お役立ちコラム
光回線工事の穴あけが必要・不要になるケースをそれぞれ紹介!注意点も解説
「光回線工事で外壁に穴あけすることはある?」
「外壁への穴あけは必ずしなければいけないの?」
光回線工事に関して、このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論からいうと、光回線工事で穴あけが必要かは、状況によります。
穴あけは以下の3パターンがありますが、それぞれ穴あけしないで済む可能性がある方法もあるからです。
- ケーブルを固定するための外壁へのビス留め
- ケーブルを宅内に引き込むための穴あけ
- 光キャビネットを設置するための穴あけ
本記事では、光回線工事ではどのような穴あけをする可能性があるのか、穴あけしないで済むケースとはどのようなものかについて解説します。
できるだけ穴あけせず、快適なインターネット環境を整える方法も解説していますので、ぜひ最後までお読みください。
光回線工事での穴あけは3パターンある
光回線工事を行う際に、穴あけをする可能性があるのは以下の3パターンです。
- ケーブルを固定するための外壁へのビス留め
- ケーブルを宅内に引き込むための穴あけ
- 光キャビネットを設置するための穴あけ
では、これらの穴あけについて詳しく解説します。
ケーブルを固定するための外壁へのビス留め
光回線工事をおこなう場合、電柱から光ファイバーケーブルを引き込む必要がありますが、ケーブルを垂れ下がったままにすると、事故につながる恐れがあります。
そのため、電柱から室内に引き込む場所までケーブルを敷設する際に、光ファイバーケーブルがゆるまないようにしなければなりません。そうするには、外壁にワイヤーの受け具を固定するために、ビス止めが必要になります。
一般的に、金具は2〜4か所のビス留めをおこないます。あける穴の大きさは、3mm程度です。
ケーブルを宅内に引き込むための穴あけ
光ケーブルを室内に引き込む場合、一般的にはエアコンダクトや電話用の配管を利用します。
これらの方法が利用できない場合や、引き込む場所にこだわりたい場合は外壁に穴をあけ、そこからケーブルを引き込みます。
穴の大きさは1cm程度なので、エアコンダクトのような大きな穴をあけるわけではありません。
光キャビネットを設置するための穴あけ
光回線事業者によって異なりますが、光キャビネットを設置する場合は、穴あけが必要になることもあります。光キャビネットとは、電柱から引き込んだ光ファイバーケーブルと屋内のケーブルを中継する役割を持ちます。
光キャビネットを設置する場合、3〜4mm程度の穴を3か所あけますが、穴あけをしたくない場合は両面テープでも対応できることがあるので、作業員に相談してみましょう。
光回線工事でケーブル引き込み用の穴あけが不要になる4つケース
先ほど少し触れましたが、光回線工事をおこなう場合に、必ずしも光ファイバーケーブルを引き込むための穴あけをしなければならないわけではありません。
以下のような場合は穴あけが不要です。
- エアコンダクトから引き込む場合
- 固定電話回線がある場合
- ドアや窓などから引き込める場合
- 光コンセントが設置されている場合
では、穴あけが不要なケースについて、詳しくみていきましょう。
エアコンダクトから引き込む場合
エアコンダクトからケーブルを引き込む方法は、もっとも一般的だといえます。賃貸や壁をできるだけ傷つけたくない場合などは、エアコンダクトから引き込むケースが多いでしょう。
ただし、エアコンの下からケーブルが見えてしまうというデメリットもあります。
固定電話回線がある場合
固定電話回線を契約している場合、電話用の配管を通してケーブルを室内に引き込めます。エアコンダクトと異なり、光ファイバーケーブルが壁の中に隠れるため、室内の見栄えも良くなります。
また、この方法の場合は、好きな部屋に光コンセントを設置しやすいこともメリットといえるでしょう。
ドアや窓などから引き込める場合
エアコンダクトや電話用配管から引き込めない場合は、光ファイバーケーブルの細さを利用してドア・窓・換気扇などの隙間から引き込むことも可能です。
ただし、隙間から引き込めるかは業者によって異なるので、事前に通せそうな隙間を確認したうえで、業者に相談してみましょう。
光コンセントが設置されている場合
すでに光回線工事が行われており、光コンセントが撤去されていないのであれば、既存の回線設備をそのまま活用できるため、新たな穴あけは不要です。
特に賃貸や中古住宅の場合は、光コンセントが残されているケースが多いため、管理会社に確認するか、光コンセントを探してみましょう。
ただし、「フレッツ光や光コラボ」は同じ光ファイバーケーブルが使用できるものの、独自の回線を持つauひかりやNURO光は、ほかの光回線とケーブルが異なるため、新たに電柱から引き込む必要があります。そのため、光コンセントがあっても、必ず工事が不要になるわけではないことを理解しておきましょう。
以下の記事では、光ファイバーケーブルを引き込むおすすめの場所について解説しています。あわせてご覧ください。
光回線工事で部屋のどこにケーブルを引き込む?おすすめ場所と注意点を解説
光回線工事をする前に知っておきたい注意点
光回線工事で光ファイバーケーブルを引き込むために、穴あけが必要な場合は以下の3点に注意しましょう。
- 賃貸で穴あけ必須の場合は大家さんや管理会社に確認する
- ビス留めできないと光回線工事をしてもらえないこともある
