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賃貸のエアコン交換の費用負担は誰がする?確認の有無や注意点を解説

カテゴリ: エアコン工事
作成日:2023年05月24日(水)

賃貸のエアコン

「賃貸のエアコンは勝手に交換していいの?」
「賃貸でエアコンを交換したら、費用は誰の負担になるの?」

賃貸のエアコンは、最初から備え付けられているものと、入居後に自分で取り付けたものの2種類がありますが、どちらを交換するのかによって確認の要不要や誰が費用を負担するかが異なります。

この記事では、賃貸でエアコンを交換する場合の費用や注意点について詳しく解説しています。

費用で損をしないためにも、エアコンを交換する前にぜひご覧ください。

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賃貸のエアコンは勝手に交換してもいいのか

賃貸のエアコンを勝手に交換してもいいかどうかは、以下のケースによって異なります。

  • 入居時に備え付けられていたエアコンの交換
  • 入居後に自分で取り付けたエアコン

では、ケース別で管理会社や大家さんに確認が必要かどうかについて解説します。

入居時に備え付けられていたエアコンは管理会社や大家さんに確認

入居時に物件に備え付けられていたエアコンを交換したい場合は、必ず管理会社や大家さんに確認しましょう。なぜなら、エアコンの所有者は大家さんになるからです。

勝手に交換するということは、人から借りたものを勝手に捨てて、別のものを買って返す事と同じです。

費用の負担をどうするかの問題もあるため、壊れたからと言って慌てずに、まずは契約書を確認するか連絡をしましょう。

自分で入居後に取り付けたエアコンならすぐに交換してもOK

入居後に取り付けたエアコンの所有者は、自分自身です。そのため、交換が必要な場合でも、特に確認は必要ありません。

交換が必要だと感じたら、自分で判断して交換できます。

ただし、室外機を釣りで設置するといったように、建物自体に穴を開ける必要がある場合などは、必ず事前に管理会社や大家さんに確認しましょう。

賃貸のエアコンを交換する場合の費用は誰が持つ?

賃貸のエアコンを交換する場合の費用

賃貸のエアコンを交換する場合、かかる費用の負担もどのエアコンを交換するかによって異なります。

また、契約によっても異なりますので、まず契約書を確認するところから始めましょう。

まずは契約書を確認

管理会社や大家さんに確認する前に、まずは賃貸契約書を確認しておきましょう。契約書には、物件に備え付けられている設備に関する扱いについて、以下のような事項が記載されています。

  • 新しく設備を増設可能か
  • 設備を修理・交換する際の注意事項
  • 増設、修理、交換の際の費用負担について

もし、賃貸契約書に上記のような事項が見当たらない場合や、すぐに契約書を確認できない場合は、管理会社や大家さんに問い合わせて確認しておくといいでしょう。

では、一般的には交換費用の負担は誰がするのかについて見てみましょう。

備え付けのエアコンは経年劣化なら貸主負担の可能性大

入居時に備え付けられていたエアコンの場合、一般的に交換費用は「貸主の負担」になります。ただし、どのような場合でも貸主が負担してくれるわけではなく、「経年劣化による交換」の場合のみです。

エアコンの寿命は約10年であるため、エアコン本体に貼られたシールに記載されている製造年月日から10年ほど経っている場合、効きが悪いなどの不具合があれば貸主が交換費用を負担してくれる可能性が高いでしょう。

ただし、経年劣化かどうかは主観でしか判断できません。そのため、まずは管理会社や大家さんに相談してください。

自分で取り付けた場合や過失による故障なら借主負担の可能性大

入居後に自分で取り付けたエアコンや、備え付けのエアコンを過失で故障させてしまった場合の交換費用は、「借主の負担」になるケースがほとんどです。

自費で取り付けたエアコンは自分のものであるため、交換も自費で行います。また、過失で故障させた場合はまだ使えたものを壊してしまったということになるので、交換は自費になります。

賃貸のエアコンを交換する前に知っておくべき注意点

check

賃貸のエアコンを交換する際に、以下のポイントに注意しましょう。

  • 備え付けのエアコンは交換する前に必ず確認する
  • 前の入居者が残したエアコンなら自腹での交換になる可能性がある
  • 備え付けのエアコンを交換する場合は機種を指定するのは難しい
では、これらの注意点について詳しく解説していきます。

備え付けのエアコンは交換する前に必ず確認する

繰り返しになりますが、備え付けのエアコンを交換する場合、必ず管理会社や大家さんに確認しましょう。もし、経年劣化が原因で交換しなければならない場合でも、勝手に交換すると費用を負担してもらえなくなる可能性があります。

なぜなら、管理会社や大家さんは業者と提携していることが多く、交換を安く依頼できる提携先があるケースがほとんどだからです。

そのため、借主が勝手にエアコンを交換してしまうと、交換費用が高くなってしまうということです。

もしかしたら一部費用を負担してくれる可能性はありますが、損をしたり揉めたりしないためにも、必ず確認することを忘れないようにしましょう。

前の入居者が残したエアコンなら自腹での交換になる可能性がある

入居時に備え付けられていたエアコンが、すべて大家さんの所有物とは限りません。中には、前の入居者が残したエアコンもあるからです。

そのような設備を「残置物(ざんちぶつ)」と呼び、管理会社も大家さんも一切の責任を追わないものです。そのため、交換が必要になっても、その費用は借主の負担となる可能性が高くなります。

残置物がある場合、契約時に重要事項として説明を受けているはずです。

備え付けのエアコンを交換する場合は機種を指定するのは難しい

備え付けのエアコンを交換してもらう場合、「せっかく新しくしてもらうなら、性能のいいものにしてほしい」と思う人もいるでしょう。しかし、大家さんの負担でエアコンを交換する場合、もともと備え付けられていた機種と同等のものに交換されるケースがほとんどです。そのため、希望を伝えても聞いてもらえないと考えておいた方がいいでしょう。

