エアコンの引越し費用はいくら?料金と6つのチェックポイントを解説
「引っ越しの時、エアコンはどうすればいいんだろう…」
「引っ越しじゃないけど、自宅内でエアコンを移設することはできる?」
エアコンの引っ越しには、以下のようなタイプがあります。
- 使用中のエアコンを廃棄して買い替え
- 使用中のエアコンを引っ越し先に取り付け
- 注文済みの新しいエアコンを取り付け
- 自宅内で移設
自分がどれに当てはまるのかによって、やるべきことが異なります。また、引っ越しでエアコンを移設する場合は引っ越し業者に依頼する方法もありますが、エアコン専門業者に依頼することも可能です。どの業者に依頼するかを決める際に、メリットとデメリットを理解していないと業者選びに失敗してしまう可能性があります。
この記事では、エアコンの引っ越しに関して費用や処分方法、業者の選び方について詳しく解説しています。買い替える場合のお得な情報も紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
エアコンの引っ越しにもいろんなタイプがある
エアコンの引越し実はいろんなタイプがあってわかりにくい。でも自分はどんなタイプに当てはまるのか把握しておけばその悩み解決出来ます。
エアコンの引越しにはいくつかタイプがあり以下のタイプにほとんどの人が当てはまるはずです。そんなエアコンの引越しタイプからチェックしていきましょう。
- 今あるエアコンを廃棄して、新規購入する場合
- エアコンをクリーニングして引越し先でも使いたい場合
- ネットや他店で購入したエアコンを注文して取り付けるだけの場合
- 自宅内でエアコンの配置換えを行う場合
今あるエアコンを廃棄して、新規購入する場合
引越しのタイミングでエアコンを買い替えしてしまおうと思う人は多いと思います。エアコンの新規購入を引越しを頼む時のエアコン専門業者にお任せすれば安心です。さらには古いエアコンの廃棄処分も同時に行ってくれます。
エアコンの処分を自分で行うのは非常に大変です。エアコンは家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)が適用される品目で正しい処分を求められることを知っておきましょう。なのでエアコンの新規購入・処分を検討するなら専門業者に依頼するのがオススメです。
エアコンをクリーニングして引越し先でも使いたい場合
今あるエアコンをクリーニングして引越し先でもまた使いたいという方もいると思います。エアコンのクリーニングには2種類あります、それは壁掛け洗浄と分解洗浄です。
壁掛け洗浄は時間も掛からず料金も安く済むのが特徴です。分解洗浄は持ってかえって洗浄を行うため、取り外しも同時に行えるので引越しの際にはオススメな洗浄方法です。
ネットや他店で購入したエアコンを注文して取り付けるだけの場合
参照:価格.com
他の店舗やネットで購入したエアコンを取り付けてくれるエアコン業者の方は増えています。中にはエアコンの取り付けを自分で行おうという方もいますが、エアコンの設置を自分で行うことは非常に困難です。設置のためにご自宅に穴を開けたり、室外機・室内機を取り付けるための施工を行ったり専門的な知識が必要になります。無理をしないでエアコンの専門業者に取り付けを依頼してみましょう。
自宅内でエアコンの配置換えを行う場合
エアコンの引越しというより、エアコンの部屋の配置替えをご依頼される方もいらっしゃいます。
エアコンの配置換えでは基本作業は2つあります。
- エアコンの本体と室外機を取り外す
- 設置場所にエアコン本体と室外機を取り付ける
引越しなどと違ってエアコンの搬入・搬出がないので、取り付けと取り外しだけになるので費用は20,000円~30,000円程度が相場になります。ライフテックスではエアコンの撤去・取付を行っております。型落ちのエアコンの販売もございます
エアコンの引っ越しをする際は是非弊社にお気軽にお問い合わせください!
