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中古エアコン購入時に見るべき8つのポイント|費用や設置手順も解説

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中古エアコン購入時に見るべき8つのポイント|費用や設置手順も解説

エアコンの取り付け料金は?自分でDIYと工事業者に依頼する費用を比較

「中古エアコンを購入しても大丈夫?」
「中古エアコンを選ぶ場合はどうすれば失敗しない?」

費用面の問題から、中古エアコンを検討している人もいるでしょう。しかし、中古エアコンは選び間違えるとすぐに壊れたり、部品が足りず取り付けができなかったりするリスクがあります。そのため、事前に選び方を理解しておくことが大切です。

また、設置方法も専門業者に依頼するか、DIYで取り付けるかを選ぶ必要があり、費用や手間などを考慮して決定しなければなりません。そこで、この記事では中古エアコンの選び方・費用・安く取り付ける方法を解説します。DIYの設置手順も画像付きでしょうかいしていますので、ぜひ最後までお読みください。

  1. 中古エアコンの購入はあり?なし?
  2. 中古エアコンを選ぶメリット・デメリット
    1. 中古エアコンのメリットについて
    2. 中古エアコンのデメリットについて
  3. 中古エアコン購入時の8つのポイント
    1. ポイント①施工者を確認
    2. ポイント②エアコン製造年数(製造年月日)を確認
    3. ポイント③付属品の確認
    4. ポイント④エアコンの洗浄・整備・点検の確認
    5. ポイント⑤冷媒ガスが入っているか確認
    6. ポイント⑥販売先の確認
    7. ポイント⑦保証期間の確認
    8. ポイント⑧送料の確認
  4. 中古エアコンの失敗談!
  5. 中古エアコン取り付け費用
  6. 中古エアコン取り付け工事費用を安くするには?
    1. エアコン取付専門業者を探す
    2. DIYで中古エアコンを自分で取り付ける
  7. DIYで中古エアコンを設置する方法
    1. DIYで自分で行う中古エアコン設置に必要な作業
    2. 取り付けに必要な機材について
      1. レンタルした方がお得なエアコン取り付け機材
      2. 購入した方が良いエアコン取り付け機材
      3. エアコン取り付けの時に必要な購入部材
    3. 取り付け作業のやり方
      1. エアコンの据付板を取り付ける
      2. エアコン本体を取り付ける
      3. 室外機の配管を接続する
      4. 真空引き(エアパージ)を行う
      5. ガス漏れがないか確認作業をする
      6. 冷媒ガスを解放し、各部の点検を行う
      7. 配管穴にパテ埋めを施す
      8. エアコンの試運転を行う
      9. DIYでエアコン取り付け・設置を行うときの費用
  8. 自分でエアコンを取り付ける場合は失敗のリスクがあることを理解しておく
    1. エアコンの取り付け工事で失敗しやすい作業3選
      1. ①真空引きを失敗してしまう
      2. ②配管を折ってしまう
      3. ③冷媒ガスが漏れてしまう
  9. エアコン購入と設置を格安でしたいなら「本体+標準工事費+同日送料コミコミパック」
  10. まとめ

中古エアコンの購入はあり?なし?

そもそも、中古エアコンを購入してもいいものなのかとお悩みの人もいるでしょう。結論から言うと、中古エアコンを購入しても問題ありません。中古エアコンで気をつけるべきなのは、購入時の選び方です。どこをチェックするかを理解せずに購入してしまうと、すぐに壊れてしまうなどのリスクがあります。実際に中古エアコンを選ぶ前に、見るべきチェックポイントを理解しておき、正しく選ぶようにしましょう。

中古エアコンを選ぶメリット・デメリット

メリットデメリット

中古エアコンは「すぐに壊れてしまうのでは?」「衛生的に汚いのでは?」などといった不安を抱いてしまうかと思います。しかし、中古エアコンでも正しく選べばそんな心配はなく、むしろ新品エアコンにはないメリットがあります。

エアコン購入で中古か、新品か迷っている人たちも中古エアコンの特性をよく理解してお得にエアコン購入しましょう。中古エアコンの購入を検討している人たちに向けて、メリット・デメリットを詳しく解説していきます。

中古エアコンのメリットについて

メリット

まず中古エアコンのメリットは、新品のエアコンに比べて販売価格が安いことが挙げられます。家電量販店で売られている新品のエアコンは10万円以上するものが多く、対応畳数が大きいほど販売価格は高くなっていきます。中古のエアコンはスペックや年式や購入時期によって価格に変動がありますが、定価の半分以下で販売されているものを見つけることが出来ます。また、中古のエアコンでも機能が落ちることなくキレイなエアコンを購入することが出来ます。

