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同軸ケーブルは何種類ある?種類ごとの違いや選び方のポイントを解説

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同軸ケーブルは何種類ある?種類ごとの違いや選び方のポイントを解説

F型プラグ

テレビを視聴する際に欠かせない同軸ケーブルですが、実はテレビ用と防災無線や測定器に使用される無線用の2種類があります。

テレビ用の同軸ケーブルは対応周波数によって視聴できるチャンネルが異なり、古い同軸ケーブルでは4K放送を視聴できません。

また、同軸ケーブルはアンテナ端子とテレビだけでなく、アンテナとアンテナ端子までをつなぐ際にも使用するので、4K放送を見るには壁の中のケーブルも4K対応のものにする必要があります。

テレビアンテナの設置をお考えの方や、同軸ケーブルの不調でテレビの映りが悪くお困りの場合は、アンテナ工事専門業者に相談しましょう。テレビの視聴に関することに幅広く対応してくれます。

年間8,000件の施工実績を誇るライフテックスでは、経験豊富なプロのスタッフが受付から施工完了まで丁寧に対応いたします。

ご相談・お見積もりは無料で承っておりますので、ぜひ一度ライフテックスにお気軽にお問い合わせください。

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同軸ケーブルとは

複合型プラグ

同軸ケーブルとは、電気信号を伝送するための通信ケーブルです。テレビや無線通信機などの信号を受信する際に使用され、ケーブルごとに伝送できる電気信号が異なります。「アンテナケーブル」は聞いたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、「アンテナケーブル=テレビ用の同軸ケーブル」といえます。

アンテナケーブルと聞くと、壁のあるアンテナ端子とテレビをつなぐケーブルをイメージしますが、アンテナからお部屋の壁にあるアンテナ端子をつないでいるのも同軸ケーブル(アンテナケーブル)です。

アンテナ端子からテレビをつなぐ同軸ケーブルであれば、自分で接続できますよ。

同軸ケーブルの種類は2つ

同軸ケーブルの種類は主に2つあり、電流の流れにくさ(抵抗・Ω)ごとに「C型」と「D型」に分類されます。

抵抗(Ω)の数値によって伝送できる電気信号が異なるため、受信したい電気信号に適した種類の同軸ケーブルを選択しなければなりません。

ここでは、C型とD型の同軸ケーブルについてそれぞれ詳しく解説します。

アンテナケーブルに使われるC型

テレビを見るために使われる同軸ケーブルは、「C型」という種類です。C型は75Ωで、映像や音声の伝達に適しています。

C型の同軸ケーブルでないとテレビは映らないので、テレビを見たい場合は「C型」もしくは「75Ω」と記載されている同軸ケーブルを選びましょう。

無線に使われるD型

D型の同軸ケーブルは50Ωで、主に無線機器に使用されます。日常生活で使う機会は少ないですが、防災無線や測定器などで使われています。

テレビとD型の同軸ケーブルをつないでも、テレビは見れません。

同軸ケーブルの2つの規格

同軸ケーブルには、「JIS規格」と「MIL規格」の2つの規格があります。JISは日本の規格で、MILはアメリカの規格です。

ケーブルテレビ局ではMIL規格の同軸ケーブルが使用されており、一部ではありますが日本国内でもMIL規格が使用されています。

JIS規格の品名記号とは

同軸ケーブルにはそれぞれアルファベットと数字で構成された品名記号(品番)があり、品名記号からケーブルのスペックがわかります。


品名記号からは、以下の5つを知ることができます。

わかること表記アルファベット・数字の意味
対応周波数 S/無表記 ・S:BS/CS放送に対応している
・無表記:BS/CS放送に対応していない
ケーブルの太さ 2/3/4/5/7/10 ・2:直径約4mm
・3:直径約5.4mm
・4:直径約6mm
・5:直径約7.7mm
・7:直径約10mm(業務用)
・10:直径約15.5mm(業務用)
インピーダンス C/D ・C:75Ω(テレビ用)
・D:50Ω(無線用)
絶縁体の種類 F/2 ・F:発泡ポリエチレン
・2:ポリエチレン
編線組の種類 B/V/W/T ・B:アルミ箔テープ付き銅編線組
・V:編線組一重
・W:編線組二重
・T:編線組三重

たとえば、品名記号が「S-5C-FB」だった場合、そのケーブルは

  • BS/CS放送に対応している
  • ケーブルの直径は約7.7mm
  • 75Ωのテレビ用
  • 絶縁体は発泡ポリエチレン
  • 編線組はアルミ箔テープ付き銅編線組

ということになります。

同軸ケーブルを選ぶ際のポイント

同軸ケーブルはそれぞれ対応している周波数やインピーダンス(電流の流れにくさ)などが異なるので、テレビをみたいのであればテレビ用のケーブルを選ばなければなりません。

