アンテナのもらい錆を放置するとどうなる?原因から対処法・予防策まで徹底解説

「屋根のアンテナから錆が広がっているけど、このまま放置して大丈夫?」
「自分で対処できるの?それとも業者に依頼すべき?」
屋根やベランダでアンテナの錆を発見しても、テレビが映っているうちは緊急性を感じず放置してしまう方も多いですよね。
しかし、アンテナのもらい錆を放置すると、安全面・機能面でさまざまなリスクが発生します。
| リスク | 具体的な被害内容 |
|---|---|
| アンテナの落下 | 錆びで耐久性が低下し、台風や強風で落下して隣家や車に被害を与える |
| テレビの映り悪化 | 電波の受信感度が低下し、ブロックノイズや画面の乱れが発生する |
| 建物全体への被害 | 屋根材や外壁に錆が広がり、建物全体の劣化・雨漏りにつながる |
もらい錆の進行度合いによっては、修理ではなく交換が必要になるケースもあります。
そうなると、アンテナを専門とする業者に相談する必要があります。
とはいえ、「どこに相談して工事を依頼すればいいかわからない…」とお悩みの方もいますよね。
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アンテナのもらい錆びは放置厳禁!放置すると起こりうる3つのリスク
アンテナのもらい錆を放置すると、次の3つの深刻なリスクが発生する可能性があります。
それぞれの詳細をひとつずつみていきます。
リスク①アンテナが落下して人や物に被害を与える可能性がある
もらい錆によってアンテナの金属部分が腐食すると、耐久性が著しく低下します。
とくに台風や強風が吹いた際には、アンテナが倒れたり折れたりして屋根から落下する危険性が高まります。
- 隣家の窓ガラスや外壁を損傷
- 駐車中の車を傷つける
- 通行人にケガを負わせる
落下したアンテナが隣家や通行人に被害を与えると、賠償問題に発展する可能性もあります。
アンテナの管理不足による過失だと判断された場合、火災保険が適用されないケースも珍しくありません。
もらい錆を発見したら、早めの点検・対処が重要です。
リスク②テレビの映りが悪くなる・見られなくなる
もらい錆が進行すると、アンテナの電波受信能力が徐々に低下します。
電波の受信感度が悪くなると、テレビ画面にブロックノイズが発生したり、画面が真っ暗になったりする症状が現れます。
| 症状 | 原因 |
|---|---|
| ブロックノイズの発生 | 電波強度の低下によりデータが正しく受信できない |
| 画面が真っ暗になる | アンテナレベルが基準値(60以上)を下回る |
| 特定のチャンネルだけ映らない | 一部周波数の受信感度が著しく低下している |
メーカーによって異なりますが、テレビが放送を表示するためには「アンテナレベル」と呼ばれる電波強度の数値が60以上必要です。
もらい錆によってアンテナレベルが基準値を下回ると、テレビが映らなくなってしまいます。
リスク③屋根や外壁などの建物全体への被害が広がる
アンテナのもらい錆は、アンテナ本体だけの問題ではありません。
錆びたアンテナから雨水が流れ出ると、その錆が屋根材や外壁、棟板金などに広がってしまいます。
- 棟板金(屋根のてっぺん部分の金属)
- スレートやガルバリウム鋼板などの屋根材
- 屋根馬(アンテナを固定する土台)
- 雨樋
とくにガルバリウム鋼板は、もらい錆が発生すると内部の鋼板まで錆びるスピードが速くなります。
屋根材の劣化は雨漏りの原因にもなるため、アンテナのもらい錆を発見したら早めの対処が重要です。
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アンテナのもらい錆を解決する3つの対処法
もらい錆が発生したアンテナを発見したら、次の3つの対処法から適切な方法を選びましょう。
それぞれの詳細をひとつずつみていきます。
対処法①軽度な錆は自分で除去する
錆びが軽度で、地上から手が届く位置にアンテナがある場合は、自分で錆を除去できる場合があります。
- ワイヤーブラシまたはサンドペーパー(#120〜#240)
- 錆転換剤または錆止め塗料
- 脱脂剤(パーツクリーナーなど)
- 保護手袋・保護メガネ
上記の道具を揃えたら、次の手順で錆転換剤を使用して錆びを取りましょう。
- ワイヤーブラシやサンドペーパーで錆を削り落とす
- 脱脂剤で汚れや油分を拭き取る
- 錆転換剤または錆止め塗料を塗布する
- 乾燥後、必要に応じて上塗り塗料を塗る
錆転換剤を使用すると、残った錆を安定した被膜に変化させ、再発を防げます。
ただし、屋根上での作業は転落事故のリスクがあるため、素人による作業は大変危険です。
少しでも不安を感じたら、専門業者に依頼することを強くおすすめします。
対処法②錆びが進行している場合は専門業者に修理・交換を依頼する