もし、「省エネ性能が高いエアコンにしてほしい」など希望がある場合は、差額を支払うことによって対応してくれる可能性もあるため、そのことを伝えてみましょう。

自費でエアコンを交換する際の判断基準

エアコンを購入してから10年以上経過している場合

入居後に自費で取り付けたエアコンは、持ち家のエアコン交換と変わらず費用は自分の負担になるため、修理すべきか交換すべきかを適切に判断して費用を抑えたいと考える人が多いでしょう。

その場合、以下のどちらかに当てはまる場合は修理せず交換するといいでしょう。

  • 修理費用が高額になる
  • 10年近く使用している

では、これらの判断基準について解説します。

修理費用が高額になる

エアコンが故障した場合、まずは修理の見積もりを取ってみましょう。

エアコンの修理費用は幅が広く、1万円程度で済むケースもあれば10万円以上かかることもあります。

例えば、冷媒ガス漏れやコンプレッサーの故障の場合は特に費用が高額になりやすいため、交換した方が修理よりも安く済むことも少なくありません。

とはいえ、素人目では判断が難しいため、まずは見積もりを取って具体的な修理費用を把握しましょう。

10年近く使用している

すでに10年近く使用しているエアコンの場合は、修理をせずに買い替えることをおすすめします。

前述したようにエアコンの寿命は約10年であることに加えて、製造年月日から10年を超えている場合は、部品の製造が終了している可能性が高いからです。

もし修理できたとしても、また故障する可能性もあるため、交換しておいた方がいいのです。

エアコンを交換する場合の費用相場

もし、自費で交換をする場合、気になるのはどのくらい費用がかかるのかですよね。

取付工事込みのエアコン相場価格は、以下の通りです。

対応畳数値段相場
6畳用 66,000円~
8畳用 71,500円~
10畳用 84,590円~
12~18畳用 102,300円~
20~26畳用 175,010円~

上記は基本工事の工事費用が含まれた価格です。配管の延長や、配管カバーの設置といったオプションを追加すると、上記の価格にプラスして費用がかかります。

エアコンのみの価格や詳しい工事費用については、以下の記事を参考にしてください。

エアコン本体と工事費の値段はいくら?相場価格と選び方を解説

入居後に取り付けたエアコンを交換するならライフテックスがお得

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「故障したけれど修理費用が高額になるらしい」「自費でエアコンを交換しなくてはいけないから、費用をできるだけ抑えたい」そのような場合は、ライフテックスにおまかせください。

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まとめ

賃貸のエアコンを交換する場合、備え付けのエアコンは大家さんの所有物であるため確認が必要です。自分で入居後に取り付けたエアコンの場合は、特に確認は必要ないので交換してしまって問題ありません。ただし、建物自体に穴を開ける必要がある場合などは、必ず事前に管理会社や大家さんに確認しましょう。

備え付けのエアコンで、経年劣化が原因の交換であれば、大家さんが費用を負担してくれる可能性があります。契約書や電話で確認しましょう。

自分で取り付けたエアコンや過失による故障が原因の交換は、費用は自分の負担になります。過失の場合でも、備え付けのエアコンであれば連絡を入れてから交換するようにしましょう。

また、前入居者が残していったエアコンの場合も交換費用は自分負担になるケースが多いので、注意しましょう。

自分で取り付けたエアコンに不具合がある場合、修理費用が高額であったり、エアコンを10年近く使用していたりするのであれば修理せずに交換しましょう。

賃貸のエアコン交換に関するよくある質問

賃貸のエアコンを交換する場合、費用は誰が負担しますか?

賃貸のエアコンを交換する場合、費用負担は以下のようになるケースがほとんどです。

  • 備え付けのエアコンが経年劣化で交換が必要な場合:貸主負担
  • 過失による故障で交換が必要な場合:借主負担
  • 入居後に取り付けたエアコンの交換が必要な場合:借主負担
  • 前入居者が残していったエアコンの交換が必要な場合:借主負担

詳しくは「賃貸のエアコンを交換する場合の費用は誰が持つ?」をご覧ください。

賃貸に自費で取り付けたエアコンを交換すべきか修理すべきかの判断基準を教えてください

まず、修理が必要な場合は修理業者に詳しい見積もりを取りましょう。もし、修理費用が高額であれば、交換してしまった方が安く済むケースもあります。

また、10年近く使用しているエアコンの場合は、修理せずに交換するのがおすすめです。

買い替える場合は、取付工事も込みでお得なライフテックスをぜひご利用ください。ライフテックスのエアコン販売+取付工事の費用は、以下のページで詳しく紹介しています。

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ベストなエアコンの取り付け位置は?注意点や事業者の選び方まで解説

カテゴリ: エアコン工事
作成日:2023年05月24日(水)

aircon torisuke

「引っ越し先にはエアコンがないから自分で取り付けなければいけないけれど、実際のところどこに取り付けたらいいの?」

「調べてみるとエアコンの取り付けについての色々な情報が出てくるけれど、あまりよく分からない」

上記のようなお悩みを持ち、この記事にたどり着いた方は多いのではないでしょうか。


エアコンは取り付ける場所によって効き目が変わってくるため、出来る限り自分の部屋にとってベストな位置はどこであるかを検討し、取り付けることが必要といえます。世界的にも徐々に平均気温が上がる中、せっかく購入したエアコンの効果が今一つであれば勿体ないというものです。