中古エアコンが使われていたままの状態で売られていることは個人で買売するフリマアプリなどでなければほとんどありません。商品として販売する前にエアコンのチェック・分解・洗浄されて合格したものだけが店頭に出されているからです。

性能に関しても、数年の型落ち製品なら大きな性能差はないため、販売されているエアコンの年式などを確認してそれほど昔のものでなければ購入を検討すると良いでしょう。これらの理由から、購入の予算が限られている場合には、中古のエアコンの購入を考えてみると良いでしょう。

中古エアコンのデメリットについて

デメリット

中古エアコンを購入を考えているのであれば、デメリットも理解しておきましょう。まず、中古エアコンは購入先によって保証がないことがあります。エアコンを取り付ける際の不具合やエアコンが故障した場合の時も考えて保証がどれだけついているか確認しておきましょう。購入するエアコンの年式にもよりますが、古いエアコンになると耐用年数が短いことがあります。

10年以上経過しているエアコンだと、修理が必要になった時にメーカーにパーツがない可能性もあります。中古エアコンを長く使いたい時には必ずエアコンの年式や製造年月日を確認しておきましょう。またエアコンの取り付け工事費用は一般的なエアコンで最低でも2万円が必要になります。20畳以上に対応する大型のエアコンとなると5万以上かかることもあるので、取り付け費用の金額も合わせて確認する必要があります。

中古エアコン購入時の8つのポイント

中古エアコン購入時の8つのポイント

中古エアコンを購入する時にどんなことに気を付けて購入したら良いかわからない、という方は多いと思います。中古エアコン購入時に押さえておくべきポイントを知ってお得に中古エアコンを購入しましょう。

中古エアコンの購入時のポイントは以下の通りです。

  • ① 施工者を確認
  • ② エアコン製造年数(製造年月日)を確認
  • ③ 付属品を確認
  • ④ エアコンの洗浄・整備・点検の確認
  • ⑤ 冷媒ガスの確認
  • ⑥ 販売先の確認
  • ⑦ 保証期間の確認
  • ⑧ 送料の確認

それでは、中古エアコン購入前に確認しておくべきポイントを詳しくご紹介していきます。

ポイント①施工者を確認

中古エアコンを購入する時のポイントひとつ目は施工者です。ここで言う施工者とは「販売しているエアコンを実際に取り外した人」のことを指します。エアコンを取り外した際、知識のない素人が外した場合とエアコンの知識と技術を持つ専門の業者とでは全く違います。専門の人ならエアコンに関する知識と技術を持ち合わせているので、再度エアコンを取り付けられる状態を維持したままエアコンを取り外すことができます。

具体的には以下の作業が行えているかどうかです。

  • ドレンホース処置
  • 補助配管処置
  • ポンプダウン(ガス回収)

これらの作業が行えていないと再度エアコンを取り付けることが難しくなり、追加費用が発生したりエアコンが故障してしまったりします。中古のエアコンを購入する際非常に重要なポイントになるので必ず確認しましょう。

ポイント②エアコン製造年数(製造年月日)を確認

エアコン製造年数製造年月日を確認

中古エアコンを購入する時のポイントふたつ目は、エアコンの製造年数です。製造年数を確認する理由は、どのくらいエアコンが使用可能かを予測するためです。メーカーではエアコンの耐用年数を10年程度と定めています。中古のエアコンといえど、エアコンを使用出来る期間は同じです。そのため、製造年数がわかればどの程度エアコンが使用可能かを予測することができます。

また、メーカーのパーツ保有最低年数が10年と決まっているので、それ以上古いエアコンだと修理が必要になった際にパーツを揃えることができず、新しいエアコンを購入しなければいけなくなります。そのため、エアコンの製造年数は必ず確認してください。

ポイント③付属品の確認

付属品の確認

付属品は中古エアコンを購入する前にチェックを怠らないようにしてください。なぜなら、付属品がなければエアコンを動作させることが出来なくなる可能性があるからです。

以下の付属品をエアコン本体と一緒に確認しましょう。

  • 銅管
  • 電気配線(VVF)
  • ドレンホース
  • 延長用のドレンホース
  • 室内機用の背板
  • リモコン(電池も確認)
  • 取り扱い説明書

