エアコンの穴あけ工事はどこに頼む?取り付け業者の選び方や費用相場を解説
エアコンを取り付けるには、室内機と室外機を配管で連結させる必要があるため、壁に穴をあけなくてはなりません。
新築ではエアコン用の穴がないケースもめずらしくなく、エアコンの購入や設置と一緒に穴あけ工事が必要なケースもあります。
そこで本記事では、穴あけ工事にも対応している電気工事専門業者のライフテックスが、穴あけ工事の基本情報や業者の選び方などについてプロの視点から解説します。
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エアコンの取り付けに必要な穴あけ工事とは
一般家庭用のエアコンは、室内機と室外機が分かれたセパレートタイプです。室内機は家の中に取り付け、室外機はベランダや外壁に取り付けます。そのため、室外機と室内機は、配管で連結させる必要があり、エアコン取り付け時に配管用貫通穴を開ける必要があります。
エアコンの取り付け時に穴を開ける工事は、木造やALCの場合には単純に穴あけと呼ぶことが多く、コンクリート(RC)に穴を開ける場合にはダイヤモンドコアドリルを使用するので、コア抜き工事と呼ぶことが多いです。
つまり穴あけ工事とは、木造戸建てにエアコンを取り付ける際に必要となることが多い作業です。新築戸建てを購入した際にも必要となるでしょう。
本記事では、木造の建物への『穴あけ工事』について解説しています。コア抜き工事については、別の記事で詳しく解説しているので、コンクリートの物件にお住まいの方は、以下の関連記事をご覧ください。
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エアコン取付時の穴あけ工事の内容
ライフテックスで承っている穴あけは、直径6.5cmまたは直径7.5cmの穴をあける工事のみです。室内機と室外機をつなぐ配管の中は、冷媒配管・電線・ドレンホース、場合により加湿ホースまたは排気ホースを束にして通しています。そのために必要なスペースさえあれば十分なので、拡張する必要はありません。木造住宅の壁の中には、断熱材や配管、配線などが埋められていることが多いです。
また、建物を補強するために筋交いと呼ばれる木材が組み込まれていることがあります。筋交いは、建物の耐震性や強度に必要なものなので、エアコン取付時の穴あけ工事では慎重に作業しなければなりません。
しかし、悪質業者に依頼してしまった場合、上記で説明した大切な柱を切ってしまったり、室内と外壁の穴あけ位置がずれていたりと、悪質な工事をされるかもしれません。
壁や大切な柱を切断してしまうと簡単には戻せません。工事後に後悔しないよう、必ず信頼できる業者に穴あけを依頼するようにしてください。中でも、料金が安すぎるような業者は注意しましょう。
正しい業者選びについては「エアコン設置時に穴あけが必要な場合の業者の選び方」の章で詳しくお伝えしますので、こちらも合わせてご参考ください。
穴あけ工事の際の注意点
穴あけ工事は建物にとっては負担のかかるイレギュラーな工事です。そのため穴あけ工事は作業が正しく行われているかを確認することが、建物の快適性を損なわないために大切です。
穴あけ工事の正しい処理方法を把握しておくことで、工事が正しく行われているかを判断できます。工事完了後すぐに確認しておくべきポイントは以下の2つです。
- 隙間が埋めてある
- 見た目が満足いく状態である
エアコン設置のために空けられた穴にエアコンの配管を通しますが、余分な隙間には丁寧にパテで埋めることが必須です。隙間の埋め方が不適切だと、気密性が損なわれるため、隙間風や害虫侵入の原因や防犯上のリスクが生じます。
▼エアコンパテで隙間が埋めてある状態
また、隙間を埋めたパテの見た目が気になる場合は、化粧カバーを取り付けましょう。化粧カバーは屋外の配管用もあります。
ライフテックスでは、屋内の隙間を埋めたパテや配管にかぶせて見た目を良くする化粧カバーの施工が可能です。
▼屋内用化粧カバーが取り付けてある状態
エアコン取付時の穴あけ工事費用
弊社ライフテックスで穴あけ工事を行った場合の料金は、以下のとおりです。
木造、モルタル(1ヶ所) | 3000円~ ※貫通スリーブ込み |
---|
養生や廃棄も必要になりますが、そちらも責任もってライフテックスが承ります。上記費用は木材の場合の価格ですが、その他の建材の場合もご相談ください。
エアコン設置時に穴あけが必要な場合の業者の選び方
先ほど解説したように、エアコン設置時に穴あけが必要な場合は業者選びは慎重に行いましょう。
穴あけを依頼できる業者には、以下の種類があります。
- エアコン取付専門業者
- ハウスメーカー
- 家電量販店
しかし、これらの業者ならどこに依頼してもいいというわけではありません。選ぶのであればエアコン取付専門業者かハウスメーカーにしましょう。 では、その理由について詳しく解説していきます。
穴あけが必要な場合はエアコン取付専門業者かハウスメーカーに依頼する