そこでこの記事ではベストなエアコンの取り付け位置を詳しく紹介するとともに、エアコン取り付け業者の選び方や実際の工事の流れまで、徹底的に解説します。

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  1. ベストなエアコンの取り付け位置を考えるための10のポイント
    1. これだけは押さえて!取り付け位置の必須条件
      1. 配管穴より高い位置に取り付ける
      2. 床面から1.8~2.4mの高さの場所
      3. エアコン専用コンセントの近く
      4. 火災報知器から1.5m以上離れている【消防法】
    2. こんな位置ならよりいいかも!理想の条件
      1. 周りに充分な通気スペースが用意されている
      2. 室内機と室外機同士が近い位置にある
      3. 部屋内の壁で短い方に取り付ける
      4. エアコンの下に障害物が置かれていない
      5. 窓の上に設置する
      6. 寝室の場合はベッドに直撃しない
  2. 室外機はどこに置くのが良い?
    1. 地面がしっかりとした平地である
    2. 風がよく通り、直射日光が当たらない
    3. 振動や音の影響を受けにくい
    4. 据付スペースが確保できる
  3. 取り付け位置に失敗した人の事例
    1. 配管より本体が低く逆勾配になり、水漏れした
    2. 他の家具の邪魔になっている
  4. エアコン取付工事の費用相場
    1. 標準工事費用
    2. 追加費用
  5. エアコン取り付け事業者の選び方
    1. 工事担当の顔がみえる会社
    2. 電気工事士の資格をもっているか
    3. 隠蔽配管や高気密住宅など難易度の高い工事に対応できるか
    4. アフターサービスの有無や、その内容
  6. エアコンを取り付ける際の当日の流れ
    1. エアコン標準工事にかかる時間は1.5~2時間
  7. まとめ
  8. よくある質問
    1. 取り付け位置は具体的にどこがいいですか?
    2. コンセントの設置や穴あけから依頼できますか?

ベストなエアコンの取り付け位置を考えるための10のポイント

黒板に書かれたcheckマーク

それでは、さっそくベストなエアコンの取り付け位置を考えるために必要なポイントを紹介します。必須条件と理想条件の2つに分けて解説するため、それぞれよく把握するようにしてください。

これだけは押さえて!取り付け位置の必須条件

まず取り付け位置の必須条件を解説します。必須条件は具体的には以下の4つに分けられます。

  1. 配管穴より高い位置に取り付ける
  2. 床面から1.8~2.4mの高さの場所
  3. エアコン専用コンセントの近く
  4. 火災報知器から1.5m以上離れている【消防法】

配管穴より高い位置に取り付ける

配管穴とは室内機と室外機をつなぐホースが通る穴のことで、部屋の天井近くに配置されています。配管穴より高い位置に取り付けることが必要な理由はエアコンからの水漏れを防ぐためです。

配管穴はエアコンから出ていく水を通すため、もしも室内機が配管穴より低い位置にあった場合は水が逆流してしまいます。生活を快適に保つためにもできる限り高い位置に配置しましょう。

床面から1.8~2.4mの高さの場所

高い位置に取り付けることが必要であるとはいえ、ただ高いから良いというものではありません。配管穴よりも低ければ水漏れの原因になりかねませんが、高すぎる位置に配置してしまうと、設置作業に危険を伴ったり、日常のお手入れが大変になってしまったりします。

このようなトラブルを防ぐための基準が「1.8〜2.4m」です。自身で取り付ける際にはあらかじめできる限り正確に高さを測ってから配置すると良いでしょう。

エアコン専用コンセントの近く

エアコンの使用電力は他の電化製品と比べても大きいです。このため、延長コードを使用することが一般的には推奨されていません。法律的に禁じられている訳ではありませんが、業界の中では好まれない手法といえます。

上記のことから、エアコン専用コンセントの近くに配置し、室内機の電源プラグが届く近い距離に配置することが必要です。

火災報知器から1.5m以上離れている【消防法】

消防法により定められていることですが、室内機は火災報知器から1.5m以上離れたところに置きましょう。火災報知器にエアコンの風が当たってしまうと、もしも火事が起きてしまった場合に火災報知器が正常に動作しなくなってしまいます。

専門業者に依頼する際は消防法も考慮して工事を行ってくれますが、自身で行うと意図せず法律違反をしてしまう可能性があるため、やはり業者に頼むのがより良いでしょう。

こんな位置ならよりいいかも!理想の条件

次に、室内機を設置する際の理想の条件を紹介します。具体的には以下の65つが挙げられます。もしも部屋のスペース的に検討できそうであれば、以下の点も考慮するとより効果的にエアコンを活用できるでしょう。

  • 周りに充分な通気スペースが用意されている
  • 室内機と室外機同士が近い位置にある
  • 部屋内の壁で短い方に取り付ける
  • 窓の上に設置する
  • 寝室の場合はベッドに直撃しない

周りに充分な通気スペースが用意されている

エアコンの室内機の周りには一定以上のスペースを用意しましょう。そもそもエアコンは、部屋の中にある空気を室内機で取り込んで室外機が冷やし、再度ポンプを通じて部屋に戻すことによって空気を冷やす仕組みです。

上記のことから、室内機が充分に空気を取り込めるようにするために、室内機の周囲に5cm程度のスペースをあけておくことが望ましいといえます。

室内機と室外機同士が近い位置にある

室内機と室外機

効率的に室内を冷やしたり温めたりするために、室内機と室外機同士の距離を近くしておくことも重要です。

室外機で加工した空気を室内機の方へ戻すことで部屋の温度をコントロールできるのがエアコンの仕組みですが、もしも風が送られる配管が長くなった場合で部屋を冷やしたいときには、配管の内部を通るうちに風が温もってしまいます。室内機と室外機の距離には気を付けましょう。

部屋内の壁で短い方に取り付ける

エアコンをより効率的に使うためにも、室内機は部屋内の壁で短い方の部分に取り付けるようにすると良いでしょう。風が送られる面積を広くする必要があるためです。エアコンの風が多く当たることによって部屋で過ごす時間も快適になります。