特に、銅管・電気配線・延長用のドレンホースは付属品としてついていないケースが多くあります。これらは、エアコンを取り付けるためには必須です。会社が販売している中古エアコンは付属品が必ずついていますが、個人で買売するオークションやフリマアプリでは特に注意しなければなりません。

エアコンに精通していない方が販売していることも考えられるので、エアコンを取り外した時に付属品が必要と判断できず、そのまま販売している可能性もあります。付属品はエアコンの設置や稼働に重要であるため、必ず確認しましょう。

ポイント④エアコンの洗浄・整備・点検の確認

エアコンの洗浄整備点検の確認

販売されている中古エアコンの中には、取り外してそのまま販売しているケースもあります。エアコンのフィルター掃除程度なら知識のない業者でもできますが、シロッコファンや熱交換器などの洗浄が難しいところは、エアコンに精通している個人や専門の業者でないと洗浄できません。
またエアコンを使用していたご家庭でタバコを吸っていたり、ペットを飼っていたりする場合は、内部がかなり汚れていたりアレルギーになるような物質が残っている可能性もあります。

他にもカビなどが付着している場合もあるので、中古エアコンはクリーニング洗浄しているのかチェックしておく必要があります。また、中古エアコンがどのように扱われていたのかを調べておくことで、実際に使う時のリスクを減らすことが出来ます。中古エアコンに関しての詳しい情報を調べて、快適に使える中古エアコンを探し出しましょう。

ポイント⑤冷媒ガスが入っているか確認

ポイント⑤冷媒ガスが入っているか確認

エアコンは冷媒ガスが入っていない場合や不足している場合には、冷たい風や暖かい風は出て来ません。もしも、冷媒ガスが足りていない中古エアコンを購入してしまうと、エアコンを取り付けた後に予期せぬ追加料金が発生します。冷媒ガスが入っているかの確認は、中古エアコンを販売している先に「ポンプダウン」しているか、「ガス回収」しているかを確認してください。

エアコンに対する知識や技術のない人だとキチンと「ポンプダウン」や「ガス回収」を行っていない可能性がありますので十分注意しましょう。

ポイント⑥販売先の確認

ポイント⑥販売先の確認

引用:楽天

中古エアコンを販売している先はさまざまなところがあります。実店舗であったり、ネット販売であったりと数多くの中古エアコンが取引きされています。中古エアコンを選ぶときに、不具合がなくお値段が手頃な価格の中古エアコンを手に入れるためには、販売先がどんな中古エアコンを販売しているのか確認しておくことも大切です。

  • 汚れや埃などがないか
  • 付属品は揃っているのか
  • エアコン動作時に異音が発生しないか
  • エアコン本体から水が漏れたりしないか
  • 冷媒ガスが漏れていないか

中古エアコンを購入する時に必要なチェックポイントを押さえておくと良いでしょう。トラブルに巻き込まれないためにも事前によく調べてから中古エアコンを購入しましょう。

ポイント⑦保証期間の確認

ポイント⑦保証期間の確認

中古エアコンを購入する上で、保証がどの程度ついているかも重要です。中古エアコンを購入する場合、以下のようなさまざまなトラブルが起こる可能性があります。

  • 中古エアコンを購入してすぐに壊れてしまった
  • 中古エアコンを開けてみたら汚れや埃がたくさんあったので交換したい
  • 冷媒ガスが不足していてエアコンが冷えなかった

もしトラブルが起こってしまっても、保証があれば安心です。中古エアコンを個人で販売しているようなオークションやフリマアプリなどは、当然ながら保証がありません。そのため、トラブルがあっても対応してもらえないため、避けた方がいいでしょう。

メーカーの保証も「1年保証」が基本なので、中古エアコン購入時には切れているケースがほとんどです。つまり、販売先が何らかの保証を付けてくれない限り、中古エアコンの保証はないと考えておきましょう。
しかし、よく探せば販売先で中古エアコンに保証を付けてくれるところはあるので、中古エアコン購入時に確認してみましょう。

ポイント⑧送料の確認

ポイント⑧送料の確認

中古エアコンを購入する際に送料が無料なのか、別途送料がかかるのか確認しておく必要があります。エアコンは家電製品の中でも大型で重く、発送地域によっては送料が高額になる可能性があるからです。事前に送料のことを調べておくとさらに中古エアコンをお得に購入することが出来ます。

中古エアコンの失敗談!