なぜ、エアコン取付専門業者かハウスメーカーに依頼すべきなのかというと、確かな技術力があるからです。
対して、家電量販店で依頼した場合は下請け業者が工事をしますが、中には技術力がない業者も多く存在します。さらに、自分で下請け業者を選ぶことはできないため、完全に運任せになってしまいます。
エアコン取付専門業者であれば技術力もノウハウもあるので、穴を開ける前に何をすべきか、どこに穴を開けるべきかも正確に判断できます。また、建築中に穴あけを依頼するのであればハウスメーカーに頼むこともできます。家の構造がわかっている状態での穴あけなので、こちらも確実です。
エアコン取付専門業者ならもっとも安くて安心
エアコン取付専門業者は、家電量販店やハウスメーカーよりも安い価格で穴あけやエアコンの設置ができます。
家電量販店はどのような業者が工事に来るかがわからないだけでなく、下請け業者への仲介料が含まれるため、割高になる傾向があります。
ハウスメーカーはエアコン取り付けの費用が高額になりやすいので、穴あけやコンセントの設置だけを依頼しておくのがおすすめです。
工事費用を節約したい場合は、エアコン取付専門業者に依頼しましょう。
エアコンの穴あけ工事をDIYするべきではない理由
エアコンの穴あけ工事を自分でやるのはおすすめできません。最近はDIYブームもあり、エアコンの穴あけ工事についても、ネットやYouTubeを検索すると自分で施工している情報がたくさんヒットします。 しかし、以下のような理由があるため、DIYでの穴あけはおすすめできません。
- 専用のドリルが必要
- 建物を補強している間柱や筋交いを傷つける危険性がある
- 空けた穴の隙間にパテがうまく塗れず害虫や隙間風が入ってくることがある
インターネットでDIYの方法を検索しヒットする方は、もともと工事現場の経験者だったり、手先が器用な人だったりします。上手にDIYする姿をみて「これなら自分でもできそう」と思ってしまうかもしれませんが、決して簡単にできるものではありません。
特に、筋交いは建物の強度に関わるため、絶対に穴をあけたり傷をつけたりしないようにしなくてはなりません。大切な家屋を傷つけてしまわないよう、穴あけは業者に依頼しましょう。
エアコン穴あけ工事の業者選び失敗談と対策
「業者にお金を払って依頼するんだから、失敗するわけがない」と考えている場合は、注意が必要です。
エアコン取付業者は数多く存在し、技術力も業者によって大きく差があります。そのため、技術力の低い業者に依頼してしまうと、穴あけ工事を失敗される可能性があるのです。
以下は、Twitterに投稿されたエアコン穴あけを行う工事業者選びで失敗した人の体験談です。
乾太くん欲しいけど、家がオール電化でガス工事が必要になるから😥。
— みずどり (@mizudori8) April 3, 2022
夫が壁に穴を開ける工事を嫌がってるのもあって。
実はエアコン工事で穴あけ失敗されて、壁を貼り直したことあるのよ😂。
だから縦型+コインランドリー🤣
乾燥は花粉と梅雨の時期を考えてるの。
うちのエアコンも
— アルパカの青空 藍です (@3cz7PC4TKu9M3Qw) July 1, 2022
建物構造柱考えず穴あけ失敗して取り付けたエアコン
もう数年たって動かないけど
あの夏も暑かった
ごめんなさいも無かったから
電気屋に夫がキレたっけ
あるんだ、今でも https://t.co/XaWFrIWM3Q
エアコン設置業社が壁の穴あけ失敗して、外壁から修理しなければならないかもしれないというイベントが発生しました。もし柱逝ってたら屋根を外しての大改修だったので、柱を外れていたのは不幸中の幸らしい。
— たわわ実@お仕事募集中 (@tawawaminoru) June 17, 2021
このように、依頼した業者に失敗されて動かない期間が続いたり、穴あけに失敗したのに黙ったまま隠したりする悪質な業者もいます。
このようなことが起こらないようにするために、慎重に業者を選びましょう。
技術が確かな業者であるかを確認するためには、次項で紹介する4つのポイントを確認するのがおすすめです。
工事業者選びで失敗しないために見るべき4つのポイント
前項でお伝えしたように工事方法を間違えてしまっていると、エアコン本体の故障に繋がったり、漏電といった危険な状況になったりすることも予測できます。
業者選びで失敗して、万が一家屋に傷を付けられてしまった場合、修繕費用が発生することもあります。
そのため、エアコンの取り付け工事は安心できる専門業者に依頼するのがおすすめです。具体的には以下の4つのポイントを確認しましょう。
- 電気工事士の資格をもっているか
- アフターサービスの有無や工事保証の内容は十分か
- 問い合わせの対応が丁寧かどうか
- 豊富な実績があるか
それぞれ詳しく解説します。
電気工事士の資格をもっているか
ホームページを確認し、電気工事士の資格を取得している旨が記載されていなければ、その業者は避けた方が良いかもしれません。
