エアコンは6畳・10畳・14畳用以外買ってはいけない?損しない畳数の選び方を解説
「エアコンを買い替えたいけど、どの畳数を選べばいいかわからない…」
「店員さんに勧められた高いモデルを買って、本当に損しないか不安…」
エアコンの買い替えを検討する際、多くの畳数や機能があって、どれが自分の家に最適なのか迷いますよね。
とくに家電量販店で「少し大きめの畳数がおすすめですよ」と言われると、本当に必要なのか、ただ高いものを勧められているのではないか、判断が難しいと感じる方も多いです。
実は、エアコンの畳数選びには「買ってはいけない」とされる組み合わせが存在します。そのカラクリを知ることで、無駄な出費を抑え、ご自宅にぴったりの一台を見つけられます。
畳数選びのポイント | 理由 |
---|---|
6・10・14畳用を選ぶ | 同じ性能でも価格が安く、コストパフォーマンスが高い |
家の断熱性を考慮する | 昔の基準で作られているため、現代の家にはオーバースペック |
最大能力値を確認する | カタログの「〇畳用」という表示だけでは性能はわからない |
エアコン選びで重要なのは、カタログの畳数表示をうのみにせず、ご自宅の状況に合わせて性能を見極めることです。
とくに最近の断熱性が高い住宅であれば、必要以上に大きなエアコンはかえって電気代の無駄につながる可能性もあります。
「お得にエアコンを買い替えたいけど、工事の品質も心配…」という方は、エアコン事業歴10年以上を誇るライフテックスにご相談ください。
弊社では、高品質なエアコンを低価格でご提供する「エアコン販売・取り付けパック」をご用意しており、お客様のご自宅に最適な一台を専門スタッフがご提案します。
無料でお見積もりも承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください!
買ってはいけないエアコンの畳数があるって本当?
エアコンの買い替えを検討していると、「買ってはいけない畳数がある」という話を耳にすることがあります。
特定の畳数のエアコンが他のモデルに比べてコストパフォーマンスが悪い場合がある、という考え方に基づいています。
なぜコストパフォーマンスが悪いモデルがあるのでしょうか。そのカラクリと結論から解説します。
結論:エアコンは6畳・10畳・14畳用以外は買ってはいけない説
エアコンの畳数選びで損をしないための結論として、「6畳用・10畳用・14畳用(200V)のモデルを中心に選ぶ」という考え方があります。
8畳用の部屋に6畳用のエアコンを設置するなど、実際の部屋の広さより小さい畳数のモデルを選ぶことになりますが、多くの住宅では小さいモデルで十分なケースがほとんどです。
もちろん、お住まいの環境によっては例外もありますが、「6・10・14畳」という数字が、賢いエアコン選びの重要なキーワードになります。
なぜ?同じ性能なのに価格が高いモデルが存在するカラクリ
「6畳用と8畳用」「10畳用と12畳用」のように、隣り合う畳数のモデルを比較すると、実はエアコンの心臓部である室外機の性能(最大暖房能力)がほとんど変わらない場合があります。
カタログ上の畳数表記が大きくなるだけで、数万円単位で価格が高く設定されています。
メーカーが畳数に応じて細かく価格を設定しているためです。つまり、性能がほぼ同じでも、8畳用や12畳用といったモデルは、6畳用や10畳用に比べて割高になっている可能性があります。
カラクリを知っているだけで、無駄な出費を大きく抑えられます。
買ってはいけない畳数が存在する3つの理由
「エアコンは6畳・10畳・14畳用を中心に選ぶべき」という説には、明確な3つの理由があります。
3つの理由を理解することで、カタログの数字に惑わされず、本当に価値のあるエアコンを選べるようになります。
買ってはいけない畳数が存在する理由 | 概要 |
---|---|
最大暖房能力が同じ | 畳数が違っても、発揮できるパワーの上限が同じモデルがある |
畳数の基準が古い | 現代の住宅にはオーバースペックな基準で設計されている |
14畳用から性能が変わる | 14畳用から200V電源になり、パワーや室外機の性能が大きく向上する |
詳細をひとつずつみていきます。
理由①:最大暖房能力が複数の畳数で同じだから
エアコンの性能を見るときは、カタログに記載されている「最大能力」が重要です。
とくに暖房能力に注目すると、「6畳用と8畳用」「10畳用と12畳用」といったグループ内で、最大暖房能力の数値がほとんど同じであることがわかります。
同じ設計の室外機を使い、プログラムの制御で対応畳数を変えているためです。つまり、8畳用を選んでも、6畳用と暖房パワーの上限は変わりません。
