エアコンの取り付けで起こるトラブル事例6選!業者の選び方や解決策を紹介

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エアコンの取り付けで起こるトラブル事例6選!業者の選び方や解決策を紹介

2025年10月20日

アイキャッチエアコン 取り付け トラブル

「エアコンの取り付け工事にはどんなトラブルが多い?」
「トラブルを未然に防ぐにはどうすればいい?」

エアコンの取り付け工事を依頼する際、できればトラブルは避けたいですよね。

結論からいうと、エアコン取り付け工事でトラブルを防ぐには、経験豊富な専門業者に依頼することが重要です。

技術力の不十分な業者に依頼すると、施工不良や説明不足、事前の確認不足などによってトラブルが発生する可能性があります。たとえば、よくあるトラブルは以下の通りです。

よくあるトラブル事例
  • エアコンから水漏れ
  • エアコン配管の隙間から冷気が入り込む
  • エアコンからガス漏れ
  • 高所作業ができないと断られた
  • 追加費用を請求された
  • 希望するエアコンがつけられない

上記のようなトラブルを防ぐためにも、信頼できる優良業者を探しましょう。記事のなかでは業者選びのポイントについて解説しているので、こちらも参考にしてください。

しかし、数ある業者のなかから優良業者を探し出すのは大変ですよね。

そんなときは、ライフテックスにおまかせください!弊社はエアコン販売・取り付けをおこなう電気工事の専門業者です。事業歴10年以上を誇る弊社では、経験豊富な自社スタッフが取り付け工事をおこなっております。5年・8年・10年の延長保証も可能なため、万一のときもご安心ください!

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  1. エアコン取り付けの「設置不備」で起こるトラブル事例と対処法
    1. 【事例1】エアコンからポタポタと水が漏れる
    2. 【事例2】エアコンを切っているのに冷気が入ってくる
    3. 【事例3】エアコンがまったく冷えない
  2. エアコン取り付けの際に「業者とのやりとり」で起こるトラブル事例と対処法
    1. 【事例4】高所作業ができないと断られた
    2. 【事例5】見積もりになかった追加費用が発生した
    3. 【事例6(番外編)】200Vのエアコン工事ができない!
  3. エアコン取り付けのトラブルを未然に防ぐコツ
    1. エアコン工事専門業者に依頼する
    2. 業者の選び方を知る
    3. 工事内容・金額について詳細を確認する
    4. エアコン取り付け時は「立会いで目を光らせる」
  4. どのエアコン工事専門業者を選んだらいい?
    1. 工事担当の顔がみえる会社
    2. 電気工事士の資格をもっているか
    3. 隠蔽配管や高気密住宅など難易度の高い工事に対応できるか
    4. アフターサービスの有無や内容は充実しているか
    5. アンテナ工事など別の設備工事も同時にできるか
  5. エアコン取り付けでのトラブルの解決策5つ
    1. 施工した業者に連絡する
    2. 別の業者に相談・依頼する
    3. 自分で修理する
    4. 消費者ホットラインに相談する
    5. 弁護士に相談する 
  6. エアコン取り付け工事の料金相場とは?安すぎる業者には注意!
    1. 標準工事費の相場とは?
    2. オプション工事について
  7. エアコン修理費用の相場は?
  8. エアコンの買い替え・設置ならライフテックスがおすすめ!
    1. まとめてお得な新築応援キャンペーンも実施中!
  9. エアコンのトラブルに関するよくある質問
  10. まとめ|トラブル事例を知って事前に回避しよう

