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混信障害 | 用語集|テレビのアンテナ工事ならライフテックス

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混信障害 | 用語集|テレビのアンテナ工事ならライフテックス

混信障害とは、周波数が同一の、もしくは非常に近い2つ以上の電波が互いに干渉し合うことで引き起こされる障害のことです。

ラジオ放送であれば、2つ以上のラジオ局の放送波を同時に受信してしまうため、音声が聞き取りづらくなります。テレビ放送であれば、映像の乱れを生じさせることがあります。また、あるラジオ局(FM放送局)の音声周波数と、あるテレビ局の映像周波数が同一であったり近接していたりすると、ラジオの放送波がテレビ映像に障害を発生させる原因ともなります。通常、このような障害が発生しないようにするため、その国の電波を所管している役所(日本の場合は総務省)が各放送局に対して周波数を割り当て、放送波が互いに干渉してしまうことを防ぎます。ただし、条件によっては、国内や国外の遠く離れた場所からの放送波が届いてしまうこともあり、混信障害を完全になくすことは難しいのが現状です。

お役立ち情報

日本でまだ地上アナログ放送が利用されていた当時、一部のテレビ局は混信障害に長年悩まされてきました。特に、VHF放送帯で1チャンネルから3チャンネルを利用していた放送局です。東京をはじめとする関東地方では、NHKが1チャンネルと2チャンネルを使用してきました。これらのテレビ放送で使用されていたのは100メガヘルツ前後の周波数ですが、近隣諸外国では一般のFM放送でも使用が認められている周波数であったため、夏などに特定の気象条件が生じるとその電波が日本国内まで届いてしまい、テレビ映像に乱れを生じさせる問題が頻発しました。現在では地上デジタル放送に移行されたため、そのような混信障害も解消されています。

 

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