ライブ配信のネット環境そのままで大丈夫?配信中くるくるしたときの対処法も解説!

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ライブ配信のネット環境そのままで大丈夫?配信中くるくるしたときの対処法も解説!

2026年06月17日

ライブ配信 ネット環境

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「マンションで光回線の工事ができないって言われたけど、今の遅い回線でライブ配信できるのかな…」
「配信中に映像がカクつくのはなぜ?」

ライブ配信を始めたいと思っていても、現在のネット環境に限界を感じている方も多いですよね。

ライブ配信を安定させるには、回線速度だけでなく「通信の安定性」が重要です。

ライブ配信におすすめのネット環境と、それぞれの特徴は以下のとおりです。

接続方法安定性こんな人におすすめ
光回線
(有線LAN接続)
高画質配信・ゲーム配信をする方
光回線(Wi-Fi接続) 配線を避けたい・部屋移動がある方
5G・4GモバイルWi-Fi 光回線が引けない・屋外配信をする方

安定性を最優先するなら、光回線の有線LAN接続がもっともおすすめです。

ただ、「ルーターが1階にあって、配信部屋が3階だから有線ができない…」「どこに相談すればいいかわからない…」と感じている方もいますよね。

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壁の中にLANケーブルを通す隠蔽配線を得意としており、景観を維持しつつ2階や3階にある部屋にケーブルを通すことも可能です。

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ライブ配信におすすめのネット環境3選を比較!

ライブ配信に適したネット環境は、大きく分けて3種類あります。

それぞれの特徴を把握して、自分の環境に合った方法を見つけましょう。

接続方法メリットデメリットおすすめ度
光回線(有線LAN接続) 最高の安定性・低遅延 配線工事が必要
光回線(Wi-Fi接続) 配線不要・部屋移動が可能 電波干渉の影響を受ける ★★☆
5G・4GモバイルWi-Fi 工事不要・すぐ使える 速度・安定性にばらつき ★☆☆

本格的に高画質配信やゲーム配信をするなら、光回線の有線LAN接続が最適です。

それぞれの詳細をひとつずつみていきます。

接続方法①光回線(有線LAN接続)

ライブ配信でもっとも安定した通信環境を求めるなら、光回線の有線LAN接続がもっともおすすめです。

項目有線LANWi-Fi
通信速度
(実測)
100〜800Mbps 20〜150Mbps
遅延(Ping値) 3〜10ms 20〜50ms
パケットロス ほぼ0% 0.1〜1%
安定性

Wi-Fiはどうしても電波状況に左右されやすいため、通信が不安定になります。

有線LAN接続なら、通信の遅延やパケットロスを最小限に抑えられ、Wi-Fiよりも高速通信が維持しやすいです。

とくにゲーム配信では、パケットロスが0.1%でも映像に乱れが生じる可能性があるため、基本的には有線接続を検討しましょう。

マンション・賃貸の壁を越える!VDSL方式でも有線LANを導入する方法

「工事なしで、今の遅いマンション回線をなんとかマシにする方法はないの?」という疑問を持つ方もいますよね。

共有部までは光ファイバーで、各部屋までを電話線でつなぐVDSL方式のマンションは、純粋な光回線よりも速度が遅いです。

回線自体変更するとなると、管理組合に掛け合い、総会・理事会の事案に提出する必要があり、手間がかかります。

マンション回線をWi-Fiで使用しているなら、まずは有線接続に変えましょう。

それだけでも速度が安定しやすくなります。

ただ、根本的な問題の解決を図りたいなら、光配線方式の新しい回線がマンション内に導入できないか、大家さんや管理組合に掛け合ってみてください。

接続方法②光回線(Wi-Fi接続)

有線接続が難しい環境でも、光回線とWi-Fiルーターの組み合わせで配信は十分可能です。

ただし、Wi-Fi接続はルーターの性能や設置場所によって通信品質が大きく変わります。

Wi-Fi接続で配信する際の注意点
  • ルーターとPCの距離をなるべく近くする
  • 5GHz帯を使用する(2.4GHz帯は電波干渉を受けやすい)
  • 他の端末の接続を減らす