エアコン取り付けの「設置不備」で起こるトラブル事例と対処法

まずは、エアコン取り付け工事で設置不備が発生した場合のトラブル事例と対処法を解説します。

【事例1】エアコンからポタポタと水が漏れる

エアコンからポタポタと水が漏れる

家電量販店でエアコンを購入し、取り付けてもらったところ、壁とエアコンの間からポタポタと水漏れが・・・
このような事例は意外にあります。

この水漏れの原因は「施工不良により、排水が流れなかった」ことです。

ドレンパンやドレンホースが下がり勾配になっていないと排水が室外に出されず、水漏れの原因になります。

ドレンパンやドレンホースは、以下のような役割を持ちます。


ドレンパン
  • エアコンの内部にある水受けのようなもの
  • 室内の空気を冷やす際に取り除いた湿気が水滴となり、ドレンパンに集められる
ドレンホース
  • ドレンパンに溜まった水を屋外に排出するもの

そのため、これらが下がり勾配でない場合、ドレンホースに水が溜まってしまい、水漏れの原因となるのです。

このような場合、運転を停止すれば水漏れは止まります。水漏れしている箇所の写真や動画を撮影したうえでエアコンを停止させて、設置した業者に連絡してください。万が一「家電が壊れた」「壁紙にシミができた」などの二次被害が発生した場合、その写真や動画も撮影しておき、合わせて業者に伝えましょう。

その他にもエアコンの水漏れの原因はさまざま・・・。
「もっと詳しくエアコンの水漏れについて知りたい!」という方は下記の関連記事をご覧ください。

ライちゃん

関連記事をご覧ください。

【事例2】エアコンを切っているのに冷気が入ってくる

エアコンを切っているのに冷気が入ってくる

エアコンを稼働していないのに、外の冷たい空気が室内にはいってくるトラブルもあり、「化粧カバーを外してみても隙間はないし、原因がわからない」といったケースもあります。

冷気が入ってくる原因は「エアコンスリーブが設置されておらず、隙間から冷気が入ってきた」からです。
エアコンスリーブは、エアコン配管そのものや、配線のために開けられた壁の穴を保護するために取り付ける筒状の器具です。

▼エアコンスリーブ

エアコンスリーブ

出典:モノタロウ

エアコンスリーブのその他の効果は、以下のとおりです。

  • 隙間風を予防
  • ネズミなどの小動物の侵入を阻止
  • 冷暖房による結露を防ぐ

もともとエアコンを設置する箇所に、エアコンスリーブが付いているケースもありますが、エアコンスリーブがない場合は、家の壁に穴を空けてスリーブを差し込まなくてはなりません。

エアコンスリーブはエアコン設置の際に必須です。そのため、配管穴から外気が入ってきていることを設置業者に伝え、スリーブの有無の確認と設置をしてもらいましょう。

【事例3】エアコンがまったく冷えない

「取り付けたばかりのエアコンがまったく冷えない!」こんなトラブルを経験するケースもあります。
夏を快適に過ごそうと思いエアコンを設置したのに冷えないとなると、非常にがっかりしてしまううえに、近年の酷暑では命にも関わります。

冷房運転をしても部屋が涼しくならない原因は、「ガス漏れ」です。

エアコンの冷媒ガスは、室内機と室外機の間で熱を移動させて、室内を快適な温度に保つ役割があります。
そのため何らかの原因で冷媒ガスが漏れると、エアコンの冷房・暖房機能が働かなくなります。

冷媒ガスは、気体と液体への変化を繰り返して室温をコントールするので、正常な使い方をしている分には、減少しませんが、「無理な力をかけて冷媒管が破損」「熱交換器に穴を空けてしまった」などの施工不良によって、冷媒ガスが漏れてしまうケースも見られます。これは、施工業者の技量不足によるものでしょう。

このような場合、なぜガス漏れが起きているかの根本原因を無くさなくてはなりません。万が一「ガスを補充します」とだけ提案されたら、しっかりガス漏れの原因を突き止めて対応してもらいましょう。

エアコン取り付けの際に「業者とのやりとり」で起こるトラブル事例と対処法

ここまで、施行不備に関するトラブル事例と対処法を紹介しましたが、業者とのやりとりの中で起こるトラブルもあります。

では、どのようなトラブルが起こることがあるのかについて見てみましょう。

【事例4】高所作業ができないと断られた

エアコンは、設置場所によっては高所作業が必要になるケースもあります。しかし、当日に業者がきていざ設置してもらおうとしたら、「うちは高所作業はできません」と言われて業者に帰られてしまうケースもあります。