- 光コンセントの設置後は場所の変更が基本的にできない
では、詳しく解説していきます。
賃貸で穴あけ必須の場合は大家さんや管理会社に確認する
光回線工事で穴あけをしなければならない場合は、賃貸であれば事前に管理会社や大家さんに連絡しておき、穴あけをしなければならないことを伝えて許可をもらいましょう。
部屋に引き込むための穴以外に、ビス留めや光キャビネットの設置も同様です。
許可なく穴あけをした場合、退去時に高額な修繕費を払わなければならない可能性があります。トラブルになってしまうこともありますので、十分に注意してください。
ビス留めができないと光回線工事をしてもらえないこともある
光ファイバーケーブルを電柱から引き込む際にビス留めをおこないますが、これができないと光回線工事をしてもらえないこともあります。
筆者はNURO光と、光コラボの光回線を契約した経験があり、それぞれで光回線工事に立ち合いました。
NURO光の工事の際に、賃貸物件で「外壁に傷をつけないでほしい」と管理会社から言われていたため、NURO光は作業員にそれを伝えたら、ビス留めせずにテープで留めて対応してくれました。しかし、光コラボの光回線は「ビス留めでなければ工事ができない」とのことでした。
光コラボはNTTが指定する担当員が作業に来るため、NTTで決められた基準によってテープ留めなどはできないのだそうです。
ちなみに、光コラボの回線を申し込む際に穴あけ不可であることは伝えましたが、オペレーターは工事の可・不可は判断できないそうなので、当日担当員に伝えなければなりませんでした。
そのため、賃貸かつ外壁に穴あけできない場合は、NURO光のような独自回線を持つ光回線を選び、ビス留めなしでも対応可能かを事前に確認しましょう。
光コンセントの設置後は場所の変更が基本的にできない
光コンセントを設置したものの、「ほかの部屋にWi-Fiルーター(ONU)を移動させたいから、光コンセント自体も移動させたい」と思うこともあるでしょう。
しかし、それは基本的にできません。やるのであれば、光回線事業者や電気工事業者に移設工事を依頼する必要があります。
費用もかかってしまうので、設置後は変更できないことを加味して、設置場所を決めましょう。
穴あけせずに限られた場所にケーブルを引き込むならLAN配線工事も検討
エアコンダクトなどから光ファイバーケーブルを引き込むと、家全体にWi-Fiの電波が行き届かないケースも多いでしょう。
しかし、有線で接続できる環境さえ整えられれば、基本的なエアコンダクトからの引き込みでも、複数の部屋でPC・ゲーム機・テレビなどを有線接続できます。
有線接続すると、Wi-Fiよりも高速で安定した通信ができるようになるため、より快適にインターネットを利用できます。
各部屋で有線接続するには、LAN配線工事をおこないます。LAN配線工事は、壁の中や外壁などにLANケーブルを配線し、各部屋で有線LAN接続できるようにする工事です。
自分で配線することも可能ですが、壁の中でケーブルが引っかかり、動かなくなってしまうといった失敗がよくあります。壁を這わせる方法も、部屋の見栄えが悪くなるので避けた方がいいでしょう。
LAN配線工事は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
LAN配線工事ならライフテックスにおまかせください
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ライフテックスと一般的な他社との費用比較
以下は、1階から2階へ1か所LAN配線工事をした場合の費用比較です。
このように、他社に負けない低価格で高品質なサービスを提供しています。
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ライフテックスでは自社施工にこだわり、工事担当者は全員が有資格・施工のプロ。豊富な経験と高い技術力を活かして、プロならではのスピードと仕上がりで確実丁寧に対応します。
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まとめ
この記事では、光回線工事の穴あけについて解説してきました。最後にまとめをご覧ください。
- ケーブルを固定するための外壁へのビス留め
- ケーブルを宅内に引き込むための穴あけ
- 光キャビネットを設置するための穴あけ
- エアコンダクトから引き込む場合
- 固定電話回線がある場合
- ドアや窓などから引き込める場合
- 光コンセントが設置されている場合
- 賃貸で穴あけ必須の場合は大家さんや管理会社に確認する
- ビス留めできないと光回線工事をしてもらえないこともある
- 光コンセントの設置後は場所の変更が基本的にできない
穴あけの種類ごとに、穴あけをしなくて済む可能性があります。また、穴あけをして光コンセントの設置位置にこだわらなくても、LAN配線工事をおこなえば快適なインターネット環境は整えられます。
通信の安定性や速度にこだわりたい方は、ぜひLAN配線工事を検討してみてください。
光回線工事は戸建ての2階でも引ける!できる条件とできない場合の代替案も解説
「光回線の工事って戸建ての2階でも可能?」
「2階に光回線を設置をする際の条件はある?」
インターネットをよく使う部屋が2階にある場合、光回線の設置場所が気になりますよね。
結論からいうと、戸建ての2階でも光回線の工事は可能です。 ただし、いくつかの条件を満たす必要があります。
