エアコン工事のアスベスト調査費用はいくら?費用相場や工事が必要になるケースを解説

「エアコン工事を頼んだらアスベスト調査が必要と言われた。費用はどれくらいかかるの?」
「築年数が古い家だけど、調査が必要かどうか自分で判断できる?」
エアコン取り付けや交換を検討している方のなかには、アスベスト調査の費用や必要性に戸惑っている方も多いですよね。
2023年10月の法改正以降、エアコン工事のように壁に穴をあける工事でも、条件に当てはまればアスベスト調査が義務になります。一方で、建築時期や工事内容によっては調査が不要なケースもあります。
| 知りたいこと | 答えの目安 |
|---|---|
| 調査費用の相場 | 書面・目視調査で3万円~5万円程度が一般的 |
| 調査が必要なケース | 2006年8月以前着工の建物で、新規に穴をあける・穴を拡張する工事 |
| 調査が不要なケース | 2006年9月以降着工の建物、既存の配管穴をそのまま使う場合 |
| 予算の立て方 | 調査に加え、対策工事費2万円~も見込んでおく |
調査が必要かどうかは、建物の着工時期を証明する書類で判断できます。事前に費用の相場を押さえておくと、見積もりを取るときに安心です。
とはいえ、「アスベスト調査にも対応してくれる業者に頼みたい」とお悩みの方もいますよね。
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エアコン工事のアスベスト調査費用の相場と必要なケースの目安
エアコン工事でアスベスト調査にかかる費用と、「いつ必要になるか」の目安を押さえておくと、予算や準備が立てやすくなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アスベスト調査費用の相場は書面・目視で3万円~5万円が目安 | 建物の着工日確認と書面・目視調査の費用 |
| 調査が必要なケースと不要なケースの判断基準 | 建築時期と工事内容(新規穴あけ・既存穴利用など)で判断 |
| 調査が必要な場合は対策工事費用も見込んで予算を立てる | 対策工事は2万円~が相場。総額で見積もりを取る |
それぞれの詳細をひとつずつみていきます。
アスベスト調査費用の相場は書面目視で3万円5万円が目安
エアコン工事に伴うアスベスト調査では、まず建物の着工日を書類で確認し、そのうえで書面調査と目視調査をおこないます。
この書面・目視調査の費用相場は、おおむね3万円~5万円程度といわれています。建物の規模や調査範囲によって変動するため、業者に依頼する際は「調査内容と報告書作成まで含まれているか」を確認すると安心です。
書面や目視だけではアスベストの有無が判断できない場合は、建材の一部を採取して専門機関で分析する「分析調査」が必要になり、1試料あたり1万5千円~3万円程度の追加費用がかかるケースがあります。
調査が必要なケースと不要なケースの判断基準
調査が必要か不要かは、建物の着工時期と工事の内容で決まります。
2006年9月1日以降に着工した建物は、アスベスト含有建材の使用が法律で禁止されているため、原則として調査は不要です。一方、2006年8月31日以前に着工した建物で、壁や天井に「新規で穴をあける」または「既存の穴を拡張する」工事をする場合は、法令上アスベスト調査が義務づけられています。
既存のエアコン配管穴をそのまま利用して取り替えるだけの場合は、新たに建材を傷つけないため、調査は不要です。着工日は、建築確認通知書・検査済証・登記簿謄本などの書類で確認します。
調査が必要な場合は対策工事費用も見込んで予算を立てる
調査の結果、アスベストが検出された場合や、含有の有無が不明な場合は、対策工事(みなし工事)が必要になります。
対策工事では、養生や集塵装置を使った穴あけ、作業後の清掃、廃材の適正処理などがおこなわれ、費用の相場は2万円~です。
建物の構造や工事範囲によってはさらにかかる場合もあるため、見積もりで「調査費」と「対策工事費」の両方を確認し、総額で予算を立てることをおすすめします。
エアコン工事でアスベスト調査が必要な場合と不要な場合
自分の家で調査が必要かどうかは、工事の内容と建物の着工時期で判断できます。以下で必要・不要のパターンを整理します。
それぞれの詳細をひとつずつみていきます。
必要になる場合①2006年8月以前に着工した建物で新規に穴をあける工事
2006年8月31日以前に着工した建物で、エアコン用の配管穴を新たに壁や天井に開ける工事をおこなう場合は、アスベスト調査が義務づけられています。