錆が広範囲に広がっている場合や、アンテナの耐久性が著しく低下している場合は、専門業者への依頼が必要です。
修理で対応できるか、交換が必要かは、以下の判断基準を参考にしてください。
| 状態 | 対応方法 |
|---|---|
| 錆が一部のみ・アンテナの固定はしっかりしている | 修理(錆止め塗装・部品交換)で対応可能 |
| 錆が広範囲・アンテナがグラついている | 交換が必要 |
| 設置から10年以上経過している | 交換を推奨 |
| 屋根馬や金具も錆びている | アンテナと金具をセットで交換 |
アンテナの寿命は一般的に10年から15年程度です。
設置から10年以上経過している場合は、修理よりも交換を検討した方が長期的にはお得になります。
アンテナを交換する際は、もらい錆が発生しにくいステンレス製の八木式アンテナやデザインアンテナなどへの変更も検討しましょう。
電波状況によっては設置できないケースもあるため、専門業者に相談の上で決定してください。
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対処法③不要なアンテナは早めに撤去・処分する
光回線やケーブルテレビに切り替えて、アンテナが不要になった場合は撤去・処分を依頼しましょう。
- もらい錆による建物への被害を防げる
- 落下事故のリスクがなくなる
- 屋根の見た目がスッキリする
使用していないアンテナを放置すると、錆が進行し続けて屋根材や外壁に被害が広がります。
アンテナの撤去作業は高所作業になるため、専門業者に依頼するのが安全です。
| 撤去・処分費用の目安 | 金額 |
|---|---|
| アンテナ撤去・処分費(ライフテックス) | 8,800円(税込) |
撤去したアンテナは業者が適切に処分してくれるため、自分で廃棄処理をする必要がありません。
アンテナ工事をするならライフテックスにおまかせ!
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アンテナと一緒に住まいのお困りごともまとめて検討しよう!
アンテナ工事を依頼するなら、一緒にLAN工事やエアコン工事もあわせて検討してみませんか?
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引っ越しやリフォームのタイミングであれば、複数の工事をまとめて依頼することで、出張費や人件費を抑えられます。
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アンテナがもらい錆びする5つの原因
アンテナにもらい錆が発生する原因は、次の5つが挙げられます。
それぞれの詳細をひとつずつみていきます。
原因①アンテナ本体の経年劣化や破損
アンテナは屋外に設置されるため、長年にわたって雨風や紫外線にさらされ続けます。
時間が経つにつれて、アンテナ表面の塗装やメッキが剥がれ、内部の金属が露出します。
| 設置年数 | アンテナの状態 |
|---|---|
| 5年未満 | 目立った劣化なし |
| 5〜10年 | 塗装の色あせ・一部の錆びが発生 |
| 10年以上 | 広範囲の錆び・交換を推奨 |
金属が露出すると、雨水や湿気と反応して酸化が進み、錆が発生する仕組みです。
とくに設置から10年以上経過したアンテナは、経年劣化による錆が発生しやすくなります。
【対処法】:
設置から10年以上経過している場合は、専門業者に点検を依頼し、必要に応じて交換を検討しましょう。
原因②屋根馬など設置金具の錆び
屋根馬とは、アンテナを屋根上に固定するための土台です。
屋根馬が錆びると、その錆がアンテナに移る「もらい錆」が発生します。
- 屋根馬の鉄部分が雨水で酸化し錆びる
- 雨水が錆を含んだままアンテナに流れる
- アンテナ表面に錆が付着し、そこから腐食が進行
屋根馬は鉄製の場合が多く、防錆加工が施されていない製品も存在します。
アンテナを交換する際には、屋根馬も一緒に交換することでもらい錆を防げます。
【対処法】:
アンテナ交換時に、ステンレス製の屋根馬への交換も検討しましょう。
原因③潮風や雪、雨などによる自然環境の影響
海沿いの地域では、潮風に含まれる塩分がアンテナに付着し、錆の進行を早めます。
塩分は金属の腐食を促進する性質があるため、内陸部と比べて錆の発生速度が速いです。
| 環境 | 錆びやすさ | 対策 |
|---|---|---|
| 海岸から2km以内 | 非常に高い | 塩害対策済みアンテナを使用 |
| 海岸から2〜10km | 高い | ステンレス製金具を使用 |
| 積雪地域 | やや高い | 融雪剤の影響に注意 |
| 内陸部 | 通常 | 定期的な点検で対応可能 |
海岸から数キロ離れた場所でも、風向きによっては塩害の影響を受ける場合があります。