中古エアコンの失敗談

節約のために中古エアコンの購入を考える方が多いでしょう。しかし、適切に中古エアコンを選ばないと購入後に後悔してしまう可能性があります。

以下は、中古エアコンで失敗した方のブログです。
「エアコン激安館」でエアコンを購入し酷い目にあいました。
エアコンそのものが1年で故障し、ショップの対応も酷いものだったようです。中古エアコンをしっかりと選ぶことや、購入店選びの重要性がわかります。

中古エアコン取り付け費用

専門業者に依頼した場合の中古エアコン取付工事の相場は以下の通りです。

中古エアコンの取り付け費用
7,700~16,500円(税込)
中古エアコンの移設・引越し費用
8,800~24,200円(税込)

上記は基本料金の金額であり、プラスして以下のような追加工事費用が発生するケースが多くあります。

配管パイプの購入費用
1mあたり3,300円(税込)
冷媒ガスの補充費用
16,500~22,000円(税込)
室外機の特殊設置
15,400円~(税込)
化粧カバーの取り付け
11,000円~(税込)
真空引き
22,000円~(税込)

中古エアコンの取り付け工事では、追加の取付工事費用も込みで考えておかなければ、想定以上の出費になることもあります。

中古エアコン取り付け工事費用を安くするには?

中古エアコン取り付け工事費用を安くするには?

中古のエアコンは本体価格が大幅に安くなるというメリットがあります。しかし、安く購入したとしても取付について理解していなければ、トータルで割高になってしまうこともあるので注意が必要です。ここでは中古エアコンを安く取り付ける方法をご紹介します。

エアコン取付専門業者を探す

中古エアコン B

中古エアコンを取り付けてくれる専門業者をいくつか探してみましょう。エアコンの取り付け業者の工事費用は値段がさまざまです。エアコン取り付け業者の値段を比較したら5,000円も違っていた!なんてことがあります。複数社から見積もりを出してもらい、費用の詳細を比較して決めるのがおすすめです。

DIYで中古エアコンを自分で取り付ける

中古エアコン A

中古のエアコンを自分で取り付けることが出来れば費用を大幅に削減することができます。ただし取付工事に必要な工具をあらかじめ用意することが可能な人に限ります。エアコンの取付工事で必要な工具の中には非常に高価なものがあり、一から工具を揃えると、専門業者に依頼するよりも費用が嵩んでしまいます。

エアコンの取付工事にさまざまな方法がありますが、ご自分の状況とよく照らし合わせ、よく検討して選ぶことをおすすめします。取付工事費用を比較する、DIYで自分で取り付けるなどして、取付工事費用を節約しましょう。

DIYで中古エアコンを設置する方法

diy

中古のエアコン取付工事を専門業者に依頼する際の費用は1万〜2万円ほどが相場です。決して安くない金額のため、エアコン取り付け工事をDIYで自分で行う人もいます。しかし、エアコンの工事は専門的であるため、DIYの情報は比較的少なめです。そこで、中古エアコンをご自分で取り付けようとしている人たちに向けて「DIYでやる中古エアコン詳しい設置方法」を詳しく紹介します。

DIYで自分で行う中古エアコン設置に必要な作業

aircon toritsuke

エアコン取り付け作業はいくつかの工程に分かれています。必要な作業工程をあらかじめチェックしておくとスムーズにエアコンの取り付け作業を行うことが出来ます。

  • 据付板を取り付ける
  • 室内機の取り付け
  • フレア加工
  • 冷媒配管をトルクレンチで接続する
  • ドレンホースの接続
  • 室内機側の配管接続を行う
  • 室外機側の配管接続を行う
  • Fケーブル取り付け作業
  • 真空引きを行う
  • 真空・ガス漏れの確認
  • 冷媒ガスの解放
  • 渡り配線の接続
  • 配管接続部分の点検
  • パテ埋め作業
  • エアコンの試運転

作業工程がたくさんありますが一つ一つは難しくはありません。手順を間違わず行えば取り付けできます。

取り付けに必要な機材について

エアコンの取り付け工事を行うには必要な機材がいくつかあります。機材にはレンタルした方が良い機材と購入した方が良い機材がありますので、レンタルと購入どちらを選択すべきかについて説明していきます。

レンタルした方がお得なエアコン取り付け機材

horse toritsuke

レンタルで揃えた方がいい機材は以下の通りです。

レンタルする機材
機材の主な用途
トルクレンチ
冷媒配管の接続
電気ドリル
エアコン据付板の固定
コアドリル
室外機と室内機をつなぐ壁の穴あけ
エアコンダクトカッター
化粧カバーの切断
フレアツール(またはガス溶接機)
配管のフレア加工
真空ポンプ
真空引き(エアパージ)
真空ゲージ(ゲージマニホールド)
真空引きのチェック
リーマー
銅管のバリ取り
パイプカッター
配管パイプ、銅管の切断

