パソコンは有線LAN接続でインターネットを快適に!正しいつなぎ方を紹介
「有線LANをパソコンに接続するメリットが知りたい」
「有線LANの正しいつなぎ方について知りたい」
有線LANの正しいつなぎ方が分からず悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
有線LANの接続方法は、まずモデムとルーターを、ルーターとデバイスをLANケーブルでつなげます。そして、モデム、ルーター、デバイスの電源をONにすれば接続完了です。
有線LANを使用するメリットは以下のとおりです。
有線LANにはさまざまなメリットがありますが、配線作業はかんたんではありません。特にルーターと接続するデバイスが離れている場合は、配線レイアウトを考えながら作業をする必要があるため、プロの専門業者に依頼するのがおすすめです。
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有線LANと無線LANの違い
有線LANと無線LANの違いは、ルーターとデバイスの接続方法にあります。LAN(Local Area Network)とは、自宅やオフィスなど限られた範囲内に構築されたネットワークのことを指しています。
有線LANは「LANケーブル」というケーブルを使用してルーターとPCなどのデバイスを物理的に接続する方法です。
一方、無線LANは電波を用いてデータの送受信をおこないインターネットに接続する方法です。ケーブルをつなげる必要がなく、利便性の高さから広く普及しています。
有線LANケーブルとパソコンの正しいつなぎ方
「有線LANケーブルとパソコンはどうつなげばいいのかわからない」という方もいらっしゃるかもしれません。
有線LANを使ってインターネット接続する際は、以下の4つの機器が必要になります。
- LANケーブル(2本)
- モデムやONUなどのインターネット接続機器
- 有線LANルーター
- 接続する端末(PCやタブレット)
- まずはモデムやルーターなどの電源が切れているか確認する
- 事前に接続機器の差し込み口の位置を確認する
- ONU、モデムのLAN端子にLANケーブルを接続する
- ONU、モデムに挿したLANケーブルをルーターのWAN端子(Internet表記のものもある)に接続する
- ルーターのLANポートにパソコンやゲーム機器につなげる用のLANケーブルを挿す
- LANケーブルの反対側のコネクタを、パソコンやゲーム機器などのデバイス側のLANポートに差し込む
- インターネット接続機器からルーター、デバイスの順に電源をつける
以上の手順で有線LANケーブルとパソコンをつないでください。
有線LANを使用するメリット
現在は無線LANが普及していますが、有線LANを使ってインターネット接続するのは多くのメリットがあります。
有線LANを使用するメリットは以下のとおりです。
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
通信の安定性が高い
有線LANを使用するメリットのひとつに、通信の安定性の高さが挙げられます。
無線LANはルーターの設置場所や建物の構造、家電の電波干渉など使用環境の影響を受けやすいため、電波状況次第では通信が安定しない場合があります。
有線LANは機器を直接LANケーブルで接続するため、電波干渉などの使用環境の影響を受けずに快適に通信することが可能です。ルーターから距離が離れていても安定した通信速度を保ちます。快適な通信環境が整うため、オンライン会議やオンラインゲームなどもストレスを感じずに利用できるでしょう。
通信が速い
有線LAN接続の大きなメリットのひとつに通信速度の速さが挙げられます。
LANケーブルを用いたネットワーク接続は使用環境に影響されないため、無線LANよりも通信速度が速くなります。LANケーブルを介してデータのやり取りをすることで通信時のロスが減ります。
高品質のケーブルを使用することで、さらに有線接続による通信速度を上げることができます。
設定が簡単
有線LAN接続は設定が簡単で、すぐにインターネット環境を構築できる点もメリットといえます。
