【戸建てにおすすめの安い光回線は？】2023年の最新人気ランキング

「戸建てのプランが安い光回線はどこ？」

光回線の料金は毎月必要になる固定費であるため、できるだけ安く抑えたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

しかし、月額料金だけで判断すると、実質支払う料金が安くなく、損をしてしまう可能性があります。なぜなら、各社で異なるキャッシュバックやキャンペーンを実施していたり、工事費がかかるところ・かからないところがあるからです。

そこでこの記事では、おすすめの光回線10社を2年間の実質料金で比較し、ランキングを作成しました。

速さの比較もしていますので、快適で安い光回線にしたい人は、ぜひ最後までお読みください。

実質料金が安い光回線ランキングTOP10

まず、料金が安い光回線ランキングを見てみましょう。

ここで定義する安い光回線とは、月額料金の安さだけでなく、キャンペーンや特典、工事費用を含めた総合的な金額が安い光回線を指しています。

※2023年12月時点（キャンペーンは終了する可能性があります）
※新規申し込みの場合で、各社のスタンダードなプランの料金で比較
※（月額料金×24+事務手数料+工事費−キャッシュバック・割引）÷24で実質料金を計算
※スマホ・光電話のセット割等は含めていません

このように、月額料金の安さだけを見ると、実質料金では損をする可能性もあります。

では、上記のランキングの光回線について、詳しく解説します。

NURO光

出典：NURO光

【キャッシュバック・割引】

NURO光では特典として、以下のキャンペーンを実施しています。

【基本工事費】

基本工事費は毎月の料金から割賦金額と同額が値引きされるため、継続利用すれば実質無料です。

【他社の解約にかかる費用のキャッシュバック】

他社の違約金・工事費残債などもキャッシュバックされます。

【その他の割引等】

NUROモバイルとのセット割を活用すると、1年間NURO光が最大1,100円割引になります。ソフトバンクユーザーの場合はNURO光でんわもセットで申し込むことで、毎月のスマホ料金が1ユーザー最大1,100円割引になる「おうち割」もあります。

ビッグローブ光

出典：ビッグローブ光

【キャッシュバック・割引】

ビッグローブ光では、以下の特典を受け取ることができます。

【基本工事費】

基本工事費は毎月の料金から割賦金額と同額が値引きされるため、継続利用すれば実質無料です。

【他社の解約にかかる費用のキャッシュバック】

ありません。

【その他の割引等】

光テレビの同時申し込みで10,000円のキャッシュバックも行っています。

モバイルのセット割としては、家族内のauスマホ1台につきスマホ料金が毎月1,100円割引になる「auスマートバリュー」の他に、UQモバイルなら1,100円、BIGLOBEモバイルなら220円がそれぞれ毎月のスマホ料金から割引されます。

So-net 光プラス

出典：So-net 光プラス

【キャッシュバック・割引】

So-net 光プラスでは、50,000円のキャッシュバックがあります。ただし、50,000円のキャッシュバックを受け取る時期は、開通から12か月後30,000円、24か月後に20,000円と2回に分けられるため、注意が必要です。

【基本工事費】

基本工事費は毎月の料金から割賦金額と同額が値引きされるため、継続利用すれば実質無料です。

【他社の解約にかかる費用のキャッシュバック】

ありません。

【その他の割引等】

So-net 光プラスでは、3つのスマホセット割があります。

 おてがる光

出典：おてがる光

【キャッシュバック・割引】

おてがる光では特典として、新規申し込みで初月基本料が無料になります。また、簡単エリア確認を利用すると楽天市場内のNECプラットフォームズ株式会社が運営するショップで利用可能な12,781円分のクーポンを受け取ることができます。

【基本工事費】

基本工事費は毎月の料金から割賦金額と同額が値引きされるため、継続利用すれば実質無料です。

【他社の解約にかかる費用のキャッシュバック】

ありません。

【その他の割引等】

転用申し込みまたは事業者変更申し込みで1年間500円割引キャンペーンを利用すると、最大12か月毎月の利用料金から550円が割引になります。

IIJmioひかり

出典：IIJmioひかり

【キャッシュバック・割引】

キャンペーン期間中に新規または乗り換えの申し込みをすれば12か月間1,386円の割引があります。

【基本工事費】

新規で申し込みの場合、工事費サポート特典で実質無料になります。

【他社の解約にかかる費用のキャッシュバック】

フレッツ光・光コラボからお乗り換えの方のみ、15,000円分のギフト券プレゼントがあります。

【その他の割引等】

新規申込に限らず、転用や事業者変更における新規利用でも工事費用が全て0円になります。

ドコモ光

出典：ドコモ光

【キャッシュバック・割引】

公式の「ドコモ光お申込み／ご相談フォーム」から申し込みを行った場合に限り、最大20,000pt（10ギガは35,000pt）のdポイントがもらえるキャンペーンを実施しています。