これらは、電気工事などの用途以外で使うことが少ないため、レンタルで安く揃えて費用を抑えましょう。機材はさまざまなサイトでレンタルされています。以下のサイトをチェックしてみましょう。

購入した方が良いエアコン取り付け機材

エアコンを取り付ける際に購入した方がいい機材のリストは以下の通りです。

購入する機材
機材の主な用途
ドライバー
ネジ締め
ペンチ・ニッパー
電線ケーブルの接続部の皮むき
モンキーレンチ
配管のフレアナットの締め付け
六角棒レンチ
フロンガス解放時の室外機の弁棒の開閉
両口スパナ
冷媒配管の接続
パイプベンダー
配管パイプの折り曲げ
ガス漏れ検知器
ガス漏れの点検

これらは、DIYをするなら使うことが多い機材です。エアコンの取り付け以外にも使えるので、購入をおすすめします。

エアコン取り付けの時に必要な購入部材

化粧カバー

エアコンの標準工事に必要な部材のリストは以下の通りです。

購入する機材
機材の主な用途
プラブロック(据置台)
室外機の設置
配管パイプ(別名:被覆銅管ペアコイル)
冷媒の配管(新冷媒R410Aに対応したもの)
ドレンホース
ドレン水の排水
化粧カバー(別名:スリムダクト)
施工後の配管のカバー
配管テープ
化粧カバーの代用
貫通スリーブ
部屋の壁にあけた穴の保護
エアコン配管用パテ
部屋の壁にあけた穴からの雨・風の侵入防止
渡り配線用の電線
室内機と室外機の端子台に接続
(長さが足らない場合は延長用も必要)
ボードアンカー
エアコン据付板の取付け
アース棒、アース用ネジ、アース線
漏電、感電対策のアース工事

エアコンの取り付けを行う時にはネット通販などを活用して買い揃えておきましょう。エアコンの取り付けに必要な機材・部材は総額で2万円ほど予算が必要になります。必要な機材をお持ちでない方は、機材を揃える前にエアコンの取り付け専門業者へ見積りを依頼してみましょう。

DIYでエアコン取り付けを行うには機材にお金がかかり、場合によっては資格必要になるなどハードルが高いです。それらをよく考えた上でエアコンの取り付けを自分で行うという方は以下の詳しい工事解説にお進みください。

エアコンの工事の際にアース工事が必要な場合は、電気工事士の資格が必要になる場合があります。自分が行うエアコン取り付け工事で資格が必要か調べましょう。アース工事についての詳しい情報は経産省が発行しているサイトを確認してください。
「電気工事士法におけるエアコン設置工事の取扱いについて(Q&A)」アース工事は感電のリスクを伴う危険な工事です。電気工事士の資格がない場合は専門の業者に依頼しましょう。

取り付け作業のやり方

穴あけ

エアコンの取り付け工事は、室内機と室外機を繋ぐ穴を壁に開ける作業を行うことからスタートします。配管用の穴は賃貸・戸建てでも開いていることが多く、その場合穴を開ける必要はないためあらかじめ確認しておくことが必要です。

エアコンを取り付ける部屋に穴が開いていない場合は、専用のコアドリルを使って穴を開けます。エアコンの配管工事用の穴はサイズが大きく、失敗すると家の基礎を傷つけてしまいかねません。穴開けに慣れていない場合は専門の業者に依頼するようにしましょう。穴開けにはそれ以外にもリスクがあり、壁の中にある配線を切断してしまったり、ガス管を傷めてしまったりする可能性もあります。穴開け工事を失敗した場合には、修復に以下のような高額な費用が掛かる場合もあるので十分注意して作業を行いましょう。

壁穴修理
1.6〜3.3万円(税込)
クロスの張替え(20平米)
2〜3.3万円(税込)

穴開け工事に使うコアドリルには使い分けが必要です。家の壁が木造か、鉄筋か、コンクリートかなど確認しておく必要があります。壁の素材に合わせてコアドリルを選んでレンタルするようにしましょう。エアコンの穴開け作業が終了したら、雨風や虫の侵入や劣化を防ぐために配管スリーブをセットして穴開け作業は完了となります。

