エアコン配管化粧カバーのメリット・デメリット!工事費用と自分でDIY可能か解説
「エアコンの化粧カバーって必ず付けた方がいいの?」
「化粧カバーは自分でも取り付けられる?」
エアコン取り付け時に、配管を保護する化粧カバーを付けるかどうか、迷う方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、化粧カバーを付ける理由は、景観をよくすることと配管の劣化を防ぐためであり、必ずしも必要というわけではありません。設置環境や目的に応じて判断しましょう。
判断基準として、以下のケースでは化粧カバーの取り付けがおすすめです。
- 配管を隠して見た目をすっきりさせたい
- 当面エアコンを買い替える予定がない
- 直射日光や雨風があたりやすい位置に配管があり、劣化しやすい環境である
ただし、エアコンの化粧カバーをDIYで取り付けるのはおすすめできません。失敗すると、配管から冷媒ガスが漏れてエアコンが故障する危険性があります。
とくに化粧カバーの後付けは難しいため、エアコン設置と同時に専門業者に依頼するのが確実です。
事業歴10年以上を誇るライフテックスでは、化粧カバーの取り付けを含むエアコン設置工事を承っております。(※化粧カバー取り付けはオプション)
また弊社では、人気メーカーのエアコンを格安で購入できる「エアコン販売・取り付けパック」を提供中です。たとえば、シャープのスタンダードモデル(6畳用)が標準工事費込みでなんと税込65,780円!
ほかにも各種人気メーカーを取り扱っております。お見積もりの作成は無料で承っているので、ぜひ他社と比べてみてください。
エアコンの化粧カバー(配管カバー)の必要性と役割

エアコンの化粧カバーとは、室内機と室外機をつなぐ配管を覆うためのカバーで、「配管カバー」と呼ばれることもあります。
エアコンの化粧カバーは設置時に必須なものではありません。そのため、エアコンの設置環境や目的に応じて、取り付けるかどうかを判断するのがおすすめです。
エアコンの化粧カバーには室内用と屋外用があります。
室内用の化粧カバーを取り付けない場合、配管や穴埋めパテが露出します。そのため、室内用の化粧カバーを取り付けることで、配管などの露出がなくなり見栄えがよくなるのです。
屋外用の化粧カバーをつけない場合、配管にアイボリー色の化粧テープを巻いて仕上げます。室内用化粧カバー同様に、屋外用化粧カバーを取り付けることで配管を覆うことが可能です。
化粧カバーをつける理由は、主に見た目と劣化を防ぐためです。詳しくは次の見出しで解説していますので、エアコンの化粧カバーの効果を知りたいという方は、読んでみてください。
化粧カバーを取り付けるメリット
化粧カバーの取り付けは必須ではありませんが、多くの場合はあったほうがよいといえるでしょう。
主な理由としては以下の2点が挙げられます。
- 室内・外観の見た目がスッキリする
- 配管の劣化を防げる
化粧カバーを取り付ける2つのメリットについて、理由を詳しく解説していきます。
室内・外観の見た目がスッキリする
前述のとおり、化粧カバーは、配管の露出を防ぎます。
化粧カバーをつけない場合、多くの場合は白色のテープを巻くことで代用されますが、化粧カバーは色合いの選択も可能です。
そのため、室内の雰囲気や家の景観に合わせて目立つことなくエアコンを取り付けられますよ。
また、配管に巻くテープはそれほど耐久性が高いものではありません。5〜7年程度でテープがボロボロになり、配管が露出してしまいます。
ボロボロのテープや配管は、決して見栄えがよいものではありません。化粧カバーを取り付けることで、
室内の見た目や外観を美しく保てますよ。
配管の劣化を防げる
化粧カバーを取り付けなかった場合、テープで巻かれてはいますが基本的には配管がむき出しになっている状態です。
そのため、直射日光や雨風、嵐の被害を直接受けることになるでしょう。さらに時間の経過にともなって、テープが剥がれてくることもあります。
配管が劣化すると水漏れやガス漏れなどが発生する可能性が高いです。
配管カバーを取り付けていれば、天候の影響を受けることが少なくなるので、配管の劣化を防ぎエアコンを長持ちさせられるでしょう。
