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エアコン配管工事とは?配管の選び方や寿命、費用について解説

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エアコン配管工事とは?配管の選び方や寿命、費用について解説

2024年10月09日

スリーブ施工

エアコンを取り付ける際に必要となるのが配管工事です。普段よく目にしている配管部分ですが、いざ工事を依頼するときに適切なサイズや取り付け方法などわからないことも多いのではないでしょうか。

本記事では、エアコンの配管工事についておすすめの料金プランや配管自体の役割、寿命など詳しく解説します。

DIYに興味があるかたは、配管工事が自分でできることなのか判断する参考にもなるでしょう。エアコンの配管工事を考えているかたは、ぜひ一度目を通してみてください。

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エアコンの配管工事を業者に頼むといくら?

エアコン配管工事の費用は依頼先によってさまざまです。エアコン取付専門業者に頼んだ場合、いくらかかるのか見ていきましょう。

エアコン取付専門業者のライフテックスでは、配管工事は標準工事に含まれています。ネットや量販店で購入したルームエアコンの工事を行う場合、標準工事費は、以下の金額になります。

エアコン規格工事料金
2.2kw〜3.6kw(6畳~12畳) 16,800円~
4kw〜5.6kw(14畳~18畳) 18,800円~
6.3kw〜8.0kw(20畳~26畳) 21,800円~
9.0kw(29畳) 24,800円~

※税抜き価格

さらに、設置予定の場所に配管穴が無い場合は「穴あけ(エアコン配管用コア抜き)工事」が、室外機をエアコンの近くに設置できない場合は「配管延長工事」、配管を保護し見た目をきれいにしたい場合は「化粧カバー工事」、壁に配管が埋め込まれた複雑な構造の場合は「隠ぺい配管工事」がオプションで必要となります。

穴あけ(エアコン配管用コア抜き)

種類1ヶ所あたりの料金
穴あけ・貫通スリーブ込(木造、モルタル) 3,000円~
穴あけ(ALC) 5,000円~
RCコア抜き(コンクリート厚み20cm未満)(タイル)  20,000円~ 要見積り(養生清掃・産廃処理費別途)

配管延長工事

種類1mあたりの料金
配管延長2分3分 2,500円~
配管延長2分4分 3,000円~

化粧カバー工事

 種類料金
室内 既存室内化粧カバー取付け(1ヶ所あたり) 2,500円~
室内化粧カバー1m曲がり3個まで(2分3分、ノーマル) 10,800円~
室内化粧カバー2m曲がり6個まで(2分3分、ノーマル) 16,800円~
室内化粧カバー1m曲がり3個まで(2分4分、換気・加湿ホース) 12,800円~
室内化粧カバー2m曲がり6個まで(2分4分、換気・加湿ホース) 18,800円~
その他室内カバー部材追加(1個あたり) 3,800円~
室外 既存室外化粧カバー取付け(1ヶ所あたり) 1,500円~
室外化粧カバー2mまで 5,800円~
室外化粧カバー延長(2mあたり) 5,800円~
室外化粧カバー(換気用)2mまで 6,500円~
室外化粧カバー(換気用)延長(2mあたり) 5,800円~
その他室外カバー部材追加(1個あたり) 1,080円~

隠ぺい配管

種類料金
取外し作業 5,500円~
取付け作業 8,000円~

ライフテックスは、長期保証を求める方や、本体購入と同時に工事も依頼したい方にもおすすめできるエアコン取付専門業者です。まずは無料見積もりからぜひお問い合わせください。

エアコンの配管は2種類

エアコンの配管は室内機と室外機を接続する重要な役割を担っています。エアコンを取り付ける際には、壁に穴をあけて配管を接続する必要があります。

エアコンを設置するのに必要な配管は主に「冷媒管」と「ドレン管」の2種類です。それぞれの配管の特徴について解説します。

室内機と室外機を繋ぐ冷媒管

断熱材で覆われている2本1組の銅製パイプは「冷媒管」です。冷媒管は室内機と室外機を循環することで「冷媒ガス」を運搬し、冷房の時は室内の熱を外へ、暖房の時は外の熱を部屋へ移動する役割があります。