エアコンの据付板を取り付ける

据付板

エアコンを取り付ける際には据付板が必要です。据付板とは、エアコン本体を壁に固定するための背板になります。先ほど開けた配管用の穴の右上、もしくは左上に配置してネジを使って固定させます。配管用の穴はエアコンで隠しても、露出させていてもどちらでも構いません。穴を隠したい場合は、据付板の窪みに収まるよう調整し固定してください。露出する場合もパテで穴埋めの施工を施してしまうため隙間を心配する必要はありません。

その他にも据付板を固定させる際に確認しておくポイントがあります。エアコン専用コンセントにエアコンの電源プラグが届く位置なのか、火災報知器から1.5メートル離れた位置なのかも同時にチェックしましょう。

据付板を取り付ける時に注意することとして、必ず水平にしてから固定しなければなりません。水平を確認するには水準器など専用の道具を使って確認しましょう。水準器は気泡を使ったものがリーズナブルで素人でも水平が確認しやすいのでおすすめです。安いもので1,000円程度で購入ができます。

水平を確認したらネジを工具で止めて据付板を固定させます。壁の材質によって据付板の取り付け方法が異なるので注意しましょう。壁材にあった施工方法を確認してから固定させてください。

  • 木材の場合は、ネジを5本以上使って据付板を固定
  • 石膏ボードの場合は、カサ式のボードアンカーで固定
  • 土壁・じゅらくの場合は、壁に縦桟という建具を設置してから固定
  • しっくいの場合は、漆喰の壁に合板で下地をつくり、その上から石膏ボードを貼り据付板を取り付け
  • 鉄筋コンクリートの場合は、据付板にグリップアンカー、オールアンカーを打ちボルトかナットで固定
  • 配管穴あけ・スリーブ処理 1ヶ所

据付板がしっかりと固定させることが出来たら作業は完了です。

エアコン本体を取り付ける

aircon toritsuke2

据付板を取り付けた上から、エアコンの本体を設置します。据付板にエアコンを引っ掛けるように取り付けて、さらにエアコンに据付板のツメをしっかりかけたらエアコン本体の設置は完了です。据付板にしっかりと固定させないとエアコンが落下して破損する恐れがあるので注意しましょう。

エアコン本体を設置したら、スポイトなどを使って露受け皿に水を流して排水ホースから水が排出されるか確認しましょう。またエアコン配管の露出が気になる場合は化粧カバー(スリムダクト)を取り付けてください。化粧カバーを利用することにより見た目が美しく仕上がります。化粧カバーはいくつかの色が用意されているので、エアコンを設置した壁などに合わせて選びましょう。

室外機の配管を接続する

shitsugaiki torihazushi img2

エアコン本体の設置に続いて、室外機の設置を行います。室外機の配線・ケーブルカバー・フレアナットを外して、エアコン本体から伸ばした配管を室外機に取り付けます。冷媒配管を室外機のサービスポートまで伸ばして不必要な部分はカットしましょう。

DIYで行う時の注意点は、接続するバルブを間違えないことです。バルブキャップには受け側(冷媒の受け先)と送り側(冷媒をエアコン本体に送り出す)があります。バルブを確認しながらトルクレンチなどで確実に取り付けましょう。取り付けた後も、接続確認作業を行い接続不良がないか取り付け間違いがないかしっかりと点検を行うことが大切です。

真空引き(エアパージ)を行う

トルクレンチで接続

真空引きとはエアコン取り付けにおいて、室外機や室内機・冷媒菅の内部に残った空気を真空ポンプで引き出し、機密をあげることにより配管内を乾燥状態にする処理のことをいいます。エアコンの室外機や室内機の中に水分が残っているとフロンガスを補充した際にガス性能が低下します。また、配管内のゴミや水分を取り除かず稼働させてしまうと、エアコンから冷たい風を送れなくなったり故障の原因に繋がってしまいます。

真空引きを行うことによってエアコン使用時の消費電力を最小に抑えることが可能です。そのため、真空引きの作業は重要な工程なのです。この空気を排除する作業全般をエアパージといい、特に真空ポンプを使った作業を真空引きと呼びます。かつてのエアパージはエアコン内部の冷媒ガスを放出させ、配管内部の空気を押し出すという簡単な手法が主流でしたが、現在では真空ポンプを使った真空引きが主流となって推奨されています。

ガス漏れがないか確認作業をする

真空引きの作業が完了したら、ガス漏れがないかを確認しましょう。真空ポンプの運転を15分以上行ったら真空ゲージの針を確認しポンプ側のバルブを閉めて真空ポンプを停止します。ポンプ側のバルブを閉めてから5〜10分程度たった後、ゲージのメモリーが-0.1Paになって入れば大丈夫です。もし目盛りが動くようであれば真空になっていない証拠です。再度配管の繋ぎ目などを確認して真空・ガス漏れがないかを調べてみましょう。