特に家電量販店や通販でエアコンの設置を依頼すると、下請け業者が設置工事に来るため、どこまでできる業者なのかが事前に把握できずこのようなことが起こる可能性が高まります。

たとえ、エアコンを家電量販店などで購入しても、設置工事は高所作業ができるエアコン専門業者に依頼することで、このような事態を防げます。

また、隠蔽配管や高気密高断熱住宅へのエアコン設置工事も施行難易度が高く、断られるケースが多々あるため、施工可能と謳っている業者に依頼することが大切です。

【事例5】見積もりになかった追加費用が発生した

「事前に聞いていた金額より、実際の請求額が20,000円も高くなってしまった…。」

このようなトラブルの原因は、2つあります。

一つ目の原因は、「エアコン取付業者の顧客への説明不足」です。
エアコンを取り付ける環境は、現場によって大きく異なります。たとえば、室外機を地面に置けなかったり、配管を延長しなければならなかったり、さまざまです。

そのため、本来であれば事前に追加費用が発生する可能性とその金額について、お客様に説明する必要があります。この説明がないまま施行した場合、「そんなの聞いてない!」とトラブルに発展するのです。
理想は、エアコン取り付け工事前に「実際にかかる費用=見積もり」が提示される状態です。そうすれば、施工者とお客様のお互いが納得した工事ができるはずですが、それを行わない業者もなかにはいます。

二つ目の原因は、「悪質な業者にあたってしまった」ことです。
悪質な業者は、工事前に詳しい説明をすることなく工事を開始。そして工事が完了すると、「特殊な施工が必要だったんで、追加費用いただきますね!」と高額な費用を請求してきます。一つ目の原因の「顧客への説明不足」とは違い、明らかに”自社の利益しか考えていない”悪質な業者です。
このような悪質な業者をさけるためには、業者選びのコツを知ることが大切です。

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【事例6(番外編)】200Vのエアコン工事ができない!

業者とのやりとりとは異なりますが、賃貸に入居後、200Vのエアコンが取り付けられないことが発覚したという方もいました。

アパートなどの構造によっては、200Vのエアコンが取り付けできないケースがあります。エアコンを購入したあとに、このようなトラブルになると購入代金が水の泡になるため、「事前の確認」が必要です。

あらかじめに大家さんや管理会社に確認を取っていれば、このようなトラブルは回避できます。

実際、100Vと200Vのエアコンを意識して選べる人は少ないでしょう。だからこそ、些細なことでも大家さんや管理会社に確認を取ることが大切です。

たまに勘違いして不動産仲介業者に連絡してしまう方もいますが、そもそも仲介業者の仕事は、物件案内をして契約するまでが仕事です。
そのため、「管理会社に連絡してください!」と言われるか、「原状回復すれば問題ないので、200Vエアコンをつけても大丈夫ですよ」と管理会社に確認もせずに、無責任な返答をされるケースもあるようです。

物件に入居してからの借主の要望などは、管理会社・貸主に相談するようにしましょう。きちんと管理会社・貸主に相談していれば、貸主指定の業者がきて借主に詳細を説明してくれるはずです。

エアコン取り付けのトラブルを未然に防ぐコツ

ここまで紹介したトラブル事例を見て、不安を持った人もいるでしょう。

そこで、この章ではエアコン取り付けでのトラブルを未然に防ぐコツを4つご紹介します。
トラブルを未然に防ぐコツは以下の4点です。

トラブルを未然に防ぐコツ
  • エアコン専門業者に依頼する
  • 業者の選び方を知る
  • 工事内容・金額を工事着工前に詳細を確認する
  • エアコン取り付け時は「立会いで目を光らせる」