例えばエアコンの冷房をつけると、室外機で圧縮されて液体となった冷媒が冷媒管を通って室内機に送られ、気化されます。液体は気化すると周りの熱を吸収して空気が冷やされるため、冷風となって部屋の温度を下げ冷房の役割を果たすのです。そして室内機で気化され熱を吸収した冷媒は、冷媒管を通り室外機で圧縮されて液体に戻ります。

冷媒管は必ず「液体を室内機に送る細い管」と「気体を室外機に送る太い管」の2本1組になっており、ペアコイルという名称で販売されていることもあります。冷媒管の外径によって「2分3分」と「2分4分」などと表記され、エアコンの消費電力によって使い分けています。

排水を流すドレン管

エアコンの配管には、冷媒管の他にドレン管も必要です。ドレン管は室内機に溜まった水分を排出します。

冷媒で空気を冷やすエアコンは、結露した水分を室内機に溜めています。ドレン管はそれらを排出するために、室内機から室外にむけてホースを出す形で取り付けられます。

配管が壁の中に埋められている場合は?

隠蔽配管の見分け方

通常、配管は宅内と屋外の穴が直線で繋がれており、室外機側に配管が露出しています。一方、壁の中に配管が埋められている場合もあります。これが「隠蔽配管」です。

隠ぺい配管では、室外機と配管をつなぐ穴と、室内機をつなぐ配管の穴が違う場所にあります。

隠蔽配管は家の外観がすっきりします。しかし、見栄えだけを気にして隠蔽配管にするのは好ましくありません。

隠蔽配管については、別記事「隠蔽配管とは?メリット・デメリットや工事が難しい理由を解説」でも解説しているので参考にしてください。

エアコンの配管工事が必要なタイミング

エアコンの配管工事をするのは、新しいエアコンを設置したタイミングに限りません。エアコンの配管工事が必要なのは、以下の4つのタイミングです。

  • エアコンの配管が故障したとき
  • エアコンを買い換えたとき
  • エアコンを新設するとき
  • エアコンを移設するとき

配管工事はさまざまな場面で必要になります。それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。

エアコンの配管が故障したとき

エアコンの効きが悪い、水漏れしてくる、などの症状があるにもかかわらず、本体に異常が見られないとなれば、配管が原因かもしれません。配管自体の状態が悪い場合には、配管工事が必要です。

エアコンの配管は、経年劣化でヒビが入ったり、衝撃を受けて破損していたりすることがあります。

エアコンを買い換えたとき

エアコンを買い換えた際、配管も同時に取り替えるのが一般的です。新しいエアコンが正常に作動するよう、同じタイミングで配管工事も行いましょう。

エアコンを買い換える時期については、別記事「エアコンの寿命は何年?修理費用の目安や買い替え時期を徹底解説」でも紹介しています。次の章で解説するエアコンの寿命についても解説しているので、合わせて参考にしてください。

エアコンを新設するとき

エアコンを新設するときは、壁の状態によって必要な工事内容が変わります。

まずはエアコンを設置する予定の壁に穴があいているか、エアコン専用のコンセントが設けられているか確認しましょう。これらが確認できない場合、配管工事の他に穴あけ工事やコンセントの増設を行う必要があります。

壁の状態によっては配管工事以外にも工事する箇所が増えることを覚えておきましょう。

エアコンを移設するとき

別の部屋のエアコンを取り付けたいなど、エアコンを移設したい場合には配管の長さを変える必要があるかもしれません。

例えば1階に設置していたエアコンを2階の部屋に取り付け、室外機は移動しないのであれば、配管の長さが足りなくなります。

反対に、設置しなおすと配管が長すぎる場合は、配管を効率よく冷媒を運搬できる適切な長さに整えることが必要です。

エアコンの配管工事を自分でやるには

エアコンの配管工事を自分でやることは可能ですが、作業の正確さによってエアコンの効きが大きく左右されます。

特に冷媒管の配管には、傷やホコリが厳禁です。さらに使用する配管のサイズや冷媒ガスの種類にも気をつける必要があります。

自分での配管工事は非常に難易度が高く、費用も多くかかります。正常にエアコンを稼働させるためにも、配管工事はエアコン取付専門業者に頼むことをおすすめします。

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エアコン配管工事を依頼できる業者

エアコンの配管工事では、以下の4つの場所に依頼できます。

  • エアコン取り付け専門業者
  • 家電量販店
  • 街の電気屋さん
  • マッチングサイト

それぞれの特徴や相場価格を表でまとめたのでご覧ください。

 工事費用スピード完成度アフター保証おすすめな人
エアコン取り付け専門店 値段も技術も妥協したくない
家電量販店 工具をすでに持っている方
街の電気屋さん とにかく技術を優先したい
マッチングサイト 気軽にネットで他社比較したい

