エアコンを処分する方法4選!取り外し費用や処分費についても解説
エアコンは処分に手間がかかる家電の代表です。
「家電リサイクル法」の対象になっていますので粗大ごみとして引き取ってもらうことはできません。自分で取り外すことも可能ですが誤った方法で取り外しをおこなうとフロンガスを大気中にまき散らすこととなります。万が一を考えると誰かに任せた方が無難ですね。
こちらの記事ではムダな出費を抑えてお得に処分をする方法をエアコン工事のプロフェッショナルであるライフテックスがご紹介します。
エアコンは粗大ごみではありません
エアコンの処分には環境への配慮が必要です|家電リサイクル法
上記の家電4品目が「家電リサイクル法」の対象となっています。
これらの家電はサイズが大きく素材を再利用できる部品が多く、エアコンや冷蔵庫、洗濯機には環境への負荷が大きいフロン類を使用していることもあり特定されています。
経済産業庁の発表によると回収されたエアコンの90%以上がリサイクルされているそうです。(令和2年度)
業務用のエアコンは産業廃棄物扱いです
家電リサイクル法の対象となるのは、壁掛けタイプの家庭用エアコンのみです。
天井や壁に埋め込むタイプや天吊りタイプのエアコンは産業廃棄物として処分する必要があります。
エアコンの処分を検討するべきタイミング
設置から10年程度経過
家電製品には寿命があります。テレビや冷蔵庫、エアコンなどは一般的に10年前後が寿命といわれています。心当たりの方は本体に製造年の記載がありますので確認してみてください。
エアコンの効きが悪くなってきた
「最近エアコンが冷えない」「変な音がする」などエアコンに不具合を感じたときはエアコンが故障している可能性があります。また屋外配管のテープ巻きが剥がれている場合も経年劣化が進んでいる証拠ですので処分を検討するタイミングと言えます。
新居への引っ越しが決まった
1番多いケースがこちらです。
今使っているエアコンを取り外して再設置する方法もありますが、不具合が生じるリスクがあります。各メーカー共、省エネ性能が大幅に改善していますのでむしろ新型のエアコンに取り替えた方が月々の電気代が安くなり結果としてお得になる場合が多いです。
エアコンを処分する4つの方法
家電量販店に引き取ってもらう
家電量販店では、回収料金(リサイクル料金+収集運搬料金)に別途エアコン取り外し料金が発生します。
回収料金 | 取り外し料金 | ※下取り | |
---|---|---|---|
ヨドバシカメラ | 1,540円~ | 10,780円〜 | ○ |
ビックカメラ | 2,640円〜 | 4,400円〜 | ○ |
ヤマダ電機 | 1,540円〜 | 2,000円〜 | ○ |
ケーズデンキ | 2,640円〜 | 6,600円〜 | × |
ジョーシン | 2,090円~ | 7,290円~ | × |
※家電量販店は期間限定で下取りキャンペーンを実施している場合があります。
様々な条件がありますが、ポイント還元でかなりお得にエアコンを処分できます。
エアコン処分費用相場:8,304円程度
- 大手なので安心して任せられる
- キャンペーンを利用すればお得にエアコン処分が可能
- 追加費用が発生しやすい
- できない作業がある(隠ぺい配管など)
- どんな人が工事にくるかわからない
不用品処分業者に処分を依頼する
フットワークが軽いのが特徴です。即日でも対応できる業者も多く、エアコンだけではなく大きなタンスやテレビ、ベッドなどまとめて手っ取り早く処分したい人にはピッタリです。
エアコン処分費用相場:15,000円程度
- 対応が早い
- エアコンだけではなく、まとめて処分できる
- 家電リサイクル券の購入代行してくれる
- 料金はやや高め
- 業者の選定に注意が必要
- どんな人がくるかわからない
自分で取り外して指定引取場所へ持っていく
もっとも安上がりで、もっとも手間がかかるのがこちらの方法です。
エアコン処分費用相場:990円
- 処分費用が安い
- エアコン取り外しのために工具が必要
- 事故のリスクがある
- 家電リサイクル券を購入・記載する必要がある
- 取り外したエアコンを指定引取所へ運搬する必要がある
エアコン取り外し方法
取り外しには「ポンプダウン」の工程をはじめ、十分な知識が必要です。
【関連記事】エアコンの取り外し方│業者との料金比較や注意点をプロが解説
エアコン取り付け業者に引き取ってもらう
ネットや家電量販店でエアコン本体のみを購入して、工事を依頼する場合が多いです。