エアコンの引っ越し時の取り付けと追加工事費用
エアコンの引越しをするときに、まず気になるのは取り付けの費用。エアコンの工事など頻繁に行わないし、料金についてわからないことも多いと思います。ここではそんなエアコンの引越しについての料金について詳しく解説します。
エアコンの取り付け標準工事費用について
エアコンの引越しの取り付けの標準工事費用は以下の通りになります。工事の種類によって料金が違うため、あなたにあった取り付けの標準工事費用を確認してください。
新品エアコンの取り付け | 13,750~22,000円(税込) |
---|---|
中古エアコンの取り付け | 7,700~16,500円(税込) |
エアコンの引越し・移設 | 8,800~24,200円(税込) |
エアコン取り付け工事の内訳について知ろう
エアコンの引越しの取り付けの費用には標準工事費用と追加工事費用とが存在しています。時には標準工事費用を大きく上回る高額な料金が掛かってしまうことがありますが、それは追加工事が原因です。エアコンの追加工事とは、標準工事の内容だけでは取り付けられない工事のことをいいます。
2つの費用の合計がエアコン工事取り付け費用になります。
追加工事料金の目安
エアコンの取り付け工事で発生する主な追加工事は以下のようなものになります。
工事に必要な条件などは以下の通りです。
追加工事の名称 | 工事が必要な条件 | 費用の目安 |
---|---|---|
配管パイプの交換 | 中古エアコン移設の際に、配管パイプの再利用ができない場合 | 1mあたり3,300円~(税込) |
配管パイプの延長 | エアコンの室外機と室内機をつなぐ配管パイプが4m以上必要な場合 | 1mあたり3,300円~(税込) |
エアコン専用コンセントの増設 | 部屋にエアコン専用コンセントがない場合 | 17,820円~(税込) |
100V⇔200Vの電圧変換工事 | 部屋の対応電圧とエアコンの電圧とが異なる場合 | 3,300円~(税込) |
エアコン専用コンセントの形状交換 | 部屋のエアコン専用コンセントの形状と、エアコンの電源プラグの形状が合わない場合 | 3,300円~(税込) |
室外用化粧カバーの取り付け | 室外機側の配管の劣化を防ぎたい場合 | 11,000円~(税込) |
室内用化粧カバーの取り付け | 室内機側の配管パイプ周りの見栄えを良くしたい場合 | 11,000円~(税込) |
冷媒ガスの補充 | 中古エアコンの冷媒ガスが漏れている場合 | 15,400円~(税込) |
室外機の特殊設置 | 室外機を地面がベランダに置くことができない場合 | 15,400円~(税込) |
ドレンホースの延長 | ドレンホースが4m以上必要な場合 | 1mあたり550円~(税込) |
配管用の穴あけ工事 | 室内機を取り付ける壁の材質が木材・モルタル壁以外の場合 | 12,980円~(税込) |
隠蔽配管へのエアコン取り付け | 隠蔽配管の壁にエアコンを取り付ける場合 | 6,600円~(税込) |
室内機の壁掛け用金具の取り付け | 室内機を取り付ける壁の材質が木材・モルタル壁以外の場合 | 1,100円~(税込) |
真空引き | 標準工事に真空引きが含まれていない業者にエアコン工事を依頼する場合 | 22,000円~(税込) |
家電量販店のエアコン取り付け費用
新品でエアコンを家電量販店から購入する方は、家電量販店で取り付け工事を依頼することができます。エアコンの取り付けに掛かる料金は、家電量販店によって異なります。
以下の表を参考にしてください。
家電量販店の名前 | 費用の目安 |
---|---|
ヤマダ電機 | ~3.6kW:9,515円 3.7kW~4.0kW:14,286円 4.0KW以上:17,143円 |
ヨドバシカメラ | 9,800円~ |
ビックカメラ | 6~12畳用:9,800円 14畳以上:14,500円 |
ケーズデンキ | ケーズデンキのエアコンは工事費込みの価格で販売されているため、 追加の工事費用はかかりません。 |
ジョーシン | 12畳用まで:10,000円 14畳用まで:15,000円 16~18畳用:18,000円 20~30畳用:24,000円 |
エディオン | 12,200円~ |
エアコンの取り付けは引っ越し業者にも依頼できる
引っ越し時にかかるエアコンの取り付け工事について、業者に依頼する費用と、家電量販店に依頼する費用を紹介しました。しかし、引っ越し時にエアコンを移設する場合は、引っ越し業者に依頼するという選択肢もあります。
引っ越しを機にエアコンを買い替えるという方は、エアコンを購入するときに工事もまとめて依頼するのがおすすめですが、移設となるとどこに依頼していいのか悩んでしまいますよね。そこで、ここからは引っ越し業者にエアコンの取り付けを依頼した場合の費用とメリット・デメリットをお伝えします。