【基本工事費】

「ドコモ光1ギガ」または「ドコモ光10ギガ」新規お申し込みの場合、通常工事料が無料になります。

【他社の解約にかかる費用のキャッシュバック】

他社解約金のうちdポイント最大11,000ポイント（10ギガに乗り換えなら最大25,000ポイント）がもらえます。

【その他の割引等】

離れて暮らす家族と2回線以上ドコモ光を契約する場合、「光★複数割」を適用でき、2回線目以降は1回線につき330円/月の割引が適用されます。

ドコモのスマホでギガプランを契約している場合は「ドコモ光セット割」が適用でき、家族内のドコモスマホ1台につきスマホ料金が1,100円割引になります。

GMOとくとくBB光

出典：GMOとくとくBB光

【キャッシュバック・割引】

新規申し込みの場合は全員に5,000円のキャッシュバックがあります。

【基本工事費】

基本工事費は毎月の料金から割賦金額と同額が値引きされるため、継続利用すれば実質無料です。

【他社の解約にかかる費用のキャッシュバック】

乗り換えの場合は他社の違約金分として一律50,000円のキャッシュバックがあります。ただし、50,000円のキャッシュバックを受け取るには、開通から11か月目に届くキャッシュバック特典の案内メールから受け取り手続きを完了しなければならないため、注意が必要です。

【その他の割引等】

回線の申し込みと同時にGMOひかりテレビやGMOひかり電話に申し込むことで、キャッシュバックが増額します。

enひかり

出典：enひかり

【キャッシュバック・割引】

ありません。

【基本工事費】

【他社の解約にかかる費用のキャッシュバック】

ありません。

【その他の割引等】

UQ mobile・povo・ahamoユーザーなら、スマホ月額料金が毎月110円割引になる特典があります。

SoftBank光

出典：SoftBank光

【キャッシュバック・割引】

以下で説明する基本工事費相当額のキャッシュバックがあります。

【基本工事費】

「SoftBank 光・1ギガ」を申し込んだ場合は、開通工事費相当が月額基本料金から毎月1,100円×24ヶ月割引になります。「SoftBank 光・10ギガ」を申し込んだ場合は、開通工事費26,400円の場合は24,000円、開通工事費10,560円の場合は10,000円、2,200円の場合は2,000円のキャッシュバックがあります。

いずれも回線工事が発生する場合のみ適用されます。

【他社の解約にかかる費用のキャッシュバック】

他社の違約金・工事費残債などにかかる費用を100,000円までキャッシュバックする特典があります。

【その他の割引等】

ソフトバンクを契約している場合は「おうち割」が適用でき、家族内のソフトバンクスマホ1台につきスマホ料金が最大1,100円割引になります。

auひかり

出典：auひかり

【キャッシュバック・割引】

「auひかり ホーム1ギガ」はネット単体での特典はありません。「auひかり ホーム10ギガ」「auひかり ホーム5ギガ」を申し込むと、以下の特典が利用できます。

【基本工事費】

「ネットと電話」に新規加入した場合の特典は、初期費用相当額が月額利用料から割引になります。

【他社の解約にかかる費用のキャッシュバック】

他社サービスからauひかりに乗り換えの場合は、「ずっとギガ得プラン＋電話」に新規加入で他社サービス解約時に発生する解約違約金相当額が合計最大30,000円還元されます。

さらに「auスマートバリュー」または「自宅セット割インターネットコース」に申し込みで最大10,000円還元の特典もあります。

【その他の割引等】

auユーザーなら、ネットとauスマホをセットで利用するとスマホの月額料金が毎月最大1,100円割引になる「auスマートバリュー」があります。UQ mobileなら「自宅セット割」でスマホの月額料金が毎月最大858円割引になります。