エアコン処分費用相場:10,000円程度
- 専門店の工事品質で確実な施工が可能
- 工事にくるスタッフが確認できる
- 適正価格
- 工事業者に怖いイメージがある
- 悪徳業者が多いイメージがある
それぞれの処分方法比較
費用 | 時間 | 手間 | 工事品質 | |
---|---|---|---|---|
家電量販店 | 〇 | △ | 〇 | 〇 |
不用品処分業者 | △ | ◎ | ◎ | △ |
DIY | ◎ | × | × | × |
取り付け業者 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ |
やはりDIYは費用がほとんどかからない分、なにかと大変な部分が多いことがわかります。不用品処分業者は迅速な対応が可能なので、「とにかく早く処分したい」人に最適です。家電量販店は全てにバランスがとれていますが、時期によっては対応までに時間がかかる場合があります。取り付け業者なら費用が極端に高いことも少なく、エアコンの専門知識や技術がありますので安心して任せられます。
エアコンは買い替えのタイミングで処分するのがおすすめ
お得に買い替えたいならエアコン取り付け業者か家電量販店への依頼がおすすめ
DIYと不用品処分業者の場合、ただ「取り外すだけ」です。今の日本の気候でエアコン無しの生活は考えにくいですね、新しいエアコンを取り付ける必要があります。そうなるとエアコンの取り付け工事が可能な、エアコン取り付け業者か家電量販店への依頼がおすすめということになります。
それではエアコン取り付け業者と家電量販店の違いは何があるでしょうか
家電量販店 | エアコン取り付け業者 | |
---|---|---|
エアコンの種類 | ◎ | △ |
工事費用 | ◎ | ◎ |
工事担当の指定 | × | 〇 |
特殊な工事への対応 | △ | ◎ |
家電量販店は、当然ながらエアコン本体の種類が豊富です。
エアコン取り付け業者も同程度の価格でエアコンを「工事費込み」で販売しています。
費用については家電量販店はかなりお得な場合が多いですが、
キャンペーンや下取りの対象になるのは店側が指定した機種のみの場合が多いです。
工事業者は工事品質に自信があるので適正価格で極端に費用が安くなることは少ないです。
だれが工事に来るのかわからない家電量販店よりもホームページでスタッフの顔が確認できる工事業者の方が安心感が高いです。こちらの理由でエアコン取り付け業者を選択される方も多いです。
家電量販店では対応できない工事もあります。
エアコン取り付け業者ならマンションの隠ぺい配管工事や3階建て戸建住宅の高所作業など家電量販店で対応できない工事も依頼することが可能です。
まとめ
- 設置から10年程度経過
- エアコンの効きが悪くなってきた
- 新居への引っ越しが決まった
- 家電量販店に引き取ってもらう
- 不用品処分業者に処分を依頼する
- 自分で取り外して指定引取場所へ持っていく
- エアコン取り付け業者に引き取ってもらう
総合的に考えてエアコン買い替えのタイミングでエアコン取り付け業者か家電量販店に依頼するのがおすすめ
その中でも特殊な工事にも対応可能で、工事に来る人もホームページで確認できるエアコン取り付け業者への依頼が最もお得でカンタン、さらに安心できる選択肢といえます。
エアコン工事実績豊富なライフテックスにおまかせください
ライフテックスでは家電量販店や大手通販会社と同様に「工事費込み」のエアコン販売もおこなっており、大手通販店よりもお得にエアコン工事を任せられます。
よくある質問
無料でエアコン処分することはできますか?
無料で処分することは難しいでしょう。 最も安い方法は、自分で取り外して指定引取り場所に持って行く方法ですが、作業に失敗するリスクもあります。ですから、買い替えのタイミングでエアコン取り付け専門業者に頼むのがおすすめです。 エアコン取り付け専門業者のライフテックスでは、工事費込みでのエアコン販売も行っており、大手通販店よりお得にエアコンを買い替えることができます。 |
エアコンは粗大ゴミで捨てられますか?
エアコンを粗大ゴミで捨てることはできません。 エアコンは「家電リサイクル法」の対象です。サイズが大きく、素材を再利用できる部品が多いため、回収されたエアコンの90%以上がリサイクルされています。 詳しくは「エアコンは粗大ゴミではありません」をご覧ください。 |
\格安エアコンの購入・取付はこちら!/