エアコンの取り付けを引っ越し業者に依頼した場合の費用
引っ越し業者にエアコン移設を依頼した場合、費用はおよそ20,000〜30,000円が目安となります。
業者にエアコンの移設を依頼する場合と比較してみましょう。
ここで注目すべきポイントは、エアコン工事専門業者の場合、別途運搬費がかかる可能性があることです。エアコン工事専門業者に見積もりを依頼する時は、必ず運搬費を含めた金額で提示してもらうよう伝えてくださいね。
表では引っ越し業者に依頼した方が金額が高いと感じるかもしれません。しかし、引っ越し業者によっては「エアコン引っ越しパック」というお得なオプションパックが用意されていることもありますよ。
平均的にエアコン工事専門業者よりも、引っ越し業者に依頼する方が価格設定が高い傾向にあるようです。しかし、引っ越し場所の移動距離が離れている場合、エアコン工事専門業者を引っ越し元と引っ越し先で2社依頼しなければならないケースもあるので、一概にどちらが安いかはハッキリと言えません。
費用だけでなく、手続きや工事日程の調整といった手間もあるため、ご自身のスケジュールや手間のかかり具合に応じて選択するといいでしょう。そこで、エアコンの移設を引っ越し業者に依頼する場合のメリット・デメリットもお伝えします。
エアコンの取り付けを引っ越し業者に依頼するメリット・デメリット
エアコンの取り付けを、引っ越し業者に依頼するメリットは以下の通りです。
- 引っ越しの手続きと同時にエアコン移設の申込ができる
- エアコンの取り外し、運搬、取り付けを1社に集約できる
- 引っ越し日と同日に取り外し、取り付けを依頼できる
このように、エアコンの取り付けを引っ越し業者に依頼する最大のメリットは手続きに関わる手間が少ないことです。
エアコン工事専門業者に依頼する場合は、引っ越しとは別にスケジュールを組み、業者の人に来てもらう必要があります。仕事が忙しかったり、エアコン工事の繁忙期に引っ越しが重なってしまったりした場合、希望の日程で工事に来てもらえないことがあるので気を付けましょう。ただ、エアコンの取り付けを引っ越し業者に依頼する場合のデメリットもあります。
内容は以下の通り。
- エアコン取付工事専門業者よりも基本料金が高めに設定されている
- 引っ越しの繁忙期には断られることがある
- 引っ越し会社が手配した業者に来てもらい、直接やり取りができないため話に齟齬が生まれる
引っ越し業者にエアコンの移設工事を依頼する場合は、その引っ越し業者が用意してくれた業者に来てもらうことになります。エアコンの取り外しだけなら問題ないかと思いますが、新居で配管工事が伴う取り付け工事が必要な場合は別途オプション料金がかかるケースもあります。その際、引っ越し業者を通じて状況を伝えることになるため、話が正しく伝わっておらずにトラブルへと発展する可能性もあるのです。
エアコンの引っ越しを頼むならエアコン専門業者がおすすめ
では、結局どちらにエアコンの引っ越しを依頼するのが正解なのでしょうか。
もっともおすすめなのは、やはりエアコン工事専門業者に依頼する方法です。なぜなら、引っ越し業者に依頼すると下請け業者が来るため、確かな技術があるのか・安心して任せられるのか・適正な価格で工事をしてくれるのかといったことが事前に把握できません。
実際に、工事当日に高額な料金を請求されて困惑したという話も耳にすることがあります。
必ずしもそのような業者ばかりではありませんが、中にはそのような業者もいるので業者の当たりはずれは運任せになってしまうのです。
エアコン専門業者であれば、早めに問い合わせをしておくことで引っ越してすぐに工事をしてもらうことも可能です。また、問い合わせに対して丁寧に応えてくれるのか、見積もりは細かく出してくれるのかといったことを確認すれば、安心して任せられる業者か判断できます。
運搬費が気になるようであれば、引っ越し業者に取り外しのみを依頼して、取付をエアコン工事専門業者に依頼するといいでしょう。
買い替えで不要になったエアコンの処分方法
エアコンを新規購入して、古いエアコンを処分する場合いくつかの方法があるのでそれらを参考に正しく処分しましょう。
取り外し、回収してもらう
エアコンの取り外し作業には専門の技術や道具が必要になります。ご自分で行うことも可能ですが、思わぬ怪我やトラブルに見舞われることもあります。専門の業者にお任せするのが安心です。
取り外してもらったエアコンは処分の手続きが必要です。エアコンは家電リサイクル法で定められた特定品目になるので粗大ゴミに出すことができません。次にあるいくつかの方法で検討して処分を行いましょう。
家電量販店に依頼する
エアコンを購入したお店で処分を依頼することが出来ます。その際にはリサイクル費用と運搬費用をお店に支払う必要があります。
