B-CASカードのエラーの原因やすぐ直せる対処法・カードの購入方法を徹底解説
「突然B-CASカードに関するエラーメッセージが表示されてテレビが見られない!?」
B-CASカードとは、テレビの背面やレコーダーに差し込む赤色、青色のカードです。
このカードが読み込めないと地デジやBS/CS放送は視聴できません。
B-CASカードの読み込みがうまくいかないときは、一度抜いてから正しく入れ直せば解決することが多いです。
正しい入れ方はこちらをご覧下さい!
しかし2~3回カードの抜きさししても直らない、または一時的に直っても頻繁にエラーメッセージが表示される場合は「B-CASカードの破損」「テレビやレコーダーの不具合」「アンテナの不具合」のいずれかが原因です。
この記事では、以下の内容を詳しく解説しています。
- 正しいB-CASカードの入れ方
- 考えられる4つの原因とそれぞれの対処法
この記事を読めば誰でもすぐにB-CASカードのエラーを解決できるでしょう!
では早速見ていきましょう。
B-CASカードに関するエラーコード一覧
テレビ画面に表示されるエラーメッセージのうち、B-CASカードに関連するものを以下にまとめました。
B-CASカードが原因ではないエラーコード一覧
代表的なB-CASカードに関するエラーコードと対処法をお伝えしましたが、テレビには他にもエラーコードが表示されます。
そこで、B-CASカードが原因ではないエラーコードと対処法を合わせてお伝えするので、不具合解決に役立ててください。
ご覧のチャンネルのカスタマーセンターへ連絡してください。
チャンネルを変更してください。
画質、音質などが少し悪くなり、音楽情報が表示できないこともあります。
アンテナとの接続を確認して電源を入れなおしてください。
本機の電源を切り、ショートの原因を取除いてから、電源を入れ直してください。
E202エラーが表示された場合は「テレビが映らない!エラーコード「E202」が表示された時の対処法」の記事をご覧ください。
今回表示されているエラーコードがB-CASカードに関するものだった場合は、B-CASカードの不具合なのか、テレビ側の不具合なのか確認していきましょう。確認方法は、次の章でお伝えするので、さっそくチェックしてくださいね。
B-CASカードのエラーの原因は何?確認方法
まずはエラーの原因がテレビにあるのか、カードにあるのか確かめてみましょう。
- テレビの電源を切り、電源コードを抜きます。
- 他のテレビのB-CASカードと入れ替えてみます。
- それぞれのテレビやレコーダーなどの電源コードをさして、電源を入れます。
カード入れ替えたら正常に映った場合
B-CASカードを別のテレビやレコーダーに差し替えて正常に映る場合は、B-CASカードではなくテレビ・レコーダー本体に問題があると考えられます。
カードを入れ替えても映らない場合
反対に、入れ替えるまで正常に映っていたテレビやレコーダーが入れ替え後に映らなくなればB-CASカードに不具合があると考えられます。
家にある全てのテレビ・レコーダーが映らない場合
電波を受信しているアンテナに問題があると考えられます。
1.B-CASカードの接触不良が原因の場合
対処法1.B-CASカードを正しく入れ直す
B-CASカードが接触不良を起こすと、エラーメッセージが表示されます。
接触不良を直すため、B-CASカードを正しく入れ直してみましょう。
- テレビ本体のスイッチで電源を切り、電源コードを抜きます。
- B-CASカードの挿入口から、まっすぐにカードを取り出す
- カードの向きに注意して入れる
- テレビの電源コードを入れなおして、本体の電源スイッチで電源を入れる
B-CASカード挿入口の位置、カードの向きはテレビの機種により異なります。くわしくはお使いのテレビの取扱説明書でご確認ください。
対処法2.B-CASカードの汚れを拭き取る
B-CASのICチップ(金色に光っている部分)に汚れやほこりが付着し接触不良を起こす場合があります。B-CASカードを抜いたら、裏面にあるICチップを乾いたやわらかい布などで、汚れを優しく拭き取りましょう。
ティッシュなどのざらざらした布や紙などで強くこすると、ICチップが傷つき故障する恐れがあるので注意しましょう。
また、テレビ側のカードリーダー内のゴミが接触不良を起こしている場合もあるので、掃除機などによりゴミを取り除いてみるといいかもしれません。
汚れを拭き取っても解決できない場合、ICチップに接点復活剤を塗るという方法もあります。
出典:Amazon.co.jp接点復活剤とは電子部品の電気接点の汚れを取り除き、接触不良を解消する洗浄剤です。