Wi-Fi接続で「スピードテストでは速いのに配信がカクつく」という現象は、電波干渉が原因であることが多いです。

近隣住民のWi-Fi電波と干渉し、通信が不安定になりやすいため、スペックの高いルーターを導入して、速度の改善を図りましょう。

Wi-Fiルーターの選び方のコツ

Wi-Fi接続でライブ配信を安定させるには、ルーター選びが重要です。

配信用途で重視すべきルーターのスペックは以下のとおりです。

スペック推奨値理由
Wi-Fi規格 Wi-Fi 6(802.11ax)以上 複数接続時の安定性向上
アンテナ数 4本以上 電波の届く範囲が広がる
ストリーム数 4×4以上 同時通信の処理能力向上
QoS機能 搭載 配信通信を優先設定可能

Wi-Fi 6対応ルーターは、従来のWi-Fi 5と比較して、混雑した環境での通信効率が約4倍向上しています。

また、ビームフォーミング機能があれば、接続機器に向けて電波を集中的に送信できるため、通信が安定しやすくなります。

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接続方法③5G・4GモバイルWi-Fi

光回線の工事ができない環境では、5G・4G対応のモバイルWi-Fiもおすすめです。

通信環境下り速度(実測)上り速度(実測)Ping値
光回線
(有線)
100〜800Mbps 100〜500Mbps 3〜10ms
ドコモ home 5G 50〜200Mbps 15〜25Mbps 35〜50ms
WiMAX 5G 50〜200Mbps 12〜20Mbps 35〜50ms

※実測値は使用環境によって変動します。

モバイルWi-Fiの上り速度は10〜30Mbps程度が一般的であり、高画質で配信をすると、カクつきやすいです。

モバイルWi-Fiは、画質をあまり気にしない身内間での配信で使う程度に留めておきましょう。

ライブ配信の「くるくる」を解消!通信を安定させるための対処法

「スピードテストでは問題ないのに、配信中に映像がカクつく…」という悩みは、多くの配信者が経験しています。

ここでは、配信の「くるくる」を解消するための具体的な対処法を紹介します。

それぞれの詳細をひとつずつみていきます。

対処法①IPv6接続にする

夜間に配信が不安定になる方は、IPv6(IPoE)接続に切り替えてみてください。

IPv6(IPoE)接続は、従来のIPv4(PPPoE)接続と異なり、混雑しやすいネットワーク終端装置を経由しないため、夜間でも安定した速度を維持できます。

接続方式混雑時の速度低下設定難易度
IPv4 PPPoE 大きい
IPv6 IPoE 小さい
IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6 小さい

とくに夜22時〜24時の時間帯は、多くの利用者がインターネットを使用するため、IPv4(PPPoE)接続では速度が著しく低下しやすいです。

IPv6 IPoE接続に切り替えることで、この混雑時間帯でも安定した通信が可能になります。

自身がどちらの通信方式を使っているのか知りたい方は、以下の手順で接続状況を確認しましょう。

IPv6接続の確認方法
  1. ブラウザで「IPv6接続テスト」と検索
  2. 「test-ipv6.com」などの判定サイトにアクセス
  3. 自動で接続状況が表示される

判定結果が「IPv6接続なし」「IPv4のみ」と表示された場合、IPv6接続ができていない状態だと判断してください。

対処法②ルーターの設定を見直す

配信が不安定な場合、ルーターの設定を見直すだけで改善することがあります

対策効果難易度
ファームウェア更新
Wi-Fiチャンネル固定
QoS設定で配信を優先
5GHz帯への切り替え

古いファームウェアを使い続けていると、セキュリティリスクだけでなく、通信の安定性にも悪影響を与えます。

ルーターの管理画面から、最新ファームウェアに更新しましょう。

また、QoS機能を使って配信ソフトの通信を優先設定すると、他の機器がネットを使用していても配信の帯域を確保できます。

QoS設定の手順
  1. ルーターの管理画面にログインする
  2. 「QoS」または「帯域制御」の項目を探す
  3. 配信用PCのIPアドレスを優先設定に追加する
  4. 設定を保存して再起動する