自治体に依頼する
自治体にエアコンの処分を依頼することが可能な場合があります。その場合各自治体にあるホームページに処分のための方法が記載されているので確認しましょう。
不用品回収業者に依頼する
即時対応に適した業者は不用品回収業者が適切です。その他にも日程調整もしやすいのが特徴です。
注意点としては不用品回収業者に依頼する場合「一般廃棄物収集運搬業」の許可を得ている業者か、市町村の委託を受けている業者を選びましょう。
無許可での廃棄物処理は違法行為となりますので、トラブルにならないようにご注意ください。
部屋に取り付けたままにする
今いる住居が賃貸物件ならエアコンを取り付けたまま退去することも可能です。
その場合取り外しの費用やエアコン処分の費用を抑えることが出来ます。
ただし、エアコンを置いていく場合大家さんや管理会社に確認をする必要が出てきます。自分で勝手に判断するのではなく、エアコンの取り外し要不要を確認しましょう。エアコンの処分にはなにかと手間や費用がかかります。事前に余裕を持って確認事項をチェックすることをオススメします。
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エアコンの引っ越しを行う際のポイント
引越しの時エアコンを取り外して持っていく「移設」とエアコンを買い換える「新規購入」2つの選択肢があります。どちらの選択肢が良いかはエアコンのコンディションや新居の状況などによって変わってきます。
「移設」するか「新規購入」するかの判断は難しいもの、その判断するポイントを詳しくご紹介していきたいと思います。
エアコンの移設と買い替えを判断するポイント
引越しにはなにかとお金が掛かるものなるべく節約して行いたいと考える方もいらっしゃると思います。エアコンの状態によっては今あるものを使うより、買い替えてしまった方がかえってお得だったということもあり得ます。
まずは以下のポイントを参考にして、エアコンの状態を確認してみましょう。
寿命が近づいているサインが出ていないか?
エアコンは寿命が近づくと現れる症状がいくつかあります。今使っているエアコンの状態を正しく把握して買い替えの判断に役立ててもらえたらと思います。
①エアコンから異音がしたり、急に大きな音がしたりする。
- 送風のファン(室内機)やコンプレッサー(室外機)が壊れている可能性があります。
②エアコンからカビ臭い匂いがしたりする。
- エアコンのカビ臭さの多くはエアコン内部に発生したカビが原因だといわれています。
- カビの処理には専門業者にクリーニングしてもらう必要があります。
③冷風や温風が出なくなった。
- 電源を入れても冷風や温風が出ない時は、エアコン内部で空気の温度調節している冷媒ガスが漏れている可能性があります。
- フィルターの目詰まりも原因になりので定期的なお手入れは欠かせません。
④冷房時に、室内機から水が漏れる。
- 室内機から水がポタポタと漏れ出ている時は、ドレンホースの点検が必要になります。
⑤エアコンを動かすとブレーカーが落ちる。
- 長く使い続けているエアコンなどは内部でショートしたり、漏電をしている可能性があります。
- 室外機のコンプレッサーの故障によりブレーカーが落ちてしまうこともあります。
こんなエアコンの症状が出てきたら買い替え時期のサインです。お手持ちのエアコンの状態をチェックしてみましょう。
移設する時は「修理費用+移設にかかる費用」、買い替える場合は「取り外し・処分の費用+新規購入の費用」が、それぞれの費用の概算になります。
その2つを比較検討して、エアコンの引越し時にどちらを選ぶのかを判断して検討してみてください。
引越しの時にエアコンを移設する際の注意点
引越しするときに新居でエアコンが移設可能か前もって確認しておく必要があります。
「取り外して持っていったけど新居では取り付けられなかった……」なんてことにならないようにあらかじめ確認しておくポイントを紹介します。
配管穴や専用コンセントの有無を確認する
事前に確認することとして新居にエアコンの配管穴があるかとエアコン専用のコンセントがあるかどうか調べます。配管穴はエアコン本体と室外機を繋ぐ配管を通す穴のことです。もし新居に配管穴がないときは壁に穴を開ける工事を行うことが必要になります。
賃貸物件の時は、大家さんや管理会社の人にあらかじめ工事の確認をする必要があります。トラブルを避けるために工事前の確認は怠らないようにしましょう。
エアコンは非常に電力が大きいので専用コンセントで電力を供給する必要があります。通常のコンセントに繋ぐとブレーカーが落ちたり、時には火災が発生したりするリスクがあります。もしエアコンを設置する場所に専用コンセントがない場合増設を行わなければなりません。
エアコンの設置スペースはしっかりあるのか?