ここでは、テレビを見るための同軸ケーブルを選ぶ際にチェックすべきポイントについて解説します。

インピーダンス

インピーダンスは、「同軸ケーブルの種類は2つ」で解説した、C型とD型の種類のことです。


そもそもインピーダンスとは、電流の流れにくさ(抵抗)のことで、テレビ用はC型(75Ω)、無線用はD型(50Ω)となっています。テレビを見るために使用するのはC型で、D型ではテレビは映りません。

品名記号では、「C型=C」「D型=D」と表記されるので、テレビとつなぐ同軸ケーブルは品番に「C」が含まれているかどうかで判断しましょう。

見たい放送に対応しているか

同軸ケーブルを選ぶ際は、見たい放送に対応しているかを確認しましょう。古い同軸ケーブルはBS/CS放送には対応していないため、中古の戸建てを買って4K8K放送が映らない場合は、同軸ケーブルが古い可能性があります。

4K8KをはじめとしたBS/CS放送をしたい方は、「4K8K対応」と書かれているものか、品名記号が「S」で始まる同軸ケーブルを選びましょう。

ケーブルの太さ・硬さ

日常的に使用するスマートフォンの充電ケーブルを購入する際はあまり気にしませんが、同軸ケーブルでは太さを確認しましょう。

同軸ケーブルは太いほど断線やノイズの発生がしにくいですが、その分曲がりにくくもあります。そのため、「太ければ太いほどいい」とは一概にいえませんが、壁にあるアンテナ端子からテレビをつなぐのであれば、3Cがおすすめです。

品名記号では太さを数字で表記しますが、絶縁体の種類でも数字が使われていて混同しやすいので、基本的には「3C」「5C」のように、Cとセットになっている数字が太さだと覚えましょう。

ケーブルの長さ

ケーブルの長さは、きちんと距離を測って適切な長さの同軸ケーブルを選びましょう。前述の通り、同軸ケーブルは太ければ太いほど硬くて曲がりにくいです。そのため、あまった分をまとめるのが難しく、「とりあえず長いやつにしよう」と決めると後悔してしまいます。

また、同軸ケーブルは長いほうが電気信号の伝達量が少ないので、できるだけ短いケーブルでつなげられる位置にテレビを配置するのがおすすめです。

同軸ケーブルのつなぎ方

壁にある丸いアンテナ端子が1つで地デジ専用の場合の同軸ケーブルのつなぎ方は、非常にシンプルです。以下は、同軸ケーブル2本とHDMIケーブルを使って、レコーダーも一緒に接続する手順となります。

  1. 壁のアンテナ端子とレコーダーのアンテナ入力端子を同軸ケーブルでつなぐ
  2. レコーダーのアンテナ出力端子とテレビのアンテナ入力端子を同軸ケーブルでつなぐ
  3. テレビとレコーダーをHDMIケーブルでつなぐ

レコーダーを使用しないのであれば、アンテナ端子とテレビを同軸ケーブルで直接つなぐだけなので、非常にシンプルです。

しかし、中古戸建てを購入して4Kが見れないという場合は、アンテナから壁にあるアンテナ端子までをつなぐ壁の中の同軸ケーブルを交換しなければならず、自分でつなぐのはかなり難しいです。

また、同軸ケーブルを曲げるとインピーダンスが保てず、テレビが映らないこともあります。
そのため、壁内の同軸ケーブルを交換したい、アンテナ端子とテレビをつないだけどうまく映らないという場合は、アンテナ工事専門業者に相談しましょう。

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ライちゃん

アンテナ端子とテレビの接続方法について詳しくは
関連記事をご覧ください。

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ご相談・お見積もりは無料で承っておりますので、テレビが映らなくて困っている方や、アンテナ・ケーブルの設置を検討されている方は、ぜひライフテックスにご相談ください。

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まとめ

同軸ケーブルとは、電気信号を送電するためのケーブルのことで、アンテナとテレビをつなぐときにも使用します。

ただし、同軸ケーブルはテレビ用と無線用があるため、テレビを見るためには「テレビ用」もしくは品名記号に「C」が含まれているケーブルを選びましょう。「4K8K対応」または品名記号が「S」で始まる同軸ケーブルであれば、4K放送も楽しめます。

壁にあるアンテナ端子からテレビをつなぐのは簡単ですが、アンテナからアンテナ端子までの古い同軸ケーブルを交換するのはアンテナ工事専門業者でないと難しい作業です。

年間8,000件の施工実績を誇るライフテックスでは、経験豊富なプロのスタッフが受付から施工完了まで丁寧に対応いたします。「同軸ケーブルが古くて4K放送が見られない!」「なんだかテレビの映りが悪い」という場合は、アンテナ工事専門業者のライフテックスにぜひおまかせください!

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