- 建物と電線との距離や立地条件をクリアしている
- 安全に作業ができる環境である
- 配管が2階にある
- 穴あけで入線できる
条件を満たしたうえで「リビングが2階にある」「インターネットをメインで使う部屋が2階にある」ケースでは、2階に光回線を通すのがおすすめです。
上記の条件を満たせず、2階での工事ができない場合は、LAN配線工事をおこなって2階にルーターを増設する方法もあります。ルーターを増設すれば電波が届きにくい部屋でも快適なWi-Fi環境を作れますよ。
しかし「LAN配線工事をどこに頼めばいいかわからない…」という方もいるのではないでしょうか。
そんなときはライフテックスにおまかせください!年間施工実績3,000件のライフテックスなら、8,000円からの格安料金でLAN配線工事が可能です。1階から2階への配線はもちろん、高所作業を伴う屋外配線も可能なのでお気軽にご相談ください。
光回線工事を戸建ての2階でおこなうための条件
一般的に戸建ての光回線工事は、以下の流れでおこなわれます。
- 現地での出張事前調査
- 最寄りの電柱から光ファイバーケーブルを引き込む
- 光コンセントを設置する
- ONUまたはHGWを設置する(光信号とデジタル信号間の変換をおこなう装置)
- ルーターを接続しインターネットを利用する
しかし、2階に光回線を開通させるにはいくつかの条件を満たさなければなりません。まずは、ご自宅が2階に開通させる条件を満たしているか確認しましょう。
もしも条件を満たしていなくても、LAN配線工事をおこなうことで2階でも有線LAN接続が可能になります。条件を満たせていない場合は、「2階に光回線工事ができない時は有線LAN配線がおすすめ」でLAN配線工事について確認してみてくださいね。
建物と電線との距離や立地条件をクリアしている
光回線工事は、最寄りの電柱から光ファイバーケーブルを引き込むため、建物の近くに電柱が必要となります。光回線を引き込むのが1階でも2階でも関係なく、近くに電柱が無ければ工事できない可能性があります。多少の距離であれば引留金具を利用して引き込みが可能なこともありますが、建物の外壁素材によっては難しいケースもあります。
安全に作業ができる環境である
2階への光回線工事は高所での作業になるため、高所作業車やはしごが使われます。そのため、安全に作業ができる環境でなければ作業はおこなえません。具体的には以下のような条件を満たす必要があります。
- 電柱と建物の間に十分な作業スペースが確保できる
- 高所作業車を停められるスペースがある
- はしごをかけて作業できるスペースが確保できる
上記の条件を満たしていない場合、安全が確保できず作業できないおそれがあります。
配管が2階にある
光回線を通す配管が2階にある場合、スムーズに光回線がおこなえます。2階に電話やLANケーブルのコネクタがある場合、基本的に光回線を通すための配管も存在します。その場合、2階への光回線工事がスムーズになるでしょう。もし自分で判断がつかない場合は、業者に相談をして配管の有無を確認してもらうのがおすすめです。
穴あけで入線できる
配管がない場合でも、2階の壁に穴を開けることで光回線工事は可能です。これは、既存の配管が劣化して使えなかった場合にも活用できる方法です。
ただし、タイル張りのような強固な外壁の戸建てでは、穴が開けられないケースもあります。配管もなく、壁に穴をあけることもできない場合は、光回線工事も難しくなります。
光回線工事を戸建ての2階でおこなう際の注意点
前述の通り、条件を満たせば戸建ての2階に光回線を開通させることはできます。しかし、2階に光回線を開通させるにあたって、事前に知っておきたい注意点があります。
知らないまま2階に開通させてあとから後悔するといった可能性もあるので、依頼する前に確認しましょう。
1階でも2階でも料金は変わらない
基本的に、光回線工事は1階でも2階でも料金は変わりません。2階だからという理由で高くなることはないので、自分がインターネットを利用する状況を考えて、光回線を通す場所を検討するとよいでしょう。
ただし、希望する部屋まで配線を伸ばす必要があったり、光回線を通す配管が劣化しているため新たに配管を確保しなければいけなくなったりなど、特別な工事が必要になった場合は追加料金が必要になるケースもあります。
光回線工事の際には事前調査があるので、そのときに確認しておきましょう。
1階と2階の両方に通すことはできない
光回線工事の大きな注意点として、光回線は1階と2階の両方に通すことはできない点が挙げられます。光回線工事で設置される光コンセントは増設できず、1か所しか引き込みができないためです。そのため、2階に光コンセントを設置した場合は、1階に設置できないため注意が必要です。
以上の内容を踏まえ、光回線工事を戸建ての2階に行うための条件を見ていきましょう。
光コンセントの位置変更は工事が必要
設置が完了している光コンセントの位置を変えるには、工事が必要です。
上述の通り、光コンセントは増設ができないため、配線の延長や付け替え工事での移設となります。
そのため、2階に光コンセントを設置した後に「やっぱり1階がいい」となった場合、再度工事を依頼しなければなりません。
当然ですが再工事にも費用はかかるので、2階への設置にかかった費用が無駄な出費となってしまいます。
以上の内容を踏まえ、光回線工事を戸建ての2階に行うための条件を見ていきましょう。
光回線を通すのは1階と2階どちらがおすすめ?
