エアコン水漏れの応急処置と対処法!修理・買い替えが必要なケースも解説

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エアコン水漏れの応急処置と対処法!修理・買い替えが必要なケースも解説

2025年10月24日

エアコンから突然の水漏れ!応急処置と自分でできる対処法を解説

「エアコンから水が漏れてくる原因は?」
「エアコンの水漏れって自分で直せるの?」

エアコンから水が飛んできたり、壁伝いに水が漏れていたりすると焦ってしまいますよね。

エアコンの水漏れは、原因によっては自分で直せる場合と業者に修理を依頼する必要がある場合があります。

下記のような原因であれば、ドレンホースやフィルターのお手入れで改善する可能性があります。

自分で対処できる可能性がある原因
  • ドレンホースが曲がっている・ふさがっている
  • ドレンホースが詰まっている
  • フィルターが汚れている
  • 気圧の影響
  • ドレンホースが凍結している
  • 送風口が結露している

しかし、上記以外に原因がある場合、修理が必要になるケースが多いです。修理は数千円で済むこともありますが、修理箇所によっては5万円以上かかるケースもあります。

設置から10年以上経過しているエアコンは、修理費用が高額になる可能性が高いため、買い替えを検討しましょう

しかし、買い替えとなると「どれを選べばいい?」「工事費も心配…」と不安になりますよね。

そこでおすすめしたいのが、ライフテックスのエアコン販売・取り付けパックです。弊社では、独自のルートで仕入れたエアコンを年間を通して格安で販売しています。

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自分でできる手順①エアコンの水漏れの応急処置

エアコンの水漏れは周囲が濡れてしまうため、以下の応急処置からはじめましょう。

応急処置備考
エアコンの電源を切る 運転を止めると水漏れも止まるため、エアコン本体の電源を切る
電源コードを抜く 漏電により火災が起こる危険性があるため、本体の電源コードをコンセントから抜く
※コンセントの周辺が水で濡れている場合は、先に電源元となるブレーカーを落としてから、電源コードを抜くようにする(感電防止のため)
エアコン周辺の家具を移動する エアコンの運転を止めても、溜まっている水が漏れる可能性があるため、周辺の家具を別の場所に移動させる



自分でできる手順②エアコンが水漏れする原因の確認

水漏れの原因はさまざまであるため、原因を把握することで適切な対処が可能になります。

 

以下の早見表で近い症状を探し、次章の対処法を試しましょう。

 

原因よくあるサインどこを見る次のアクション
ドレンホースが曲がっている・ふさがっている ・冷房運転中に排水されない
・先端が潰れている、上向き
・屋外側の先端が地面に埋もれていないか
・潰れたり上向きになっていたりしないか
ドレンホースの調整・清掃」へ
ドレンホースが詰まっている 「ポタポタ→急にドバッ」と不規則に水漏れ 屋外側のホース内にゴミ・泥・葉・虫が詰まってないか ドレンホースの調整・清掃」へ
ドレンホースが凍結している 屋外側のホースが凍っている 凍結の有無 ドレンホースの調整・清掃」へ
フィルターが汚れている フィルターが見るからに汚れている フィルターの目詰まり フィルターの清掃」へ
気圧の影響 ・「ポコポコ」「トントン」と音がする
・高気密住宅で換気が十分でない
室内の換気状況 窓を開けて換気をおこなう」へ
送風口が結露している ・ルーバー先端に水滴がついている
・部屋の湿度が高い
設定温度と風向き エアコンの温度と風向きの調整」へ

 

自分でできる手順③エアコンの水漏れの対処法を試す

エアコンからの水漏れはできるだけ迅速に対処する必要がありますが、先ほど解説した原因は、全て自分で対処可能です。ここからは、自分でできるエアコンからの水漏れの対処法について解説します。対処法は以下の通りです。

  • ドレンホースの調整・清掃
  • フィルターの清掃
  • 窓を開けて換気をおこなう
  • エアコンの温度と風向きの調整

ドレンホースの調整・清掃

水漏れの原因がドレンホースの場合は、ドレンホースの調整・清掃をおこないましょう。

ドレンホースがふさがっている・曲がっていると水が排出できずに逆流してしまうので、先端がつぶれているならつぶれている部分をカットしたり、先端が上向きに曲がっている場合はまっすぐに下を向くように調整したりなどの対処が必要です。