ルーターによって設定方法は異なるため、詳しい方法は使用しているルーターの取り扱い説明書をチェックしましょう。

対処法③配信ソフトの設定を変える

回線速度が十分でない場合でも、配信ソフト(OBS)の設定を最適化することで配信品質を維持できます

ビットレートの調整やエンコーダの変更で、回線への負担を軽減しながら画質を保つことが可能です。

以下の表を参考に、ビットレートを設定してください。

アップロード速度推奨ビットレート推奨解像度
5Mbps以下 2,500kbps以下 720p/30fps
5〜10Mbps 3,000〜4,500kbps 720p/60fps
10〜20Mbps 4,500〜6,000kbps 1080p/30fps
20〜30Mbps 6,000〜8,000kbps 1080p/60fps
30Mbps以上 8,000kbps以上 1080p/60fps〜

※配信プラットフォームの上限を超えないように注意してください。

ビットレートは、アップロード速度の70〜80%程度に設定するのが目安です。

たとえば、上り10Mbpsの回線であれば、7,000〜8,000kbps(7〜8Mbps)が上限です。

OBSの映像ビットレートは、自身の回線のアップロード速度に合わせて設定しましょう。

対処法④安定性を追求するなら有線LAN工事を依頼する

さまざまな対策を試しても改善しない場合、有線LAN工事で根本的な解決を図りましょう。

有線LAN工事を検討すべきケース
  • Wi-Fiの不安定さに悩まされている
  • 配信部屋とルーターが離れている
  • 複数階建ての家で2階・3階から配信している

有線LAN工事は、壁の中にケーブルを通す「隠蔽配線」と、壁の外側にケーブルを這わせる「露出配線」の2種類があります。

隠蔽配線であれば、配信部屋の景観を損なわずに安定した通信環境を構築できます。

また業者によっては、1階にルーターがある家庭でも、2階や3階にある部屋にケーブルを通すことも可能です。

「工事は面倒くさい」と感じる方も多いですが、専門業者に依頼すれば、立ち会いだけで完了します。

一度工事をしてしまえば、場所を問わず有線接続ができ、なるべく部屋の近くにルーターを設置してWi-Fiを安定させられるようにもなります。

LAN配線工事について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

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ホームルーターやOBS設定などの「自力でできる対策」には限界があります。

とくにゲーム配信など、低遅延が求められる状況では、Wi-Fiでの配信は現実的ではありません。

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安定した速度でインターネットを利用するために必要なもの
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 テレビアンテナケーブルテレビ
(J:COM)
光テレビ
(ひかりTV)
10年間テレビのみ
利用した場合の総額
0 563,950円 359,300円
1か月あたりの費用 0
(八木式アンテナ・BS/CSアンテナ)
(キャンペーン適用時)
4,950円
(J:COMテレビ(シン・スタンダード))
2,750円
(ひかりTV for NURO/専門チャンネルプラン

※2025年10月現在
※地域・プランにより前後します
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ケーブルテレビや光テレビは毎月の料金が発生しますが、テレビアンテナは初期費用が高い代わりに、一度設置してしまえばそれ以降料金を支払う必要はありません。

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ライブ配信に必要なネット環境の目安

ライブ配信で重要なのは、ダウンロード速度ではなくアップロード速度です。

映像データをリアルタイムで配信サーバーに送信するため、安定したアップロード速度が求められます。

配信スタイル必要なアップロード速度推奨ビットレート
スマホ配信(SNS) 3〜6Mbps 2,500〜3,500kbps
PC配信(720p) 5〜10Mbps 3,000〜4,500kbps
PC配信(1080p) 10〜20Mbps 4,500〜6,000kbps
高画質配信(1080p/60fps) 20Mbps以上 6,000〜8,000kbps