エアコンの下に障害物が置かれていない

エアコンの下に障害物が置かれていないかどうかもチェックポイントです。特に暖房運転時に注意が必要といえます。

空気が持つ特徴として、冷たい風は足元に溜まり、暖かい風は天井に溜まる傾向があります。しかし、もしも室内機の真下などに障害物があった場合、室内機から出てくる温風が足元まで届かずに阻まれてしまいます。これを防ぐために障害物は極力置かないことがベストです。

窓の上に設置する

窓の上にエアコンを設置した方が良い理由は、温度の高い空気を取り込みやすいためです。

温かい空気は天井近くに溜まってしまうため、部屋の中でも位置の高い窓の上に設置した方が、溜まってしまう空気を効率的に循環させることができます。

寝室の場合はベッドに直撃しない

寝室にエアコンを設置する場合には、健康面を考えてベッドに風が直撃しないようにしましょう。夏でも冬でも、エアコンの風が寝ているときに身体にあたってしまうと、風邪を引いてしまうなど体調不良の原因になり得ます。

室外機はどこに置くのが良い?

マンションエアコン室外機設置 B

室内機のおすすめの設置場所が理解できたところで、次に室外機の設置場所についても検討していきましょう。具体的には以下の4つのポイントを押さえることが必要です。

  • 地面がしっかりとした平地である
  • 風がよく通り、直射日光が当たらない
  • 振動や音の影響を受けにくい
  • 据付スペースが確保できる

地面がしっかりとした平地である

室外機を設置しようとしている場所が平地であることを確認しましょう。地盤が安定している所でないと、バランスを崩して倒れてしまうことがあるからです。

また、室外機を屋根などの高い位置に設置する場合もあるかもしれませんが、その場合にはベースが安定していることはもちろん、屋根が室外機の重さに耐えられるかどうかという観点も必要です。

風がよく通り、直射日光が当たらない

直射日光が室外機に当たってしまうと、熱交換器に負荷がかかってしまいます。エアコンの効果的な稼働に支障が出てしまうため、風通しが良く、かつあまり日の当たらないところに設置することが必要といえます。

振動や音の影響を受けにくい

室外機は時として騒音の原因になることがあります。近隣の住宅に迷惑をかけないためにも、振動音が発生したとしても影響を与えにくい場所を選ぶことをおすすめします。

据付スペースが確保できる

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裾付スペースが確保できるような設置場所の検討も行いましょう。エアコンが本来の力を発揮して効果的に稼働するために必要なスペースです。特に室外機に関しては背面から空気を吸って正面から出すため、壁に付けずに離すことが必要になってきます。

具体的にどのくらいスペースをあければ良いかについては上記の画像を参照してください。また、裾付スペースはメーカーの取扱説明書によって変わるため、購入したエアコンの説明書をよく読むことをおすすめします。

取り付け位置に失敗した人の事例

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次に、実際にエアコンの取り付け位置についてのイメージを膨らませるために、取り付けに失敗してしまった事例を紹介します。残念な結果にならないためにも失敗談を把握し、二の舞にならないようにしましょう。

配管より本体が低く逆勾配になり、水漏れした

このケースでは、腕の悪い業者によって配管より低い位置にエアコンが設置された結果、逆勾配が起きて水漏れに発展してしまっていました。

しかし、別の業者に依頼して高い位置に配置してもらったことにより症状が改善され、満足できる生活が送れるようになったようです。

このケースも、エアコンの位置が問題となって水漏れが起きてしまっている事例です。水が逆流するとポタポタと床に落ちてくるため生活に支障が出ることは言うまでもありません。こういった事態を防ぐためには、信頼できる専門業者に依頼することがおすすめです。

他の家具の邪魔になっている

この事例はエアコンの下にある障害物が配慮されなかったことによって起こってしまった事例です。投稿者の部屋ではエアコンの下にドアがあるようですが、送風位置を少しでも下げるとドアにあたって部屋の温度がコントロールしにくくなるという事態に陥っています。

このトラブルを防ぐためには、依頼した業者の仕事になりますが、配置場所をもっと考慮することが必要でした。

エアコン取付工事の費用相場

エアコン取り付け工事内訳

結論を言えば、エアコンの取り付け工事を自分自身の力だけで行うのは難しいです。障害物の有無や火災報知器からの距離、室内機と室外機の距離など、考慮するべきポイントが多くあるからです。

そこで、エアコンの取り付けには専門業者に依頼することがおすすめです。この章ではエアコン取り付け工事にかかる費用相場を紹介します。

工事にかかる費用相場は大きく分けて2つあります。

  1. 標準工事費用
  2. 追加費用

標準工事費用

エアコン取付標準工事には、一般的に以下の工事内容が含まれています。

  • 室内機の設置
  • 室外機の設置(平地置き/ベランダ置き/既設平地架台上段設置)
  • 配管接続(冷媒管/内外接続線/ドレンホース 4mまで)
  • 真空引き
  • アース端子への接続
  • エアコン接続回路への接続
  • 配管穴あけ・スリーブ処理 1ヶ所