また、ドレンホースにゴミやほこりが詰まっている場合も、清掃をおこなって詰まりを解消するようにしてください。


寒い地域だと、排水するはずの水がドレンホース内で凍結してしまうこともあります。凍結していた場合は、凍っている部分を暖かいお湯で溶かすようにしましょう。

ただし、かなり熱いお湯をかけてしまうとドレンホースが熱さで変形してしまう可能性があります。そのため、体温よりも少し熱いくらいのお湯をかけましょう。

フィルターの清掃

フィルターがほこりやごみで目詰まりしているようなら清掃をおこないましょう。
フィルターはセルフクリーニングで対処できます。

清掃方法としては、まずはフィルターを外してゴミやホコリを掃除機で吸い取り、そのあと水洗いしてきれいに掃除しましょう。ゴミやホコリがフィルターに目詰まりするのを防ぐため、掃除機を掛ける場合は表からおこない、水洗いをする場合は裏からおこないましょう。

汚れがひどい場合は柔らかい歯ブラシなどを使って、フィルターを傷つけないよう注意しながら優しく洗ってください。

十分に乾いたらエアコンに取り付けなおして完了です。

窓を開けて換気をおこなう

気密性の高い環境では、室内と屋外との気圧の差がエアコンの排水を邪魔して、水漏れを引き起こすおそれがあります。空気は気圧の高いほうから低いほうへ流れていくため、外の空気と一緒に水が室内へ流れ込むことで水漏れが発生してしまうのです。

エアコンを使用した状態で窓を締め切っていると、屋外より室内の気圧が低くなってしまう可能性があるので、ドレンホース内で音がしている場合は窓を開けて換気をしましょう。換気をすることで屋外との気圧差が解消され、水漏れも直る可能性があります。

エアコンの温度と風向きの調整

送風口のルーバーから水漏れしている場合は、エアコンの使い方を工夫するとよいでしょう。

たとえば、暑い夏の日に設定温度を20度以下にして利用すると、室温と風の温度差から結露が発生して水漏れを起こす場合があります。その場合は、設定温度をあげて運転することで結露を防ぐことができるでしょう。

また、ルーバーの向きを下向きで運転し続けると、同じ場所に風が当たることで結露が発生してしまうおそれがあります。その場合は、ルーバーを水平もしくは上向きにすることで、結露の予防対策になります。

直らない場合に考えられるエアコンの水漏れ原因

ここまで解説した原因と対処法を試しても水漏れが解消されない場合、故障や設置不良の可能性が高いでしょう。業者に依頼する必要があるため、どのような原因があるかを以下で把握しておきましょう。 

原因典型サインなぜ水漏れが起きるか
ドレンパン(受け皿)とドレンホースの接続不良 ・室内機内部に水たまり
・外へ排水されない
ドレンパンから外排水までの経路に、緩みや外れている箇所があり排水されない
室内機の傾き(設置不良) ・設置直後から漏れる
・毎回同じ位置から垂れる
水平になっておらず、結露水がドレンパンに集まらない
配管からの雨水侵入 室外機を室内機よりも高い位置に設置しており、雨の日だけ漏れる 断熱・テープ劣化や取り回し不良で雨水が逆流
ドレンパン破損 ・常時ポタポタたれる
・本体下部が常に湿っている
経年劣化や衝撃で受け皿にひび・欠けが発生している
冷媒ガス不足 ・冷えが弱い
・熱交換器に霜や氷がつく
・氷片が飛んでくる
冷媒量不足や漏れで熱交換が崩れ、霜が溶けて漏れる
左出し配管の取り回し問題 ・ドレンホースが左側にきている(※) 通常よりも逆勾配が生じやすく、水や汚れが滞留しやすい

※ドレンホースは通常右側にくる

 これらの原因は、分解や専門的な知識・工具が必要な場合がほとんどです。ご自身で解決しようとせず、速やかに専門の業者に点検・修理を依頼しましょう。 

エアコンの水漏れの修理相場

エアコンの水漏れの修理相場

「修理が必要かもしれない」と思ったときに気になるのが修理費用ですよね。エアコンの水漏れは、ここまで解説したようにさまざまな原因があります。

ドレンホースの目詰まりや接続部分の緩みなど、さほど手がかかる作業ではないものに関しては、費用も数千円で済むでしょう。

しかし、冷媒ガスの不足が原因である場合は、ガスチャージをしなくてはならず、数万円が必要です。また、不足している原因がガスの漏れであれば、5万円ほどかかるケースもあるでしょう。

また、徹底的に分解や洗浄をする必要がある場合なども費用は高くなりがちです。出張点検などで原因を確認し、修理費用が高額でなければ修理してもらうようにすると、交換か修理かの判断がしやすいでしょう。

エアコンの水漏れで買い替えたほうがいいケース

エアコンの水漏れが起きた際に買い替えたほうがいいケースは、10年以上エアコンを使用している場合です。

エアコンの出張点検だけでも、出張費用がかかります。もし、修理することになったとしても長年使用していたエアコンはまた別の不具合を起こす可能性が高く、さらに修理しなければならないかもしれません。

