Cat6とCat6Aの違いは？LANケーブルごとの特徴や選び方を解説

「LANケーブルのCat6とCat6Aって何が違うの？」
「ケーブルは何を基準に選んだらいい？」

LANケーブルは種類が多く、どれを選べばよいのか悩んでしまいますよね。

LANケーブルにはさまざまな種類があり、1Gbpsの光回線が主流となっている2025年現在、Cat6やCat6Aの規格の製品が人気を集めています。

Cat6とCat6Aの違いは「最大通信速度」と「伝送帯域」です。

将来的な通信環境の進化や、大容量データのやり取り、安定したオンラインゲームやテレワーク環境を見据える場合は、より性能の高いCat6Aを選ぶのがおすすめです。

一方で、今すぐ高性能は必要ないという方には、コストパフォーマンスのよいCat6も十分に選択肢となります。

購入するLANケーブルが決まったら、ケーブルを配線する必要があります。

LANケーブルの配線は自分で実施することも可能ですが、専門知識や技術が求められるため、LANケーブル配線工事の専門業者に依頼するのがおすすめです。

専門業者に依頼すれば、豊富な実績と知識から確実な工事を実施してくれます。

しかし、「どのLAN配線工事の専門業者に依頼すればいいのかわからない…」と悩む方もいますよね。

そういった方は、年間3,000件のLAN配線工事の実績を持つライフテックスにおまかせください！

弊社は第二種電気工事士の資格を持ったスタッフが、直接作業を担当しているため、安心してご依頼いただけます。

また部材を大量に仕入れて原価を抑えられているため、お客様にリーズナブルな価格でLAN配線工事をご提供しております。

相談・見積もりは無料で承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

結論：ネットやSNSがメインなら「Cat6」、ゲームや高画質動画なら「Cat6A」

Cat6かCat6Aにするか迷ったら、普段のインターネットの使い方を基準にしてみましょう。

Webサイトを見たり、SNSやYouTubeを楽しんだりするのが中心なら「Cat6」で問題ありません。お値段も手頃なのでコスパに優れた選択肢になります。

一方、「オンラインゲームで勝ちたい！」「4Kなどのキレイな動画をスムーズに見たい！」という方には「Cat6A」がおすすめです。通信が安定しており、大事な場面でカクつかないので、ストレスフリーなネット環境が手に入ります。

この性能差はどこから来るのか、次の章でCat6とCat6Aの具体的な違いについて解説します。

Cat6とCat6Aの違い

Cat6とCat6Aの違いは「最大通信速度」と「伝送帯域」です。それぞれの数値は以下の通りです。

それぞれの違いについて解説します。

通信速度：Cat6Aの最大通信速度はCat6の10倍

通信速度は、1秒間にどれだけのスピードでデータを送れるかを示すもので「bps」という単位で表します。数値が大きいほど、データの送信速度が速いことを意味します。

Cat6の最大通信速度は1Gbpsなのに対し、Cat6Aの最大通信速度は10Gbpsと10倍もの差があります。

この数値はあくまで理論上の最大値で、実際の速度は利用環境に左右されますが、性能の上限が高いほど高速な光回線などの環境を活かしやすくなります。

車に例えると、通信速度は車のスピード性能です。軽自動車に比べてスポーツカーの方が速いように、bps値が大きいほどインターネットを快適に利用できます。

伝送帯域：Cat6Aの伝達できる情報量はCat6の2倍

伝送帯域とは、1秒間あたりに送信できるデータ量のことを示すもので「MHz」という単位で表します。数値が大きいほど多くのデータを同時に送信できます。

Cat6の伝送帯域は250MHzですが、Cat6Aは500MHzと、2倍の差があります。

道路に例えると、伝送帯域は車線の数です。車線が多いほど、多くの車がスムーズに移動できるように、伝送帯域が広いほど多くのデータを同時に送信できます。

Cat6とCat6Aはどちらを選ぶべき？LANケーブルの規格の選び方

結局、Cat6とCat6Aのどちらを選べばよいのか、迷ってしまう方もいるでしょう。ここでは、選び方の基準を解説します。

インターネット回線が1ギガ以下の場合はCat6で十分

インターネット回線が1ギガ以下の場合は、Cat6で問題ありません。インターネットをする、動画を見るという程度であれば、Cat6でも十分な速度で通信できます。

また、Cat6Aよりも価格が安いため、コストを抑えたい方にもおすすめです。

インターネット回線が10ギガ以上の場合はCat6Aがおすすめ

10ギガプランをはじめとする、1ギガ以上のインターネット回線を契約している場合は、Cat6Aがおすすめです。

オンライン会議や高画質動画の視聴、リアルタイムの動きが重要となるオンラインゲームでは、高い処理能力・安定した高速通信が必要となります。

安定した高速通信で快適にインターネットを利用するためにも、Cat6Aのケーブルを選びましょう。

また、将来的な通信規格の進歩にも対応できるので、長く安心して利用したい方もCat6Aを検討するのがおすすめです。

Cat6Aを選ぶ際の注意点

最大10Gbpsの高速通信に対応しているCat6Aですが、接続する機器が10ギガに対応していなければ、その性能を十分に引き出すことはできません。

お使いのパソコンやゲーム機・ルーター・モデム・中継器などの周辺機器が、10Gbpsの通信速度に対応しているかを確認しましょう。製品の説明書に「10GBASE-T」や「10Gbps」という表記が見つかれば対応しています。

