有線LANが繋がらない!今すぐ試せる原因特定と対処法をわかりやすく解説
「せっかく有線接続したのに繋がらない…」
「急に有線接続が繋がらなくなって困った…」
このように、有線LAN接続についてお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。有線LAN接続は、無線LANに比べて通信が安定しており、速度が速いというメリットがありますが、突然インターネットに繋がらなくなったり、接続が不安定になったりするケースもゼロではありません。
わざわざ有線接続をしているのに繋がらなくなってしまうと、困ってしまいますよね。
有線LANがつながらない主な原因と対処法は以下のとおりです。
原因 | 対処法 |
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LANケーブルの接続の問題 |
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ネットワーク機器(モデム、ルーター)の不具合 |
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パソコン・デバイス側の設定や状態 |
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ソフトウェアの影響 |
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ネットワークプロバイダ側の問題 |
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有線LANが繋がらないのはなにが原因なのかを突き止め、対処法を試してみましょう。
壁内にLANケーブルを配線している場合、ケーブルの劣化や断線があっても自分で気付けないケースもあります。壁内配線のやり直しや、複数の部屋に安定した有線LAN環境を構築したいといった場合は、専門のLAN配線工事業者への相談がもっとも確実な解決策です。
ライフテックスでは、LAN配線工事を8,000円から承っております。他社では断られがちな屋外配線や高所作業にも対応しているので、お気軽にお問い合わせください。
有線LANが繋がらない主な5つの原因
有線LAN接続の問題を解決するためには、まず原因を特定することが重要です。インターネットに繋がらない場合、主な原因としては、以下のような点が挙げられます。
では、これらの原因について詳しく解説します。
LANケーブルの接続の問題
有線LANでは繋がらないものの、無線では繋がるという場合は、LANケーブルが正しく挿し込まれているか、あるいは抜けていないか確認しましょう。
もし、正しく配線されているのであれば、LANケーブル自体が劣化したり断線していたりする可能性も考えられます。
ネットワーク機器(モデム、ルーター)の不具合
有線LANが繋がらない場合、モデムやルーターといったネットワーク機器自体に問題が発生している可能性があります。
モデムやルーターを長年使用していると、寿命や劣化により故障することがあります。とくに古い機器で不具合が多い場合は、買い替えも検討しましょう。
また、ルーターやモデムにあるLANケーブルを差し込むポート自体が故障している可能性もあります。
パソコン・デバイス側の設定や状態
パソコンや接続しているデバイス側の設定や状態に問題があるケースもあります。具体的には、以下のような点が原因として考えられます。
- パソコンがLANケーブルを認識していない
- パソコンのネットワークアダプター(LANポート)が有効になっていない
- ネットワーク設定(IPアドレスやDNSサーバーのアドレス)が誤っている
これらの設定や状態を確認し、必要に応じて修正することで、問題が解決する可能性があります。
ソフトウェアの影響
有線LAN接続の問題は、物理的な要因だけでなく、セキュリティソフトのようなソフトウェアやネットワーク関連のドライバーが影響を与えるケースが見られます。
たとえば、セキュリティソフトがインターネットへの通信を誤って遮断している可能性があります。不正アクセスを防ぐための機能が、正常な通信まで妨げてしまうことがあるのです。
一時的にセキュリティソフトのファイアウォールを無効にすることで、問題が解消されるか確認できます。
また、LANポートを制御するネットワークアダプターのドライバが古い、または破損していると、正しく機能しないことがあります。ドライバが最新版でない場合、OSや他のソフトウェアとの互換性の問題が生じることもあります。
デバイスマネージャーからドライバの状態を確認し、必要に応じて更新または再インストールが必要です。
ネットワークプロバイダ側の問題
有線LANが突然繋がらなくなった場合、契約中のネットワークプロバイダ側で一時的な障害やメンテナンスが発生している可能性もあります。
プロバイダの設備に問題が発生すると、広範囲で通信が不安定になったり、完全にインターネットに接続できなくなったりします。契約中のプロバイダが提供している公式サイトや公式SNSなどを確認してみましょう。
今すぐ試せる基本的な対処法
有線LANが繋がらない場合、まず最初に試すべき基本的な対処法は以下のとおりです。
では、これらの対処法について解説します。
LANケーブルの劣化や断線がないか確認
まず、LANケーブルに断線がないかを確認しましょう。
LANケーブルの断線をチェックする一般的な方法は以下のとおりです。
- 新しいLANケーブルに交換して試す
- LANケーブルテスターを使用する
LANケーブルテスターとは、ケーブルが正常に導通しているかどうかをチェックする測定機器です。LANケーブルテスターがない場合は、新しいLANケーブルや、正常に使えていることが確認できているLANケーブルと交換して確認してみましょう。
LANケーブルの交換は
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LANケーブルの抜き差しと接続ポートの確認
パソコンやルーターにLANケーブルがしっかりと挿さっているか確認しましょう。一度ケーブルを抜いて、再度確実に奥まで挿し直してください。
ルーターやモデムに複数のLANポートがある場合は、別のポートに挿し替えてみることも有効です。Windowsの場合、ネットワーク設定で「イーサネット」アイコンに「×」が表示されていないかも確認しましょう。
接続機器の再起動
パソコン、ルーター、モデムの電源を一度切り、数分待ってから再度電源を入れてみましょう。これにより、機器の一時的な不具合が解消されることがあります。
IPアドレスの設定を確認
前述したように、有線LANが繋がらない場合、パソコンやデバイスのネットワーク設定が適切でない可能性があります。とくにIPアドレスやDNSサーバーの設定を確認することが重要です。
