急にテレビが映らないのはアンテナが原因?今すぐできる4つの対処法を解説
問題なく視聴できていたテレビが突然映らなくなって、焦っていませんか?
テレビが映らなくなることはそうあることではないので、どのように対処したらいいのか分からず、焦ってしまいがちです。
テレビ自体が悪いのか、あるいはテレビアンテナから不具合があるのかなど、原因は状況によってさまざま考えられます。
映らない原因によっては簡単に復旧できるので、修理や買い替えを検討する前に、原因を特定して自身で対処できるかどうか見極めることも大切です。
この記事では、テレビが映らない原因や対処法について解説します。
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1.今、テレビが映らない原因はどれ?
今、テレビが映らなくて困っているあなたのために、症状別に原因を紹介します。
まずはテレビ画面をご覧ください。テレビに表示されているテキストや、画面の状態で、テレビが映らない原因を判別できます。
- ブロックノイズが入る
- Eから始まるエラーコードが表示される
- アンテナレベルが低い
- 画面が全く映らない
1.ブロックノイズが入る
ブロックノイズとは、映像にモザイクがかかったようになる状態です。映像に四角形のゆがみが出ることからブロックノイズと呼ばれています。
ブロックノイズが入っているときは「テレビにブロックノイズが発生する原因と対処方法」へ行きましょう。
2.「E〇〇〇」Eから始まるエラーコードが表示される
テレビが映らず、画面にエラーコードが表示されている場合は、アンテナや電波に不具合が生じていることが原因です。エラーコードにはいくつか種類があり、それぞれ原因や対処法は異なります。
エラーコードが表示されている場合は「3.テレビにエラーコードが表示される原因と対処方法」へ行きましょう。
3.アンテナレベルが低い
電波の弱さやアンテナの不具合などにより電波を正常に受信できずに、テレビが映らなくなることがあります。
アンテナレベルが正常値よりも低い場合は「4.アンテナレベルが低い時の原因と対処方法」へ行きましょう。
4.画面が全く映らない
音も映像も出ない場合には、アンテナとテレビの接続不良や、テレビ自体の寿命が考えられます。テレビの平均寿命は10年ほどと言われてはいますが、使い方によってはもっと早くから不良になり始めます。
また、音は出ているのに画面が映らない場合には、テレビの基盤の故障の可能性があります。
2.テレビにブロックノイズが発生する原因と対処方法
ブロックノイズとは、テレビ画面の全体または一部分にモザイクがかかったようになる状態です。電気信号の乱れや電波障害の影響によって画面が乱れてしまいます。
ブロックノイズが出ている画面の状況や他のテレビの状態から原因を特定して対処しましょう。
ブロックノイズが発生する原因として、以下のことが考えられます。
- 接触不良
- 電波不良
一部でブロックノイズが発生する:接触不良
画面の一部分、または特定のチャンネルにブロックノイズが生じている場合には、テレビ周辺の機器で接触不良が起きている可能性があります。
プラグが抜けかかって電波が通常通り流れていなかったり、テレビ本体とテレビ端子を繋いでいる同軸ケーブルが断線しかけていたりすると、ブロックノイズが生じてしまいます。
また、ケーブルやプラグの差し込みに緩みがあったり中芯が折れていたりした場合も、必要な電波を供給できなくなるため、ブロックノイズが発生が発生する原因になります。
- テレビ周辺の配線を確認しましょう。
- テレビやレコーダーなどの機器には配線が多く、何らかの理由でゆるんだり外れたりしてしまうことがあります。
アンテナケーブルをはじめとした各ケーブルを一度抜き、しっかりと差し直してみましょう。 - また、テレビの視聴にはB-CASカードが必要であり、そのB-CASカードがしっかり差し込まれているかも確認してください。
B-CASカードの汚れが原因である場合もあるので、乾いた布でカードの汚れを拭き取ってから差し直しましょう。
全体でブロックノイズが発生する:電波不良