また、元の回線スペック以上の速度は出せない点にも注意が必要です。

たとえば、現在1ギガの光回線プランを契約している場合、Cat6Aのケーブルをつないでも最大1Gbpsの速度が限界となります。元々が1ギガの回線スペックなため、それ以上の速度は出せません。

ケーブル購入前に、周辺機器のスペックや光回線のプラン内容も忘れずに確認することをおすすめします。

LANケーブルは自分で配線できる？

LAN配線自体に資格は必要ないため、自分でLAN配線工事をすることは可能です。

しかし、非常に手間がかかるうえ、専門的な知識や技術がなければ難しいのでおすすめできません。

実際に、自分でLANケーブルの配線をしようとして、後悔する人は多いです。

新築引渡し終わったあとLAN配線自分でやったけど地獄

— なでし子 (@Athena__pso2) September 23, 2022

ケチって自分で2階までLAN配線しようとしたら無理だわこれ…

— KM〆のっぽろ (@nooppppooo) January 24, 2023

配線の方法やLANケーブル・その他の必要な部材の選定などは、専門的な知識や技術がないと難しいです。

自分でおこなうと失敗のリスクも高く、「自分でやってみたはいいものの上手くいかずに最終的に業者に相談した」といったケースも少なくありません。

以下は、ライフテックスに寄せられた実例です。

専門業者に依頼すれば、適切なケーブルの提案や配線ルートの提案、確実なLANケーブル配線まで一貫しておこなってくれます。

知識や経験が豊富なので、失敗のリスクもほとんどありません。安心してインターネットを利用するためにも、プロの専門業者へ依頼するのが確実です。

LAN配線工事を業者に依頼した時の費用相場

LANケーブルの配線工事を業者に依頼した時の費用相場は、工事の内容によって変わります。たとえば、壁の中の配管を利用した配線をおこなうと、数万円の差が出ることもあります。

配管を使用した場合、配管がない場合の費用相場は以下の通りです。

配管を使用する場合は作業内容が限定されるので、電話やメールでの問い合わせである程度正確な金額が把握できます。

しかし配管がない場合は、新たに配管を敷設する・外壁を這わせるといったように、状況によって作業内容が異なるため、現地調査後に金額が提示されます。

LAN配線工事の費用について詳しく知りたい方は、以下の関連記事も参考にしてください。

▶「関連記事を読む」

LAN配線工事は専門業者のライフテックスにおまかせください！

安心して快適にインターネットを利用するためにも、LAN配線工事は専門業者に依頼するのがおすすめです。

とはいえ「どの専門業者に依頼すればいいのか分からない…」とお悩みの方もいますよね。

お得にLAN工事を実施したい方は、ぜひライフテックスにおまかせください！

弊社は年間3,000件の施工実績があり、安心してLAN工事をご依頼いただけます。

弊社は、第二種電気工事士の資格を持った弊社スタッフが、直接工事に対応しております。 そのため、下請け業者に依頼しない分料金を抑えられ、確かな技術力と経験をもとに、安心安全な工事が受けられます。

さらに、戸建て住宅で1階にルーターがあり、2階で有線接続でインターネットを使いたい場合でも、対応可能です。

1階から2階へ1か所LAN配線工事をした場合の費用は、ライフテックスなら他社に比べて合計32,000円もお得ですよ！

無料でお見積り・お問い合わせを承っておりますので、どんなことでもぜひお気軽にご相談ください！

家で快適に過ごすためのエアコンも準備しよう！

LAN配線工事を依頼するなら、せっかくなら快適に過ごすためのエアコンも一緒に準備してみませんか？

ライフテックスでは、LAN配線工事のアフターフォローだけでなく、エアコンやアンテナなどの住まいのお困りごともまとめて相談できます。

弊社はエアコン事業歴10年以上を誇る企業でもあり、新しいエアコンの購入から設置まで一括で自社対応している「エアコン販売・取り付けパック」もご提供中です！

リモートワークや自宅での作業環境を快適にすることで、「オンラインゲームでのストレスがなくなった」「Web会議で相手に迷惑をかけることがなくなった」と感じられるようになりますよ。