海沿いの地域にお住まいの方は、塩害対策済みのアンテナを選ぶことが重要です。
【対処法】:
塩害地域では、防錆加工済みまたはステンレス製のアンテナへの交換を検討しましょう。
原因④異なる金属が接触することによる電食
異なる種類の金属が接触すると、「電食(ガルバニック腐食)」という現象が発生します。
電食とは、異種金属間に発生する電気化学反応により、一方の金属が急速に腐食する現象です。
- 鉄製の屋根馬 × アルミ製アンテナ
- 銅製の電線 × 鉄製の金具
- ステンレス製ビス × 鉄製の屋根馬
とくに雨水などの電解質が存在する環境では、電食による腐食が進行しやすくなります。
異種金属の接触部に絶縁材(ゴムシートなど)を挟むことで、電食を防止できます。
【対処法】:
アンテナと金具の素材を統一するか、絶縁処理を施しましょう。
原因⑤防錆加工が不十分なアンテナの使用
アンテナには防錆加工が施されている製品と、施されていない製品があります。
防錆加工がないアンテナは、雨水や湿気に直接さらされるため、錆が発生しやすいです。
| アンテナの素材 | 錆びやすさ | 価格帯 |
|---|---|---|
| 防錆加工なし(鉄製) | 非常に高い | 安価 |
| メッキ加工済み | やや高い | 標準 |
| 防錆塗装済み | 低い | やや高め |
| ステンレス製 | 非常に低い | 高め |
ステンレスやアルミなどの錆びにくい金属で作られたアンテナでも、完全に錆びないわけではありません。
長期間使用する場合は、防錆加工済みの製品を選ぶことで錆の発生を遅らせられます。
【対処法】:
アンテナ設置・交換時には、防錆加工済みまたはステンレス製の製品を選びましょう。
アンテナのもらい錆を防ぐための予防策
アンテナのもらい錆を防ぐためには、次の4つの予防策が有効です。
それぞれの詳細をひとつずつみていきます。
予防策①防錆加工済みのアンテナやステンレス製の金具を選ぶ
アンテナを新しく設置する際や交換する際には、防錆加工が施された製品を選びましょう。
ステンレス製のアンテナは、鉄製のアンテナと比べて錆びにくい性質があります。
- ステンレス製またはアルミ製の本体
- 防錆塗装または防錆メッキ処理済み
- ステンレス製のビス・金具を使用
とくに海沿いの地域や湿気の多い地域では、ステンレス製や防錆加工済みのアンテナを選ぶことで長期間安心して使用できます。
なお、ライフテックスでは追加料金3,000〜5,000円でビスをステンレス製に変更可能です。
アンテナ工事業者に相談する際には、防錆性能の高い製品を提案してもらいましょう。
予防策②デザインアンテナや屋根裏設置を検討する
デザインアンテナは、外壁に取り付けるタイプのアンテナで、内部の構造が隠されているため錆びにくい特徴があります。
また、屋根裏にアンテナを設置すると、雨風や紫外線の影響を受けないため、錆の発生を大幅に抑えられます。
| 設置場所 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 屋根上(八木式) | 電波受信感度が高い | 錆びやすい・風の影響を受けやすい |
| 外壁(デザインアンテナ) | 錆びにくい・見た目がスッキリ | 電波状況によっては設置不可 |
| 屋根裏 | 錆びない・台風にも強い | 電波が弱い地域では設置不可 |
ただし、電波の受信状況によっては、デザインアンテナや屋根裏設置ができないケースもあるため注意が必要です。
設置可否の判断は専門業者に相談してください。
予防策③定期的な点検とメンテナンスを行う
アンテナの錆を早期発見するためには、定期的な点検が重要です。
一般的に、3年から5年に一度の点検が推奨されています。
| 環境 | 推奨点検頻度 |
|---|---|
| 海沿いの地域 | 2〜3年に1回 |
| 積雪地域 | 3年に1回 |
| 内陸部(一般的な環境) | 5年に1回 |
| 設置から10年以上経過 | 2年に1回 |
点検では、アンテナの錆だけでなく、固定部分の緩みや電波受信状態もチェックしてもらえます。
早期に問題を発見できれば、大規模な修理や交換を避けられるため、長期的なコスト削減にもつながります。
予防策④強風や台風の後はアンテナの状態を確認する
台風や強風の後は、アンテナに異常がないか確認しましょう。
アンテナが傾いていたり、一部が破損していたりする場合は、すぐに専門業者に連絡してください。
- アンテナの傾きや位置のズレ
- 金具やビスの緩み
- テレビの映り具合の変化
- 屋根材への錆の付着
ただし、高所にあるアンテナを自分で確認しようとすると、転落事故のリスクがあります。
地上から目視で確認できる範囲でチェックし、異常が疑われる場合は専門業者に点検を依頼しましょう。
よくある質問
アンテナのもらい錆は、火災保険の適用になりますか?