それでは、詳しく解説します。

エアコン工事専門業者に依頼する

エアコンの設置工事は、エアコン工事専門業者に依頼しましょう。

家電量販店や通販でエアコンを購入した場合、購入と同時に設置工事も申し込めるケースはよくありますが、おすすめできません。なぜなら、設置工事にくるのは下請け業者であるため、当日までどのような人が来るかわからないからです。

実際にSNSなどでエアコン設置工事のトラブルを見ると、家電量販店で購入し、設置工事も依頼しているケースが多々見られます。

とくにそのような下請け業者は、家電量販店などの下請けとして作業しに来ているため、今後もリピート利用してもらうよりも、工事件数をこなすことを重視している人も多くいます。その結果、態度や施行に問題が発生するケースが多くなるのです。

また、家電量販店のスタッフに設置状況を説明したらできると言われたのに、当日にできないと帰られてしまったというケースもあります。

このようなことを防ぐためにも、事前にホームページが確認でき、なおかつ専門知識や経験も豊富なエアコン工事専門業者に依頼することをおすすめします。

業者の選び方を知る

エアコン工事専門業者の選び方も知っておきましょう。
なぜかというと、良い業者・悪い業者の見分け方を知ることで、優良な業者を選ぶことができるからです。

エアコン取り付け工事を依頼できる業者には、さまざまな業者があります。

この業者選びで「トラブルの回避率」を大きくあげることができます。
業者の選び方を知ることで、優良なエアコン取り付け業者にめぐりあうことができるはず。

本記事の後半では、『エアコン取り付け業者選びのコツ』を紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。

工事内容・金額について詳細を確認する

工事前に工事内容・金額について詳細を確認しておきましょう。

ほとんどのトラブルが「聞いていない、知らない」ことが火種となることが多いです。
たとえば、「指定した場所にエアコンを設置してくれなかった」「こんな所に壁に穴を空けるなんて聞いてないよ」などなど。

このようなトラブルを防ぐには、具体的にどのような工事になるかの『詳細な工事内容』を把握しておくことが大切です。
エアコン工事の詳細を知りたいという方は、下記の関連記事でエアコン取り付けの工程を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

ライちゃん

関連記事をご覧ください。

工事費用に関しても、事前に確認しておきましょう。
工事費用を確認しても、それが高いか安いかって判断が難しいですよね。

工事費用を判断する材料として標準工事費の相場を紹介します。

【標準工事費の相場】

対応畳数標準工事相場
6〜12畳 10,000〜20,000円
14畳以上 13,000〜30,000円

「もっとエアコン取り付け費用について詳しく知りたい」という方は、下記の関連記事をご覧ください。

ライちゃん

関連記事をご覧ください。

エアコン取り付け時は「立会いで目を光らせる」

トラブルを未然に防ぐためには、エアコン取り付け作業の立会いで目を光らせることが大切。
悪質な業者だとお客さんの見えないところで「本来ならネジ留めを5本必要なところを3本にする」などの”手抜き工事”をする可能性があります。

エアコン取り付けのすべての時間を見守る訳にはいかないので、要所で声をかけて進捗をこまめに確認するといいでしょう。

また工事の内容について質問したりすると、「このお客さんは細かいことまで知ろうとしているな」といい意味で警戒してくれます。

そのためエアコン取り付け時は業者に丸投げするのではなく、業者の作業に注目することがトラブルを回避するコツになります。

どんなエアコン取り付け業者を選んだらいい?

さて、「じゃあどの業者を選べばいいの?」と気になると思いますので、業者選びのコツをご紹介します。

エアコン工事専門業者選びのコツ
  • 工事担当の顔がわかる会社
  • 電気工事士の資格をもっているか
  • 隠蔽配管や高気密住宅など難易度の高い工事に対応できるか
  • アフターサービスの有無や内容は充実しているか
  • アンテナ工事など別の設備工事も同時にできるか

それでは、詳しく解説します。

工事担当の顔がみえる会社

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エアコン取り付け工事当日はお客様の立ち会いが必須です。
どんな人が工事にくるのか事前にわかっていれば安心感が高いですね。