すでにコンセントが設置されており、室内機の裏側のベランダや庭に室外機が置ける場合は、標準工事の範囲で収まることもあります。

標準工事の相場は以下の通りです。

対応畳数標準工事相場
6〜12畳 10,000〜20,000円
14畳以上 13,000〜30,000円

エアコンの対応畳数によって標準工事費が異なるため注意が必要です。

追加費用

標準工事では取り付けができない場合や、化粧カバーなどのオプションを付ける場合は、追加工事の費用がかかります。

追加工事の相場は以下の通りです。

追加工事費用相場
室外配管パイプ化粧カバー取り付け 5,000〜15,000円
室内配管パイプ化粧カバー取り付け 10,000〜20,000円
配管延長 1m3,000円
コンセント新設 14,000〜20,000円
差し込み口の交換 7,000〜10,000円
配線の交換・分岐・延長 12,000〜15,000円
コンセントの電圧切り替え 4,000〜30,000円
配管用穴あけ/軽量鉄骨 5,000円
配管用穴あけ/タイル・レンガ壁 6,000円
配管用穴あけ/コンクリート壁 10,000〜70,000円
隠蔽配管工事 10,000~14,000円
室外機の吊り下げ/壁掛け/屋根置き 16,500円
室外機の2段置き 20,000円
階段上げ 3,000円
断熱材 1mあたり1,000円
エアコン移設時運搬費 3,000~5,000円(近距離)

新築の場合は、家の構造によって穴あけに費用がかかることもあります。また、コンセントがない場合はコンセントの設置も必要です。見栄えを良くしたい場合にも、化粧カバーや隠蔽配管の追加が必要になるため費用がかかります。

エアコン取り付け事業者の選び方

POINT

それでは、どのようにエアコンの取り付け業者を選べば良いかについて見ていきましょう。注意するべきポイントは以下の4つです。

  1. 工事担当の顔がみえる会社
  2. 電気工事士の資格をもっているか
  3. 隠蔽配管や高気密住宅など難易度の高い工事に対応できるか
  4. アフターサービスの有無や、その内容

工事担当の顔がみえる会社

工事担当の顔

第1のポイントは工事担当の顔がみえる会社であるかどうかです。工事業者によっては工事員の顔と名前など、実際に工事を担当する従業員のプロフィールを掲載していることがあります。

工事担当者の顔が見えれば「この人が担当してくれるんだ」と安心感が湧き、依頼をしやすくなります。顔も名前もわからない状態で依頼するよりも遥かにハードルが低いといえるでしょう。

電気工事士の資格をもっているか

国家資格である電気工事士の資格を持っていない業者は避けた方が無難です。エアコンの工事自体は電気工事士の資格がなくとも可能ですが、水漏れが起きたり部屋が全く冷えなかったりなどのトラブルが起きてしまった場合、信頼できる資格を持っている業者の方が万が一の事態にも対応できます。

また、コンセントの電圧切替や移設などの際には第二種電気工事士の資格が必須です。エアコンには200V(ボルト)や100Vといったように電圧が指定されていますが、自宅のエアコン用コンセントが購入したエアコンのボルトに対応していない場合、この工事が必要になります。

隠蔽配管や高気密住宅など難易度の高い工事に対応できるか

隠蔽配管の見分け方

隠蔽配管とは、建築時に室内機と室外機をつなぐ配管を壁、床、天井の中を通し、建物完成後にその配管につなぐエアコン工事のことです。

隠蔽配管工事は一般的な工事を行うよりも漏水やガス漏れなどといったリスクが高くなります。難しい工事であるだけに高い技術力を持っていることが前提になるため、あらかじめ隠蔽配管工事の実績が豊富にあるかどうかなど問い合わせておくことが必要でしょう。

アフターサービスの有無や、その内容

エアコンの保証には大きく、エアコン本体を保証する「メーカー保証」と「延長保証」、エアコン取り付け工事自体の不備を保証する「工事保証」があります。

メーカー保証

エアコン本体にはメーカーが設定している保証期間があります。
エアコンの取扱説明書に記載してある正常な使用状態で購入したエアコンに生じた不具合を無償で修理するものです。

延長保証

メーカー保証が終了した後も、メーカー保証と同程度の保証を継続します。
10年間の長期保証も存在します。

工事保証

エアコン本体ではなくエアコン取り付け工事にミスや不備があった場合に無料で修理をおこなう保証です。

エアコンを取り付ける際の当日の流れ

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エアコン取り付け工事を実際に業者に依頼して行うことになった場合、当日の流れはどのようなものになるのでしょうか。

 

エアコンの購入をこれから考える人や工事を頼もうとしている人向けに、イメージが湧きやすいように実際の工事の流れを簡単に紹介します。

エアコンの取付工事が見積もりから工事までどのような流れで進むのかについて、ライフテックスの場合を例に解説します。

1 お電話かホームページよりお申込ください。

flow1 ご希望のエアコンをお選びいただき、専用お申込フォームよりお申込ください。
専用お申込フォームはこちら。またはフリーコール0120-985-449よりお気軽にお電話下さい。

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2 お電話にてお打合せ・ご予約完了

1  お問い合わせ

弊社スタッフよりお客様へご連絡いたします。
詳しい設置状況などを確認させていただき、お打合せさせていただきます。

ご都合の良い工事の日程を決定してご予約完了となります。

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3  工事前日(前日確認連絡)

ご依頼 工事前日の夕方に、翌日の工事の具体的なお時間をお電話にてお知らせいたします。

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4  工事施工

flow4 当社専門スタッフがエアコンをお持ちし、丁寧に取り付け工事を行います。工事の際には真空引きのために電源コンセントをおかりします。何卒ご了承くださいませ。

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5  工事完了・保証スタート

料金お支払い

工事が完了致しますと間もなく試運転となります。
問題なく運転することをご確認いただきます。

この時点から保証もスタートしますのでご安心ください。

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6  料金お支払い

無料お見積もり

最終チェック完了後、ご精算となります。現金払いのほか、クレジットカード、スマホ決済PayPayもご利用いただけます。
お振込によるお支払いに関しては、ご相談となりますのでご依頼時にご相談ください。
領収書、工事3年保証書書類一式をお渡しいたしますので保管の方お願いいたします。

本体故障の保証期間はメーカー保証に準じ1年保証となります。

エアコン標準工事にかかる時間は1.5~2時間

エアコン取付け費用 大事なポイント解説します!