光回線は1階と2階の両方に通すことはできないため、工事をおこなう際はどちらに光回線を通すか選ばなければいけません。光回線を1階と2階どちらに通すか迷っている人は、住んでいる戸建ての構造やインターネットを使う場所から検討するとよいでしょう。ここからは、光回線工事は1階がおすすめなケースと2階がおすすめなケースについて解説します。
1階がおすすめなケース
家族全員が1階で過ごすことが多い
家族全員が1階で過ごすことが多く、スマートフォンやゲーム機、パソコンなどさまざまな端末からインターネットを利用する場合は、光回線も1階に通すのがおすすめです。1階に通すことで、Wi-Fiルーターを設置した場合も電波が強い環境になり、家族全員が安定したインターネット通信を利用できるでしょう。
光回線の引き込みは、生活環境に合う場所に選ぶのがおすすめです。
1階に部屋数が多い
子ども部屋や仕事部屋など1階に部屋数が多い場合も、1階に光回線を通すのがおすすめです。1階に部屋が集まっているということは、その分各部屋でインターネットを利用する機会も多くなる可能性があります。インターネットの利用頻度が多い場所に光回線を通すことで、快適にインターネットを利用できます。
2階がおすすめなケース
リビングが2階にある
リビングが2階にあり、リビングで家族全員がインターネットを使うことが多い場合は、2階に光回線を通すのがおすすめです。光回線を引き込んだ場所とインターネットを利用するデバイスが近ければ、安定した通信状態で利用できます。
インターネットをメインで使う部屋が2階にある
パソコン仕事やオンライン会議、オンラインゲームなどで、インターネットをよく使う部屋が2階にある場合は、2階に光回線を通すのがよいでしょう。光回線を引き込んだ場所に設置するルーターとパソコンの距離が近ければ、通信速度が遅くなりにくいです。パソコンでストレスなくインターネットを利用したいのであれば、インターネットを使う環境に合わせて光回線の引き込み場所を決めましょう。
光回線を通す場合のおすすめの場所
光回線工事をおこなう場合、光回線を通す場所も検討しなければいけません。自分が使いやすい環境を考えて、適切な場所を選びましょう。光回線を通す場合のおすすめの場所は以下の通りです。
それぞれ詳しくみていきましょう。
固定電話の近く
インターネットとひかり電話の両方を利用する場合は、固定電話の近くがおすすめです。ひかり電話とは光回線を使用した電話サービスで、ONUやHGWと電話機をつないで利用します。
光回線を引き込んで光コンセントを電話の近くに設置すれば、インターネットの接続機器もまとめて近くに置くことが可能です。配線も短くて済むので、配線が乱雑になることもないでしょう。
パソコンをよく使う部屋の近く
パソコンをよく使う部屋の近くに、光回線を引き込んでルーターを設置すると、通信速度が安定しやすいのでおすすめです。とくに、リアルタイムのレスポンスが求められるオンライン会議や、スピーディーな動きが求められるオンラインゲームなどでパソコンを使う人は、パソコンをよく使う部屋に設置するとよいでしょう。
エアコンの近く
2階に回線を通す用の配管がない場合、エアコン配管を使ってケーブルを引き込むことがあります。そのため、引き込み場所をエアコン近くにすることで、配線を通しやすくなるのでおすすめです。
収納のある部屋
ONUやWi-Fiルーターなどの接続機器を隠したい場合は、クローゼットや押入れなどの収納がある部屋がおすすめです。インテリアにこだわりのある方は、接続機器が部屋の雰囲気を壊すことが気になりますよね。
接続機器を収納すれば、部屋の雰囲気を壊さずに光回線を通せるため、おしゃれな部屋にしたい方は収納がある部屋を選びましょう。
2階に光回線工事ができない時は有線LAN配線がおすすめ
2階で光回線工事を実施したくても、条件が整わないことから工事がおこなえないこともあるでしょう。しかし、2階で光回線工事ができない時でも、1階から2階に有線LANを配線する方法もあります。ここからは1階から2階に有線LANを配線する工事の方法について解説します。
1階から2階に有線接続でつなげることができる
有線LAN配線工事は、1階のONUにあるLANポートにケーブルを接続し、2階まで配線する方法です。有線LAN配線工事は、宅内配線と屋外配線の2種類の方法があります。2階の希望の部屋に配管がある場合は宅内配線工事をおこなって、1階のONUから配管を利用して2階まで配線します。
配管がない場合は屋外配線工事をおこなって、1階のONUから外壁を伝って2階まで配線します。屋外配管は、PF管(屋外用配線保護管)といった耐久性のある配管を使用します。
通信や電波状況が安定していて使いやすい
有線LANは、通信や電波状況が安定していて使いやすいメリットがあります。無線LANだけだと、障害物や高低差によって電波が遮断されたり、ルーターの設置場所が悪いと電波が不安定になったりします。有線LANであればLANケーブルで直接接続されているため、障害物や設置場所などの影響を受けにくく、通信や電波状況が安定しています。無線LANのように、電波の強弱を気にせずにインターネットを利用できるでしょう。
有線LAN配線を業者に依頼したときの費用
有線LAN配線工事は、配管の有無によって料金にも変動があります。配管がある場合は作業内容が限定されるため、電話やメールでの問い合わせで、ある程度正確な料金が確認できます。
しかし、配管がない場合は作業内容が状況によって異なるため、現地調査後に金額が提示されます。
有線LAN配線を業者に依頼したときの費用相場としては以下の通りです。
配管を使用したLAN配線工事 | 10,000円~40,000円程度 |
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配管がない場合のLAN配線工事 | 30,000円~60,000円程度 |
※ケーブル一本当たりの値段
有線LAN配線工事は自分で実施できるの?
「業者に依頼すると料金がかかるから、自分で有線LANの配線をしたい」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、結論からお伝えすると自身での有線LAN配線はおすすめできません。
知識や技術があれば不可能ではありませんが、適切な長さのLANケーブルの選定や、LANケーブルを配線する作業は素人には難しく、失敗のリスクが高いです。「配線したけどケーブルが乱雑になってしまい、生活の邪魔」といったケースも少なくありません。
自分で作業をおこなっても「うまく取り付けられずに結局業者に依頼した」となると、最終的に余分なコストがかかってしまうおそれがあります。
その点、プロの業者に依頼すれば、経験豊富なので迅速に工事をおこなってくれますし、失敗のリスクもほとんどありません。安心してインターネットを利用するためにも、プロの専門業者へ依頼するのが確実です。
ライフテックスは、自社の有資格スタッフが丁寧に施工をおこなっているため、信頼できるとお客様から評判をいただいています。弊社は高所作業にも対応しており、年間施工件数は3,000件を誇るLAN配線のプロです。ご相談・見積もりは無料で受け付けていますので、「2階のWi-Fiを有線LANにしようかな…?」とご検討中の方は、LAN配線の専門業者ライフテックスにご相談ください!