エアコン工事では国家資格の必要な作業が必要になる場合があるからです。
資格がなくても、エアコン本体の取り付け自体は可能ですが、万が一工事に不備があると本体が落下してケガをしたり、部屋がぜんぜん冷えないなど、せっかくの高価な最新型エアコンも台無しになります。
ただし、コンセントの電圧切替や移設などの際には第二種電気工事士の資格が必須です。
家電屋さんでエアコンをみているとエアコンの説明に200V(ボルト)とか100Vの記載がありますね。
自宅のエアコン用コンセントと、エアコンのボルトが同じでない場合には、第二種電気工事士の資格の所有者による工事が必要です。
アフターサービスの有無や工事保証の内容は十分か
安心できる業者であるかを確認するためには、保証内容を確認することも大切です。
エアコンの保証には大きく3つあり、エアコン本体を保証する「メーカー保証」と「延長保証」、エアコン取り付け工事自体の不備を保証する「工事保証」があります。
メーカー保証 |
エアコン本体にはメーカーが設定している保証期間があります。 エアコンの取扱説明書に記載してある正常な使用状態で購入したエアコンに生じた不具合を無償で修理するものです。 |
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延長保証 |
メーカー保証が終了した後も、メーカー保証と同程度の保証を継続します。 10年間の長期保証も存在します。 |
工事保証 | エアコン本体ではなくエアコン取り付け工事にミスや不備があった場合に無料で修理をおこなう保証です。 |
「工事保証」については保証を謳っていない業者も多くあります。
万が一、施工不備が生じてしまった場合、業者が無償で修理しなければならなくなるため、施工不備が起きる可能性の高い業者では対応ができないのです。
つまり、工事保証の有無はエアコン取り付け業者の技術力や信頼度をはかる、ひとつの指針になります。
問い合わせの対応が丁寧かどうか
家に上がって作業するエアコン工事ですが、態度が悪い作業スタッフが派遣されたら嫌ですよね。
また、設置後に不具合があった場合に、すぐに対処してくれるかも気になるところです。
問い合わせをおこなった際に丁寧に対応してくれる業者は、スタッフ教育が行き届いており、作業スタッフもしっかりとした接客態度である可能性が高いでしょう。
また、問い合わせに素早く丁寧に対応してくれるのであれば、万が一の場合にも「返信が来ない」といった状況に陥る可能性も低くなるでしょう。
業者の対応が丁寧かどうかを確認するためには、複数の業者に問い合わせをしてみて、対応の質やスピードなどを比較することをおすすめします。
また、丁寧な対応をする業者は、良い口コミや評判を持っている場合が多いので、口コミやレビューをチェックすることも重要です。
豊富な実績があるか
実績が多いほど、さまざまな現場でのエアコン設置をおこなっていることがわかります。つまり実績がある業者は、経験や知識を積み重ねており、高品質なサービスを提供する可能性が高いと言えるでしょう。
実際、自信がある業者はホームページなどに施工実績を写真付きで紹介するなど、わかりやすく実績を掲載しています。
実績が豊富であれば、安心して任せられる技術力があると考えられるため、依頼する前に確認することをおすすめします。
エアコン取り付け・穴あけ工事はライフテックスへ
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よくある質問
エアコン穴あけ工事はどこに頼むのがいいですか?
エアコン取付専門業者がおすすめです。 技術力もノウハウもあり、仲介料が含まれないため、安く工事ができます。 ライフテックスなら、穴あけ工事のほか、家電量販店では難しい隠蔽配管の工事も対応可能です。 お気軽にご相談ください。 詳しくは「ライフテックスのエアコン工事」ページをご覧ください。 |
エアコンの穴あけ工事は自分で出来ますか?
自分でやるのはおすすめできません。道具をそろえる費用もかかりますし、技術的にも簡単な作業ではありません。 大切な家屋を傷つけてしまわないよう、穴あけは業者に依頼しましょう。 詳しくは「エアコンの穴あけ工事をDIYするべきではない理由」をご覧ください。 |
まとめ|エアコン取付の穴あけ工事はライフテックスへの依頼がおすすめ!
エアコンの穴あけ工事は、技術力の高い業者に依頼しないと工事を失敗される可能性があります。穴あけ工事を失敗すると柱などを傷つけてしまう可能性があり、家の強度にも影響が出てしまうでしょう。
穴あけ工事が必要な場合は、エアコン取付専門業者かハウスメーカーに依頼するのがおすすめです。特に費用を抑えたいのであれば、エアコン取付専門業者に依頼してください。DIYでの穴あけは失敗するリスクが高いため、やめておきましょう。
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