業者によってはホームページに顔と名前を出していたりします。これは自社のスタッフとその工事品質に自信を持っている証拠で、安心して依頼することができます。

point

工事スタッフの顔写真がホームページに掲載されている業者

電気工事士の資格をもっているか

エアコン取り付け業者のホームページを確認してみましょう。
電気工事士の資格を取得している旨が記載されていなければ、その業者は避けた方が良いかもしれません。
エアコン工事では国家資格の必要な作業が必要になる場合があるからです。

実際には資格がなくても、エアコン本体の取り付け自体は可能です。しかし工事に不備があると本体が落下してケガをしたり、部屋がぜんぜん冷えないなど、せっかくの高価な最新型エアコンも台無しになります。

またコンセントの電圧切替や移設などの際には第二種電気工事士の資格が必須です。
家電屋さんでエアコンをみているとエアコンの説明に200V(ボルト)とか100Vの記載がありますね。ご自宅のエアコン用コンセントが購入したエアコンのボルトに対応していない場合、こちらの工事が必要になります。

point

電気工事の資格をもっている会社は工事の質や信頼度が高い

隠蔽配管や高気密住宅など難易度の高い工事に対応できるか

隠蔽配管の見分け方

家電量販店などで断られるエアコン取り付け工事に「隠蔽(いんぺい)配管」があります。
隠蔽配管とは、室内機と室外機をつないでいる配管を天井裏や壁の中を通してつなぐエアコン工事の事です。

一般的な室内と室外を一直線に穴をあけて配管をつなぐ配管と違って、高い技術力が必要となります。

また高気密住宅でのエアコン工事では、気密性を保つための処理知識をもっていることが必須となります。

一般的なエアコン取り付けの知識しかない業者が施工すると、せっかくの高性能住宅がムダになります。ご自宅が高気密住宅の場合は高気密住宅に対応可能か、必ず確認しましょう。

実際にこういった施工が必要ない場合でも難易度の高い工事に対応できる業者を選ぶ方がおすすめです。ホームページに「隠蔽配管」や「高気密断熱」などの記載がある業者は技術力の高さに自信を持っている証拠で、信頼できる業者といえます。

point

「隠蔽配管」や「高気密断熱」「高気密住宅」の記載がある業者は技術力が高い

アフターサービスの有無や内容は充実しているか

エアコンの保証には大きく、エアコン本体を保証する「メーカー保証」と「延長保証」、エアコン取り付け工事自体の不備を保証する「工事保証」があります。

メーカー保証

エアコン本体にはメーカーが設定している保証期間があります。
エアコンの取扱説明書に記載してある正常な使用状態で購入したエアコンに生じた不具合を無償で修理するものです。

延長保証

メーカー保証が終了した後も、メーカー保証と同程度の保証を継続します。
10年間の長期保証も存在します。

工事保証

エアコン本体ではなくエアコン取り付け工事にミスや不備があった場合に無料で修理をおこなう保証です。

「工事保証」については保証を謳っていない業者も多いです。現実的には、明らかな施工不備ですと業者が無償で修理する場合がほとんどだからです。

しかし施工不備は設置から長い時間が経過してから表面化することも少なくありません。

例えば

新築時に子供部屋にもエアコンを取り付けして一年間未使用だった。
スイッチをいれたらエアコンから水が垂れてきた。

エアコン室内機の取り付けが甘く、
一年以上経過したある日、エアコンが落下してきた。

こういった工事不備でも修理費用を負担しなければならない場合があります。

工事保証の有無はエアコン取り付け業者の技術力や信頼度をはかる、ひとつの指針になります。

point

工事保証をしている業者は信頼度が高い

アンテナ工事など別の設備工事も同時にできるか

家にアンテナとエアコン

ご新築の戸建は多くの場合まっさらな「ハコ」です。
つまりこのままだともちろん、

  • エアコンは付いていません
  • テレビも見れません
  • カーテンを取り付けるレールもありませんし
  • 虫の侵入を防ぐ網戸や防犯のためのシャッターも欲しい、などなど…