工事内容にもよりますが、一般的には標準工事のみを行う場合には1.5時間~2時間だといわれています。いわばオプション付きの工事である追加工事を行う際には2時間以上が必要であるため、所要時間が気になる場合にはあらかじめ業者に問い合わせておくと良いでしょう。

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エアコン取り付けの所要時間は?目安と優良業者を見極めるポイントを解説

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まとめ

エアコンの取り付け位置には10個のポイントがあり、必須条件を満たすことはもちろん、さらに快適な生活を送るためには理想条件にも目を向けることが必要であることを説明しました。

気を付けたいポイントを振り返ると、以下の通りです。

  • 配管穴より高い位置に取り付ける
  • 床面から1.8~2.4mの高さの場所
  • エアコン専用コンセントの近く
  • 火災報知器から1.5m以上離れている【消防法】
  • 周りに充分な通気スペースが用意されている所
  • 室内機と室外機同士が近い位置にある
  • エアコンの下に障害物が置かれていない
  • 窓の上に設置する
  • 寝室の場合はベッドに直撃しない

エアコンは普段しない高い買い物であるだけに、失敗することはなるべく避けたいものです。取り付け配置にミスしてしまうとせっかくの新生活が台無しになってしまう可能性もあるため、しっかりと必要なポイントを把握し、場合によっては業者に依頼することが必要です。

エアコンの取り付け位置のポイントや注意点を理解し、新しいエアコンでの気持ち良い生活をスタートしましょう。

よくある質問

取り付け位置は具体的にどこがいいですか?

取り付け位置については、室内機・室外機合わせて10個のポイントがあります。これは絶対に必要という必須条件と、条件が合えば理想的な条件があるため、詳しくは「ベストなエアコンの取り付け位置を考えるための10のポイント」をご覧ください。

コンセントの設置や穴あけから依頼できますか?

コンセントの設置は電気工事士の資格が必要であり、すべてのエアコン設置業者が電気工事をできるわけではありません。しかし、ライフテックスならすべての作業員が電気工事士の資格を持っているので可能です。ぜひお気軽に専用フォームからお問い合わせください。

エアコンに専用コンセントが必要な理由|見分け方や増設の費用まで解説

カテゴリ: エアコン工事
作成日:2023年05月24日(水)

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「エアコン専用コンセントってどれのこと?」

「専用コンセントは絶対に必要なの?」

「取り付けるならなるべく安く済ませたい。」

結論から申し上げますと、エアコンを設置する際には、専用コンセントが必要です。通常コンセントで代用した場合、火災につながる可能性もあり、危険です。

そこで今回は、エアコンを安全に正しく取り付けるために必要な、エアコン専用コンセントについて解説します。具体的には以下の点について、解説します。

この記事でわかること

  • 専用コンセントが必要な理由
  • 通常コンセントと専用コンセントを見分けるポイント
  • 費用相場とおすすめの取り付け業者

この記事を読んでいただくと、エアコンの専用コンセントの必要性を理解し、さらに通常コンセントとの見分けができるようになります。加えて、実際に専用コンセントを増設するための手順を把握し、ご自身はどのように施工すべきかまで決定することができます。

ぜひ、最後までお読みくださいね。

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エアコンは専用コンセントで動いています

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多くの電化製品で利用している通常のコンセントは、複数が同じ回路を経由して、繋がっています。それに対し、エアコン専用コンセントは、エアコンのみ単独で電力を使用しているという違いがあります。

エアコンの専用コンセント(専用回路)とは

コンセントには2種類、「通常コンセント」と「専用コンセント」があります。

「通常コンセント」とは、普段使用する充電器や照明、電化製品で利用しているものです。複数のコンセントをひとつの電気回路で共有している状態(標準回路)です。

それに対し「専用コンセント」とは、他のコンセントとは繋がっておらず、単独で電気回路を使用することになります。そのため、通常コンセントよりも大量の電力を流すことができるのです。

ただし法律で明確に定められているわけではない

冒頭でも、エアコン設置には専用コンセントが必要なことをお伝えしました。しかし実際、専用コンセントの使用が法律で義務付けられているという訳ではありません。あくまでも民間で推奨されているだけなので、通常エアコンで取り付けた場合でも、罰則を受けることはないでしょう。

ただし近年では、製造物責任法(PL法)の観点から専用コンセントがない場合、エアコン設置はしないというメーカーや業者がほとんどのようです。

次章では、「なぜ専用コンセントがないと工事を引き受けてもらえないのか?」専用コンセントの必要な理由についてお伝えします。

エアコンにはなぜ専用コンセントが必要なのか?

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ここまでは専用コンセントとはどのようなものなのかについてお伝えしてきました。ここでは、専用コンセントはなぜ必要なのか?について解説していきます。

必要な理由は、主に以下の2つです。

  1. エアコン消費電力が大きいため
  2. 不慮の火災事故を防ぐため

ひとつずつお伝えします。

①エアコンの消費電力が大きいため

エアコンは家電製品の中でも特に、使用する電力量が多い機器です。目安ですが、冷蔵庫は250W、電子レンジは500Wであるのに対し、エアコンの立ち上げ時には2000Wが必要となる場合もあります。

そのため、仮に通常コンセントでエアコンを取り付けて、他の家電製品と同じ電気回路を使用した場合には、すぐに最大電力量に達してしまいます。つまりブレーカーが落ちやすくなるということです。さらに他の家電製品にも負担がかかるため、故障のリスクも高くなるでしょう。

②不慮の火災事故を防ぐため

前項で専用コンセントを使用しない場合、ブレーカが落ちやすい上に故障のリスクがあるとお伝えしましたが、最悪の場合には火災が発生してしまうこともあります。

一度に大量の電力が流れると、ケーブルやコンセントが熱くなり、発火する可能性があります。このような火災事故を起こさない為にも、専用コンセントを使用し、安全にエアコン設置を行いましょう。

エアコンの専用コンセントと通常コンセントの見分け方

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ここまででは専用コンセントの必要性についてお伝えしてきました。

しかし、

「自分の家に専用コンセントが取り付けられているかがわからない」

「そもそも専用コンセントと通常コンセントはどう見分けるの?」

のような疑問を抱える方も多いのではないでしょうか?