画面全体にブロックノイズが生じている場合には、電波不足が疑われます。
複数台のテレビがある場合は、他のテレビに症状が出ていないか確認しましょう。
すべてのテレビでブロックノイズが生じている場合には、電波に不具合が生じている可能性があります。
受信した電波レベルが低いことや、ケーブルや分電盤で電波が弱められてしまうことが電波不足の原因です。
- 雨や雪などの悪天候や、一時的な電波障害の可能性もあります。これらの場合には、天候の回復や時間の経過により改善します。
- 天候や電波障害が原因でない場合には、チャンネル設定・スキャンを行いましょう。
やり方の詳細や対処法は後ほど4章「アンテナレベルが低い時の対処方法」で詳しく解説します。
テレビにブロックノイズが発生している場合は、別記事「テレビにブロックノイズが発生!原因の調べ方と対処法7つを詳しく解説」で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
3.テレビにエラーコードが表示される原因と対処方法
「E101」のようにEから始まる3桁の数字がエラーコードです。エラーコードは14種類あり、それぞれ原因や対処法は異なります。
エラーコードが表示される原因として、B-CASカードやアンテナの不具合、受信できないチャンネルを選んでいるといったことが考えられます。
以下の表で、表示されるエラーコード別の対処法を紹介します。エラーコードとともにメッセージが表示されることもあり、対処は比較的簡単です。
B-CASカードを正しい方向に入れてください。
正しいICカードを装着してください。
B-CASカードを新しいものと交換してください。
ご覧のチャンネルのカスタマーセンターへ連絡してください。
チャンネルを変更してください。
画質、音質などが少し悪くなり、音楽情報が表示できないこともあります。
アンテナとの接続を確認して電源を入れ直してください。
本機の電源を切り、ショートの原因を取り除いてから、電源を入れ直してください。
今テレビ画面に表示されているエラーコードはどれなのか、それぞれの内容別に応急処置をしてみてください。
もし、自分でできる対処法を試してみてもエラーが解決しない場合は、専門業者に相談しましょう。プロなら専門的な知識を持っているので、原因を突き止めてくれます。
最も表示されることが多い「E202」と「B-CASカード系のエラー」については、「テレビが映らない!エラーコード「E202」が表示された時の対処法」と「【即解決】B-CASカードのエラー!4つの原因と対処法を解説」で詳しく対処法を紹介していますので、併せてご覧ください。
4.アンテナレベルが低い時の原因と対処方法
これまでに紹介した方法を試してもテレビが映らない場合、電波の弱さやアンテナの不具合などにより電波を正常に受信できないことが原因と考えられます。
アンテナレベルの確認方法
テレビが映らない原因が電波やアンテナにあるのかどうか知るためには、アンテナレベルを確認しましょう。
アンテナレベルは、リモコン操作で簡単に確認できます。
確認画面の開き方は各メーカーによって異なりますので、それぞれご確認ください。
SHARP/AQUOS
- リモコンのホームボタンを押す
- 「設定」または「設定/その他」を選択して「決定」
- 詳細設定から「放送受信設定」を選択して「決定」
- 「地上デジタルアンテナレベル」または「BS/CSデジタルアンテナレベル」を選択して「決定」
- 60以上…受信強度は十分
- 60未満…受信強度が不足
- 0…受信強度がまったくない
Panasonic/VIERA
- リモコンの「サブメニュー」または「便利機能」ボタンを押す
- 「視聴オプション」を選択して「決定」
- 「アンテナレベル」を選択して「決定」
- 44以上…受信強度は十分
- 44未満…受信強度が不足
- 0…受信強度がまったくない
SONY/BRAVIA
- リモコンのホームボタンを押す
- 「設定」を選択して「決定」
- 「放送受信設定」を選択して「決定」
- 「アンテナ設定」を選択して「決定」