工事をせずに2階でもインターネットを使いたい時の代替案
2階への光回線工事や有線LAN配線工事をせずに2階でもインターネットを使いたい場合は、いくつかの代替案があります。一般的な代替案としては以下の3つです。
それぞれ詳しく解説します。
中継器
中継器とは、Wi-Fiを利用できる範囲を拡大するための機器です。中継機を1階にあるルーターと2階にあるデバイスの中間地点に設置すれば、Wi-Fiの電波が弱くなる前に受信・再発信し、Wi-Fiの電波を届けてくれます。
インターネットがつながりにくい部屋でも、Wi-Fiの通信環境を快適にできるでしょう。
しかし、中継器はあくまで電波を中継するものです。そのため、通信スピードがそれほど速くなく、通信の処理に時間がかかってしまうおそれがあります。中継機を経由した際の通信速度に不満を感じることがあるかもしれないので、注意しましょう。
メッシュWi-Fi
メッシュWi-Fiとは、メインのルーターとは別にサテライトと呼ばれる複数の専用中継器を設置し、網目(メッシュ)のようにネットワーク機器をつなぎ合わせる通信形態です。サテライトルーターを複数使って通信をおこなうため、ルーターの負荷を分散でき、通信速度の低下も起こりにくくなります。
ただし、メインルーターとあわせてサテライトルーターを複数台用意する必要があるため、導入にコストがかかるのがデメリットです。
どちらかというとオフィス向きの対策といえるでしょう。
ホームルーター
ホームルーターとは、モバイル回線で通信して利用できる据え置き型のルーターです。本体の電源プラグをコンセントに挿すだけでWi-Fi環境が整うので、工事をおこなう必要がありません。最近では、5G高速通信対応のホームルーターもあるので、通信速度も速くインターネットを利用できるでしょう。
しかし、モバイル回線もあくまで無線通信なので、利用する環境や障害物、他の電波などによって不安定になる恐れがあります。そのため、通信の安定性は、光回線に比べると劣る傾向にあるでしょう。
戸建てのLAN配線工事はライフテックスへ
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戸建ての光回線工事に関してのよくある質問

光回線は1階と2階どちらに工事するのがよいですか?
光回線を1階と2階どちらに通すか迷っている人は、住んでいる戸建ての構造やインターネットを使う場所から検討しましょう。以下に1階がおすすめなケースと2階がおすすめなケースをまとめました。
- 家族全員が1階で過ごすことが多い
- 1階に部屋数が多い
- リビングが2階にある
- パソコンをよく使う部屋が2階にある
2階に光回線を通して、1階でも快適にインターネットを使いたい場合は、1階への有線LAN配線工事や、中継器・メッシュWi-Fiなどを利用するとよいでしょう。
中継器や無線LANの利用でも2階で快適にインターネットが使えますか?
1階に光回線が通っている場合、中継器や無線LANを活用することで、2階でインターネットを使うことは可能です。しかし、中継器や無線LANは、障害物や高低差によって電波が遮断されたり、通信の処理に時間がかかったりします。
インターネットを使いたい2階の部屋にWi-Fiの電波が届きにくい場合は、有線LAN配線工事がおすすめです。電波を届かせたい部屋に有線LANがあれば、ルーターを増設することで電波が届かない場所にもWi-Fi環境を作れますよ。
また、Wi-Fiでインターネットの速度が安定しないときは有線LAN接続に対応できるので、快適にインターネットを利用できるでしょう。
戸建ての2階に光回線工事をおこなって快適なインターネット環境を
本記事では、戸建ての光回線工事の方法や光回線工事を戸建ての2階でおこなうための条件、光回線を通す場合のおすすめの場所について解説しました。
戸建ての2階でも光回線の工事は可能ですが、工事をおこなうためには以下の条件を満たしている必要があります。
- 建物と電線との距離や立地条件をクリアしている
- 安全に作業ができる環境である
- 配管が2階にある
- 穴あけで入線できる
条件をクリアできず2階に光回線工事ができない場合は、有線LAN配線がおすすめです。2階に配線をおこなって有線LANを設置すると、ルーターを増設してWi-Fi環境を作れます。
有線LANへお切り替えの際は、LAN配線の専門業者ライフテックスにご相談ください。年間施工実績3,000件を誇るライフテックスでは、格安の8,000円からLAN配線工事をおこなっています。
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自分の部屋までWi-Fiが届かない原因と対処法を解説!アルミホイルの効果も紹介!
Wi-Fiは無線でネットにつなげられ、リモートワークをおこなう人や自宅で動画視聴を楽しむ人にとっては欠かせないものとなっています。しかし、Wi-Fiが安定して届かず、「自分の部屋では快適にWi-Fiが使えない」「Wi-Fiの電波が届くように環境を改善したい」などと感じている人も多いのではないでしょうか。
Wi-Fiが届かない原因としては、障害物によって電波が遮断されていたり、他の電波によって干渉されていたりなど、さまざまな原因が考えられます。Wi-Fiが届かない原因を把握し、それに合った対処法をおこなうことで、快適にインターネットを利用できるでしょう。
本記事では、Wi-Fiが届かない原因や対処法、Wi-Fiを2階でも安定的に使う場合のおすすめ方法について解説します。
Wi-Fiが届く範囲はどのくらい?