そこでここでは簡単に見分けられる、以下の3つポイントを紹介します。

  1. コンセントの位置
  2. コンセントの形状
  3. 分電盤のブレーカーに、エアコンと書かれたラベルが貼ってあるか

ひとつずつ解説していきますね。この章を読めば、専用エアコンかどうかを見極められるようになります。

①コンセントの位置

最も見分けやすいのはコンセントの位置を確認する方法です。

通常のコンセントは足元についているのに対し、エアコン専用コンセントは壁の上部についています。エアコンの電源コードは1m以内と短い為、エアコン設置箇所の近くに用意されていることが多いです。

また、プラグの差し込み口も通常2〜3個ありますが、エアコン専用コンセントには一つしかありません。

②コンセントの形状

コンセントの形状で専用コンセントかどうかを判断できる場合もあります。コンセントの形状は大きく4種類存在します。

通常は縦長の穴が2つですが、エアコン専用コンセントは穴が3つの場合が多いです。形状は電圧によっても異なるので、ご自身のコンセントを確認してみるのが良いでしょう。

エアコン100V200V

③分電盤のブレーカーに、エアコンと書かれたラベルが貼ってあるか

分電盤のブレーカーに「エアコン」のラベルが貼ってある場合は、エアコン専用回路が存在するということになります。

そもそも自分の家にエアコン専用コンセントがあるかわからないという方は、この方法で確かめることができます。

エアコンの専用コンセントの工事方法と費用

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ここまではエアコン専用コンセントの必要性と、見分け方を紹介してきました。この記事を読んでいる方の中には、「家の中に専用コンセントが見当たらなかった」もしくは「増設する必要がある…」という方もいるのではないでしょうか。

そこでここではエアコン専用コンセントの工事方法について解説します。

専用コンセントを増設するには、電気工事士の資格が必要なため、専門の業者に依頼しましょう

エアコンに対応した専用コンセントがない場合の対処方法を4つ紹介します。

  1. コンセントの数を増やす
  2. 差し込み口の交換を行う
  3. コンセントを延長する
  4. コンセントの電圧を変更する

以下の表は、エアコンの工事会社ライフテックスの場合のそれぞれにかかる工事費用例です。

ご参考にしてくださいね。

①専用回路増設工事 要見積り
②コンセント交換(100V・200V) 1ヵ所 2,000円~
③コンセント延長(電源延長) 1m 1,000円~
④電圧切替(100V~200V)) 1ヵ所 4,000円~

では、ひとつずつ解説していきます。

①コンセントの数を増やす

新たにコンセントを設置することで、理想的な場所に専用コンセントを設置することができます。

ただし注意点として、分電盤に予備のブレーカーがあるかどうかを確認しましょう。専用コンセントは専用回路で取り付けるため、他のコンセントとは別の電気回路を使用する必要があります。ブレーカーに余りがない場合は、分電盤の増設工事が必要になります。

そのため、コンセント数を増やすことを検討している方はまず、ブレーカーの予備があるかを確認しましょう。

さらに、エアコン専用の電源コンセントにはアンペア容量が最低でも30A必要です。分電盤を見て30A以上の数字の表記があるか、または電力会社に問い合わせるなどして、契約電気容量も確認しましょう。

②差し込み口の交換を行う

エアコンに合わせた形状に交換する場合、差し込み口を交換する工事で対応することができます。この工事により、使用可能な電圧も変化する場合もあるので、同時に電圧切替工事も検討すると良いでしょう。

ただし差し込み口の交換を行っても、電気回路や配線の電気容量は変わりません。

③コンセントを延長する

エアコン専用コンセントがエアコン設置箇所から1m以上離れている場合は、コンセントを延長する工事で対応できます。長さのみが足りないという方はこの工事で、エアコンを問題なく使用することができるでしょう。

④コンセントの電圧を変更する

専用コンセントは取り付けてあるものの、購入予定エアコンの電圧がすでに設定されているコンセントと異なる場合は、電圧切り替えの工事が必要です。

電圧切り替え工事によって、プラグの形状も変化することが多いので、設置するエアコンと照らし合わせて確認するのがおすすめです。

電圧を変える理由や電気代の違いについて、詳しくは「100Vと200Vエアコンの違いとは?電気代や工事費、見分け方を解説」で解説していますので、参考にしてください。

エアコン工事にかかる費用

ここまでではエアコン専用コンセントを使用するための工事費用について解説してきました。しかし、実際エアコン専用コンセントの工事を行う場合は、エアコン設置と同時に行うことが多いと思います。

そのため、ここからは基本的なエアコン設置にかかる費用について解説します。、基本的な考え方は以下の通りです。

エアコン取り付け工事内訳

標準工事費用と追加工事費用について、簡単に解説します。

エアコン取り付け費用について、詳しくは「エアコン取り付け費用をわかりやすく解説!工事業者の賢い選び方とは」で解説していますので、参考にしてください。

標準工事費用

エアコン取り付け工事にかかる費用相場は、エアコンの対応畳数によって異なります。

対応畳数標準工事相場
6〜12畳 10,000〜20,000円
14畳以上 13,000〜30,000円

標準取り付け工事の内容は業者によっても異なるので、依頼する際は費用だけでなく、工事内容も確認すると良いでしょう。

一般的な標準工事は以下の内容です。

  • 室内機の設置
  • 室外機の設置(平地置き/ベランダ置き/既設平地架台上段設置)
  • 配管接続(冷媒管/内外接続線/ドレンホース 4mまで)
  • 真空引き
  • アース端子への接続
  • エアコン接続回路への接続
  • 配管穴あけ・スリーブ処理 1ヶ所