- 「地上デジタル:アンテナレベル]、[BS:衛星アンテナレベル]、[CS:衛星アンテナレベル」のいずれかを選択して「決定」
- 緑…受信強度は十分
- 黄…受信強度が不足
- 赤…黄よりもさらに不足
TOSHIBA/REGZA
- リモコンのスタートメニューボタンを押す
- 「放送受信設定」を選択して「決定」
- 「地上デジタル設定」を選択して「決定」
- 「アンテナの設定」を選択して「決定」
- 22以上…受信強度は十分
- 22以下…受信強度が不足
- 0…受信強度がまったくない
MITSUBISHI/REAL
- リモコンのメニューボタンを押す
- 画面の「視聴オプション」を選択して「決定」
- 画面の「アンテナレベル」を選択して「決定」
- 60以上…受信強度は十分
- 45以下…受信強度が不足
- 0…受信強度がまったくない
HITACHI/Wooo
- リモコンのメニューボタンを押す
- 「各種設定」を選択して「決定」
- 「初期設定」を選択して「決定」
- 「受信設定」を選択して「決定」
- 「受信設定(地上デジタル)」を選択して「決定」
- 「CH合わせ(地域名)」を選択して「決定」
- 60以上…受信強度は十分
- 60未満…受信強度が不足
- 0…受信強度がまったくない
アンテナレベルが低くなる原因
アンテナレベルが低い場合には、以下の原因が考えられます。
- アンテナケーブルの接触不良
- 分配器の故障
- 機器の劣化や故障
- アンテナの向きのズレ
- 周辺の電波が弱い
- 延長ケーブルなどによる電波不足
アンテナレベルを回復するための対処方法
アンテナレベルの低下に対して、自身で簡単にできる方法を紹介します。
テレビの再起動
テレビの再起動を行うことで、不具合を改善できる可能性があります。テレビ本体の主電源を切り、3秒待ってから電源を入れ直すなど、再起動の方法はメーカーによって異なります。取扱説明書を参考に行ってください。
アンテナケーブルの再接続
アンテナケーブルが接触不良を起こしている可能性があるので、再接続してみましょう。
テレビの電源を切り、アンテナケーブルを抜いたら、以下のことを確認してください。
- アンテナプラグの先端が折れ曲がっていないか
- ケーブルに断線がないか
- ケーブルを差し込む場所(地デジ・BS/CS)が間違っていないか
確認出来たら、正しい位置に緩まないように再度差し込んでください。
チャンネル設定を行う
テレビを買い替えた場合など、受信環境が変わった場合には、チャンネル設定が必要です。
また、B-CASカードの入れ直しによって、チャンネル設定が初期状態に戻ってしまう可能性もあるので、設定を行いましょう。
方法はメーカーによって異なるので、取扱説明書を見ながら行いましょう。
アンテナレベルが低いときの対処法は「アンテナレベルが低下する6つの原因とは?すぐに試せる対処法も解説」でも詳しく解説しています。併せてご覧ください。
5.対処をしても直らない場合はアンテナ本体の調査をする
これまで紹介した簡単な対処方法を試しても、テレビの状態が改善しない場合には、アンテナ本体に問題がある可能性があります。
アンテナ本体に問題がある場合、ご自身で調査や修理工事を行うのはやめておきましょう。高所での作業になるため危険が伴うほか、専門的な作業になるので経験のない素人が行うと、かえって状態が悪化してしまう場合があります。
アンテナ本体の調査がしたい場合は、アンテナ工事の専門業者に依頼しましょう。専門的な視点から、アンテナに問題があるのか、周辺機器に問題があるのかなど、的確な判断のもと工事内容を決定できます。
本章では、テレビが映らなくなった際に考えられる、アンテナ機器周辺の不具合の原因をご紹介します。
アンテナ本体が故障している場合
台風や地震などの災害により、アンテナが折れて壊れてしまうことがあります。弊社でも気候災害後にテレビの映りが悪くなったと調査を依頼されるケースは多いです。
また、目に見える変化がなくても、アンテナが劣化している可能性もあります。アンテナの寿命は10~15年であると言われていますが、台風が多い地域や海に近い地域などは、アンテナの寿命が短くなる傾向があります。10年経っていなくても寿命を疑いましょう。