真空・ガス漏れを調べる方法として、真空キットをつけたまま配管接続部などに石鹸水を塗布しましょう。真空・ガス漏れなどが起こっている箇所が泡立ち、簡単に原因となる箇所を特定することが出来ます。トルクレンチの締め付けが不十分なために、真空・ガス漏れが起こるケースが多くあります。DIYでご自分で取り付けを行う時はご注意ください。

冷媒ガスを解放し、各部の点検を行う

真空引きの作業が完了したら冷媒ガスを解放してエアコン配管内にフロンガスを充満させます。冷媒ガスの充填が終了したらナットでバルブキャップを締めてください。作業が終わった時点で再度各部をチェックして作業に漏れがないかを確認しましょう。

配管穴にパテ埋めを施す

配管穴のパテ埋め

室外機とエアコンを繋ぐために開けた壁の穴から、風雨や虫が入らないようにするために穴の隙間をパテで埋めます。粘土状のパテは経年劣化するために定期的に補修工事が必要です。最も一般的な粘土状のパテは格安で購入できて手軽に使えます。古くなったパテは取り外して新しいパテに交換することにより、エアコンを長く快適に使うことが可能です。

エアコンの試運転を行う

aircon remocon

エアコン取り付け作業の最後は試運転です。

実際にエアコンのスイッチを入れて稼働させてエアコンの運転状況をチェックしましょう。

  • エアコンで冷暖房のスイッチを入れて、吹き出し口から風が出るか
  • エアコン本体の露受け皿から水を流すと、ドレンホースから排水されるか
  • 室外機の電気がつき、ファンが回るか
  • 冷房運転時に、エアコン本体の熱交換器が冷えているか
  • 一定期間エアコンを稼働させても水滴が垂れてこないか

以上で問題が起こらなければ、エアコン取り付け作業はすべて完了です。なにかしらの問題が起こったら一から手順を見直して再度確認作業を行いましょう。

DIYでエアコン取り付け・設置を行うときの費用

ryoukinotoku

DIYでエアコン取り付けの詳しい方法をご紹介してきましたが、実際にエアコン取り付け・設置を行う時の費用について説明します。

ご紹介する取り付け費用に関する価格は筆者が調べた価格の最安値を記載しています。

【レンタルした機材費用】

レンタルする機材
料金
トルクレンチ
1,029円
電気ドリル
250円
コアドリル
2,000円
エアコンダクトカッター
3,400円
フレアツール(またはガス溶接機)
1,000円
真空ポンプ
1,000円
真空ゲージ(ゲージマニホールド)
※真空ポンプとセット
リーマー
※フレアツールとセット
パイプカッター
※フレアツールと

【購入した機材費用】

購入する機材
料金
プラスドライバー
42円
マイナスドライバー
40円
ペンチ・ニッパー
1,000円
モンキーレンチ
98円
六角棒レンチ
100円
両口スパナ
130円
パイプベンダー
646円
ガス漏れ検知器
2,800円

【購入した部材費用】

購入する部材
料金
プラブロック(据置台)
182円
配管パイプ(別名:被覆銅管ペアコイル)
2,980円
ドレンホース
355円
化粧カバー(別名:スリムダクト)
496円
配管テープ
289円
貫通スリーブ
203円
エアコン配管用パテ
71円
渡り配線用の電線
171円
ボードアンカー
1,390円

【合計した費用】

機材のレンタル費用
8,679円
機材の購入費用
5,045円
部材の費用
6,137円
合計
19,861円

エアコン取り付け工事を専門業者に依頼した時の費用と比較してみましょう。

【エアコン取り付け費用相場】

新品エアコンの費用相場
15,400円~19,800円(税込)
7,700円~16,500円(税込)

このように、DIYでエアコン取り付け工事を行った時も、エアコン取り付け業者に依頼した際も同程度の費用がかかることがわかりました。

1台だけ取り付けるような場合にはエアコン取り付け業者に依頼した方がいいでしょう。もともとエアコン取り付けの技術があり機材なども揃っている場合や、2台以上取り付ける場合にはDIYで行うメリットは非常に高いかもしれません。いずれにせよエアコン取り付け工事に不慣れならエアコン取り付け業者に依頼すべきでしょう。