化粧カバーを取り付けるデメリット
エアコンの化粧カバーを取り付けると、デメリットもあります。
- 標準工事ではなく別途費用がかかる
- 日焼けやビスの跡が残る
それぞれ詳しくみてみましょう。
標準工事ではなく別途費用がかかる
化粧カバーの取り付けは標準工事には含まれないため、取り付けには別途費用がかかります。
弊社ライフテックスの場合は、室内用が税込11,880円〜、室外用が税込6,380円〜です。
取り付ける場所や配管の長さによっては、想定以上に費用がかかる可能性もあります。化粧カバーの取り付けを希望する際は、必ず見積もりを依頼しましょう。
日焼けやビスの跡が残る
化粧カバーを取り付けると、取り付けた場所に日焼けや壁にビスの跡が残ってしまいます。
しかし日焼けの跡よりも、配管やエアコンが長く使用できて、景観がよくなる点を考慮すると、メリットのほうが大きいです。
ただし、マンションに住んでいる場合、壁にビスの跡が残る化粧カバーの取り付けが禁止されていることがあります。
とくに賃貸で相談なく化粧カバーを取り付けてしまうと、退去の際に原状回復費用として工事費用を請求されてしまう可能性があるので注意が必要です。
マンションにエアコンの化粧カバーを取り付ける際には、必ず事前に管理会社へ確認しましょう。
化粧カバーの取り付け工事にかかる費用比較
化粧カバーを設置するには、自分で取り付けるのと業者に依頼する2つの方法があります。
費用の比較をすると、以下のようになります。
自分で取り付けた場合 | 業者に依頼した場合 |
---|---|
約10,000〜15,000円 | 約14,000〜20,000円 |
自分で取り付ける場合は約10,000円〜15,000円、業者に依頼する場合は約14,000円〜20,000円ほど費用がかかります。
自分で取り付けるほうが安く感じますが、自分で取り付けると配管を傷つけてしまいエアコンが故障してしまうかもしれません。
一方で業者に依頼すると費用はかかりますが、確実に取り付けをしてくれるので安心して依頼できます。
自分で取り付けるより約5,000円高いですが、エアコンに化粧カバーを取り付けるなら業者に依頼するのがおすすめです。
費用の違いを詳しく解説していきます。
自分で取り付ける場合の費用
自分で化粧カバーを取り付けることはおすすめできませんが、参考までに取り付ける際の必要な道具と費用を以下にまとめました。
必要な工具 | 費用 | 用途 |
---|---|---|
化粧カバー | 約1,000円~ | 配管を覆うカバー ※長さによって費用が大きく変動する可能性あり |
端末カバー | 約500円~ | 配管の接続部に取り付けるカバー |
コーナー用部品 | 約500円~ | 曲がり角に装着するカバー |
ジョイント | 約200円~ | 化粧カバーを延長する際に接続する部品 |
エアコンパテ | 約100円~ | 配管穴を埋める際に必要 |
ドライバー | 約300円~ | 化粧カバーをネジで止める際に使用する |
ハンドソー | 約1,000円~ | 化粧カバーの長さ調節で、切断する際に使用する |
電動ドリル | 約3,000円~ | ネジ穴を開ける際に使用する |
上記の表のものを全てそろえると、費用も時間もかかってしまいます。
自分で取り付ける場合の費用は、少なくとも10,000円はかかるでしょう。
業者に頼む場合の費用
エアコンの設置工事と同時に化粧カバーの取り付けを依頼した場合、工事費用は約14,000円〜です。
自分で取り付ける場合の費用と比較すると、高く感じるかもしれませんが、手間と配管を傷つけてしまう可能性、工事品質を考慮すると、業者に依頼するほうがよいでしょう。
また、化粧カバーの取り付けは、エアコン工事専門業者への依頼がおすすめです。
エアコン工事専門業者はエアコン工事を専門とするプロで、専門知識や経験も豊富なので安心して任せられます。
エアコンの販売・取り付けをおこなう弊社ライフテックスでは、経験とたしかな技術をもった自社の有資格スタッフが対応いたします。
お見積もりやご相談は無料なので、まずはお気軽にお問い合わせください!