|
アンテナのもらい錆自体は、経年劣化による損傷とみなされるため、基本的に火災保険の適用対象外です。 ただし、台風や強風などの自然災害でアンテナが破損した場合は、火災保険が適用される可能性があります。
注意点として、錆があまりにもひどい状態で放置していた場合、「持ち主の管理不足による過失」とみなされ、火災保険が下りないケースもあります。 もらい錆を発見したら、早めに対処しておくことが保険適用の観点からも重要です。 |
錆びたアンテナは自分で処分できますか?
|
錆びたアンテナは、自治体のルールに従って粗大ゴミまたは金属ゴミとして処分できます。 ただし、アンテナの取り外しには高所作業が必要なため、取り外しから処分まで専門業者に依頼する方が安全です。 アンテナ処分の方法
ライフテックスでは、アンテナの撤去・処分を税込8,800円で承っております。 取り外しから処分まで一括で対応できるため、手間がかからず安全です。 |
アンテナのもらい錆を放置すると、どのくらいで雨漏りにつながりますか?
|
もらい錆が直接的に雨漏りを引き起こすことは稀ですが、棟板金や屋根材の劣化を早める原因にはなります。 築年数や屋根の状態にもよりますが、もらい錆を放置すると5〜10年程度で屋根材の腐食が進行する可能性があります。 ただし、もらい錆よりも危険なのは「棟板金の釘浮き」です。 アンテナを固定している屋根馬の下にある木材が腐食すると、棟板金の釘が浮いてきます。 釘浮きを放置すると、台風や強風で棟板金が剥がれて雨漏りにつながるリスクが高まります。 もらい錆を発見したら、屋根全体の状態も含めて専門業者に点検してもらうことをおすすめします。 |
デザインアンテナはもらい錆びに強いですか?
|
デザインアンテナは、もらい錆に非常に強いアンテナです。 外壁に取り付けるタイプで、内部構造がカバーで覆われているため、雨水が直接金属部分に触れにくい設計になっています。
また、デザインアンテナは屋根馬を使用せず外壁に直接取り付けるため、屋根へのもらい錆の心配もありません。 ただし、電波状況によっては設置できない場合もあるため、専門業者に相談の上で検討してください。 |
まとめ
アンテナのもらい錆の原因と対処法についておさらいしましょう。
| 原因 | 対処法 |
|---|---|
| アンテナ本体の経年劣化 | 設置から10年以上なら交換を検討 |
| 屋根馬など設置金具の錆び | アンテナと金具をセットで交換 |
| 潮風・塩害の影響 | 塩害対策済みアンテナに交換 |
| 異種金属の電食 | 素材を統一または絶縁処理を施す |
| 防錆加工の不足 | ステンレス製・防錆加工済み製品を選ぶ |
もらい錆を放置すると、アンテナの落下事故や建物全体への被害につながる危険性があります。
錆を発見したら、専門業者に点検・修理・交換を依頼することが重要です。
とはいえ、「どこに相談して工事を依頼すればいいかわからない…」とお悩みの方もいますよね。
そういった方は、年間8,000件以上の施工実績を持つライフテックスにおまかせください!
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