スマホでのSNS配信なら3〜6Mbps程度でも問題ありません。

しかし、YouTubeやTwitchで高画質配信をする場合は、最低でも10〜20Mbps以上のアップロード速度が必要です。

また、OBSといった配信ソフトを使い、PCから高画質の配信をする場合は、配信プラットフォームごとの推奨ビットレートも把握しておく必要があります。

プラットフォーム画質推奨ビットレート必要なアップロード速度
YouTube Live 1080p/60fps 4,500〜6,000kbps 8〜15Mbps
Twitch 1080p/60fps 6,000kbps(上限) 10〜15Mbps
ニコニコ生放送 720p/30fps 3,000〜6,000kbps 8〜12Mbps
Zoom 1080p 3,800kbps 6〜8Mbps
Instagram Live 720p 3,500kbps 5Mbps前後

スピードテストで速度が出ていても、ビットレート値を高めに設定しすぎて配信が止まってしまうこともあります。

「速度は十分なのに配信がカクつく」という場合は、推奨値に近い設定に変えてみましょう。

よくある質問

ライブ配信のネット環境について、よくある質問をまとめました。

マンションの共用回線でライブ配信は無理ですか?

A

マンションの共用回線でも、工夫次第でライブ配信は十分可能です。

何をすればいいか迷ったら、宅内を有線LAN接続にし、IPv6(IPoE)に切り替えてみましょう。

それだけで十分、通信速度の向上が期待できます。

夜間の混雑がひどい場合は、光配線方式への変更を管理会社に相談しましょう。

Wi-Fi 6対応ルーターにすれば「くるくる」は直りますか?

A

Wi-Fi 6対応ルーターへの買い替えで改善する可能性はありますが、必ず直るとは限りません。

「くるくる」の原因がルーターの性能不足であれば効果が期待できます。

しかし、回線自体の混雑やプロバイダの問題が原因であれば、ルーターを変えても改善しません。

まずはIPv6接続の確認や有線接続のテストをして、それでも改善しない場合にルーターの買い替えを検討してください。

OBSのドロップフレームが止まりません。どうすれば良いですか?

A

ビットレート設定が回線速度に対して高すぎると、ドロップフレームが起きやすいです。

以下の手順で設定を見直してください。

ドロップフレーム対策の手順
  1. ビットレートを現在の70%程度に下げる
  2. 出力解像度を720pに下げる
  3. エンコーダをNVENCに変更する
  4. 動的ビットレートを有効にする

上記を試しても改善しない場合は、回線自体に問題がある可能性があります。

有線LAN接続への変更やIPv6(IPoE)への切り替えを検討してください。

まとめ

ライブ配信のネット環境についておさらいしましょう。

課題解決策効果
マンションで工事できない VDSL活用+IPv6切り替え 混雑回避・安定性向上
スピードテストは速いのに配信が止まる パケットロス・ジッター確認+有線化 安定性向上
IPv6の設定方法がわからない プロバイダに申し込み+対応ルーター導入 混雑時の速度維持
回線速度が遅い OBSのビットレート最適化 回線内での最大効果

ライブ配信を安定させるには、回線速度だけでなく通信の安定性が重要です。

今回紹介した対策を試しても改善しない場合は、配信環境そのものを変える必要があります。

もしスマホの回線やモバイルWi-Fiなどを使っているなら、光回線を介してWi-Fiに接続したり、有線接続に切り替えたりしてみてください。

ただ、どうしても光回線が導入できない場合もありますよね。

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この記事の監修者
押田

押田 周葉(Google口コミ顧客満足度No1スタッフ/LAN配線工事担当)

第二種電気工事士

ネット環境の悩みは、住まいによって千差万別です。お客様にとって“一番快適な答え”を分かりやすく解説します。

年間3,000件超の施工実績 / 現場満足度・高評価スタッフ】
丁寧なヒアリングと解説に定評があり、複雑な住宅構造でも決して諦めず、最新の知見と技術で最適な通信環境を構築。現場目線の解決策と最新の通信ノウハウをお伝えします。

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