エアコンと化粧カバーの取り付けは
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家電量販店に頼む場合の費用
大手家電量販店の配管カバー取り付けにかかる料金は次のとおりです。
家電量販店 | 室外用化粧カバー(税込み) | 室内用化粧カバー(税込み) |
---|---|---|
ヤマダ電機 | 5,500円〜 50cm延長につき1,430円 |
要見積もり |
ケーズデンキ | 5,500円 | 11,000円 50cm延長につき1,650円 |
エディオン | 5,500円〜 | 12,100円 1m延長につき3,850円 |
ビックカメラ | 6,050円〜 | 11,000円〜 |
ジョーシン | 5,500円~ | 11,000円 1m延長につき3,300円 |
ヨドバシカメラ | 5,500円 |
7,700円 |
ノジマ | 5,500円〜 | 12,100円〜 |
化粧カバーの取り付け費用を比較する際の参考にしてください。
ただし、家電量販店にエアコンや化粧カバーの取り付けを依頼した場合、実際に施工をおこなうのは下請けの業者です。
販売スタッフはエアコン本体の知識は豊富でも、工事に関する知識は乏しい可能性があるため、工事当日に追加費用が発生し依頼時の見積もりより高くなってしまうケースがあります。
また、工事当日までどんなスタッフが来るかわからないだけでなく、必ずしもエアコン工事を専門とする業者とは限りません。
見栄えをよくするために化粧カバーの取り付けを依頼しても、施工品質が悪いと意味がないです。エアコン工事はエアコンのプロへ依頼するのがおすすめですよ。
化粧カバーが必要な場合と必要ない場合
ここまででは、化粧カバーの効果や費用などについて解説しました。
しかし、実際に化粧カバーの取り付けを検討するとなると「本当につけるべきなのか」迷う方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、「どのような方が化粧カバーをつけたほうがいいのか」「どのような場合は化粧カバーをつける必要がないのか」についてそれぞれ詳しく解説します。
化粧カバーが必要なパターン
エアコンの化粧カバーには、見た目を美しく保つ効果と劣化を防ぐというメリットがあります。
そのため以下の3つに当てはまる方は、とくに化粧カバーの効果を感じやすいでしょう。
- 景観をきれいにしたい
- 当面エアコンを買い替える予定がない
- エアコンが劣化しやすい環境である
理由と具体例について、それぞれ解説していますので、当てはまるかどうかを考えながら読んでみてください。
景観をきれいにしたい
インテリアや家の景観にこだわりがある方は、化粧カバーを取り付けるのがおすすめです。
ここまでで何度もお伝えしていますが、化粧カバーの最大のメリットはデザイン性を高めることです。
弊社ライフテックスでは、次の5種類のカラーを用意しています。
- ホワイト
- アイボリー
- ブラウン
- ブラック
- グレー
部屋の壁紙や外壁の色と揃えると、景観を美しく保てるでしょう。

当面エアコンを買い替える予定がない
しばらくエアコンを買い替える予定のない方や、新しくエアコンを設置する方は化粧カバーの取り付けがおすすめです。
長年エアコンを使用するのであれば、故障は避けたい方が多いでしょう。家電量販店やエアコン取り付け工事をおこなっている業者は、新しいエアコン取り付ける時しか化粧カバーを付けてくれないので、買い替えのタイミングで化粧カバーを付けることをおすすめします。
エアコンが劣化しやすい環境である
海岸沿いで海風の影響が大きい地区に家がある場合や、直射日光が当たりやすい位置に室外機が設置されている場合には、エアコンの化粧カバーを取り付けるのがおすすめです。
天候の影響を受けやすい状態でエアコンの化粧カバーを取り付けていないと、配管の劣化が早くなってしまいます。
エアコンを少しでも長く使用するためにも、化粧カバーは付けておいたほうがよいでしょう。
化粧カバーが必要のないパターン
化粧カバーはメリットもありますが、取り付けは必須ではありません。
ここでは、どのような場合に化粧カバーを取り付ける必要がないか解説します。化粧カバーの取り付けが必要ない場合は、主に以下の3つです。
化粧カバーを取り付けるか迷っている方は、ぜひ読んでみてください。
隠蔽配管で取り付ける

隠蔽配管とは、エアコンの室外機と室内機をつなぐ配管を壁や天井などに隠して見えなくする方法です。そのため隠蔽配管でエアコンを取り付ける場合は、配管がむき出しになることがないので、化粧カバーは必要ないでしょう。
隠蔽配管と通常(露出)配管の違いがわからないという方や、隠蔽配管工事について知りたいという方は以下の関連記事を参考にしてください。
▶関連記事を読む
エアコン設置場所の裏側に配管用の穴が開いている
エアコン設置場所の裏側に穴が空いている場合があります。この場合は室内では配管が露出することがないので、室内用の化粧カバーは必要ないでしょう。
ただし、屋外はエアコンの通常設置時と同様に配管は露出してしまうことが多いです。そのため屋外の化粧カバーのみ、取り付けるのがおすすめです。
エアコンを買い替える可能性がある
化粧カバーは、エアコンを新しく設置するたびに買い替える必要があります。そのため、近々エアコンを買い替える予定の方は、エアコン設置のタイミングで化粧カバーも取り付けるのがおすすめです。
次の見出しでもお伝えしますが、化粧カバーを取り付ける際にはエアコン設置時にまとめてつけるのがよいです。
ライフテックスでは、エアコン本体・標準工事費・送料がセットになったお得なパックを提供しています。
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エアコンの化粧カバーは後付けできる?