新生活を始めるにはたくさんの設備が必要になるのです。

それぞれの設備に別々の業者を呼ぶのは想像以上に大変です。
エアコン取り付けは電気設備ですので、例えばエアコンと一緒にアンテナや照明器具、LAN配線などの工事がワンストップで依頼できる電気工事会社なら負担がぐっと軽減できます。

point

設備工事はお立ち会いが必須。まとめて依頼できる業者で負担を減らしましょう

以上5つを参考に業者を選ぶことで、優良な業者に出会うことができるでしょう。

エアコン取り付けでのトラブルの解決策5つ

この章では、実際にトラブルが起こってしまったあとの解決策を5つご紹介します。

エアコン取り付けでの解決策
  • 施工した業者に連絡する
  • 別の業者に相談・依頼する
  • 自分で修理する
  • 消費者ホットラインに相談する
  • 弁護士に相談する 

それでは、詳しく解説します。

施工した業者に連絡する

まずは施工した業者に連絡しましょう。
水漏れ・ガス漏れなどのトラブル内容を詳しく伝えることで、修理対応をしてくれます。

もちろん業者の責任でトラブルになっているのですから、無償で対応してくれるところがほとんどですが、まれに責任逃れをする業者もいるので、注意が必要です。

別の業者に相談・依頼する

施工した業者が起こしたトラブルにも関わらず、誠意のある対応をしてくれない場合は、別の業者に修理を依頼しましょう。

この場合の修理費用を払うことに納得がいかないかもしれませんが、水漏れなどのトラブルを放置するとカビが発生したり、賃貸だと他の入居者に悪影響を与える可能性があります。

そのような場合は、取り急ぎ別の業者に修理をしてもらうことが大切。被害を大きくしないように、早めに修理をしましょう。

自分で修理する

知識や経験があれば、自分で修理が出来そうな場合は、自分で修理してみるのもOKです。
たとえば、ドレンホースのゴミを取り除いたり、外れかけているパテ(配管の隙間を埋める粘土)を調整したり。

ただし、あまりにも専門的な知識が必要な修理は素人には危険。とくに、コンセントなどの電気周りは資格が必要なので絶対に触らないようにしましょう。

知識が無い分どこまでが自分で修理できるかも判断が難しいので、プロに任せるほうが安心です。

消費者ホットラインに相談する

「施工した業者がトラブル対応をしてくれない」などトラブルになってしまう場合は、消費者ホットラインに相談しましょう。
トラブル解決の相談に乗ってくれたり、助言をしてくれます。

電話(有料)番号は、188『嫌や!(イヤヤ!)』と覚えやすいので、何かあったときは相談することをおすすめします。

消費者庁:消費者ホットライン

弁護士に相談する 

損害額が高額かつ、トラブルを起こした業者が修理をしてくれないときは、弁護士に相談してみましょう。

損害額が高額になるケースとして、以下のようなことが挙げられます。

  • 梁・柱・耐力壁など、家の耐震に関わる重要な箇所に穴をあけられた
  • エアコンからの水漏れで高額(数十万円)の家具や家電などがだめになった

相談料は一般的に、30分〜1時間あたり5,000円程度が相場です。業者がかなり悪質で訴訟までに発展しても、弁護士に依頼しておくことで対応を任せられます。

「でも、弁護士に直接依頼するのはちょっと…」という方は、弁護士ドットコムというサイトで無料で相談できるので、ぜひ試してみてください。

エアコン取り付け工事の料金相場とは?安すぎる業者には注意!

エアコン取り付け工事の料金相場を知っておくことで、自身のエアコン取り付け工事価格が適正かどうかを判断できます。
この章では、エアコン取り付け工事の標準工事費の相場とオプション工事について解説します。

標準工事の範囲は、施工会社によって異なります。

参考までにライフテックスの標準工事について記載します。

ルームエアコン取付のみの標準工事費
  • 2.2kw〜3.6kw(6畳~12畳) ¥16,800~
  • 4kw〜5.6kw(14畳~18畳) ¥18,800~
  • 6.3kw〜8.0kw(20畳~26畳) ¥21,800~
  • 9.0kw(29畳) ¥24,800~

【ライフテックスの標準工事に含まれる内容】

下記5つに当てはまれば、標準取付工事費のみで対応できます。

  • ①エアコン設置場所の近くに配管を通す穴がある(貫通穴はパテにて防水処理)
  • ②電圧の合うエアコン専用コンセントがエアコンの電源コードから届く位置にある
  • ③配管の長さが4m以内(テープ巻き仕上げ)
  • ④室外機は地面やベランダにプラブロック置き
  • ⑤室内機と室外機が、容易に出入りできる階・裏表の位置関係にある
  • ※真空ポンプでの真空引きも含まれています

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上記以外については、オプション工事になります。

「ライフテックスのオプション工事も気になるな」という方は、エアコン取付工事のオプション料金一覧表をご覧ください。

標準工事費の相場とは?

エアコン標準工事の相場は、エアコンの対応畳数で異なります。

対応畳数標準工事相場
6〜12畳 10,000〜20,000円
14畳以上 13,000〜30,000円

引っ越しなどで外したエアコンを取り付ける場合は、配管パイプなどの部材を再利用することもあり、新品エアコンの取り付けよりもやや安価に設置できることもあります。

ただし、中古部材を再利用するかどうかは業者によって判断が異なるため、確実に安くなるというわけではありません。

オプション工事について

上記で説明した標準工事費とは別に「オプション工事」というものがあります。
家の構造や状態により標準工事費だけでは施工できない追加工事のことをオプション工事といいます。
標準工事費の相場だけに注目するのではなく、オプション工事費用の相場を知っておくことで、いざという時に「この追加工事費用が適切なのか?」判断できます。

オプション工事費の相場は下記のとおりです。

追加工事の内容費用相場
室外配管パイプ化粧カバーを取り付ける場合 5,000〜15,000円
室内配管パイプ化粧カバーを取り付ける場合 10,000〜20,000円
エアカットバルブを取り付ける場合 3,000円
配管延長が必要な場合 3,000円~6,000円/1m
コンセント新設が必要な場合(電源工事) 14,000〜35,000円
差し込み口の交換が必要な場合(電源工事) 2,000〜10,000円
配線の交換・分岐・延長が必要な場合(電源工事) 12,000〜15,000円
コンセントの電圧切り替えが必要な場合(電源工事) 4,000〜30,000円
軽量鉄骨に配管用の穴あけが必要な場合 5,000円
タイル・レンガ壁に配管用の穴あけが必要な場合 10,000円
コンクリート壁に配管用の穴あけが必要な場合 25,000~50,000円
隠蔽配管工事をする場合 10,000~14,000円
室外機を吊り下げ・壁掛け・屋根置きで設置する場合 16,500円
室外機を2段置きで設置する場合 20,000円
階段上げが必要な場合 3,000円
断熱材が必要な場合 1,000円/1m
エアコン移設時運搬費(近距離) 3,600~10,000円

エアコン修理費用の相場は?

エアコン取り付けた後に水漏れなどの一刻を争うトラブルが発生した場合、修理を急ぐ必要があります。ほとんどの業者は、工事保証があるため施工ミスによる不具合を無償で修理してくれます。

しかし、「業者が取り合ってくれない、施工ミスを認めてくれない」などの場合、別の業者に修理依頼をすることになります。

その際に修理費用が高額であることに気付かないまま修理依頼をしないように、エアコン修理の相場を知っておくことは大切です。

この章では、エアコン修理の相場をご紹介します。

エアコン修理相場は下記のとおりです。

【エアコン修理相場】

症状別 エアコンの修理相場

以上のように同じ症状ですが、原因によって金額に差が生じます。

それぞれの症状の原因別での費用相場を下記に記載します。

【電源が入らない/すぐに運転が止まる】

原因修理費用相場
内部基板・温度ヒューズ・室内ファンモーターの故障 約9,000〜35,000円
冷媒回路の故障 約32,000〜85,000円
コンプレッサーの故障 約24,000〜81,000円

【冷暖房が効かない】

原因修理費用相場
冷媒ガス漏れ 約27,000〜50,000円
室外機の故障 約24,000〜36,000円(基板のみ)
約80,000〜170,000円(四方弁の故障)

【エアコンから風が出ない】

原因修理費用相場
熱交センサーの故障 約9,000~18,000円
室内ファンモーターの故障 約12,000~32,000円
冷凍サイクルの故障 約80,000〜100,000円

【室外機が動かない/室外機の運転が止まる】

原因修理費用相場
制御基板の故障 約20,000〜35,000円
コンプレッサーの故障 約58,000〜105,000円

【ルーバー(羽の部分)が動かない】

原因修理費用相場
ルーバー自体またはルーバーのモーターの故障 約5,000〜22,000円

【室内機が水漏れする】

原因修理費用相場
ドレンホースの詰まり 約8,000〜16,000円
冷媒ガス漏れ・ドレンパンなど内部パーツの故障 約20,000〜60,000円

以上が修理相場の詳細です。

エアコン修理相場を知ることで、修理業者から不当な金銭を要求されたときに「ちょっとおかしくないですかっ!」と反撃できるので、依頼する際はぜひ見返してくださいね。

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もちろんエアコン工事のみでのご依頼も可能です。 

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エアコンのトラブルに関するよくある質問

エアコン取り付けでよくある失敗例は?

A

エアコン取り付けの失敗事例は、以下のとおりです。
【失敗事例】

  • エアコンから水漏れ
  • 力を加えすぎて外壁にヒビが入る
  • ガスが漏れており部屋が冷えない
  • エアコンを切っているのに冷気(外気)が入ってくる
  • 事前説明のない追加費用を請求される
  • 200Vのエアコンが設置できないと言われた
  • 配管ルートが雑で見た目が悪い
  • 壁に穴をあける際、壁内のアンテナ線を傷つけてしまう

以上のような失敗を防ぐには、経験豊富で資格をもった業者に依頼するようにしましょう。

エアコン取り付けでのトラブルはどこに相談したらいい?

A

まずは、施工した業者に連絡しましょう。
「水漏れ・エアコンが冷えない」などの症状を詳しく伝える必要があります。
しっかり業者と状況のやり取りをして、修理に来てもらうことが大切です。

「施工業者が施工不良の非をみとめない」など業者と揉めていて対処法が分からない場合、「消費者ホットライン188」に相談するとよいでしょう。
消費者ホットライン188(局番なし)で施工トラブルについて相談可能。
費用は無料なので、相談料がかかる弁護士に連絡する前に、消費者ホットラインに相談することをおすすめします。

まとめ|トラブル事例を知って事前に回避しよう

今回はエアコン取り付け時の以下のトラブル事例をご紹介しました。

トラブル事例
  • エアコンから水漏れ
  • エアコン配管の隙間から冷気が入り込む
  • エアコンからガス漏れ
  • 高所作業ができないと断られた
  • 追加費用を請求された
  • 希望するエアコンがつけられない

エアコン取り付けのトラブル事例を知っておくことで、いざ自分がそのような状況に陥った場合、冷静に対処できます。とはいえ、トラブルを避けることが一番です。

もしエアコン工事を検討しているなら、経験豊富なスタッフが在籍するライフテックスにご相談ください。

弊社はエアコン販売・取り付けをおこなう電気工事の専門業者です。事業歴10年以上を誇る弊社では、経験豊富な自社スタッフが取り付け工事をおこなっております。5年・8年・10年の延長保証も可能なため、万一のときもご安心ください!

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