しかし、本体価格は高くなるため、8畳用はコストパフォーマンスが悪いといえます。
理由②:畳数の基準が古い無断熱住宅のままだから
エアコンの「おもに〇畳用」という表示は、1964年に定められたJIS規格に基づいています。基準となったのは、断熱材が入っていない木造の平屋住宅です。
現在の住宅は当時と比べて気密性・断熱性が格段に向上しています。そのため、60年前の基準でエアコンを選ぶと、多くの住宅でオーバースペック(過剰な性能)になってしまいます。
とくに断熱性の高いマンションや近年の戸建て住宅であれば、カタログの畳数表示よりも小さいモデルで十分に快適な室温を保てます。
理由③:14畳用から性能が大きく変わるから
家庭用エアコンのモデルは、14畳用を境に性能が大きく変化する分岐点となっています。
多くのメーカーで、6畳用から12畳用までは100V電源、14畳用以上は200V電源が採用されています。200Vのエアコンは100Vに比べてパワーが格段に強く、より広い空間を素早く冷やしたり暖めたりできます。
また、エアコンの心臓部である室外機も、14畳用からひと回り大きいサイズのものが使われる傾向があります。室外機が大きくなることで、とくに外気温が低い冬場でもパワフルな暖房能力を発揮することが可能です。
あなたの家に最適なエアコン畳数の選び方
ここまで解説した理由を踏まえ、実際にあなたの家に最適なエアコンを選ぶための具体的な方法を紹介します。家の状況や部屋の用途に合わせて、賢くエアコンを選びましょう。
詳細をひとつずつみていきます。
【築年数・断熱性で判断】最近の家は小さめが基本
ご自宅の断熱性能は、最適なエアコンを選ぶうえで重要な要素です。
目安として、2000年以降に建てられた住宅であれば、省エネ基準を満たしている可能性が高く、カタログの畳数表示より小さいモデルで十分です。
とくに気密性の高いマンションや、近年の高断熱住宅にお住まいの場合は、8畳の部屋なら6畳用、20畳のリビングでも14畳用で快適に過ごせるケースが多くあります。
逆に、築年数が古く、冬場に寒さを感じるような住宅の場合は、畳数通りのモデルを検討する必要があるかもしれません。
【部屋別】リビングは14畳用・寝室や子供部屋は6畳用がおすすめ
一般的なご家庭での使い分けとして、以下のような選び方がおすすめです。
- リビング(14畳以上):14畳用(200V)
人が集まる広いリビングには、パワフルな200V対応の14畳用が最適です。広い空間でも効率よく空調でき、結果的に電気代の節約にもつながります。
- 寝室・子供部屋(12畳以下):6畳用(100V)
個室で使う場合は、もっともコストパフォーマンスの高い6畳用モデルがおすすめです。8畳や10畳の部屋でも、最近の住宅であれば6畳用で十分対応できます。
注意点:冷房能力は日当たりなども考慮が必要
「6・10・14畳用がお得」という話は、主に暖房能力に基づいています。冷房の場合は少し注意が必要です。
夏の強い日差しが差し込む部屋や、最上階の部屋、西日が当たる部屋などは、暖房よりも大きなパワーが必要になることがあります。
また、天井が高く吹き抜けがあるリビングなども、冷たい空気が降りにくいため、通常より大きい能力が求められます。
熱がこもりやすい環境では、畳数通りのモデルやワンサイズ上のモデルを検討した方が快適に過ごせる場合もあります。
エアコンの買い替え・取り付けならライフテックスにおまかせ!
「どのエアコンを選べばいいかは分かったけど、取り付け工事はどこに頼めばいいの?」とお悩みの方もいますよね。
エアコンは本体の性能だけでなく、適切な取り付け工事があって初めてエアコンの能力を最大限に発揮できます。
そんなときは、エアコン事業歴10年以上の実績を持つライフテックスにおまかせください!
- 豊富な専門知識で、ご自宅に最適なエアコンをご提案
- 高品質なエアコンを低価格でご提供する「エアコン販売・取り付けパック」
- 経験豊富な自社スタッフによる、丁寧で確実な取り付け工事
弊社では、お客様一人ひとりのご自宅の状況やご要望を丁寧にヒアリングし、最適な一台をご提案します。年間3,000件以上の豊富な施工実績に基づいた確かな技術で、お客様に快適な空調環境をお届けします。
ライフテックスにご依頼いただければ、「無駄な出費なく、家にぴったりのエアコンを設置できた!」と実感していただけますよ。
無料でお見積もりを承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください!
引っ越しやリフォームなら新築応援割も検討しよう!