室外機とエアコン本体どちらも設置可能なスペースが確保できるのかしっかりと測りましょう。どのくらいのスペースが必要かはメーカーによって異なります。カタログにある記載内容を確認しておくことが大切です。
契約のアンペア数の確認
新居の電力の契約アンペア数を確認しておきましょう。
エアコン使用時の電力量が契約したアンペア数を上回ってしまうとブレーカーが落ちてしまいます。
他の電化製品も含めて稼働時にアンペアが足りているか計算しておきましょう。
エアコンのクリーニングは引越しと同時期に行うとお得って知ってる?
今使っているエアコン何年使っていますか?エアコンにも寿命というものがありますが、定期的にクリーニングを行うことによってその寿命を伸ばすことが出来ます。
せっかく新居に引っ越すのならエアコンのクリーニングも同時に行いましょう。
エアコンクリーニングがなぜ必要なのか?
新品のエアコンはキレイですが、しばらくエアコンを使っていると汚れが目立ってきます。汚れは外側だけではなく、内部の汚れもたくさんあります。エアコン本体のカバーを開けてみるとホコリやカビが大量にあることに驚いてしまいます。
ホコリやカビの発生条件として以下のようなものがあります。
- 冷房使用時に室内機から水が発生することにより湿気が上がります
- 暖かい空気はエアコン設置されている天井付近で温度が上昇します
- 室内に舞っているホコリ・ハウスダスト・ダニ・ペットの毛・タバコのヤニを吸い込んで運転するとカビの栄養になります
エアコンの内部は定期的な掃除を行っていないと、内部に溜まったホコリやカビを風といっしょに撒き散らしてそれらを吸い込んで生活していることになります。
ホコリやカビが含まれた送風は喘息やアレルギーの原因の一つになり得るので、特に小さいお子さんのいるご家庭は気を付けなければなりません。
引越しのタイミングでエアコンのクリーニングを行っておけば、キレイなエアコンの状態を取り戻すことが可能です。
エアコンクリーニングのメリットとデメリット
エアコンのクリーニングを行うと必ず存在するメリットとデメリットについて解説します。
エアコンクリーニングのメリットは、ホコリやカビを除去することによって省エネに繋がるところです。エアコンのホコリやカビが溜まりやすいところは熱交換機部分です。ホコリやカビが溜まると不衛生ということだけではなく、消費電力も増えて電気代も上昇します。
さらには汚れが溜まっていることによってエアコン自体のパワー・スピードも下がっていきます。エアコンのクリーニングを行い、本来持っていたエアコンの性能を発揮出来るようにしましょう。
エアコンクリーニングのデメリットとしては2つあります。
①時間がかかる
エアコンの分解クリーニングを行うには取り外したエアコンを業者が持ち帰って作業を行う必要があるため1週間ほど時間がかかります。
夏や冬など今すぐに使いたい時期などは避けて、使いたい時期より前にクリーニングを依頼するのが良いでしょう。
②断られる
10年以上経過したエアコンなどは、クリーニング作業時に故障する確率が高まるため業者から敬遠され断られる可能性が高くなります。
また引越し回数が多いエアコンに関しても同様で、この2つのケースの時はクリーニングを避けた方がよいでしょう。あまりに古いエアコンは引越しを機会に、買い替えを検討してみるのも良いかもしれません。
気になるエアコンクリーニング費用は?
