意味します。気密性が高い家は、暖かい空気が外に逃げにくく、外の冷たい空気も入りにくくなるため、寒さ対策になります。
断熱性能は設計段階で計算し出せますが、C値は現地で気密測定器を使用し測定し確認します。さらに、同じ間取りで同じ建築材料を使用して建てられた家でも、施工品質によってC値が変わる場合があるので、購入時にこの数値も確認しておくとよいでしょう。
C値には国に定められた目安はありませんが、一般的にC値1.0以下なら気密性がよいという目安になっています。きちんと気密測定をおこない、C値が1.0以下の住宅であれば、冬でもあたたかく過ごせる可能性が高いですよ。
床下・小屋裏で断熱材の施工状況を確認
床下や屋根と天井にある空間の小屋裏を見られる点検口から、断熱材がしっかり施工されているか確認することが重要です。
床下の断熱材が抜け落ちていたり、隙間があったりすると、底冷えする住宅になります。天井裏には一般的に断熱材が敷き詰められていますが、まれに断熱材が敷かれていない住宅があるため、確認が必要です。
また、施工不良があれば、そこから冷気が入り込み、家全体が寒くなってしまいます。内見の際には、断熱材の施工状態をきちんと確認するようにしましょう。
建売住宅におすすめの寒さ対策
コストの削減による断熱性能の低さや施工品質によっては、寒いと言われる建売住宅でも、適切な対策をおこなえばあたたかく快適に過ごせますよ。
建売住宅におすすめしたいかんたんにできる寒さ対策を紹介します。
断熱性や遮光性が高いカーテンを使用する
窓からの冷気を防ぐためには、断熱性や遮光性の高いカーテンを使用するのが効果的です。遮光性の高い生地は密度も高いので、冷気を通しにくい特徴があります。
とくに、床に近い長さのカーテンを選ぶことで、外からの冷気をしっかり遮断し、室温をたもてますよ。冬の冷気だけでなく夏の熱気も遮るので、年間を通して快適度が高められるでしょう。
ラグマットやホットカーペットを敷く
冷たい空気は下に集まり、フローリングの床は冷気を吸収するので寒さを感じやすいです。床の材質をあとから変えるのはむずかしい建売住宅の場合、ラグマットやホットカーペットを敷くことで足元の寒さを軽減できます。
とくに、小さな子どもがいる家庭では、ラグマットを敷くことであたたかさを保ちながら安全に過ごせますよ。
暖房性能が高いエアコンを設置する
暖房性能が高いエアコンを導入することで、建売住宅でも冬を快適に過ごせます。暖房性能が高いと外気温が低くても、室内をすばやく足元からあたためられますよ。
AIセンサーのような付加機能があるエアコンであれば、人の動きや室温に合わせ自動で動きをコントロールするので、省エネにつながり光熱費を抑えながらあたたかさを保つことが可能です。
エアコンの選び方や付加機能については、詳しく解説している以下の関連記事を参考にしてください。
▶「関連記事を読む」
弊社ライフテックスでは、エアコンの販売・工事をおこなっています。経験豊富な自社スタッフが施工するので、専門知識と高度な技術が必要な隠蔽配管や高密度住宅にも対応していますよ。
お見積もりやご相談は無料なので、まずはお気軽にご相談ください。
新築のエアコン工事・テレビアンテナ・LAN配線工事はライフテックスにおまかせ
ライフテックスはエアコン工事のほか、テレビアンテナ工事やLAN配線工事もおこなっている電気工事の専門業者です。
今なら、超高速光回線NURO光との同時申し込みでエアコン購入・テレビアンテナ設置・LAN配線工事がお得になる「新築応援キャンペーン」を実施中です。
新築に必要な3つの工事をまとめて依頼できるだけでなく、以下の4大特典が受けられます。
- エアコン本体代金5%割引!
- テレビアンテナの設置工事無料!
- 超高速光回線の工事費・違約金・初月利用料が無料!+最大12,000円現金キャッシュバック
- LAN配線工事の出張費無料!
対象の地域にある建売住宅への引っ越しを検討中の方や、引っ越したばかりという方は、ぜひご利用ください。
暖房設備を活用し建売住宅であたたかく過ごそう
建売住宅は、コストの削減による断熱性能の低さや施工品質により、寒いと言われることが多いです。
しかし、住宅の購入前に断熱性能や気密性などをチェックし、購入後も適切な対策をおこなえば冬の寒さを乗り越えられます。
エアコンやホットカーペット、断熱カーテンなどを活用して、寒さを抑えながら快適な住まいを実現しましょう。
弊社ライフテックスでは、エアコンの受付から販売・工事を自社スタッフにて一貫しておこなっています。下請け業者への中間マージンがかからないので、大手通販サイトよりもお安く、エアコン本体・標準工事費・送料込みで税込65,780円~と低価格で提供することが可能です。
また、エアコンの販売・工事以外にもアンテナ工事やLAN配線工事もおこなっており、「新築応援キャンペーン」として新築のお引っ越しに必要なものをお得にご提供しております。
超高速光回線「NURO光」のお申し込みと同時に、エアコン購入・テレビアンテナ工事・LAN配線工事をまとめてご依頼いただくと、お得な特典をご利用いただけます。
- エアコン本体代金5%割引!
- テレビアンテナの設置工事無料!
- 超高速光回線の工事費・違約金・初月利用料が無料!+最大12,000円現金キャッシュバック
- LAN配線工事の出張費無料!
相談やお見積もりは無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。