エアコン販売バナー

自分でエアコンを取り付ける場合は失敗のリスクがあることを理解しておく

エアコンを1台だけ設置するなら、自分で取り付ける場合も、取り付け業者に依頼する場合も費用は大差ないことがわかりました。しかし、業者に依頼したほうが手間がかからずリスクも少ないためおすすめです。ただ、どうしても取り付け業者とスケジュールが合わなかったり、エアコンの取り付けを早くしておきたかったりと自分で取り付けを検討する方もいますよね。

作業工程は先ほど説明した通りなので、DIYに慣れた方なら簡単にできそうと思うかもしれません。しかし、万が一取り付け工事に失敗した場合、漏電や壁の破損など、思わぬトラブルが生じることがあります。自分で取り付け工事を行い、施工に失敗した場合やエアコンが故障したとしても保証は適用になりません。自分でやるには、リスクも付き物であることを頭に入れておきましょう。

エアコンの取り付け工事で失敗しやすい作業3選

自分でエアコンの取り付け工事を行うのはリスクがあるとお伝えしましたが、具体的な例を見ていきましょう。

エアコンの取り付け工事において、よくある失敗例は以下の3つです。

  1. 真空引きを失敗してしまう
  2. 配管を折ってしまう
  3. 冷媒ガスが漏れてしまう

それぞれ詳しく解説します。

①真空引きを失敗してしまう

よくある失敗例1つ目は、真空引きを失敗してしまうことです。前述した通り、真空引きとは室内機と室外機の配管をつなげたあと、配管内の空気を抜き真空状態にする作業のことです。

配管内には、温度差によって生じた水分や、取り付け工事中に入ったホコリやゴミなどが付着しています。真空引きをせずにエアコンを稼働させてしまうと、水分やゴミがエアコン内部に入り故障の原因になります。作業には真空ポンプを使用しますが、使い慣れない人が扱うとうまく真空できず失敗してしまうことがあります。

エアコンの取り付けをDIYで行う場合に真空引きを省略したいと考える人が多いようですが、エアコンの故障を防ぐだけでなく、使用時の消費電力を押さえるためにも真空引きは必須の作業です。真空ポンプの使い方が不安な方は、エアコン取り付け業者に依頼してください。

②配管を折ってしまう

続いて、よくある失敗例2つ目は、配管を折ってしまうことです。配管は一見、固そうに見えますが、取り付けに夢中になるあまり力が入りすぎ、折れてしまうことがあります。配管が折れたままエアコンを動かすと、冷媒ガスが抜けてしまいエアコンの故障の原因になります。

折れてしまうと新しい配管を購入しなくてはならず、余計な出費に繋がることも想定できます。エアコンの取り付け作業は簡単そうに思うかもしれませんが、慣れや技術が必要な工事であることを理解しておきましょう。

③冷媒ガスが漏れてしまう

最後のよくある失敗例は、冷媒ガスが漏れてしまうことです。配管が折れてしまうケースでも説明しましたが、冷媒ガスが漏れてしまうとエアコンの不調や故障に繋がります。冷媒ガスは、エアコンが部屋の中を冷やすために重要な役割を担っており、冷媒ガスが漏れてしまうと涼しい風がでなかったり、部屋の温度が下がりにくくなったりします。

失敗の原因は、真空引きが正常に行えなかった場合や、配管接続時に接続部を破損させてしまうことが考えられます。抜けてしまった冷媒ガスは補填できますが、充填には数万円の費用がかかることがあります。

以上の点を踏まえ、自分でエアコンの取り付けを行うのか、業者に依頼するのかしっかり検討してください。

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新品のエアコンなので中古エアコンのように故障の心配もありません。エアコンの設置をご検討中の方は、ぜひ一度当社にご相談ください。

まとめ

中古エアコンは新品のエアコンよりも安く購入することができますが、事前にしっかりと確認しないと失敗してしまう可能性があります。確認すべきポイントは以下の通りです。

  • ① 施工者を確認
  • ② エアコン製造年数(製造年月日)を確認
  • ③ 付属品を確認
  • ④ エアコンの洗浄・整備・点検の確認
  • ⑤ 冷媒ガスの確認
  • ⑥ 販売先の確認
  • ⑦ 保証期間の確認
  • ⑧ 送料の確認

また、設置する場合はエアコン工事専門業者に依頼するのがおすすめです。DIYでも設置できますが、機材を揃えるのに手間も費用もかかります。もし、自分で設置したい場合には、今回ご紹介した手順で取り付けを行いましょう。

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