また、10年を超えたエアコンは修理を依頼しても、必要な部品の製造が終了しており、取り寄せられないケースも多々あります。そのため、長年使用しているエアコンであれば、買い替えをおすすめします。

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エアコンの水漏れを未然に防ぐための対策

エアコンを修理したり買い替えたりしたら、水漏れをさせないために以下のことをおこないましょう。

  • ドレンホースの定期的な清掃
  • フィルターを2週間に1回は掃除する

では、これらのやるべきことについて解説します。

ドレンホースの定期的な清掃

エアコンの水漏れの多くはドレンホースが原因です。ドレンホースが詰まると水が逆流してしまうため、定期的に清掃や点検をする必要があります。

定期的にドレンホースの中にゴミや土が詰まっていないか、ドレンホースが曲がったりふさがったりしていないか確認をおこない、問題があれば清掃ををするようにしましょう。

また、ドレンホースの排水口にネットを貼ることで、虫の侵入を防止できる効果があります。「虫の侵入が多くて困っている」という人は、ネットを使って対策するのもよいでしょう。


ただし、ゴミが詰まってしまわないように、網目が細かすぎないものを用意するようにしてください。

フィルターを2週間に1回は掃除する

フィルターの目詰まりが水漏れの原因になると解説しましたが、掃除の目安は2週間に1回です。この頻度で掃除することで、運転効率もアップするため、さまざまなエアコンの不調を防げるだけでなく、エアコンの効きが良くなります。

エアコンを長く使うためにも、フィルターは定期的に掃除しましょう。

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よくある質問

エアコンの水漏れは自分で直せますか?

A

直せるケースと修理が必要なケースがあります。
以下のような場合は、自分ですぐに直せる可能性が高いでしょう。

・ドレンホースが曲がっている・ふさがっている
・ドレンホースが詰まっている
・フィルターが汚れている
・気圧の影響
・ドレンホースが凍結している
・送風口が結露している

上記で直らない場合は、修理が必要です。

エアコンから水漏れする場合、修理と買い替えのどちらがいいですか?

A

修理費用は原因によって数千円から数万円と大きく異なります。そのため、一概にどちらがいいとは言いきれません。

ただし、エアコンを10年以上使用している場合は、今後も繰り返し不具合が起こる可能性があります。そのため、どのような箇所に不具合があったとしても買い替えの方がおすすめです。

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エアコンは水漏れしても使い続けることはできますか?

A

エアコンから水漏れをしていてもそのまま使い続けることは可能です。ただし、水漏れを放置したまま使い続けると、水がかかった床や壁紙にシミができたり、エアコンや壁に湿気がたまってしまってカビが発生したりする可能性があります。また、エアコンは電気製品なので、もしも内部の機構部分まで濡れてしまうとショートして火災を引き起こす危険性もあります。
余計な手間や大きなトラブルにつながらないように、迅速に対処をおこなうことを推奨します。

ドレンパンの清掃は自分でおこなうことはできますか?

A

ドレンパンとは、エアコン内部の結露水の受け皿です。ドレンパンに溜まった結露水は、ドレンホースの中を通って室外に排水されています。
ドレンパンはエアコン内部にあるため、清掃をおこなうためには分解する必要があります。エアコンの分解はとても難易度が高く、無理に分解すると故障することもあるので、自分でおこなうことは避けたほうがよいでしょう。

ドレンパンの清掃は、プロのエアコンクリーニング業者に依頼するのがおすすめです。

エアコンの水漏れは迅速に解決しよう

この記事では、エアコンの水漏れの原因と対処法について解説しました。最後に記事のまとめを見てみましょう。

エアコンから水が漏れていたら、まず以下のことを確認し対処しましょう。

  • ドレンホースが曲がっている・ふさがっている
  • ドレンホースが詰まっている
  • フィルターが汚れている
  • 気圧の影響
  • ドレンホースが凍結している
  • 送風口が結露している

上記以外には、以下のような原因が考えられます。

  • ドレンパンとドレンホースがしっかり接続されていない
  • エアコンが傾いている
  • 配管から雨水が入り込んでいる
  • ドレンパンが破損している
  • 冷媒ガスが不足している
  • 左出し配管でエアコンを設置している

これらが原因である場合には、修理をする必要があります。修理は数千円で済むこともありますが、修理箇所によっては5万円以上かかるケースもあります。エアコンを10年以上使用している場合は、修理よりも買い替えたほうがよいでしょう。

買い替えの際には、ぜひライフテックスにご相談ください。

 

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