エアコンの化粧カバーを後付けすることは難しいです。
エアコンの配管は曲がりくねっていることが多く、カバーに収めようとして無理に曲げると、配管を傷つけてしまう可能性があるからです。
また、テープ巻きで取り付けられている配管は、化粧カバーの後付けを想定していません。
上記のことからエアコンの化粧カバーを後付けする場合は、1度エアコン本体を取り外す必要があります。
一般的にエアコンの寿命は10年前後といわれています。
古いエアコンを使っている場合はエアコンの買い替えや交換する際に、化粧カバーを取り付けるのがおすすめです。
エアコンの販売・取り付けをおこなう弊社ライフテックスでは、自社独自ルートでの仕入れにより、時期を問わず通年でお安くエアコンを販売しております。
本体と標準工事費込みで家電量販店よりお安く、長期工事保証3年つきなので安心してご依頼いただけますよ。
エアコンの化粧カバーを自分でDIYするのはおすすめしない
エアコンの化粧カバーを自分でDIYするのはおすすめできません。
なぜなら自分で化粧カバーを取り付けようとすると、エアコン本体の故障につながる危険があるからです。
化粧カバーを取り付ける場合、エアコンの配管を動かして位置を調整する必要があります。
しかし動かしすぎると、部屋の温度を下げる役割の冷媒ガスが漏れて、エアコンが故障する原因になります。
配管は、エアコンの機能を左右する重要な部分です。
傷つけたり本体から外れてしまったりすると、エアコンの稼動にも影響が出てしまいます。
エアコン本体が故障する危険もあるため、化粧カバーを自分でDIYしないほうがよいでしょう。
化粧カバーは環境や目的に応じて取り付けるのがおすすめ
化粧カバーの取り付けは必須ではありません。
そのため、エアコンの設置環境や目的に応じて、取り付けるか判断をしましょう。
とくに以下のような場合は、化粧カバーの取り付けをおすすめします。
- 景観をきれいにしたい
- 当面エアコンを買い替える予定がない
- エアコンが劣化しやすい環境である
また化粧カバーを取り付ける場合は、エアコンの設置と同時に業者に依頼するのがおすすめです。エアコン工事専門業者に化粧カバーを取り付けてもらえば、確実に設置してもらえます。
関東でエアコン工事専門業者をお探しの方は、ぜひ一度ライフテックスにご相談ください。
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よくある質問
化粧カバーを取り付けたほうがよいのはどんな場合ですか?
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以下のような場合は、化粧カバーを取り付けるのがおすすめです。
化粧カバーを付ける理由は、景観をきれいにすることと劣化を防ぐ目的が多いです。しかし、化粧カバーの取り付けは必須ではないので、エアコンの設置環境や目的に応じて、取り付けるかどうかの判断をしましょう。 詳しくは「化粧カバーつけたほうが良い場合/必要ない場合」をご覧ください。 |
化粧カバーは自分で取り付けたほうが安いですか?
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自分で取り付ける際の費用は10,000円ほどですが、手間と配管を傷つけてしまう可能性を考慮すると、業者に依頼するのがおすすめです。 エアコン工事専門業者は、エアコン工事のプロで経験も豊富なため、安心して依頼できます。 ライフテックスでも、エアコン設置と同時に化粧カバーの取り付けも承っています。詳しくは「ライフテックスのエアコン工事」のページをご覧ください。 |
エアコンの化粧カバーは再利用できる?
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以下の理由により、再利用できない場合が多いです。
再利用できた場合でも、部材費はかかりませんが、取り付け作業費は発生するので注意しましょう。 |