ルーターとデバイスをLANケーブルでつなぐだけでネット環境が整うため、インターネットの設定が苦手な方でも導入しやすいでしょう。LANポートがないパソコンやスマートフォンなどのデバイスでも、専用のアダプターを使用する必要があります。
セキュリティーが高い
有線LANは無線LANよりもセキュリティーが高いため、デバイスに保管されている大切な情報を守ることができます。
無線LANは一定の範囲に電波を飛ばすため、電波が自宅の外まで飛んでいる可能性があります。もし万が一悪意を持った第三者に、無線LANの電波をキャッチされてしまうと、住所やクレジットカード番号などの個人情報が読み取られてしまう恐れがあります。
一方で有線LANはケーブルを使ってルーターとデバイスを直接つなぐため、第三者に電波を悪用される可能性は低いです。大切なデータや個人情報を守るなら有線LAN接続がおすすめです。
同時接続できる台数が多い
有線LANは「全二重」で通信をおこなっているため、データの受信と送信を同時に行うことができます。
一方、無線LANは「半二重」で通信をおこなっているため、データの送信と受信をごく短い時間で繰り返し行っています。例えば動画の視聴とメールの送信を同時に行っている場合には、データの送受信が遅くなるため、メールの送信時間が長くなる可能性があります。
このような通信方法の違いから有線LAN接続は、複数の機器を同時に接続しても、安定した通信速度を維持できます。
有線LANを使用するデメリット
有線LANにはメリットと同時にデメリットもあります。
有線LANを使用するデメリットは以下のとおりです。
ひとつずつ詳しく解説していきます。
配線周りの整理が必要
有線LANはケーブルでルーターとデバイスを接続するため、配線周りの整理が必要です。。家具の配置やケーブルの長さを考えて、LANケーブルを配線するようにしてください。
またLANケーブルが露出していると生活感がでてしまうため、部屋の見栄えが悪くなってしまいます。ケーブルがたるんでいると足を引っかけたり、ゴミやほこりが溜まったりする恐れがあります。
手間もコストもかかりますが、壁の上下やドアの縁を這わせるように配線することで目立ちにくくできます。
使用場所が限られる
有線LANを使用する場合は、LANケーブルが届く範囲でしかインターネットに接続できないため、使用場所が限られるというデメリットがあります。
例えば1階にルーターがあり、2階のパソコン、ゲーム機に有線で接続したい機器がある場合は、配線作業に多くの手間がかかります。
また有線接続の場合は、自宅での作業中に気分を変えたくても、作業している部屋からほかの場所に移りにくいというデメリットもあります。
LAN配線工事が必要
有線LANを導入するにはLAN配線工事が必要です。
配線工事は以下の手順でおこなわれます。
- 配線のレイアウト決め:ルーターと通信機器との距離・位置を考慮してレイアウトを決める
- 施工:電気との干渉や配線が絡まないように配慮しながら施工する
- ルーターからLANをつなげる:ルーターにLANケーブルを差し込み、インターネット接続をおこなう
特に1階から2階にLANケーブルをつなぐ場合は、かなり長いケーブルを配線することになるため難しく、労力もかかります。また見栄えを良くするためにLANケーブルを壁の中に通して配線する作業は、専門知識が必要になるため。専門業者に依頼するのが望ましいでしょう。
有線LANを使用するのがおすすめな人の特徴
有線LANを使用してインターネット接続するのがおすすめな人は以下のような方です。
- オンラインゲームを快適に遊びたい人
- 動画配信・ライブ配信をしたい人
- パソコン使ってインターネットを利用したい人
- リモートワークが多い人
有線LANは、通信速度が速く安定しているため、大容量の通信や高速通信が求められるコンテンツを楽しみたい方は導入すべきでしょう。またセキュリティが高く情報漏洩を防いでくれるため、リモートワークの際など重要な情報を扱う場面での利用にもおすすめです。
有線LANケーブルを選ぶポイント
有線LANケーブルを選ぶ際はどのようなポイントに注意すればいいのでしょうか?