また、ネット（au one net）と電話に同時加入でauPAYへ10,000円相当還元されます。

戸建て向け光回線の費用相場

光回線は毎月決まった金額がかかります。つまり固定費になるので、家計に影響のない範囲内の料金で使える光回線とプランを選びましょう。

ランキング上で紹介した10社で2年間使用した場合を比較すると以下の表になります。月額費用は3,228円〜7,411円です。 1ヶ月の支払いだけでも、最大4,183円もの差があります。

※2023年12月時点（キャンペーンは終了する可能性があります）
※新規申し込みの場合で、各社のスタンダードなプランの料金で比較
※（月額料金×24+事務手数料+工事費−キャッシュバック・割引）÷24で実質料金を計算
※スマホ・光電話のセット割等は含めていません

戸建ての光回線を選ぶ際のポイント

戸建てで使用する光回線を選ぶポイントは、以下の通りです。

では、ポイントをひとつずつ解説していきます。

実質料金で比較

料金の安さを月額料金だけで見ると損してしまいます。

キャッシュバックや割引も含めた実質料金に着目し、どこがもっともお得なのかを見ることが大切です。

工事費用なども含めて確認し、実質いくらかかるのかを計算しましょう。

速さで比較

※速度の実測値参考：みんそく（2023年12月時点）

光回線は速度が出ないと使い物にならないケースもあるため、どのくらいの速さなのかも確認しましょう。Ping値は数値が低い方が、速度は数値が高い方がより快適にインターネットを利用できます。

みんそくで回線名を入れて検索すると、実際の速度を詳しく確認できます。ぜひ活用してみてください。

のりかえ特典で比較

	違約金還元キャンペーン
1.NURO光	あり
2.ビッグローブ光	なし
3.So-net 光プラス	なし
4.おてがる光	なし
5.IIJmioひかり	あり
6.ドコモ光	あり
7.GMOとくとくBB光	あり
8.enひかり	なし
9.SoftBank光	あり
10.auひかり	あり

キャッシュバックや割引の他に確認すべきなのは、他社の解約にかかる費用がいくら還元されるかです。

解約金や工事費残債がない人には関係ありませんが、それらが発生すると数万円必要になるケースも多々あります。

余計な出費を少しでも減らすために、今使っている光回線を解約するときにかかる費用と同額をキャッシュバックしてくれる業者を選ぶとお得です。

のりかえ特典については、別記事「光回線をお得に乗り換えるには｜4通りの乗り換え方法と4つのポイント点も解説」でも解説しているので参考にしてください。

工事費の有無で比較

光ファイバーケーブルの敷設工事が必要な場合、工事費用が20,000〜30,000円ほどかかります。多くの事業者はこの費用と同額を割引することで実質無料としていますが、中には工事費分の割引がないケースもあります。

工事費用は決して安くないため、無料なのか、実質無料なのか、支払う必要があるのかを確認しておきましょう。

セット割で比較

家族みんなで同じ会社のスマホを使っている場合、光回線とスマホのセット割が使えれば毎月大きな割り引きになります。そのため、少しでも固定費を下げたい場合はセット割りの有無も確認しましょう。

例えば、ドコモ・au・ソフトバンクはそれぞれが提供しているスマホの割引があります。しかし、ソフトバンクならNURO光にもセット割はありますし、auのスマートバリューが適用できる光回線も複数あります。

安さにこだわるのであれば、自分のスマホが割引になる光回線はどこかを確認してみましょう。

光回線は月額料金の安さだけで選ぶべきではない

料金の安さは固定費を下げるうえで欠かせないポイントですが、その点だけに着目して光回線を選ぶのはおすすめしません。

月額料金が安い光回線を選ぶ際の注意点

ここではこの3つの観点から、安い光回線を選ぶ注意点を紹介します。

最低利用期間や解約条件が厳しく決められている

安い光回線の契約をする際には、契約期間や解約に関する条件を確認しておくことが大切です。一部のプロバイダーは、長期の契約を求めたり、解約時に違約金が発生する場合があるからです。

最低利用期間はプロバイダーや料金プランによって異なりますが、一般的には1年から2年の間が多いです。ただし、中には3年以上の最低利用期間を設定しているプランも存在します。

最低利用期間内に解約をする場合には違約金が課せられることや、工事費を分割にして「実質無料」と謳っている場合には一括で支払いが求められます。その他、解約金の発生しない期間が限られていたり、レンタル機器の返却・違約金が求められるなど、契約前から解約条件をリサーチしておくのが必須となるでしょう。