2006年9月以降、日本ではアスベスト含有建材の製造・輸入・使用が原則禁止されているため、それ以前に建てられた建物にはアスベストが含まれている可能性があります。穴あけで建材を破損させると、繊維が飛散するおそれがあるため、事前の調査が必要です。
新規取り付けや、別の場所への移設で新しい穴をあける場合が該当します。調査の実施には、建築確認通知書や検査済証など、着工日を証明する書類の準備が必要です。
必要になる場合②既存の配管穴を拡張する工事
すでにある配管穴が小さく、穴を拡張する工事をおこなう場合も、アスベスト調査が義務づけられています。
穴の拡張では壁の内部の建材を加工するため、アスベスト含有建材が使われていれば粉じんが発生し、飛散するリスクがあります。
とくに築年数が古い建物では、配管周りの保温材や継手部分にアスベストが含まれている可能性が高いため、拡張前に有資格者による調査を実施することが重要です。
不要になる場合①2006年9月以降に着工した建物
2006年9月1日以降に着工した建物では、アスベスト含有建材の使用が禁止されているため、原則としてアスベスト調査は不要です。
着工日は、建築確認通知書・検査済証・建物登記簿謄本・建築台帳記載事項証明書・固定資産税課税台帳のいずれかで確認します。着工日が証明できない場合や、過去の増改築でアスベスト含有建材が使われている可能性がある場合は、調査が必要と判断されるケースがあります。
不要になる場合②既存の配管穴をそのまま利用する場合
既存の配管穴をそのまま利用して、同じ位置に新しいエアコンを取り付ける場合は、アスベスト調査は不要です。
新たに穴をあけたり拡張したりしないため、建材を傷つけてアスベストを飛散させるリスクが低いとされています。室外機のみの交換も、建物内部の建材に触れないため調査対象外です。
既存の穴のサイズが合わず拡張が必要になった場合は、その時点で調査が必要になります。工事依頼時に、業者に「既存の穴が使えるか」を確認してもらうとよいでしょう。
アスベスト調査と対策工事の費用内訳
調査や対策工事にかかる費用の内訳を理解しておくと、見積もりを比較しやすくなります。
| 費用項目 | 内容 |
|---|---|
| 書面調査・目視調査の相場 | 着工日確認と書面・目視による調査 |
| 分析調査が必要な場合の追加費用 | 建材の採取・分析で1試料あたり1万5千円~3万円程度 |
| アスベスト対策工事のみなし工事の相場 | 飛散防止を講じた穴あけ・清掃・廃材処理 |
| エアコン本体と取り付け工事を含めた総額の目安 | 本体・標準工事・調査・対策を合わせた概算 |
それぞれの詳細をひとつずつみていきます。
費用①書面調査目視調査の相場
書面調査では、設計図書や仕上表から使用建材を把握し、石綿含有建材データベースなどで照合します。目視調査では、有資格者が現地で壁や天井の建材を確認します。
この書面・目視調査の費用は、一般的に3万円~5万円程度です。調査範囲や建物の規模により変動するため、見積もりで「報告書作成費が含まれるか」も確認しておくと安心です。
費用②分析調査が必要な場合の追加費用
書面・目視だけではアスベストの有無が判断できない場合、疑わしい建材の一部を採取して専門機関で分析する分析調査がおこなわれます。
分析調査の費用は1試料あたり1万5千円~3万円程度が相場です。試料数が増えると費用も増えるため、事前調査の段階で「分析が必要になりそうか」を業者に聞いておくと、予算の目安が立ちます。
分析結果が出るまでには、おおむね3~10日程度かかる場合があります。
費用③アスベスト対策工事のみなし工事の相場
アスベストが検出された場合や、含有の有無が不明な場合は、対策工事(みなし工事)が必要です。飛散防止の養生、集塵装置を使った穴あけ、作業後の清掃、アスベスト含有廃材の適正処理などが含まれます。
対策工事の費用相場は2万円~です。工事範囲や建物の構造によってはさらにかかる場合もあり、廃材の処理費が別途になる場合もあります。
見積もりで「対策工事費」と「廃材処理費」の有無を確認しましょう。
エアコン本体と取り付け工事を含めた総額の目安
アスベスト調査・対策まで含めた、エアコン取り付けの総額の目安です。
| 費用項目 | 金額の目安 |
|---|---|
| エアコン本体(6~12畳程度) | 5万円~ |
| 標準取り付け工事 | 1万円~2万円 |
| アスベスト調査 | 3万円~5万円 |
| アスベスト対策工事 | 2万円~ |
| 合計 | 約11万円~ |