エアコンのクリーニングについてさまざまな視点から解説してきましたが、その気になるクリーニング費用について紹介します。クリーニングにも種類があるのでそれも合わせてご紹介します。
簡易クリーニング
簡易クリーニングの場合の料金は、7,000円〜10,000円前後が相場の料金になっています。
壁に取り付けられたエアコンは設置状態のまま高圧洗浄いたしますので、作業時間も2時間程度あれば完了します。
分解クリーニング
分解クリーニングの場合の料金は、30,000円〜40,000円前後が相場の料金になっています。
エアコンを取り外して持ち帰って、工場での洗浄作業が必要になりますので、期間は1週間程度必要になります。
エアコンをよく使う夏や冬はクリーニング依頼が混み合うので、避けて依頼するのがオススメです。また料金も上がりますのでシーズン前にエアコンクリーニングを依頼しておくのがお得にエアコンクリーニングを行うコツです。
エアコン引越し時の原状回復ってどうするの?詳しく解説
原状回復とは!
わたしたちが快適な生活する上で欠かせないエアコン。そんなエアコンですが、賃貸物件でエアコンを取り付けたりすると引越し時に原状回復義務が発生するのがとても気になります。原状回復義務のことをよく知って、引越しの時に活かせるように詳しくご紹介します。
賃貸物件には原状回復義務がある
通常賃貸物件は、退去するとき入居した際の部屋の状態と同じにすることが定められています。ふつうに住んでいて生じた汚れや傷は借主の負担になることはありませんが、時には高額な請求をされることもあります。引越し前に原状回復のことをよく知り、トラブルを回避することが賢い引越しに繋がると思います。
エアコン取り付けでの原状回復義務について
原状回復はエアコンを取り付けた際にも発生します。賃貸物件にエアコンを取り付けるために、穴を空けたり、ビスを打ったりするためです。
さらにエアコンの取り付けを想定していない部屋にエアコンを取り付ける場合、穴を開けてエアコン本体(室内機)とコンプレッサー(室外機)を繋ぐための直径5cm〜10cmくらいの穴開けが必要になります。
ほかにもエアコンによっては専用のコンセントプラグに変更することや専用回路の増設工事なんてのも発生したりします。ただ国土交通省の定める「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、エアコン設置などのふつうの生活に必要なので、原則的には借主には負担義務は発生しないと記載されています。
そうはいっても大家さんや管理会社に言わず勝手にエアコン工事行ってしまうとトラブルになる恐れがあるので、エアコンの工事の際は事前に大家さんや管理会社に相談しましょう。
エアコン原状回復工事の費用はいくら?
エアコンの現状回復ではエアコンの取り外し作業や残った跡や穴の補修を行います。エアコンの水漏れを起こして壁を侵食した場合は大がかりな補修が必要です。
エアコン専用のコンセントも必要になるので、分電盤の交換をすることがあります。
原状回復の内容 | 費用の目安 |
---|---|
エアコンの取りはずし | 5,000~30,000円/台 |
壁紙の張り替え | 900~1,200円/㎡ |
ビス穴をふさぐ | 20,000~50,000円 |
スリーブ穴をふさぐキャップ | 2,000円 |
入居する前にエアコンについて確認しておこう
賃貸物件を借りるときは、エアコンの設置や交換を無断で行うと、退去時にトラブルになりやすいため事前に大家さんや管理会社に相談・確認を行うことが大事です。自分で設置したエアコンを無断で置いていったりすると撤去費用が請求されることもあります。特に古い物件などではエアコンが設置可能かどうかも含めて内見時によく確認しておくことが必要です。
エアコンの設置を自分で行うと大きな費用負担になり、修理の際も自分で費用負担しなければなりません。入居前の賃貸物件にエアコンが設置されていない時、別件探しの段階であればエアコン設置を交渉材料にするという手もあります。空室期間が長い物件であれば大家さん負担でエアコン設置してくれるケースもあります。
後々のトラブルを避けるためにも、原状回復が必要ない状況にしておくのも賢い方法かと思います。自分で納得できる方法を選んでみてください。
エアコンの家の中の配置換えだけって依頼できるの?