ただし、近年では長期の契約を求めず、より柔軟な利用プランを提供するプロバイダーも増えてきています。引越しなど光回線の解約が想定される場合には、契約期間や解約条件に適切に対処できるプランを選んで比較するよう注意しましょう。

オプションサービスの追加料金がかかる場合がある

そもそも光回線のプロバイダーは、光回線だけを提供していることは少なく、スマートフォンキャリア、テレビ、固定電話、電気代、VODなど、家庭にかかわるサービスを複合的に提供できるよう、オプションサービスと同時に契約して割引になるプランが用意されています。

競争の激しい光回線市場では、プロバイダーは他社との差別化を図るために月額料金を抑えて少しでも安くする企業努力がされていますが、月額料金だけでは利益が限られてしまうため、オプションサービスを利用してもらうことで売上の補填を狙っているからです。

キャンペーンページには「このキャッシュバックキャンペーンを使うにはこのオプションサービスへの加入が必須」などの記載があるため、適用しようと考えているキャンペーンにオプション必須の有無がないか確認してから、合計金額で比較することをおすすめします。

通信速度が非常に遅い可能性がある

月額料金の安さをウリにしている光回線は、提供サービスの質が他よりも劣っており、強みとして月額料金が他社よりも引き下げられている可能性は少なくありません。

一般的なプランの最大通信速度（ベストエフォート：理論値）は1Gbpsですが、これはあくまでも最大通信速度であり、理想条件がそろわなければ観測できる数値ではありません。さらに同じ最大通信速度1Gbpsでも光回線業者によって平均速度は異なります。

この表は各社光回線でスピードテストを行ったユーザーの測定結果が見られる「みんなのネット回線速度」というサイトで公開されている、平均の実測値です。

参考：みんなのネット回線速度

※2023年12月時点

光回線を選ぶときは、最大通信速度と同時に平均実測値も見て判断しましょう。

もし通信速度の遅い光回線を選んでしまうと、次のような症状が起きてしまいます。

このようなことが日常的に起きると、ストレスが溜まるでしょう。最近では生活のさまざまなポイントでインターネットを使うため、回線の速度は非常に重要なのです。

エリアや整備環境が対応していないこともある

自分が住んでいるエリアでどの光回線が使えるかは、それぞれの光回線の公式サイトから検索しましょう。すべての光回線が使えるというエリアは限られているため、自宅で使えない光回線を選んでしまわないためです。

また、一般的なプランには対応していても、高速回線のプランは対応していない場合もあるので、使える回線の速度も確認しておきましょう。

NTTフレッツ光系 （GMOとくとくBB光、おてがる光、ドコモ光など）	NTT東日本フレッツ光 エリア検索 NTT西日本フレッツ光 エリア検索
SONY（NURO光）	NURO光 エリア検索
KDDI（auひかり）	auひかり エリア検索 auひかりちゅら（沖縄版） エリア検索
電力系（eo光など）	eo光 エリア検索 コミュファ光 エリア検索

割引期間が終わると相場よりも高い料金になる場合がある

光回線の中には最大速度が5Gや10Gになる高速プランや、テレビやスマホとセットになったオプションが用意されていることが多いです。 オプションとセットにしたり、他社から乗り換えたりすると、キャッシュバックキャンペーンや、1〜2年間料金が割引になる特典がある会社もあります。

特典を利用すると一時期はお得になりますが、料金が正常価格に元に戻っても相場料金であるかを確認しましょう。

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※本キャンペーンは予告なく終了する可能性がございますので、ご了承ください。

よくある質問

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この記事では、戸建ての光回線を実質料金で比較しました。

ランキングは以下の通りです。

※2023年12月時点（キャンペーンは終了する可能性があります）
※新規申し込みの場合で、各社のスタンダードなプランの料金で比較
※（月額料金×24+事務手数料+工事費−キャッシュバック・割引）÷24で実質料金を計算
※スマホ・光電話のセット割等は含めていません

戸建ての光回線を選ぶ際には、以下のポイントに注目して選びましょう。

特に、光回線は快適なインターネット環境を整えるために、速さも重視する必要があります。料金や特典だけにとらわれず、バランスの取れた光回線を選びましょう。