光回線工事はどの部屋でするべき?おすすめの引き込み場所や注意点を解説
「光回線工事の時、ケーブルは部屋のどこに引き込めばいい?」
「光回線の工事業者は部屋のどこで作業するの?」
光回線の工事を控えており、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
結論からいうと、ケーブルを引き込む場所は、条件によって変わります。
具体的には、設置位置にこだわりたいのか、壁への穴あけはできるのかといったことです。
そこで、本記事では光回線工事でケーブルを室内に引き込む場所について、詳しく解説しているので参考にしてください。
また、LAN配線工事をおこなえば、光回線の引き込み場所にとらわれず、インターネットに接続できるようになります。パソコンやゲーム機などの大容量の通信を行う通信機器を複数の部屋で有線LAN接続できるので、ラグや通信速度を気にせず快適にインターネットが利用できますよ。
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光回線工事でケーブルを引き込むのは部屋のどこ?
光回線工事でケーブルを室内に引き込む場所は、こだわりがなければエアコンダクトを通すケースが多いです。しかし、持ち家で壁に穴をあけられる場合は、自由に引き込み場所を決められるため、見栄えや無線の通信速度にこだわることができます。
では、ケーブルの引き込み場所について、詳しく解説します。
基本的にはエアコンダクトから引き込む
特にこだわりがない、賃貸で穴あけはできないという場合は、エアコンダクトからケーブルを室内に引き込みます。なぜなら、この方法であれば壁に穴をあける必要がないからです。
まれに窓やドアから引き込める場合もありますが、業者によってはやってくれないため、エアコンダクトの方が確実です。
持ち家で戸建ての場合は自由に引き込む部屋を決められる
持ち家かつ戸建ての場合は、自分自身が壁に穴あけしてもOKであれば、自由に引き込む場所を決められます。ただし、持ち家でもマンションの場合は、壁への穴あけは規制されていることが多いので、管理会社や規約を確認しましょう。
ケーブルの引き込み場所を自由に決められるのであれば、以下の5つのような場所がおすすめです。
- 家の中心に位置する場所
- Wi-Fiルーターと有線接続したい機器がある部屋
- ひかり電話のそば
- クローゼットの中
- 他のコンセントと一体化
では、これらの場所への引き込みがおすすめの理由を解説します。
家の中心に位置する場所
Wi-Fiの電波を、家中にくまなく届かせたいという場合は、家の中心に位置する場所にWi-FiルーターやONUを設置できるように考えて、ケーブルを引き込みましょう。
たとえば3階建の戸建てなら、2階部分の真ん中あたりへ設置するということです。そうすることで、1階にも3階にも電波が届きやすくなるからです。
これを1階に設置してしまうと、どうしても3階までWi-Fiの電波は届きにくくなります。場合によっては完全にWi-Fiの電波が届かず使えない…といったことも十分に起こり得るでしょう。
家の中心にWi-FiルーターやONUを置くというのは、Wi-Fiを快適に利用するための基本なので、中心に置くとしたらどこなのかを考えて、ケーブルの引き込み場所を決めてください。
Wi-Fiルーターと有線接続したい機器がある部屋
家の中でインターネットへの接続が重要になる機器があれば、その機器のそばにWi-FiルーターやONU を設置できるようにケーブルを引き込みましょう。
たとえば、パソコンでオンライン会議や配信をおこなう、ゲーム機で通信速度が重要なオンラインゲームをよくプレイする、ということがあるなら、そのPCやゲーム機のある部屋にケーブルを引き込みます。
そうすることで、それらの機器をWi-Fiではなく有線接続できるようになり、より快適にインターネットを利用できるようになるからです。
有線接続で接続すると、通信が安定して通信速度も速くなるので、どの部屋で有線接続したいかを考えてみましょう。
ひかり電話のそば
ひかり電話を利用するのであれば、ひかり電話対応のルーターであるホームゲートウェイを電話機に繋ぐ必要があります。
そのため、ホームゲートウェイをひかり電話のそばに設置することを考えて、ケーブルを引き込むのがおすすめです。そうすることで、電話線やLANケーブルなどをまとめやすく、配線がごちゃごちゃしにくくなります。
クローゼットの中