アンテナの向きが悪い場合
急にテレビが映らなくなった場合には、台風や地震などでアンテナの向きが変わってしまい、電波を受信しにくくなっている可能性があります。地デジ放送は少しアンテナの向きが変わっただけではそこまで支障があることも少ないですが、BSなどの衛星放送は少しのズレがテレビの映りに影響します。
近所のアンテナと比べて明らかに向きが異なっている場合には、アンテナの向きの悪さを疑いましょう。
ブースターに問題がある場合
ブースターとは、受信した電波を増幅する装置であり、テレビアンテナやテレビ本体の近くに取り付けて使用します。ブースターは一般的に後付けする機器なので、設置している場合にはブースターの問題を疑いましょう。
ブースターに問題が起こる原因として、ブースターの寿命による劣化と異常発振が挙げられます。
ブースターの寿命
ブースターの寿命は10年程度であると言われています。10年以上使用している場合には、交換を検討しましょう。
異常発振
異常発振とは、ブースターが過剰に作動して電波を増幅させ、電波を妨害してしまうことを指します。異常発振は、ブースターとアンテナの距離が不適切であったり、ケーブルの接続不良やねじれが生じていたり、電波の調整ミスなどが原因で起こります。
ブースターの取り付けや問題の解消には専門知識が必要なので、業者に修理を依頼することをおすすめします。
アンテナケーブルに不良がある場合
アンテナケーブルの寿命は一般的に10年前後であると言われています。
アンテナケーブルの芯線が折れ曲がっている可能性もあるので、他のテレビのアンテナケーブルがあれば交換して改善されるか確認しましょう。
補足:自分でアンテナ調査はできる?
結論から述べると、自身でのアンテナの調査や修理はおすすめできません。テレビアンテナは屋根や外壁、ベランダの手すりに設置されていることが多く、作業には危険が伴います。
作業中に自身が転落する可能性だけでなく、アンテナや機器を落としてしまい、他の人を巻き込んでしまう危険もあります。
また、アンテナの調査や修理には専門知識や技術が必要です。自身で修理を行ったとしても、アンテナの固定が不十分な場合や、問題が解決しない場合もあります。
自身や周囲の安全を守るため、正確な修理を行うためにも、アンテナの調査は専門の業者に依頼しましょう。
6.テレビが映らなくなったら、ライフテックスにご相談を
ライフテックスは年間8,000件の実績を持つアンテナ工事専門業者です。アンテナの設置・交換からアンテナ修理まで、アンテナに関することなら幅広く対応できます。
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テレビが映らない原因がわからず困っている場合や、アンテナの故障が疑われる場合などは、ぜひ一度ライフテックスにご相談ください。
7.まとめ
テレビが映らなくなった場合の原因や対処法について紹介しました。アンテナ周辺機器の不具合による原因は4つあります。
- アンテナ本体が故障している場合
- アンテナの向きが悪い場合
- ブースターに問題がある場合
- アンテナケーブルに不良がある場合
テレビ周辺の配線の問題など、自身で簡単に解決できるものから、専門の業者に依頼するべきものまで、原因はさまざまです。
自分でできる対処法を試してみてもテレビの映りがよくならない場合は、上記の問題が考えられます。その時はアンテナ専門工事業者にご相談ください。
テレビが映らなくなると焦ってしまいがちですが、落ち着いて原因を見極めて、適切な対処をすることが大切です。
よくある質問
テレビが映らないときの対処法を教えてください。
まずはテレビ画面をご覧ください。テレビに表示されているテキストや、画面の状態で、テレビが映らない原因を判別できます。
詳しくは「テレビが映らない原因」をご覧ください。 |
アンテナにテレビが映らない原因がある場合の解決策を教えてください。
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