上記をご覧になっていただければ分かるように、一番おすすめな設置方法は断然エアコン取付専門業者への依頼です。

値段や完成度、アフターケアなどあらゆる面で優れています。

それぞれの依頼先にどのような特徴があるか解説するので、悩んでいるかたは参考にしてください。

【おすすめ】エアコン取付専門業者

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価格を安く抑えるだけでなく、仕上がりも妥協したくないという方におすすめしたいのが「エアコン取り付け専門業者」です。

プロならではの高い技術力があるのはもちろん、豊富な実績で柔軟なケースに対応可能です。さらに直接依頼すれば中間マージンが発生しないため、工事料金が最安値で提供されています。

また、ほとんどの会社で保証があり、万が一エアコンが故障しても無償修理が可能です。仕事も速く正確で、施工内容によっては約1時間~3時間ほどで完了できます。

デメリットを挙げるとしたら、エアコン取付工事専門の精鋭会社のため、エアコン工事のみの依頼に限定している会社もあるというところでしょう。

このように、金額、仕上がり、スピードの全てにおいて優れているのがエアコン取付専門会社です。丁寧な施工で長持ちする配管工事をお望みのかたは、ぜひエアコン取付専門業者に依頼してみてください。

メリット
  • エアコン取り付けに特化しているので技術力や知識が高い。そのため工事が正確でありながらスピーディー
  • 中間マージンの発生がなく、高額なエアコン設置の部材も大量仕入れを行うため、最安値で依頼することが可能
デメリット
  • エアコン取り付け工事以外は頼めない場合が多い

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家電量販店

家電量販店

キャンペーンPRなどでお得な料金に見えがちな家電量販店ですが、実はエアコン取付専門会社への依頼よりも平均20%ほど価格が高く設定されています。

また、エアコン取付に関しては専門の販売員が多くないため、知識量に欠ける場合が多々あります。

家電を一式揃えるのに同じ店舗でまとめて申込できる点は魅力的ですが、家電量販店で実際にエアコン取付を行うのは下請け業者です。

完成度に信頼が置けるかどうかは、自己判断になるでしょう。

メリット
  • (お引越のタイミングなどで)家電を一式揃えたいという場合に同じ店舗でまとめて申込が可能
  • 家電量販店独自のキャンペーン特典を受けることが出来る場合がある。
デメリット
  • エアコン取り付け専門会社に直接依頼するよりも料金が20%程高くなる。
  • 店頭の販売員さんのエアコン取り付けに関する知識が薄い場合が多い。

町の電気屋さん

街の電気屋さん

町の電気屋さんはエアコンの知識が豊富であるため、信頼できるでしょう。しかし対応エリアが狭く限りがあるため、出張費が必要だったり、現地調査で料金が嵩んだりします。

価格に拘らないのであれば依頼を考えても良いでしょう。電気屋さんによっては取り扱うメーカーが限られている場合もあるため、下調べは必要です。

メリット
  • 家電を一式揃えたい場合に同じ店舗でまとめて申込が可能
  • エアコンの知識が豊富であるため、信頼できる
デメリット
  • 対応エリアが狭く限りがある
  • 出張費や現地調査費で料金が嵩む場合がある

マッチングサイト

マッチングサイト

料金やサービスを比較検討しやすく便利に思われるマッチングサイトですが、口コミの一部が消去されていることもあり、信憑性があるとはいえません。

口コミにサクラを起用している場合もあるため、よく見極めて利用を検討しましょう。

あくまでもエアコン取付業者を選定するための参考材料として捉えるといいかもしれません。

け業者を選定するための参考材料の一つとして捉える方がベターです。

メリット
  • 実際に工事を受けた人のリアルな声が聞ける
  • ネット上で気軽に探せる
デメリット
  • 工事業者はマッチングサイトに手数料の支払いを行う場合が多く、エアコン取り付け専門会社での施工より割高の料金
  • 口コミの一部が削除されている可能性があり、信憑性に欠ける部分がある