できるだけ配線を隠したい場合は、クローゼットの中などにケーブルを引き込み、光コンセントを設置するのがおすすめです。
Wi-FiルーターやONUもクローゼットの中に置くことができます。
ただし、Wi-Fiを利用する際にクローゼットを閉めっぱなしにしたり、クローゼット内に物が多く、Wi-FiルーターやONUが遮られたりしていると、Wi-Fiの電波も遮られて繋がりにくくなるケースもあります。
使用時はWi-FiルーターやONUをクローゼットの外に出しておくなどの工夫が必要です。
ほかのコンセントと一体化
電源コンセントのそばにケーブルを引き込めば、一体型のコンセントとしてまとめて設置できます。
ただし、そのような設置方法に対応可能か、業者に相談しましょう。
光回線を契約したら必ず光回線工事が必要とは限らない
光回線工事は、契約したら必ずしも必要というわけではありません。それを判断するには、まずは光コンセントの有無を確認しましょう。
光コンセントは多くの場合、エアコンダクトやテレビアンテナを接続するコンセントのそばに設置されています。光コンセントが接続されていれば、作業員が家に来る工事は不要です。
接続されているかを確認するには、管理会社に確認するのが確実です。
光コンセントが設置されているものの、接続されていなければ接続工事に立ち会う必要があります。ただし、光コンセントは既に設置されているため、ケーブルを引き込む場所を考える必要はありません。
光回線工事でケーブルを引き込む場所を決める際の注意点
光回線工事でケーブルの引き込み場所を決める際に、以下の2点に注意しましょう。
- ケーブルを設置した後に引き込み場所を変更するのは難しい
- 光コンセントを増設したい場合は新たにもう一回線契約が必要
これらを理解せずに引き込み場所を決めると、取り返しのつかない失敗をしてしまう可能性があるため、覚えておきましょう。
ケーブルを設置した後に引き込み場所を変更するのは難しい
持ち家の戸建てのように、ケーブルの引き込み場所を自由に決められる場合は、慎重に判断しましょう。ケーブルは一度室内に引き込んだら、場所を変更したくても工事をやり直さなければならないからです。
そうすると手間がかかるだけでなく、工事の料金も再度発生します。簡単には変えられないことを念頭において、引き込み場所を決めてください。
光コンセントを増設したい場合は新たにもう一回線契約が必要
光コンセントは、1つの契約で1つしか設置されず増設できません。そのため、複数の部屋に光コンセントを設置はできないことを考えて引き込み場所を決めましょう。
光コンセントを2つ設置する方法もありますが、その場合は2回線契約することになります。当然、料金も2回線分かかるため、それならばLAN配線工事をした方が費用を抑えられます。
LAN配線をすれば引き込み場所にとらわれず快適にインターネットを利用可能
引き込み場所が重要になるのは、Wi-Fiを利用する場合です。つまり、有線で接続できる環境さえ整えられれば、基本的なエアコンダクトからの引き込みでも、複数の部屋でPC・ゲーム機・テレビなどを有線で接続できます。
LAN配線工事は、壁の中や外壁などにLANケーブルの配線をおこない、各部屋で有線LAN接続できるようにします。
自分で配線することも可能ですが、壁の中でケーブルが引っかかり、動かなくなってしまうといった失敗がよくあります。壁を這わせる方法も、部屋の見栄えが悪くなるので避けた方がいいでしょう。
LAN配線工事は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
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まとめ
本記事では、光回線工事でLANケーブルを引き込む場所について解説してきました。最後にまとめをご覧ください。
- エアコンダクトから
- 家の中心に位置する場所
- Wi-Fiルーターと有線接続したい機器がある部屋
- ひかり電話のそば
- クローゼットの中
- 他のコンセントと一体化
- ケーブルを設置した後に引き込み場所を変更するのは難しい
- 光コンセントを増設したい場合は新たにもう一回線契約が必要
LAN配線工事をおこなえば、ケーブルの引き込み場所にこだわる必要なく、快適なインターネット環境を整えられます。
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