一般的にWi-Fiの電波が届く範囲は、屋外では500m程度、屋内では100m程度なら直線で届くといわれています。ただし、この数値はルーターと接続端末との間に障害物がない、理想的な環境での数値です。
障害物の有無により、目安とされている距離を超えた通信が可能となる場合もあれば、壁や柱、棚、家電製品などの障害物によって電波が弱くつながりにくくなってしまう場合もあります。
「屋外では500m程度、屋内では100m程度」といった数値は、あくまでひとつの参考値として把握しておきましょう。
また、Wi-Fiには電波の周波数が2.4GHzと5GHzの2種類あり、この種類によって範囲に変動があります。2.4GHzは、壁や床などの障害物をよける性質が強いですが、通信速度が比較的遅い周波数です。一方5GHzは、直進性が強くて通信速度が速いですが、障害物をよける性質は弱い周波数です。
このことから、電波の届く距離は障害物や遮蔽物によって変わってくるといえるでしょう。
Wi-Fiが届かない5つの原因
快適なインターネット環境にはWi-Fiが必須ですが、Wi-Fiが届かない原因はさまざまな要素が考えられます。ここからはWi-Fiが届かない5つの原因について解説します。
それぞれ詳しくみていきましょう。
障害物や高低差による遮断
Wi-Fiの電波は、障害物や高低差に弱いため遮断されてしまい、充分にWi-Fiが届かないことがあります。
壁や床、家具、家電製品などの遮蔽物が多いと、比較的障害物に強い2.4GHzでも電波が遮断されて快適に利用できなくなってしまうおそれがあります。
また、Wi-Fiの電波は横方向に広がりやすいですが高低差には弱い特徴があり、家の1階にWi-Fiのルーターを設置しても、2階まで十分に電波が届かないことがあります。
ルーターの設置場所が悪い
Wi-Fiのルーターの設置場所が悪いことで電波が不安定になってしまい、充分にWi-Fiが届かないことがあります。たとえば、以下のような場所にルーターを設置していないか確認してみてください。
- 部屋の隅
- 棚やクローゼットの中
- 水場の近く
ルーターから出る電波は、ルーターを中心として360度均一に球形に広がっていく仕組みです。そのため部屋の隅に置いてしまうと、電波が壁に反射してしまい、電波の強度が弱くなってしまいます。インテリアの見た目などを気にして、棚やクローゼットの中にルーターを置く人もいますが、同じように周りの障害物に反射してしまうため電波を遮ってしまいますよ。
また、電波は水に弱い性質を持っており、水槽のような水場の近くに設置してしまうと、Wi-Fiによる電波は通り抜けられないため強度は弱くなるので注意しましょう。
接続している端末の数が多い
ルーターに接続している端末が多すぎることもWi-Fiの電波が弱くなる原因のひとつです。ルーターは機器によって接続できる台数が限られているため、パソコンやスマートフォン、スマート家電など、複数の端末を接続していると、通信速度が遅くなってしまうおそれがあります。使用していない端末は接続を解除するのがよいですが、どうしても複数の端末を接続する必要がある場合は、ルーターのスペックを見直す必要があるでしょう。
他の家電製品による干渉
家電製品の近くにルーターを設置すると、干渉により電波が届かないおそれがあります。電子レンジやテレビは電磁波を発していますが、家電製品でよく使われる周波数帯は2.4GHzで、Wi-Fiの周波数帯と同じです。そのため、同じ周波数帯であることから電波干渉を受けやすく、電波が不安定になりがちです。なるべく電子レンジのような家電製品とは離して設置するようにしましょう。
ルーターの設定が正しくおこなわれていない
ルーターの接続設定が「IPv4(Internet Protocol Version 4)」となっている場合、接続している端末が多いと通信速度が遅くなるおそれがあります。その場合、ルーターの接続方式を「IPv6」や、IPv4とIPv6の両方に対応した「IPv4 over IPv6」に変更することで、通信速度の低下を防ぐことが期待できます。現状の設定が正しくおこなわれているかチェックしてみてください。
Wi-Fiが届かない時に試したい6つの対処法
Wi-Fiが届かない場合、インターネットを快適に利用するためにはどのような対処法が有効なのでしょうか。ここからは、Wi-Fiが届かない時の6つの対処法について解説します。
それぞれ詳しく解説していきます。
ルーターの設置場所を見直す
ルーターの設置場所が原因でWi-Fiが届かない場合は、設置場所を見直すことで改善できる可能性があります。家や部屋の中央に設置したり、床から1〜2mほどの高さがある場所に設置したりなど、なるべくWi-Fiの電波がいきわたりやすい場所にしましょう。
また、家具や家電製品の近くなど、電波の送信効率が落ちやすい場所も避けるようにしてください。
中継器を設置する
ルーターだけではWi-Fiが届かない場合、中継機の設置もおすすめです。中継器とは、Wi-Fiを利用できる範囲を拡大するための機器です。
中継機をルーターとデバイスの中間地点に設置すれば、Wi-Fiの電波が弱くなる前にキャッチ・再発信し、インターネットがつながりにくい部屋へWi-Fiの電波をしっかり届けてくれます。
たとえば、家の1階にルーターがある場合でも、2階に中継器を設置すれば、2階の通信環境を快適にできるでしょう。
ただし、中継器はあくまで電波を中継するものなので、通信の処理に時間がかかってしまいます。そのため通信速度が遅く、中継機を経由した際の通信速度に不満を感じることがあるかもしれません。
ルーターを複数設置する
ネットを使いたい部屋とルーターの距離があるときは、ルーターを複数設置することでWi-Fiが届くようになります。
子機となるルーターのルーター機能を無効にして中継機の役割にし、メインで使っているWi-Fiルーターに接続することで新たなWi-Fiスポットとして利用できます。
使っていない古いWi-Fiルーターを持っている人は再利用できるのでコストがかかりませんが、そうでない人はルーターを用意しないといけないためコストがかかります。
ルーター付近に障害物を置かない
先ほども触れたようにWi-Fiの電波は障害物に弱く、周辺に壁や家電製品などがあると電波が遮断されてしまいます。そのため、ルーター付近には障害物を置かないようにしましょう。
また、水槽のような水場の近くや、電子レンジやテレビなどの家電製品の近くに置くことも、電波を不安定にしてしまう原因となるので注意しましょう。
メッシュWi-Fiを使う
メッシュWi-Fiで通信速度の低下を防ぐ方法もあります。
メッシュWi-Fiとは、メインのルーターとは別にサテライトと呼ばれる複数の専用中継器を設置することで、網目(メッシュ)のようにネットワーク機器をつなぎ合わせる通信形態です。
サテライトルーターを複数使って通信をおこなうため、ルーターの負荷を分散でき、通信の速度を低下させることなく利用できるでしょう。
また、広範囲に電波を届けられるので、メインのルーターから離れた部屋でも快適に通信できます。
ただし、メインルーターとあわせてサテライトルーターを複数台用意する必要があるため、導入にコストがかかります。
高性能なWi-Fiルーターに買い替える
ルーターの機種が古いせいでWi-Fiが届く範囲が狭いケースも少なくありません。古いWi-Fiルーターであればn規格非対応の可能性があるため、買い替えをおすすめします。
n規格のルーターから出る電波は障害物に強いため、広い範囲に届きやすくなります。最新の機種に切り替えることで、Wi-Fi規格を高速通信のものに切り替えられるので、買い替えを検討してみましょう。
Wi-Fiの電波にアルミホイルが効果的って本当?