LANケーブルを選ぶ際は参考にしてくださいね。
通信速度
LANケーブルには最大通信速度と伝送帯域の違いで、カテゴリー(CAT)が分かれています。
数字が大きくなるにつれて、高速通信ができるようになります。
しかし、使用環境に応じたカテゴリーのLANケーブルを使わないと、高性能な回線を使っていても回線速度が遅くなってしまう場合があります。
表にもあるように通信速度が1Gbpsのプランで契約している場合には、CAT5eやCAT6のケーブルを選ぶのが望ましいでしょう。
カテゴリー別の最大通信速度、伝送帯域
企画 | 最大通信速度 | 伝送帯域 |
---|---|---|
CAT5 | 100Mbps | 100MHz |
CAT5e | 1Gbps | |
CAT6 | 250MHz | |
CAT6A | 10Gbps | 500MHz |
CAT7 | 600MHz | |
CAT7A | 1000MHz | |
CAT8 | 40Gbps | 2000MHz |
素材や形状
LANケーブルにはさまざまな素材や形状のものがあります。
LANケーブルの形状
スタンダードケーブル | 標準的な太さのLANケーブル。ノイズに強く丈夫なつくり。 |
---|---|
極細ケーブル | スタンダードケーブルの半分程度の細さのケーブル。狭い場所や限られた場所での配線に便利。 |
フラットケーブル | 薄型のLANケーブル。壁際やカーペットの下など隙間から配線するのに便利。 |
LANケーブルの素材
STPケーブル | 内部にシールド加工を施しノイズに強いという特徴があるケーブル。 |
---|---|
メッシュケーブ | 引っ張る力につよく耐久性のあるケーブル。 |
フラットメッシュケーブル | 耐久性と隙間での配線の取り回しの良さを持つケーブル。 |
このほかにもさまざまなLANケーブルがあります。使用環境や用途に合わせて、適したLANケーブルを使用しましょう。
長さ
LANケーブルの長さはルーターと接続するデバイスの距離を考慮してください。
ルーター近くに配置する場合は、1〜1.5m程度の長さがおすすめです。一方、離れた場所で使う場合には、LANケーブルを壁に沿わせて配線した場合の距離を計り、十分な長さのLANケーブルを使用しましょう。
価格
LANケーブルは品質や性能が高くなるのに比例して、価格も高くなる傾向があります。
使用環境や通信速度などを考慮しながらLANケーブルを選びましょう。
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よくある質問
有線接続でインターネットにつながらないときには、以下の3つの対処法をお試しください。
- 配線し直す
- 機器を再起動する
- 最新版ドライバーをインストールする
LANケーブルが正しくつながっているか確認しましょう。配線を抜き差ししたり別のLANポートに差し替えたりするのも有効です。
次にルーターやモデム、パソコンを再起動してみましょう。パソコンはセキュリティソフトやインターネット設定の見直しをおこないましょう。機器が破損している場合は修理や買い替えが必要です。
モデムやルーターのドライバーが古い場合には、最新版のドライバーをインストールしましょう。
可能です。有線LANと無線LANの通信環境を整えることで、デスクトップパソコンやノートパソコン、スマートフォンなどさまざまな機器を同時に接続できます。
同時接続台数が多いと回線に負担がかかるため、通信が不安定になったり、速度が遅くなったりします。有線接続しているパソコンの動作が重いと感じたら、無線LAN接続している使用していない機器の接続を切るなどして対処してください。
可能です。LANケーブルの差し込み口がないパソコンは、USBポートに差し込んで使える有線LANアダプターを使うことで、有線LAN接続が可能になります。有線LANアダプターは家電量販店でお買い求めいただけます。
まとめ
この記事では有線LANとパソコンを正しくつなげる方法について紹介しました。
有線LANは以下の手順に従って接続しましょう。
- まずはモデムやルーターなどの電源が切れているか確認する
- 事前に接続機器の差し込み口の位置を確認する
- ONU、モデムのLAN端子にLANケーブルを接続する
- ONU、モデムに挿したLANケーブルをルーターのWAN端子(Internet表記のものもある)に接続する
- ルーターのLANポートにパソコンやゲーム機器につなげる用のLANケーブルを挿す
- LANケーブルの反対側のコネクタを、パソコンやゲーム機器などのデバイス側のLANポートに差し込む
- インターネット接続機器からルーター、デバイスの順に電源をつける
ルーターと接続するデバイスが近い場合には自分でも配線できますが、1階にルーターがあり2階に接続するデバイスがある場合には、専門業者にLAN配線工事を依頼する必要があります。
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