エアコンを設置することで、夏場や冬場でも快適な温度で作業ができ、集中力が向上します。

気になる方はぜひご検討ください。

ライフテックスにLAN配線工事を依頼したお客様の声

K様

自宅の2階に有線LANを増設したく、ハウスメーカー含め見積を取り対応していただける業者さんを探していました。
どこも数十万の費用と長い工期を提示され半ば諦めていたところ、他の業者さんの3分の1程度の価格で施工でき、さらに見積に納得できれば当日工事をしていただけるとのことで、今回ご依頼いたしました。
当日はエンジニアさんが来てくださり、丁寧にご説明いただいた後2時間程度で有線LANの増設をしていただくことができました。
今回ネットで業者さんを探し、信頼できる業者さんかわからない不安な中でのご依頼でしたが、スムーズに対応していただき大変助かりました。また何かあればご相談させていただきたいと思っています。

T様

LANケーブルの配線工事の切替をお願いいたしました。
既存の配線状況により、切替ができないパターンがある事は理解している中、解決策を導き、予算内で対応してくださりました。

感謝です。

Y様

一軒家の1階から2階への有線LAN工事をお願いしました。電話での問い合わせからとても親切で分かりやすく、工事可能な日も早めで決めていただけました。

当日はご担当の押田さんに見積りを聞き、電話で聞いていた概算より安い（どこよりもお安いのでは）ので安心して工事をお願いしました。
工事も丁寧で後付けと分からないほど綺麗に仕上げていただきました。機会があれば知り合いにもおすすめしたいと思います。

S様

１−２階のLAN配線工事。 手際よく状況確認から工事完了まで30分程度で済みました。
また費用も思ったよりも安かったです。

LANケーブルを自分で配線する方法

LANケーブルの配線は専門業者に依頼するのがおすすめですが、「どうしても自分でDIYしたい」という向けに、LANケーブルを自分で配線する方法を解説します。

LANケーブルの配線は、以下の2つの方法があります。

それぞれ詳しく解説します。

壁や床にLANケーブルをはわせて配線する

自分で一番実施しやすいのは、壁や床にLANケーブルをはわせて配線する方法です。以下の流れでおこないます。

つなぎたい機器までの距離を測る際は、実際にケーブルをはわせる壁伝いでの距離を測りましょう。壁伝いではない距離で測ってしまうと、LANケーブルの長さが足りないというトラブルが起きやすいです。

必ず実際にケーブルをはわせたいルートで距離を測り、少し長めのケーブルを購入しましょう。

ケーブルの購入後は、LANコンセントからつなぎたい機器までケーブルをのばし、接続するだけです。
シンプルな作業ですが、ただつなぐだけでは足を引っかけて転んだり、ケーブルを踏んで劣化を早めたりしてしまうので、壁に沿うように配線しましょう。

空配管（ＣＤ管）を使ってLANケーブルを壁内に配線する

一般的に戸建ての壁には、後から有線LANを利用できるように「空配管（ＣＤ管）」というLANケーブルを通すための配管が空の状態で設置してあります。この空配管を使って、LANケーブルを配線することが可能です。以下の流れでおこないます。

ケーブルが露出することがないので、家の見栄えには一切影響がありません。また、足を引っ掛けたり踏んだりすることもないので、LANケーブル自体も劣化しにくいというメリットがあります。

ただし、壁内の配線は壁や床にはわせるよりも難易度が高く、配線に失敗する可能性が高いです。無事に取り付けられたとしても、実は配線途中の部材の取り付けが誤っており、インターネットが快適に使えないといったことも少なくありません。

自分でおこなうことも可能ではありますが、仕上がりのクオリティや安全性を考慮すると、専門の業者に依頼する方が安心です

LAN配線工事を依頼する業者の選び方

LAN配線工事の専門業者といっても、さまざまな業者があります。多くの専門業者のなかから信頼できる業者を選ぶためには、LAN配線工事を業者に依頼する場合、以下のポイントをチェックして選びましょう。

なぜこれらを確認する必要があるのかについて解説します。

施工件数が多く、経験豊富な工事担当がいる

LAN配線工事を依頼するのであれば、まず施工件数を確認しましょう。
知識や経験に自信がある業者であれば、ホームページに年間施工件数や実績数を記載しているはずです。

また、施工件数が多いということはさまざまな状況で施工をおこなっているため、ノウハウや知識を豊富に持っています。自宅の状況や環境に合わせた施工を提案してくれる可能性が高いです。

受付の感じが良く、対応が親切丁寧

問い合わせや工事の相談をした際に、対応が丁寧な業者を選びましょう。そのような業者はスタッフ教育が行き届いており、万が一トラブルが起こった場合も丁寧に対応してくれる可能性が高いからです。