しかし公式に推奨されている方法ではないのであくまで自己責任で行いましょう。
その他インターネット上では
- ICチップを鉛筆で軽く擦る
- カードの背面にビニールテープや厚紙などを貼り接触を良くする
といった方法も見られますが、ICチップやテレビのカードリーダーが破損する可能性があるのでこれらも自己責任で行いましょう。
2.B-CASカードが破損している場合
カードの抜き差しやICチップを拭いても直らない場合B-CASカードが破損していると考えられます。
また抜き差しで一時的に正常に映っても、頻繁にエラーが発生する場合はカード自体に不具合がある可能性が高いです。
B-CASカードが破損している場合は交換が必要となります。この項目では、B-CASカードの交換方法を解説します。
B-CASカードはどこで買える?B-CASカードの交換方法
出典:一般向けカード | B-CAS(ビーキャス)B-CASカードはネットショップや家電量販店で入手することはできません。発行元である「株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ」に申請することで再発行が可能です。
申込は電話もしくはインターネットで連絡する方法があります。利用者に責任のある破損、テレビを購入してから3年以上たっている場合は2,160円(送料込・税込)が必要となります。
申し込みをすれば、2~3日で自宅に代引きで届けてくれます。
手数料 | 機器購入後3年以内かつ取扱い不備でない故障:無料 破損、紛失、中古機器購入、盗難を理由とする再発行 1枚 2,160円(送料・消費税込) |
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WEB申し込み | B-CASカード再発行のお申込み(仮申込み)|B-CAS(ビーキャス) |
カスタマーセンター | お問い合わせ 電話 0570-000-261 IP電話 045-680-2868 【受付時間 】AM10:00~PM8:00(年中無休) |
3.テレビやレコーダーの不具合が原因の場合の解決策
別のテレビやレコーダーに差し替えたら正常にテレビを視聴出来た場合、テレビ・レコーダー本体に問題があると考えられます。
対処法1.テレビを再起動する
まずはテレビの再起動を試してみてください。以下の手順でテレビの電源を入れ直してみましょう。
- テレビ本体の電源ボタンを押して電源を切る
- 約1分後に再度電源を入れる
再起動だけで映らなかった場合は、以下の手順でコンセントも一度抜いてみましょう。
- テレビの電源をオフにした状態でコンセントを抜く
- 約1分後に再度差し込んで電源を入れる
テレビの再起動方法はテレビの機種により異なります。くわしくはお使いのテレビの取扱説明書でご確認ください。
対処法2.テレビや周辺機器の修理・買い替え
B-CASカードの差し替えや再起動でも直らない場合、テレビが故障している可能性が高いです。
メーカーの保証期間内でしたら、無償もしくは割引で修理や交換をしてもらえます。
ただし、メーカーの保証期間外で販売店独自の延長保証サービスなどをご利用の場合は、メーカーではなくテレビを購入した販売店にご相談ください。
保証期間が過ぎていた場合は、有償の修理が必要となります。
しかし、経年劣化が進んだテレビは修理するより、買い替えの方が安く済むこともあります。まずは見積もりをとり、金額があまりにも高額であった場合は買い替えを検討することをおすすめします。
対処法3.アンテナケーブルを接続し直す
テレビに接続されているアンテナケーブルに問題がある場合もあります。
まずはケーブルを再接続してみましょう。テレビの電源を切って、アンテナケーブルを差し込み直してください。
その際に、以下の点を確認してください。
- ケーブルがしっかり差し込まれているか
- アンテナプラグの先端が曲がったり折れたりしていないか
- ケーブルに断線がないか
- 端子を間違った場所に接続していないか
これらに問題がなければ、アンテナケーブルが原因でないことがわかります。
4.アンテナに原因がある場合の解決策
家のテレビ全体が映らない場合アンテナに原因があると考えられます。
この項目ではアンテナの調整の方法を解説していきます。
対処法1.アンテナの向きを調整
台風などの影響でアンテナの向きがおかしい場合は、電波がうまくキャッチできていない可能性があります。
アンテナの向きを調整する方法は以下の手順です。
- 「A-PAB一般社団法人 放送サービス高度化推進協会」の、2段目の「住所・郵便番号から探す」で最も自宅に近い電波塔を調べる