追加工事費用

標準工事に含まれない施工が必要な場合、追加工事費用が必要になります。各追加工事の費用相場は、以下の表からご確認いただけます。

追加工事の内容費用相場
室外配管パイプ化粧カバーを取り付ける場合 5,000〜15,000円
室内配管パイプ化粧カバーを取り付ける場合 10,000〜20,000円
エアカットバルブを取り付ける場合 3,000円
配管延長が必要な場合 3,000円/1m
コンセント新設が必要な場合(電源工事) 14,000〜20,000円
差し込み口の交換が必要な場合(電源工事) 7,000〜10,000円
配線の交換・分岐・延長が必要な場合(電源工事) 12,000〜15,000円
コンセントの電圧切り替えが必要な場合(電源工事) 4,000〜30,000円
軽量鉄骨に配管用の穴あけが必要な場合 5,000円
タイル・レンガ壁に配管用の穴あけが必要な場合 6,000円
コンクリート壁に配管用の穴あけが必要な場合 10,000円
隠蔽配管工事をする場合 10,000~14,000円
室外機を吊り下げ・壁掛け・屋根置きで設置する場合 16,500円
室外機を2段置きで設置する場合 16,500円
階段上げが必要な場合 3,000円
断熱材が必要な場合 1,000円/1m
エアコン移設時運搬費 3,000~5,000円(近距離)

エアコンの工事を依頼する業者の選び方

エアコンの工事専用コンセント増設を依頼する業者の選び方

ここまででは、エアコン取り付け工事にかかる費用について解説してきましたが、実際にかかる費用は業者によっても異なります。

そこでここでは、エアコン取り付け工事にはどのような業者を選ぶべきか、重要な4つのポイントを紹介します。

  1. 工事担当がよく分かる会社であるか
  2. 増設に必要な資格をもっているか
  3. 難易度の高い工事にも対応した実績があるか
  4. アフターサービスの有無や、その内容は充実しているか
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工事担当がよく分かる会社であるか

工事担当の顔

エアコン取り付け工事当日はお客様の立ち会いが必須です。どんな人が工事にくるのか事前にわかっていれば安心感が高いですね。

業者によってはホームページに顔と名前を出していたりします。これは自社のスタッフとその工事品質に自信を持っている証拠で、安心して依頼することができます。

増設に必要な資格をもっているか

コンセントの電圧切替や移設などの際には、第二種電気工事士の資格が必須です。資格の保有があるかどうかは、エアコン取り付け業者のホームページを確認してみましょう。

電気工事士の資格を取得している旨が記載されていなければ、その業者は避けた方が良いかもしれません。

難易度の高い工事にも対応した実績があるか

隠蔽配管工事や高気密住宅は難易度が高い工事とされています。このような難しい工事にも対応している業者であれば、技術力の高さに自信を持っている証拠で、信頼できる業者といえます。

実際に隠蔽配管などが必要ない場合でも、難易度の高い工事に対応できる業者を選ぶ方がおすすめです。

アフターサービスの有無や、その内容は充実しているか

エアコンの保証には大きく、エアコン本体を保証する「メーカー保証」と「延長保証」、エアコン取り付け工事自体の不備を保証する「工事保証」があります。

工事保証とは、エアコン本体ではなくエアコン取り付け工事にミスや不備があった場合に、無料で修理をおこなう保証です。

工事保証サービスを行っていない業者も存在するので、契約前には工事保証の有無を確認しましょう。工事保証は、エアコン取り付け業者の技術力や信頼度をはかる、ひとつの指針になります。

まとめ

エアコン設置には、エアコン専用コンセントの取り付けが必要です。理由は大きく、以下の2点があります。

  1. エアコン消費電力が大きいため
  2. 不慮の火災事故を防ぐため

エアコンは家電製品の中でも特に、使用する電力量が多い機器です。正しく使用しないと、故障のリスクも高くなる上に、最悪の場合には火災が発生してしまうこともあります。

エアコン専用コンセントであるかどうかを見分けるポイントは以下の3つです。

  1. コンセントの位置
  2. コンセントの形状
  3. 分電盤のブレーカーに、エアコンと書かれたラベルが貼ってあるか

「エアコン専用コンセントの工事が必要かもしれない…」という方は、信頼できる業者に設置工事を依頼するのがおすすめです。また、エアコン本体と同時に取り付けるとよりお得に工事を完了できる場合もあるので、検討してみてくださいね。

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よくある質問

エアコン専用コンセントの工事はどこに依頼できますか?

第二種電気工事士の資格が必須となるため、有資格者のいるエアコン工事専門業者に依頼するのがおすすめです。

関東でのエアコン工事なら、ぜひ一度ライフテックスにご相談ください。詳細や費用については「ライフテックスのエアコン工事」ページをご覧ください。

なぜ専用コンセントが必要なのですか?

専用コンセントが必要な理由は、主に以下の2つです。

  1. エアコン消費電力が大きいため
  2. 不慮の火災事故を防ぐため

専用コンセントが必要な理由は、主に以下の2つです。エアコンは家電製品の中でも特に、使用する電力量が多い機器です。正しく使用しないと、故障のリスクも高くなる上に、最悪の場合には火災が発生してしまうこともあります。

詳しくは「エアコンにはなぜ専用コンセントが必要なのか?」で解説していますので、ご覧ください。

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