ライフテックスはエアコン取り付け時の「内外接続電線の途中接続」を推奨します!
いま、エアコン業界では、エアコン取り付け時に使用する内外接続電線の途中接続は禁止とされています。
しかし、電気工事士の資格を持つライフテックスでは、内外接続電線の途中接続を推奨します!
理由としては、第一に法令として認められていることです。経済産業省では、内外接続電線の途中接続工事は電気工事士の資格を持つ者がおこなえる「電気工事」に認定されています。これがどういうことかというと、電気工事と認定されている内外接続電線の途中接続工事は、法令で認められているということになります。
では、なぜ法令で認められていることが「禁止」とされているのでしょうか?
その理由について詳しく解説していきます!
内外接続電線とは? 2㎜と1.6㎜の違い
内外接続電線は、エアコン本体(室内機)と室外機を接続するケーブルのことで「渡り配線」や「連絡線」、または「VVF電線」などと呼ばれています。
太さは2㎜が推奨されていますが、オーバースペックになってしまうことが多く、実際には1.6㎜で問題ないことがほとんどです。
これは、2㎜を推奨するエアコンメーカーのほとんどが推奨理由を明記していないことからも明らかです。
内外接続電線の途中接続をおこなうケース
内外接続電線の途中接続のケースとしてもっとも多いのは、隠蔽配管の配線です。
隠蔽配管とは、壁や天井などに埋め込まれている配管のことを指します。
通常、配管は宅内と屋外の穴が直線で繋がり、室外機側に配管が露出しています。
一方、隠蔽配管は壁の中に配管が隠れており、室内機をつなぐ配管の穴と室外機と配管をつなぐ穴の位置が離れていることが特徴です。
このように、隠蔽配管のエアコン取り付け工事は、一般的なエアコンの取り付け工事とは異なる技術や専門知識を要するため、家電量販店では断られてしまうことが多い工事です。
というのも、家電量販店では、エアコンの取り付け工事は下請け業者に依頼することがほとんどです。そのため、業者が隠蔽配管の正しい知識や技術を持ち合わせていなかったり、単純に‟面倒なケース”として敬遠されたりすることが理由として挙げられます。
しかしライフテックスでは、スタッフ全員が電気工事士の資格を持ったプロであることと、建設許可を得た電気店のため、隠蔽配管工事を請け負うことができるのです。
途中接続が禁止されている理由
ここからは、本題の「途中接続が禁止されている理由」に迫りたいと思います。
現在、内外接続電線の途中接続を容認しているエアコンメーカーは11社中、たったの3社というデータがあります。(引用:DIYをめぐる冒険 Youtube「なぜ内外接続電線の途中接続禁止なの?エアコンメーカー11社と経産省に質問」)
禁止とする8社の理由には、「火災」「感電」「違法」と書かれていることが多く、あたかも「途中接続は危険で悪いこと」のようにうたわれています。
では、実際のところどうなのでしょうか?
「火災」「感電」の事実について
消費者庁が管理・運営をおこなう「事故情報データバンクシステム」で調べてみました。
事故情報データバンクシステムでは、過去15年におきた事故情報38万件を検索することができます。
内外接続電線の途中接続による事故がどれくらいあったのか、以下の条件で検索してみました。
除外する単語:電源コード 分電盤(※分電盤の途中接続をのぞく)
類義語:含む
種別 (複数可):事故情報 危険情報
商品などの分類:大分類:家電製品 中分類:生活家電
商品などの名称:エアコン
内外接続電線の途中接続による事故件数は、過去15年間で33件がヒットし、人的被害については軽傷者2名という結果が出ました。(※2024年7月時点)
また、比較対象としてエアコン製品事故についても以下の条件で調べてみましょう。
除外する単語:電源コード 途中接続 中間接続 継ぎ足し
類義語:含む
種別 (複数可):事故情報 危険情報
商品などの分類:大分類:家電製品 中分類:生活家電
商品などの名称:エアコン
事故内容(複数可):火災事故 発煙・発火・過熱
エアコン製品による事故件数は、過去15年間で768件がヒットし、人的被害は軽傷・重傷者が約20名、死亡者が7名という結果が出ました。(※2024年7月時点)
以上のことから、エアコンによる事故は、圧倒的にエアコン製品に関する事故が多いことが分かります。
とはいえ、内外接続電線の途中接続による33件の「火災」や「感電」の事故が起きているのも事実です。見過ごせないことではありますが、過去15年間の事故件数として考えると、想像していたものよりはるかに少ない数字ではないでしょうか?果たして禁止されるほどのものなのか、疑問が残ります。
それよりも、死亡者も出ているエアコン製品事故の方が重大な課題であり、早急な改善・改良が求められるでしょう。
「違法」の事実について
最後に、禁止される理由の「違法」部分についてです。これについては冒頭でもお伝えした通り、経済産業省では、内外接続電線を取り扱う工事は電気工事士の資格を持つ者がおこなえる「電気工事」として、法令上認定されています。
以下の表は、経済産業省が公表している「エアコン設置工事にともなう電気工事の法律上の規制」一覧です。法律上の区分として、内外接続電線の接続は電気工事に認定されています。(⑦を参照)
参照:エアコン設置故事にともなう電気工事士法・電気工事業法の規制
よって、内外接続電線の途中接続は電気工事士がおこなうことを法的に認めており、「違法」ではないことが照明されるのです。
内外接続電線の途中接続は正しくおこなえば問題はない!
ここまで、内外接続電線の途中接続が禁止されている理由やその事実について解説してきましたが、結論、禁止とされているのはメーカーの単なる自主規制であることがわかりました。
たとえば、ご家庭の室内配線をイメージしてみてください。途中接続なしには成り立ちませんよね。それなのに、エアコンの途中接続だけ禁止するというのは、単なる越権行為に過ぎません。
そもそも、プロの電気工事士にとって内外接続電線の接続工事は基本中の基本であり、日常茶飯事の工事です。正しくおこなえば、何も問題はありません。
隠蔽配管のエアコン取り付け工事はライフテックスへお任せください!
建設許可を持つ電気店のライフテックスでは、家電量販店で断られがちなエアコンの隠蔽配管工事にも対応しています。スタッフは全員、電気工事士の有資格者!お客様お一人おひとりに最適な施工方法をご提案させていただきますので、安心してお任せください。お見積もりは無料です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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