ここまで見ていても、エアコン取り付け専門業者への依頼は価格も安く、技術力もあるため、すべてにおいて安心できるエアコン取付専門業者への依頼を検討しましょう。
中でもおすすめの業者については別記事「【関東】おすすめエアコン取り付け業者7選!費用相場や工事内容を解説」でも詳しく扱っているので参考にしてください。

配管工事のポイント

実際の配管工事では抑えるべきポイントが3つあります。

  • テープ巻きではなく化粧カバーを選ぶ
  • エアコン配管は長さと高低差が大事
  • 補助配管の修理が必要になることも

上記のポイントを踏まえれば、エアコンの稼働を効率よくできます。それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

テープ巻きではなく化粧カバーを選ぶ

化粧カバーとテープ巻き

エアコンの配管は「テープ巻き」と「化粧カバー」の2つの仕上げ方法があります。

どちらもエアコンの効きに大きな差はありませんが、見栄えや持ちを気にするかたは化粧カバーをおすすめします。

テープ巻きは紫外線や雨の影響を受けやすく、化粧カバーと比較すると中の配管が痛みやすくなります。

配管の寿命も限られているため、化粧カバーを装着して劣化を防ぎ、長持ちしやすく仕上げましょう。

エアコン配管は長さと高低差が大事

効率よくエアコンを稼働させるには、取り付け位置が重要です。特に配管においては、長さと高低差が大事になります。

室外機を1階に置いている場合、室内機の階数によって適切な長さが3mずつ変動します。室内機か1階であれば適切な配管の長さは3m、2階であれば6mです。配管の長さと高低差を踏まえた理想としては、エアコン設置箇所のすぐ外にある窓側がいいでしょう。

メーカーによっては配管の長さが決まっているため適切な配置にできないこともあります。

配管が長くなるとエアコンの効きが悪くなることがあるため、適切な取り付け位置に迷うかたは依頼するときに直接相談してみてください。

補助配管の修理が必要になることも

エアコンの移設を繰り返しているケースによく見られるのが、エアコン内部から延びている配管の劣化です。

エアコン内部の熱交換器から延びる配管を「補助配管」といい、エアコンの移設を繰り返すことでへこみやねじれが発生します。

冷媒ガスの運搬が滞ったり、エアコンの不具合の原因となるため、補助配管の状態によっては修理が必要です。

エアコンを取り外さないと見えない部分になるため、工事の際に発覚することが多くあります。

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まとめ

エアコンの配管は室内機と室外機を接続している重要な部分です。効率よくエアコンを稼働させるためにも、適切な距離感と化粧カバーの装着で長持ちさせましょう。

また、配管工事は難易度が非常に高いため、自分でやるには厳しい部分が多々あります。エアコンを正常に稼働させるには、確かな技術力が必要です。

ぜひこの記事を参考に、配管工事の依頼先を決めてみてください。

よくある質問

エアコン配管の寿命はどのくらい?

A

エアコン配管は30年前後が寿命だといわれています。化粧カバーを装着すれば、配管が劣化しにくくなります。エアコン本体の寿命は約10年であるため、新品のエアコン配管には化粧カバーの装着をおすすめします。

詳細は「エアコン配管の寿命はどのくらい?」をご覧ください。

エアコンの配管は自分で取り付けられるの?

A

エアコンの配管工事を自分でやることは可能ですが、非常に難易度が高く、作業の正確さでエアコンの効きが大きく左右されます。正常にエアコンを稼働させるためにも、配管工事は「エアコン取付専門業者」への直接の依頼をおすすめします。

エアコン工事専門業者のライフテックスでは、難易度の低い配管工事から、業者でも難しいといわれる隠ぺい配管工事まで、どんなオーダーにも適正価格で対応します!

詳しくは「ライフテックスのエアコン工事ページ」をご覧ください。

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