あくまで目安であり、機種や設置環境・追加工事の有無で変わります。見積もりでは、調査費と対策工事費が明示されているかを必ず確認し、複数業者で比較することをおすすめします。
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おすすめポイント
- エアコン事業歴10年以上の豊富な実績
- 第二種電気工事士を持つ自社スタッフが対応
- アスベスト調査・対策工事が必要な場合も一貫して対応可能
弊社は自社スタッフがエアコンの販売から取り付けまで一貫しておこなうため、アスベスト調査が必要な場合でもスムーズに対応できます。
また、エアコン販売・取り付けパックでは、工事費用を明確に提示しており、新品エアコンの工事保証は3年間です。
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アスベスト調査の流れと準備しておく書類
調査が必要と判断された場合の流れと、事前に用意したい書類を押さえておくと、工事がスムーズに進みます。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 流れ①建物の着工日を書類で確認する | 建築確認通知書などで着工日を確認 |
| 流れ②有資格者による書面調査・目視調査を実施する | 建築物石綿含有建材調査者による調査 |
| 流れ③分析調査や対策工事が必要な場合の対応 | 分析結果に応じた対策工事の実施 |
それぞれの詳細をひとつずつみていきます。
流れ①建物の着工日を書類で確認する
アスベスト調査の第一歩は、建物の着工日を書類で確認することです。2006年9月1日以降の着工であれば、原則として調査は不要となります。
着工日が分かる書類の例は次のとおりです。
- 建築確認通知書
- 検査済証
- 建物登記簿謄本
- 建築台帳記載事項証明書
- 固定資産税課税台帳
書類がない場合は、アスベスト含有の可能性があるものとして扱われ、調査が必要になるケースがあります。工事の前に、工務店やハウスメーカーに問い合わせて書類を用意しておくとスムーズです。
流れ②有資格者による書面調査目視調査を実施する
着工日が2006年8月以前と確認できた場合、建築物石綿含有建材調査者の資格を持つ調査員による書面調査・目視調査が実施されます。
書面調査では設計図書や仕上表から使用建材を把握し、目視調査では現地で壁や天井の建材を確認します。
調査結果、アスベスト含有の可能性が高いと判断された場合は、分析調査(建材の採取・成分分析)に進みます。通常、書面・目視調査には1~3時間程度かかることが多いです。
流れ③分析調査や対策工事が必要な場合の対応
書面・目視では判断できない場合、建材の一部を採取して専門機関で分析する分析調査がおこなわれ、結果が出るまでに数日~2週間程度かかる場合があります。
分析の結果、アスベストが検出された場合や含有の有無が不明な場合は、対策工事(みなし工事)を実施したうえでエアコン工事に進みます。対策工事では、養生・集塵装置を使った穴あけ・清掃・廃材の適正処理などがおこなわれ、石綿作業主任者などの有資格者が対応します。
エアコン工事のアスベストのみなし工事について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
事前に準備したい書類一覧
調査をスムーズに進めるため、次の書類を事前に用意しておくとよいです。
- 建築確認通知書
- 検査済証
- 設計図書(配置図・平面図・立面図など)
- 建築登記簿謄本
建物に関する書類をできるだけ揃えておくことで、調査の精度が上がり、工期の短縮にもつながります。
アスベスト調査を含むエアコン工事の業者選びのポイント
アスベスト調査が必要なエアコン工事では、調査から工事まで一貫して対応できる業者を選ぶことが重要です。
| ポイント | 確認内容 |
|---|---|
| 調査から工事まで一貫して対応できるか | 調査と工事を別業者にすると責任の所在が曖昧になりやすい |
| 第二種電気工事士の資格を保有しているか | エアコン工事には電気工事士の資格が法律上必要 |
| 見積もりに調査・対策費用が明記され保証が明確か | 費用の透明性とアフターフォローを確認する |
それぞれの詳細をひとつずつみていきます。
ポイント①調査から工事まで一貫して対応できるか
アスベスト調査とエアコン工事を別々の業者に依頼すると、調査結果の解釈の食い違いや、工事業者が調査内容を十分に把握していないといった問題が起きる場合があります。責任の所在が曖昧になり、工期が延びる可能性も高いです。