「アルミホイルを使うと、Wi-Fiの電波がつながりやすくなる」という方法を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、実際のところ大きな変化は期待できません。
むしろアルミホイルのような金属は電波を反射して通さないため、ルーターをアルミホイルで囲むと電波がつながりにくくなってしまうおそれがあります。
ただし、「反射する」という特性を生かせば、電波を届けたい方向と逆方向から覆うようにアルミホイルを設置することで、反射させた方向に強く電波を飛ばせる可能性があります。ただ、あくまで電波状況が多少改善する可能性がある程度にとらえておくほうがよいでしょう。
Wi-Fiを2階でも安定的に使いたいなら有線LANがおすすめ
「自分の部屋にWi-Fiが届かない」「2階でも快適にWi-Fiを使いたい」と考えている人は、有線LANでの接続がおすすめです。
LANと聞くと、ケーブルを使わずに無線を使う「無線LAN」をイメージする人が多いと思いますが、物理的なケーブルを使う「有線LAN」もあります。
「わざわざ工事するのは面倒くさい…」と思うかもしれませんが、実は無線LANよりもメリットが多く、よりWi-Fiを快適に使いたい人は有線LANの構築がおすすめです。
ここからは、有線LANがおすすめの理由について解説します。
- 無線LANより通信速度が速い
- 通信や電波状況が安定する
- 電波の悪用のリスクがない
- 配線は壁の中に通せる
それぞれ詳しくみていきましょう。
無線LANより通信速度が速い
有線LANの大きな魅力は安定した高速通信です。
基本的に無線LANより通信速度が速く、LANケーブルで接続して通信をおこなっているので、無線LANのように電波の強弱を気にせずにインターネットを利用できます。
また、大容量のデータを送ったり、受け取ったりする際も、スムーズにやり取りが可能です。
通信や電波状況が安定する
有線LANはLANケーブルで直接接続できるため、壁や家具などの障害物や、電子レンジやテレビなどが発する電波の影響を受けにくく、無線LANに比べて通信や電波状況が安定しています。
大幅な速度低下が起こることも少ないので、自宅でのテレワークが多い方や、netflixのようなvodを使って映画やドラマをよく観る方は、有線LANを利用したほうがストレスなく利用できるでしょう。
電波の悪用のリスクがない
有線LANはセキュリティの高さも大きなメリットです。
LANケーブルで接続しなければ通信できないため、悪意のある第三者に電波を悪用されにくくなっています。
乗っ取りの被害にも遭いにくく、安心してインターネットを利用できます。
配線は壁の中に通せる
「有線LANだと配線が見えてしまって見た目が悪いのでは…?」と心配する方もいるかもしれませんが、プロに工事を頼めば壁の中にある配管を利用して配線を通せます。
自分で配線したいと考える人もいると思いますが、自分でやろうとすると壁の中に配線するのは難しいです。
そのため、部屋や廊下の美観を重視する方は、プロにLAN配線工事を依頼することをおすすめします。
プロに頼めば適切なケーブルの選定やスムーズな作業もおこなってくれるので、工事後は安心してインターネットを利用できるでしょう。
2階に有線LANを配線する工事方法
1階から2階への配管がある場合
一般的に、新築戸建ての壁や床下には後から追加で配線を利用できるように、「空配管(CD管)」というLANケーブルを通すための配管が空の状態で設置してあります。1階から2階への空配管があった場合、空配管にLANケーブルを通すことで、室内にケーブルを露出させることなくネット利用が可能になります。
配管がなかった場合
新築戸建てでも空配管が通っていない場合がありますが、そのような場合でもLAN配線工事は可能です。屋内にLANケーブルを通すと生活の邪魔になってしまうおそれがあるので、屋外からの配線がおすすめです。屋外配管を使って1階から2階へLANケーブルを通せば、そこにWi-Fiルーターを設置してアクセスポイントを設定できます。
屋外配管は、PF管(屋外用配線保護管)といった耐久性のある配管を使用します。一度配管工事をしておけば、将来的にLAN配線を張り替えたい場合など容易に張り替えが可能です。
有線LAN配線を業者に依頼したときの費用
有線LAN配線工事は、配管の有無によって料金にも変動があります。配管がある場合は作業内容が限定されるため、電話やメールでの問い合わせで、ある程度正確な料金が確認できます。
しかし、配管がない場合は作業内容が状況によって異なるため、現地調査後に金額が提示されます。有線LAN配線を業者に依頼したときの費用相場としては以下の通りです。
配管を使用したLAN配線工事 | 10,000円~40,000円程度 |
配管がない場合のLAN配線工事 | 30,000円~60,000円程度 |
※ケーブル一本当たりの値段
LAN配線工事は自分で実施できるの?