エアコンの引越しといっても、同じ家の中で移設したいという方がいらっしゃいます。隣の部屋に移すだけでも専門な知識と技術が必要です。家の中でのことでもエアコン業者にお任せしましょう。
不安や不満がなくスムーズに移設するためにも、事前に移設の方法や費用についてよく確認が必要です。移設だけではなくて、買い替えした方が良いケースがありますのでポイントを抑えて解説します。
エアコンの家の中の移設だけを依頼した時の費用
エアコンを家の中で移設する時の基本作業は以下の通りです。
- エアコン本体と室外機を取り外す
- 新しい設置場所にエアコン本体と室外機を取り付ける
エアコンの引越しと違って移設だけならエアコンの運搬費用がかかりません。
移設費用は20,000円〜30,000円程度が相場です。
ただし新しい場所の状況によっては、追加工事などが必要となることもありますのでよく確認しておきましょう。
追加工事の内容 | 費用の目安 |
---|---|
壁の配管穴開け | 5,000円〜20,000円程度 |
配管取り付け | 2,000円~3,000円程度(1mあたり) |
専用コンセントの増設 | 12,000円~15,000円程度 |
電圧の変換工事 | 2,000円~ |
室外機の特殊設置 | 12,000円〜25,000円程度 |
エアコン移設より買い替えた方がいい時もある
エアコンの移設よりこれを機会に買い替えた方が良い時があります。それは移設先の部屋が広くなる時と、使っていたエアコンが古い時です。エアコンはお部屋の広さに応じてサイズが違います。小さな部屋で使っていたエアコンを広い部屋に持ってきても冷暖房が足りていないなんてことにもなりかねません。部屋に広さにあったエアコンを取り付けることをオススメします。
エアコンの耐用年数は一般的に10年程度と言われています。今お使いのエアコンが7〜8年ほど使っているなら、今後故障する可能性が高まってくるので買い替えておくのも良いかもしれません。それに新しいエアコンは省エネ性能も高くなっているので電気代の節約にも繋がります。
エアコンの移設を頼む業者はどんな風に選ぶ?
エアコンの移設を行うとき業者に依頼するポイントはどんなところにあるのでしょうか。エアコンの移設では後々トラブルが起こらないように信頼のおける業者を選びたいところです。
エアコン業者を選ぶ際に参考にしたいポイントがあります。
- エアコンの知識や工事実績が豊富なこと
- 移設に必要な内容や費用について詳しく教えてくれること
エアコン業者のWEBサイトやお問い合わせした時の対応、周りの人たちの口コミや評価などをよく調べて信頼のおけるエアコン業者を探してみてください。
ライフテックスでもエアコンの移設を行っています。お気軽にお問い合わせ・ご相談いただけたらと思います。ライフテックスではエアコンの撤去・取付を行っております。型落ちのエアコンの販売もございます。エアコンの引っ越しをする際は是非弊社にお気軽にお問い合わせください!
引っ越しを機にエアコンを買い替えるなら「本体+標準工事費+同日送料コミコミパック」がお得
ライフテックスでは、エアコンセットが激安価格で買える期間限定の特大キャンペーンを実施中です。引っ越しでエアコンの買い替えを検討している場合、お得にエアコンを購入・取り付けすることができます。
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また、引っ越し業者や家電量販店に断られやすい隠蔽配管工事も承ることが可能です。買い替えをご検討中の方は、ぜひ一度当社にご相談ください。
まとめ
エアコンの引っ越しでかかる費用相場は以下の通りです。
新品エアコンの取り付け | 13,750~22,000円(税込) |
---|---|
中古エアコンの取り付け | 7,700~16,500円(税込) |
エアコンの引っ越し・移設 | 8,800~24,200円(税込) |
この金額に、運搬費や配管延長費などがかかった場合に追加費用がかかります。引っ越し業者にも移設を依頼することはできますが、どのような下請け業者が来るかわからないためあまりおすすめはできません。事前に安心して任せられる業者かを判断できるエアコン工事専門業者に依頼するのがベストです。
引っ越しでエアコンを移設する場合、同時にクリーニングを行うと新居できれいな状態のエアコンを使用できます。また、引っ越しの際にクリーニングを行うと、料金もお得です。エアコンを自宅内で配置換えすることも可能です。自分で行うことも不可能ではありませんが、専門知識が必要なので必ず専門業者に依頼してください。
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