反対に、問い合わせへの対応が雑な業者は、作業にくるスタッフの態度も良くない可能性が高くなります。
何かあった場合に話を聞いてもらえないなど、トラブルに発展するケースもあるので、必ず問い合わせへの対応の良し悪しを見てください。

無料見積を行っている/見積もりを詳細に出してくれる

無料見積もりをおこなっている業者かどうかも重要です。現地調査の結果、工事ができないのに費用が発生してしまっては、無駄にお金を支払うことになります。
また、見積もりの内容が細かく記載されているかも確認しましょう。

合計金額しかわからないような見積もりは、業者の対応として非常に不親切です。見積もりにすべて含まれていると思っていたのに、後から追加で請求されてしまったというケースもあります。

何にいくらかかるのかわからないような業者には頼まないようにしましょう。

HPに工事スタッフの顔やお客様の声を掲載している

ホームページに工事担当者の顔が掲載されていれば、どのような人が実際に工事をしてくれるのかがわかるため、安心できます。

自宅で工事をしてもらう場合、「工事の人が威圧的だった」「清潔感がなくて不快だった」といった話をよく耳にしますが、事前に確認できればそのような事態になることを防げます。

お客様の声が掲載されていれば、どんな対応をしてくれるのかもわかるので、透明性のある業者に依頼しましょう。

よくある質問

Cat5e・Cat6・Cat6Aの違いは？

「Cat〇〇」はLANケーブルの「カテゴリー」と呼ばれる規格のことで、数字が大きいほど通信速度や周波数が上がり、快適に通信ができるようになります。 Cat7やCat8などもありますが、一般家庭ではCat5e・Cat6・Cat6Aの規格がよく使われています。 LANケーブルの規格の選び方について詳しくはこちらからご覧ください。

戸建てでおすすめのLAN配線工事会社は？

戸建てのLAN配線工事で一番のおすすめは「ライフテックス」です。なぜなら、事業歴10年以上の経験で年間3,000件の戸建てのLAN配線工事を請け負っているからです。HPに工事スタッフの顔やお客様の声が掲載されていて透明度も高く、信頼に厚い業者です。

Cat7やCat8にしても意味がないでしょうか？

家庭用としては、Cat7やCat8はオーバースペックになる場合がほとんどです。 現在主流の1Gbpsの光回線ではCat6で十分であり、将来的に10Gbpsのプランを契約する場合でもCat6Aで対応できます。

LANケーブルを自作する方法はありますか？

いくつかの必要な部材と工具が用意できれば、作成可能です。自作は以下の手順でおこないます。 LANケーブルを自作する手順 ケーブルの外皮むき 芯線をほどいて並べかえる 圧着かしめ工具でコネクタに圧着する テスターで断線等の不具合がないことを確認 また、必要な部材と工具は以下のとおりです。 部材・工具 価格 自作用LANケーブル 約6,000円（Cat6規格で100メートル／6000円程度のため、1メートル／60円程度。） モジュラープラグ（RJ45コネクタ） 1,000円 ニッパー 1,000円～2,000円 外皮むき工具 1,000円 圧着かしめ工具 1,000円～3,000円 テスター 1000円 ただし、LANケーブルの自作は、慣れない作業が伴うため手間がかかったり、LANケーブルの接触不良により本来の転送速度が出なかったりするおそれがあります。 またLANケーブルを自作できても、ケーブルを見せないように壁や床、天井を通して配線するのは難易度の高い作業です。 専門業者にLAN配線工事を依頼した場合、最適なLANケーブルと配線ルートを提案してくれるうえ、配線工事まで一貫して実施してくれます。 快適にインターネットを使うためにも、プロのLAN配線工事専門業者に依頼するのがベストです。 LANケーブルの自作について詳しく知りたい方は、以下の関連記事も参考にしてください。 ▶「関連記事を読む」

まとめ

Cat6とCat6Aのケーブルの違いをおさらいしましょう。

将来的な通信環境の進化や、大容量データのやり取り、安定したオンラインゲームやテレワーク環境を見据える場合は、より性能の高いCat6Aを選ぶのがおすすめです。

一方で、今すぐ高性能は必要ないという方には、コストパフォーマンスのよいCat6も十分に選択肢となります。

そして配線工事が必要な場合は、壁内の隠蔽配線や長距離配線でも対応できる専門業者に任せましょう。

ただ、「どこに相談すればよいのかわからない…」とお悩みの方もいますよね。

そんな方は、年間3,000件のLAN配線工事の実績を持つライフテックスにおまかせください！

弊社は自社の有資格者のスタッフが施工を担当しており、仲介手数料が発生しない分お得な金額で工事を承っております。

相談・見積もりは無料で承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。