- アンテナを近くの電波塔の方向に向けて調整する
- テレビの映りを確認する
- 2~3を繰り返し、テレビが正しく映る角度で固定する
ただし屋根上や外壁などの高所にアンテナが設置されている場合は、自力で調整するのは非常に危険です。専門の業者にお願いしましょう。
アンテナの向き調整を業者に依頼した場合の費用相場は5,000円~15,000円となります。
アンテナの方向調整については下記記事で詳しく解説しております。ぜひご覧ください。
【関連記事】すぐわかる!アンテナの正しい向きの確認。方法と費用を解説します
対処法2.アンテナの修理・交換
台風や強風でアンテナが倒れ、故障してしまった場合は、交換や修理が必要です。
また、アンテナ本体の寿命は10年ほどですので、長く使用している場合は寿命が原因である可能性があります。
修理費用はこちらの通りです。
アンテナ修理の内容 | 業界の費用相場※ |
---|---|
向き調整 | 5,000円~15,000円 |
立て直し | 10,000円~25,000円 |
ブースター交換 (もしくは新規追加) | 15,000円~30,000円 |
分配・配線工事 | 10,000円~ |
撤去・処分 | 4,000円~ |
※アンテナの種類や設置場所によっては高所作業費や部材費などで追加費用がかかる場合もあります。
自分でアンテナ修理はできる?
アンテナ修理は専門的な知識が必要です。知識がない人が触ることで状態が悪化してしまう可能性があるので、知識がない状態でアンテナ修理を行うのはおすすめできません。
また、場合によっては高所作業が必要になるので、危険が伴う可能性があります。
アンテナ修理をしたい場合は、専門業者に任せましょう。知識や経験がある専門業者であれば、エラーが発生する原因をすぐにつきとめてくれます。
高所作業も安心して任せられるので、相談してみましょう。
アンテナ修理については「アンテナ修理の費用相場と業者の選び方!自分でできる対処法も詳しく解説」で詳しく解説しております。ぜひご覧ください。
アンテナ修理・交換はライフテックスにおまかせ
ライフテックスは年間8,000件の実績を持つアンテナ工事専門業者です。アンテナの設置・交換からアンテナ修理まで、アンテナに関することなら幅広く対応できます。
もしもアンテナの交換が必要になった場合、料金を心配される方が多いかと思いますが、ライフテックスは格安でのアンテナ工事を行っているので安心です。
安さの秘密は以下の3つ。
- 代理店を挟まず中間マージンをカット
- 大量仕入れで安く在庫を確保
- 各工事担当者の技術力・経験でコスト削減
安くても確かな品質のアンテナを、確かな技術力で設置いたします。
ライフテックスの対応地域は以下を参考にしてください。
東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県/群馬県/栃木県/茨城県/大阪府/京都府/兵庫県/奈良県/滋賀県/愛知県/静岡県/宮城県/山形県
※一部対応できないエリアがございます
アンテナの向き調整で困っている場合や、アンテナの故障が疑われる場合などは、ぜひ一度ライフテックスにご相談ください。
まとめ
B-CASカードエラーの原因は以下となります。
- 接触不良
- B-CASカードの破損
- テレビ・レコーダーの不具合
- アンテナの不具合
多くの場合はB-CASカードの抜き差しや、ICチップの汚れを拭き取ることで簡単に直ります。
しかしB-CASカードそのものが故障していると、テレビは映りません。発行元に連絡して、新しいB-CASカードを手に入れましょう。
またテレビ本体が故障している場合はメーカーや家電量販店に問い合わせて、修理、もしくは買い替えを行いましょう。
トラブルの原因がアンテナにある場合は、自分で解決することは大変です。プロのアンテナ専門業者にお任せしましょう!
よくある質問
B-CASカードのエラーを解決する方法はありますか? B-CASカードの読み込みがうまくいかないときは、一度抜いてから正しく入れ直せば解決することが多いです。 アンテナに原因がある場合の解決策を教えてください。 アンテナが原因の不具合があるときは、アンテナの専門業者に依頼してみましょう。 専門知識と確かな技術があるプロが、アンテナの調査や修理を行うので安心です。 特におすすめの専門業者はライフテックスです。年間8,000件の工事実績で倒壊ゼロ、事業年数10年以上で安心感があり、さらに自社施工で中間コストがかからないので格安での工事が可能な会社だからです。
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