調査から工事まで一貫して対応できる業者を選べば、調査結果を踏まえた適切な工事方法を提案してもらえ、トラブル時も対応しやすくなります。
見積もり依頼の段階で、「アスベスト調査が必要な場合、どのように対応するか」を確認するのがおすすめです。
ポイント②第二種電気工事士の資格を保有しているか
エアコンの取り付け工事では、配線や専用コンセントへの接続など電気工事に該当する作業があるため、第二種電気工事士の資格が法律上必要です。一般住宅のエアコン工事であれば、第二種で対応できます。
依頼する業者では、実際に作業するスタッフが電気工事士の資格を保有しているかを確認しましょう。信頼できる業者であれば、資格の有無を明確に説明してくれます。
ポイント③見積もりに調査対策費用が明記され保証が明確か
見積もりでは、工事内容が項目ごとに分かれて記載されているか、アスベスト調査・対策工事の費用が含まれているかを確認することが大切です。「エアコン工事一式」のように曖昧な記載だけでは、のちに追加費用が発生する可能性があります。
また、工事後の保証期間やアフターフォローの内容も確認し、複数の業者から見積もりを取って比較することをおすすめします。
エアコン工事のアスベスト調査費用に関するよくある質問
2006年以前の建物でも既存の穴を使えば調査は不要になる?
|
既存の配管穴をそのまま利用して、同じ位置にエアコンを取り付ける場合は、アスベスト調査は不要です。 新たに穴をあけたり拡張したりしないため、建材を傷つけてアスベストを飛散させるリスクが低いとされているためです。一方、既存の穴のサイズが合わず拡張工事が必要な場合は、調査が必要になります。 工事を依頼する際に、業者に「既存の穴がそのまま使えるか」を確認してもらいましょう。 |
アスベスト調査をしないで工事をするとどうなる?
|
アスベスト調査が義務づけられているケースで調査をせずに工事をおこなうと、大気汚染防止法や石綿障害予防規則に違反するおそれがあります。 違反内容によっては、罰金や行政指導の対象になるおそれがあり、アスベスト飛散により第三者に健康被害が生じた場合は、損害賠償を求められるリスクもあります。 調査が必要な場合は、必ず有資格者による調査と必要な対策を実施したうえで工事を進めることが重要です。 |
調査費用はエアコン業者の見積もりに含まれる?
|
調査費用がエアコン業者の見積もりに含まれるかは業者によって異なります。含まない場合は、調査費が別途になるため、総額が想定より高くなるケースもあります。 家電量販店によっては、エアコン購入とセットでアスベスト調査を安価に提供している場合もあります。 依頼前に「アスベスト調査が必要な場合、調査費用は見積もりに含まれるか」「対策工事費は別か」を確認し、総額で比較するのがおすすめです。 |
まとめ
エアコン工事のアスベスト調査費用についておさらいしましょう。
| 判断 | 調査の要否 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 2006年8月以前着工で 新規穴あけ・穴の拡張をする場合 |
必要 | 調査3万円~、対策工事2万円~ |
| 2006年9月以降に着工した建物 | 不要 | — |
| 既存の配管穴をそのまま利用する場合 | 不要 | — |
| アスベストが検出された場合(対策工事) | 必要 | 対策工事2万円~ |
エアコン工事でアスベスト調査が必要になるのは、2006年8月以前に着工した建物で、壁や天井に新たに穴をあける、または既存の穴を拡張する工事をおこなう場合です。必要かどうかは、建築確認通知書などの書類で着工日を確認して判断します。
アスベストは健康被害を引き起こすおそれがあるため、該当する工事では適切な調査と対策をおこなうことが重要です。費用の相場を把握し、見積もりで調査費・対策工事費が明示されているかを確認したうえで、調査から工事まで一貫対応できる業者を選ぶことをおすすめします。
とはいえ、「どこに相談して工事を依頼すればいいかわからない…」とお悩みの方もいますよね。
そういった方は、エアコン事業歴10年以上の実績を持つライフテックスにおまかせください!
弊社は自社スタッフがエアコンの販売から取り付けまで一貫しておこなうため、アスベスト調査が必要な場合でもスムーズに対応できます。
また、エアコン販売・取り付けパックでは工事費用を明確に提示しており、新品エアコンの工事保証は3年間です。
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