通常、多くのネットワーク環境では「IPアドレスを自動的に取得する(DHCP)」という設定が推奨されています。この設定になっているか確認してみてください。
セキュリティソフトやファイアウォールの設定確認
新しくソフトをインストールしたり、設定を変更したりした後に問題が発生した場合、セキュリティソフトやOS標準のファイアウォールが通信をブロックしている可能性があります。
一時的にセキュリティソフトやファイアウォールの機能を無効にして、インターネットに接続できるか確認してみましょう。
セキュリティ機能を無効にする際は、インターネットからの脅威にさらされるリスクが高まるため、問題解決後は必ず元の設定に戻してください。セキュリティソフトによっては、独自のファイアウォール機能を持っているため、そちらの設定も確認が必要です。
ネットワークアダプターの状態とドライバーの確認
パソコンやデバイス側のネットワークアダプターに問題がありそうな場合、以下の点を確認しましょう。
【アダプターの状態確認】
Windowsの場合、「ネットワーク接続」または「ネットワークアダプターのオプションを変更する」画面を開き、「イーサネット」アダプターが「有効」になっているか確認します。
【デバイスマネージャーでの確認】
デバイスマネージャーを開き、「ネットワークアダプター」の項目を確認します。ここに「?」や「!」マークが付いている場合、ドライバーが正常にインストールされていないか、問題が発生している可能性があります。
【ドライバーの確認】
ドライバーに問題がある場合は、製品付属のCDやメーカーのホームページから最新のLANドライバーをダウンロードしてインストールし直すことで解決することがあります。デバイスマネージャーからドライバーの更新や再インストールを試すことも可能です。
ネットワークアダプターのドライバ更新または再インストール
パソコンのネットワークアダプターのドライバに問題がある場合、ドライバを更新するか、一度削除して再インストールすることで問題が解決することがあります。再インストールの基本的な手順は以下の通りです。
- デバイスマネージャーを開く: Windowsのスタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します。
- ネットワークアダプターを探す: デバイスマネージャーの画面で「ネットワークアダプター」を見つけ、左側の矢印をクリックして展開します。
- アダプターを右クリックしアンインストールを選択: 該当するネットワークアダプターを右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選びます(※「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します。」にチェックを入れないでください)。
- アンインストールを実行: 確認画面で「アンインストール」をクリックします。
- PCを再起動: パソコンを再起動すると、通常は自動的にドライバーが再インストールされます。
- 再インストールを確認: 再度デバイスマネージャーを開き、ネットワークアダプターが一覧に戻っているか確認します。
ドライバが古い場合は、メーカーのホームページから最新版をダウンロードして更新することも有効です。
モデムやルーターのファームウェアアップデート
ネットワーク機器であるモデムやルーターのファームウェアが古いことが、有線LANが繋がらない問題の原因となっている可能性もあります。ファームウェアを最新の状態にアップデートしてみましょう。
アップデート方法は機器によって異なりますが、主に以下の2つの方法があります。
- オンラインバージョンアップ: ルーターの設定画面からインターネット経由で直接アップデートする方法です。
- 手動更新: メーカーのホームページからファームウェアファイルをダウンロードし、設定画面から適用する方法です。
手動更新の場合は、使用中の機器の型番に合った正しいファイルをダウンロードすることが重要です。また、アップデート中は機器の電源を切らないように注意してください。
どうしても有線LANが繋がらないときはライフテックスにおまかせ!
これまでご紹介した基本的な対処法を試しても有線LANが接続できない場合、個人での解決が難しいハードウェアの故障や専門的な設定の問題が考えられます。とくに、壁内にLANケーブルを配線している場合、ケーブルの劣化や断線には気付けないこともあります。
壁内配線のやり直しや、複数の部屋に安定した有線LAN環境を構築したいといった場合は、専門のLAN配線工事業者への相談がもっとも確実な解決策です。
ライフテックスでは、格安でLAN配線工事をうけたまわっています。一般的なLAN配線工事である、1階から2階へのLAN配線とジャックの増設の費用相場総額は「4〜6万円」です。しかし、自社施工のライフテックスなら、11,000円からおこなっています。
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有線LANの接続に関するよくある質問
まずはLANケーブルの接続状況、次にルーターやモデムなどのネットワーク機器の状態を確認しましょう。
パソコンやデバイス側の設定も確認が必要です。
壁内配線の状態をご自身で確認するのは困難です。
専門業者であれば、ケーブルテスターを使用して配線の導通を確認したり、必要に応じて内視鏡といった道具でケーブルの状態を確認したりできます。
まずは専門業者に相談し、状況を詳しく調査してもらうことをおすすめします。
まとめ
この記事では、有線LANが繋がらない場合に考えられる原因とその対処法について解説しました。最後にまとめをご覧ください。
原因 | 対処法 |
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LANケーブルの接続の問題 |
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ネットワーク機器(モデム、ルーター)の不具合 |
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パソコン・デバイス側の設定や状態 |
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ソフトウェアの影響 |
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ネットワークプロバイダ側の問題 |
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これらを試しても繋がらない場合は、個人での解決が難しいハードウェアの故障や専門的な設定の問題が考えられます。LAN配線工事をおこなう専門業者に相談してみましょう。