もしエアコンの買い替えが、新築への引っ越しやご自宅のリフォームのタイミングと重なるなら、ライフテックスの「新築応援割」がさらにお得です。
新築応援割は、エアコン工事とアンテナ工事やLAN配線工事などをまとめてご依頼いただくことで、セット割引が適用されるキャンペーンです。
「新しい家では、テレビも快適に見たいし、インターネット環境も整えたい」とお考えなら、アンテナ工事・エアコン工事・LAN工事を別の業者に依頼するより、まとめてライフテックスにご依頼いただくほうが断然お得です。
新生活の準備を賢く、そしてスムーズに進めるために、「新築応援キャンペーン」をぜひご活用ください。
家電量販店で損しないための裏知識
エアコンを購入する際、多くの方が家電量販店に足を運ぶでしょう。しかし、店員さんのいうことをすべてうのみにしてしまうと、思わぬ損をしてしまう可能性があります。
ここでは、量販店で賢くエアコンを選ぶための裏知識をご紹介します。
なぜ店員は大きめのエアコンを勧めるのか
家電量販店の店員さんが、実際の部屋の広さよりも大きめの畳数のエアコンを勧めてくるのには、2つの理由があります。
ひとつ目は、クレームのリスクを避けるためです。もし小さいモデルを販売して「全然冷えない・暖まらない」というクレームが来たら、お店の評判に関わります。
そのため、どんな家でも確実に効くように、余裕を持った大きめのモデルを勧める傾向があります。
ふたつ目は、利益率の高い商品を売りたいからです。一般的に、エアコンは畳数が大きいモデルほど価格が高く、店の利益も大きくなります。
お客様のためを思いつつも、商売である以上、少しでも利益の高い商品を売りたいという心理が働くのは自然なことです。
カタログで見るべきは「最大能力」と「APF」
店員さんの話を参考にしつつも、最終的には自分でカタログを見て判断が重要です。チェックすべきポイントは2つあります。
ひとつ目は、「最大能力」です。とくに暖房を重視する場合は、最大暖房能力の数値を見比べることで、本当にパワフルなモデルがどれかを見極められます。
ふたつ目は、「APF(通年エネルギー消費効率)」です。APFは、年間を通してどれだけ効率よく運転できるかを示す数値で、数値が大きいほど省エネ性能が高く、年間の電気代が安くなります。車でいう「燃費」のようなものです。
エアコンの畳数に関するよくある質問
何畳まで6畳用エアコンを使えますか?
![]() |
6畳用エアコンが何畳まで対応できるかは、お部屋の断熱性や窓の大きさ、日当たりなどによって大きく変わります。 近年の断熱性が高いマンションや戸建てであれば、8畳や10畳程度の部屋でも6畳用エアコンで十分快適に過ごせるケースが多いです。 6畳用エアコンの適用範囲について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。 |
200Vと100Vのエアコンは何が違うの?
![]() |
200Vと100Vのエアコンのもっとも大きな違いは、一度に使える電気の量、つまりパワーです。 200Vのエアコンは100Vの2倍のパワーがあるため、広い部屋でも素早く設定温度に到達できます。 電気代そのものは、同じ能力で運転した場合は変わりませんが、200Vの方が効率よく運転できるため、結果的に電気代が安くなることもあります。 200Vと100Vの違いについて知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。 |
寒冷地でも同じ選び方でいい?
![]() |
北海道や東北などの寒冷地でエアコンを暖房のメインとして使う場合は、選び方が異なります。 寒冷地では、「寒冷地仕様エアコン」という、外気温がマイナスになってもパワフルな暖房能力を維持できる専用モデルを選ぶのが基本です。 通常のエアコンは、外気温が低すぎると暖房能力が大きく低下してしまいます。寒冷地仕様エアコンは、室外機の凍結を防ぐ機能などが強化されており、厳しい冬でも安心して使えます。 寒冷地では、「6・10・14畳」という基準ではなく、部屋の広さに合った寒冷地モデルを選びましょう。 |
まとめ
エアコンの畳数選びで損をしないためのポイントをおさらいしましょう。
エアコンを賢く選ぶには、カタログの「〇畳用」という表示をそのまま信じるのではなく、その裏にある性能のカラクリを理解が重要です。
畳数選びのポイント | 具体的なアクション |
---|---|
買ってはいけない畳数を避ける | 6畳、10畳、14畳(200V)のモデルを中心に検討する |
家の性能を考慮する | 2000年以降に建てられた断熱性の高い家なら、小さめの畳数でも十分 |
カタログの数値を比較する | 「最大暖房能力」と「APF(通年エネルギー消費効率)」をチェックして、性能を見極める |
エアコン選びの基本は、ご自宅の環境に合わせて最適なパワーのモデルを選ぶことです。多くの住宅では、「6畳・10畳・14畳」のモデルを選ぶことで、無駄な出費を抑えつつ快適な環境を手に入れられます。
とはいえ、「自分の家に最適なエアコンがわからない」「取り付け工事も信頼できる業者に任せたい」という方も多いですよね。
そういった方は、エアコン事業歴10年以上を誇るライフテックスにおまかせください!弊社では、お客様のご自宅の状況やご予算に合わせて、最適なエアコンをご提案から高品質な取り付け工事まで、一貫してサポートいたします。
人気メーカーのエアコンを多数とりそろえた「エアコン販売・取り付けパック」なら、お得に賢くエアコンを買い替えられます。
無料でお見積もりも承っておりますので、エアコンの買い替えでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください!