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冷房の設定温度は何℃?28℃が不快な理由と適切な温度調整の方法

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冷房の設定温度は何℃?28℃が不快な理由と適切な温度調整の方法

冷房の設定温度は何℃?28℃が不快な理由と適切な温度調整の方法

「冷房の快適な温度っていくつなんだろう?」
「28度が良いって聞くけど、本当なんだろうか…」

このように考える方も多くいるのではないでしょうか。

冷房の適温は26〜28度と言われていますが、温度の感じ方は環境や人によって異なるためベストな設定温度はありません。そのため、快適な温度に設定するためには、室温や体感温度などの環境も加味することが必要です。

また、快適に過ごす為には冷房の温度設定だけでなく、他のツールを使うとより理想とする環境を作ることができるでしょう。

この記事では

  • 冷房の最適な設定温度
  • 温度調節で快適に過ごす方法
  • 快適でお得なエアコンについて

などについて詳しく解説していきます。

エアコンの冷房機能は快適に、かつ賢くお得に使いたいですよね。記事の終盤では快適に過ごしつつ、電気代を節約する方法も紹介しています。ぜひ最後まで読んで、参考にしてみてください。

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冷房の設定温度は26〜28度が最適

エアコン冷房の設定温度は「26〜28度が良い」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

実際に適温と言われる温度は以下の通りです。

季節温度
夏場 26〜28度
冬場 18〜22度

26〜28度の中でも28度がおすすめと言われる理由は「快適な温度だから」ではありません。28度は、環境保護のための目安として推奨されている温度です。

そこでここでは、28度が良いと言われるのは一体なぜなのか、本当なのか、について解説していきます。

環境省のクールビズでは、28度が適正な室温だから

28度が良いと言われる理由は、環境省のクールビズで決めた「適正な室温」が28度だからです。

実際に環境省のWebサイトでは、温度設定について以下のように記載されています。

適正な室温とは
クールビズでは、「適正な室温」の目安を28℃としています。
ここで言う28℃はエアコンのリモコンなどの設定温度ではなく、あくまで部屋の温度、室温の上限としての目安です。すなわち、室温を必ず28℃にしなければいけない、ということではなく、冷房時の外気温や湿度、「西日が入る」などの立地や空調施設の種類などの建物の状況、また、体感温度は人によっても異なることから、室内にいる方の体調等を考慮しながら、無理のない範囲で冷やし過ぎないよう、室温の管理をお願いできればと思います。
まずは健康を第一に、エアコンの温度を柔軟に設定いただきながら、適切なエアコンの使用をお願いいたします。

引用:COOLBIZ|環境省

つまり28度というのは、冷房の設定温度ではなく「推奨の室温」です。冷房の設定を28度にしたから、快適に過ごすことができるという訳ではありません。

28度設定は不快と感じる人も多い

前項でお伝えしたように、環境省のクールビズ対策で冷房を28度に設定しているけど、
「なんだか暑い気がする…」
「ベタベタするし、全然快適に感じない」
という方もいるのではないでしょうか。

実際に多くの人が冷房の28度は快適だと感じていないようです。

夏場のオフィスエアコンの設定温度に関する実態調査|ダイキン

参考:夏場のオフィスエアコンの設定温度に関する実態調査|ダイキン

ダイキンがまとめた発表によると、株式会社マーシュが2018年6月に実施した「夏場のオフィスエアコンの設定温度に関する実態調査」では、男女ともにほぼ半数(男性47.2%/女性47.9%)の人が冷房の28度は「不快」または「どちらかというと不快」と感じているようです。

いったいなぜ、多くの人が推奨温度を不快に感じてしまうのか、について次の項では解説していきます。

設定温度と実際の温度でズレが生じる要因

気流制御機能

ここまでは「冷房の28度は不快に感じる人も多くいる」という内容についてお伝えしてきました。ここからは、なぜそのように感じるのか、理由と要因について解説していきます。

快適だと感じない理由は「設定温度と実際の温度でズレが生じているため」です。ここでの実際の温度とは、室温や体感温度のことを指します。設定温度と室温、体感温度は似ているように感じますが、実際には違うものです。例えば、部屋の構造・温熱環境などによっても変わります。

そこでここでは、

  • 設定温度=室温にならないから
  • 体感温度に違いがあるから

についてひとつずつ解説していきます。

設定温度=室温にはならないから

室温とは、屋内の温度のことです。室温は部屋の環境によって、大きく左右されます。

部屋の環境

部屋の環境

例えば断熱性や日当たり、吹き抜けなど、家の構造によっても変化することが多いです。そのため、同じエアコンの28度設定でも、環境によって実際の室温は異なります。

体感温度に違いがあるから

同じ温度でも湿度によっても気温の感じ方に違いがあるように、人の温熱感覚は6つの要素によって左右されます。

具体的な6つの要素とは、以下の通りです。

温熱環境を構成する6つの要素
温度、室温、気流、輻射(放射)、活動量(代謝量)、着衣量

温熱環境を構成する6つの要素

※引用:温熱環境の6要素と評価指標について|FUTAEDA株式会社

上記画像のように要因は大きく、「環境側」と「人間側」の2つに分けられます。環境側で温度調整できる方法のひとつが、エアコンです。エアコンの温度だけでなく、送風の強さや向き(気流)によっても室内環境を調節することができるでしょう。

また人間側の温度の感じ方にも「暑がり」「寒がり」とあるように、個人の体質などによっても異なります。そのため、快適な室温を調整する為には、エアコン温度の設定だけでなく、エアコンのメンテナンスや外部環境、個人での温度調節も必要になってくるでしょう。

快適に過ごすために冷房機能以外でエアコン調節できること

ここまでで、快適な温度環境を作る為には、温度設定だけでは難しいことをお伝えしてきました。

そこでここでは、快適に過ごすためにすぐ実行できる、冷房の温度調節以外のエアコンの賢い方を紹介します。

具体的には以下の4つです。

  • 自動運転モードを活用する
  • じめじめする場合は除湿機能に切り替える
  • エアコンの清掃を定期的にする
  • エアコンと相性の良い効果的なアイテムを使う

読めばすぐに対策できるものばかりなので、温度調節に困っている方はぜひ参考にしてみてください。

自動運転モードを活用する

エアコンには自動運転機能がついているものが多くあります。

自動運転機能を使えば、室内が設定温度に近づくように、自動で風量をコントロールしてくれます。自分でこまめに調節する必要がないので、効率的に部屋を快適な温度にすることができるでしょう。

また、自動運転であればフルパワーで稼働し続けることも少ないので、結果的に省エネになり、節約になることも期待できます。

じめじめする場合は除湿機能に切り替える

「体感温度に違いがあるから」でもお伝えしましたが、湿度によっても温度の感じ方は異なります。

じめじめするとより暑く感じるように、湿度が高いと体感温度が上がって実際の温度よりも余計暑く感じることも多いでしょう。特に夏は湿度が高くなりやすいので、エアコンの除湿機能をうまく活用すると効果的です。

エアコンの除湿機能の上手な使い方や冷房機能との違いについて、詳しくは「エアコンの除湿機能とは?冷房との違いや電気代の節約方法を解説」でも解説していますので、参考にしてください。

エアコンの清掃を定期的にする

定期的にエアコンのクリーニングを行うことで、エアコンの効きを良くすることができるでしょう。

以下のような箇所は自分でも簡単に掃除ができる部分なので、ぜひお試しください。

  • フロントパネルなどの本体の表面
  • フィルター
  • ルーバー
  • 室外機

さらにエアコンクリーニングをすることによって、エアコンの効果を高めるだけでなく、長持ちさせることや節電にも繋がります。

自分で掃除できる範囲やクリーニング方法について、詳しくは「自分でできるエアコンクリーニング!必要な道具や方法を解説!」でも解説していますので、参考にしてください。

効果的なアイテムを使う

エアコンと相性の良いアイテムを使うことで、エアコンの効果をより高めることができるでしょう。

ここでは、特に効果が期待できるアイテムと使い方を解説します。

扇風機・サーキュレーター

扇風機・サーキュレーター

エアコンと扇風機・サーキュレーターは相性が良い組み合わせです。締め切った空間で使用するエアコンは空気が停滞しやすいのですが、扇風機やサーキュレーターと併用することで部屋中に空気が循環し、効果が高まります。

夏には室内の冷たい空気が部屋の下の方に溜まりやすいので、扇風機やサーキュレーターを上向きにして使用するのがポイントです。扇風機やサーキュレーターを活用することで、室内温度を一定に保つことができるでしょう。

サーキュレーターの使い方やエアコンとの上手な併用方法について、詳しくは「エアコンはサーキュレーターでより効果的に!正しい置き方や使い方を解説」でも解説していますので、参考にしてください。

カーテン・断熱シート

カーテン・断熱シート

カーテンや断熱シートを使用することで、窓から室内の冷たい温度が屋外に逃げるのを防ぐことができます。

加えてエアコン使用時には、ドアや窓をピッタリと閉めて空気が外に流れないように気をつけましょう。カーテンでも熱の出入りを抑えることはできますが、断熱シートを使用するとより高い効果が期待できます。

このようにエアコン機能や様々なアイテムを併用することによってエアコンの効果を高め、温度調節がしやすくなるでしょう。

冷房温度は1℃上げると約13%の消費電力削減になる

ここまではエアコンの温度設定と、快適な室温の作り方についてお伝えしてきました。しかしエアコンを使用する際には、快適に過ごすだけでなく「より賢くお得に」使いたいと考える方も多くいるのではないでしょうか。

実際に「夏の冷房時の温度設定を1℃上げると約13%の消費電力削減になる」とも言われています。(※引用:家庭でできる節電アクション|環境省

そこで本項では快適かつ、賢くエアコンを使うための方法を紹介します。

電気代を節約するコツ

電気代を節約する為には、以下の7つのポイントを確認するのがおすすめです。

快適な温度設定をするために必要な部分と重複する箇所もあるので、積極的に取り入れていくと「快適、かつ賢く」エアコンを使用することができるでしょう。

  1. エアコンの設定温度を見直す
  2. 窓からの熱気・冷気を抑える
  3. フィルターを清掃する
  4. 室外機周りを整頓する
  5. サーキュレーターを併用する
  6. 衣類で調整をする
  7. 10年以上使用しているエアコンは買い替える

しかし上記の節約術の効果を高めるには、省エネエアコンを使用することが最もおすすめです。詳しくは次の「節約には省エネエアコンがおすすめ」で解説しています。

節約には省エネエアコンがおすすめ

近年では「省エネエアコン」と呼ばれるタイプのエアコンが各メーカーから登場しています。10年前と比較すると消費する電力量が格段に低くなっていますので電気代を抑えることが可能です。

実際に2010年の製品と2020年の省エネタイプ 2.8kW(8畳〜12畳)(期間消費電力量)を比較すると、年間3000円弱の節約が可能です。

年間電気代

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まとめ|快適な温度調節には設定温度と環境作りは重要

冷房の設定温度は26〜28度が最適です。しかし、環境省がクールビズで推進している28度では、不快と感じる人も多くいるのが現状です。

快適に過ごすためには冷房の温度調節だけでなく、エアコン機能を活用することや部屋の環境を整えることも必要になってくるでしょう。

エアコンの冷房機能以外で温度調整する方法

  • 自動運転モードを活用する
  • じめじめする場合は除湿機能に切り替える
  • エアコンの清掃を定期的にする
  • エアコンと相性の良い効果的アイテムを使う

「夏の冷房時の温度設定を1℃上げると約13%の消費電力削減になる」とも言われているので、適切な温度調整をすることで、環境にもお財布にも優しくなれるでしょう。

またさらに電気代を節約するコツとして、省エネエアコンを使用すれば、よりお得で快適に過ごすことができます。そのためエアコンの買い替えを考えている方は、省エネエアコンも検討してみると良いでしょう。

よくある質問

冷房の最適な設定温度は何度ですか?

A

エアコン冷房の設定は「26〜28度」が適温と言われています。

しかし部屋の環境や個人の体質によっても温度の感じ方は変化するので、環境に合わせた温度設定が必要です。

冷房の温度調整や、快適に過ごすためのエアコン機能の上手な活用方法について、詳しくは「冷房の設定温度は26〜28度が最適」をご覧ください。

設定温度によって電気代を節約できるんですか?

A

「冷房温度は1℃上げると約13%の消費電力削減になる」と言われています。

快適に過ごしつつ電気代を節約するには、エアコンの設定温度を見直すことや省エネエアコンを活用することがおすすめです。

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