「業者に依頼すると料金がかかるから自分でLAN配線工事をしたい」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、結論からお伝えすると自身でのLAN配線工事はおすすめできません。
知識や技術があれば不可能ではありませんが、適切なLANケーブルの選定や、壁の中に配線する方法は素人には難しく、失敗のリスクが高いです。実際にライフテックスにお問い合わせをいただいたお客様でも、以下のような失敗の例があります。
- 自分でLANケーブルと作業道具を購入して取り付けていたが、作業途中にLANケーブルの長さが足りなくなってしまい、自分での作業を断念した。
- 自分で作業をおこなって通線はできたが、モジュラープラグをうまく取り付けられず、最終的には業者に依頼をした
モジュラープラグとは、LANケーブルの信号線をまとめて接続する際に用いる端子のことです。配線をおこなってインターネットを使えるようにするには、このモジュラープラグを取り付ける必要がありますが、この取り付けもかんたんな作業ではありません。
自分で作業をおこなっても「うまく取り付けられずに結局業者に依頼した」となると、最終的に余分なコストがかかってしまうおそれがあります。プロの業者であれば、経験豊富なので迅速に工事をおこなってくれますし、失敗のリスクもほとんどありません。安心してインターネットを利用するためにも、プロの業者へ依頼するのが確実です。
ライフテックスは、自社の有資格スタッフが丁寧に施工をおこなっているため、信頼できるとお客様から非常に良い評判をいただいております。ご相談・お見積りは無料で受け付けていますので、まずはLAN配線の専門業者ライフテックスにご相談ください!
LAN配線工事はライフテックスへおまかせください
ライフテックスは年間施工件数3,000件を誇り、ご相談から施工完了まですべて経験豊富な有資格者スタッフが直接対応しています。
また、LAN配線工事の費用は業者によって変動がありますが、ライフテックスは一般的な業者と比べて非常にお得に工事できます。
一般的なLAN配線工事である1階から2階のLAN配線とジャックの増設の費用相場総額は4〜6万円ですが、自社施工のライフテックスなら、なんと11,000円から工事をおこなっています。
なぜこれほどまでにお得に工事がおこなえるのかというと、年間3,000件のLAN配線工事を請け負っているため、高額な部材を大量に仕入れることで原価を抑えることができているためです。
費用をおさえて、安心のLAN配線工事をしたいのであれば、ライフテックスがおすすめです。ご相談・お見積もりは無料で受け付けていますので、どのようなことでもぜひお気軽にご相談ください。
「Wi-Fiが届かない」という悩みによくある質問
Wi-Fiが届かない原因は、障害物・高低差による遮断やルーターの設置場所など、さまざまな要因が考えられます。考えられる要因や自分の状況に合わせて、適切な対処法をおこなうことが重要です。
自分の部屋までWi-Fiが届かないのですがどうすればいいですか?
Wi-Fiが届かない時には、以下の6つの対処法を試してみてください。
また、マンションでWi-Fiが届かない場合は、マンション全体で1本の回線を共有しているため混雑していたり、設備が古いことで通信が遅くなっていたりなどの原因が考えられます。インターネット回線の乗り換えやモバイルWi-Fiの契約などをおこなって対処するとよいでしょう。
中継器を使えば2階でもWi-Fiは届きますか?
中継器を利用することで、Wi-Fiの電波が弱くなる前にキャッチ・再発信し、インターネットがつながりにくい部屋へWi-Fiの電波を届けられます。
そのため、家の1階にルーターがある場合でも、2階に中継器を設置することでWi-Fiの範囲が広がり、2階にWi-Fiを届けられるようになるでしょう。
ただし、中継器はあくまで電波を中継するものなので、通信の処理に時間がかかってしまいます。データが多いと速度が遅くなり、快適に使えないおそれがあります。
家のどの場所でも快適にWi-Fiを使いたいのであれば、有線LANがおすすめです。有線LANは、LANケーブルで接続して通信をおこなっているので、安定した速い通信速度でWi-Fiを利用できます。
自宅でのテレワーク機会が多い方や、netflixのようなvodを利用しての映画・ドラマの視聴機会が多い方は、有線LANを利用した方がストレスのないネット環境を構築できるでしょう。
自分の部屋で快適にWi-Fiを使おう
本記事では、Wi-Fiが届かない原因や対処法、Wi-Fiを2階でも安定的に使う場合のおすすめ方法について解説しました。
Wi-Fiが届かない原因は、障害物・高低差による遮断やルーターの設置場所、他の家電による電波の干渉など、さまざまな原因が考えられますが、原因に合わせた対処法をおこなっていくことが重要です。
対処法をおこなっても改善しない、インターネットを使いたい部屋にWi-Fiの電波が届かないとお悩みの方は、有線LAN工事がおすすめです。電波を届かせたい部屋に有線LANがあれば、ルーターを増設することで電波が届かない場所にもWi-Fi環境を作れますし、Wi-Fiでインターネットの速度が安定しないときは有線LAN接続で対応できます。
業者に依頼すると、最適なケーブルの選定から壁の中への配線作業まで一貫しておこなってくれるので、安心してネット環境を構築できます。自分での配線は失敗も多いため、プロに相談・見積もりを依頼しましょう。
