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プロがマルチエアコンをおすすめしない理由とは?デメリットの軽減方法を解説

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プロがマルチエアコンをおすすめしない理由とは?デメリットの軽減方法を解説

2025年05月27日
【プロが解説】マルチエアコンをおすすめしない理由とは?メリットやデメリットを解説

「マルチエアコンってどんなもの?」
「マルチエアコンって使いやすいの?」

マルチエアコンとは、1台の室外機に複数の室内機をつないで使えるエアコンです。

室外機が1台でよいため場所を取らないメリットがありますが、新築にマルチエアコンを設置するのはおすすめできません。なぜなら以下のようにデメリットが多いためです。

これから新築にエアコン設置をする方は、通常のエアコンを各部屋に設置することをおすすめします。

ただ、「室外機を複数台設置して無駄に場所をとりたくない」という人もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方は室外機の特殊設置がおすすめです。室外機は地面への直置きだけでなく、専用の架台で室外機を二段に積んだり、壁面に取り付けたりなどさまざまな方法があります。これらの特殊な設置方法を使えば、無駄に場所を取らずに設置可能です。

弊社ライフテックスであれば、室外機の特殊な設置方法も幅広く対応可能です。お客様のご要望と設置場所の状況を確認したうえで最適な設置方法をご提案させていただきます。

また、業界最安値に挑戦しているライフテックスでは、エアコン本体と標準工事費がセットになった「エアコン販売・取り付け工事パック」を提供しています!弊社が厳選したエアコンを、工事費込みで税込65,780円からお買い求めいただけます!また室外機が小さいモデルのエアコンの取り扱いもあるため、ベランダなど限られたスペースへの設置も可能です。

ライフテックスにお任せいただければエアコンをお得な価格で購入でき、お客様のご要望にあわせて設置が可能です!ご相談・お見積もりは無料で承っておりますので、お気軽にお申し付けください!

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マルチエアコンってなにが「マルチ」?

マルチエアコンとペアエアコンの違い

通常の壁掛けエアコンは1台の室外機と1台の室内機を「ペア」でつなぎます。このことから「ペアエアコン」または「シングルエアコン」と呼ばれることもあります。家庭用のエアコンではもっともポピュラーなエアコンと言えます。
それに対してマルチエアコンは1台の室外機に対して2台~最大7台までの室内機や床暖房などと文字通り「マルチ」につなぐことができる空調機器です。

それではマルチエアコンにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
それぞれ詳しくみていきます。

マルチエアコンのメリット

ご自宅にマルチエアコンと通常のエアコンのどちらを設置すべきなのか判断するためにも、マルチエアコンにはどのようなメリットがあるのか知っておくと良いでしょう。

マルチエアコンのメリットは以下の通りです。


それでは、マルチエアコンのメリットについて詳しく解説していきます。

室外機が1台で済む

マルチエアコンを使用する最大のメリットです。

ガーデニング

通常のペアエアコンは室内機それぞれに室外機が必要になりますので、例えば4台のエアコンを設置する場合、屋外の敷地に4台の室外機を設置する必要があります。
室外機3台で1平方メートル程度は必要になります。
マルチエアコンの場合1台で完結できますので、土地がまるまる1平方メートル分活用できるということになります。

東京23区でもっとも人口が多い世田谷区で1平方メートルの土地を買うには平均で2025年[令和7年]の公示地価で724,064円必要です。
土地が限られている都心部ではとても大きなメリットと断言して良いでしょう。

あまった1平方メートルで家庭菜園を楽しんだり、花壇を作ったりと有意義な土地活用ができますね。

室内機をさまざまな種類の中から選ぶことができる

ダイキン工業のマルチエアコンシステムを例に見ていきます。

ダイキンエアコン説明

出典:ダイキン工業

こちらの写真では1台の室外機から5台の機器に接続しています。
ダイキンの特徴として「床暖房」にも対応している点が挙げられます。オールシーズン通して快適な生活環境をつくることが可能です。
またエアコンの種類は

  • 天井埋込カセット形
  • 足元が冷えるキッチンなどに便利な床置形
  • 和室に馴染む壁埋込形

などさまざまなエアコンの種類の中から選択可能な点もマルチエアコンの特徴で、注文住宅で家を建てる場合には設計段階から思い通りの住空間をオーダーすることができます。

家庭用のマルチエアコンを販売している国内のメーカーは2025年現在、

  • パナソニック
  • 三菱電気
  • 三菱重工
  • 日立
  • ダイキン

の4社のみです。
通常のペアエアコンと比較するとカンタンには設置できないため需要が少なく、新規メーカーの参入は難しいのです。

すぐに冷暖房が効く

通常のペアエアコンではスイッチを入れてもなかなか暖かい空気や冷たい空気が出てこないです。
室外機はある程度「力を貯めて」から動き出すからです。
しかしマルチエアコンなら他の室内機が動いている状態であればすでに室外機が力を貯めて運転を開始している状態なので、すぐに冷暖房が効き室内を快適な温度にすることができます。

マルチエアコンのデメリット

一方、マルチエアコンにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。

マルチエアコンのデメリットは以下の通りです。

それでは、マルチエアコンのデメリットについて詳しくご紹介していきます。

室外機が故障すると全ての部屋で使用できなくなる

マルチエアコンを使用する最大のメリットが「室外機が1台だけで完結すること」である事と表裏一体で、「室外機が1台だけで完結すること」は最大のデメリットでもあります。
室外機が故障した場合、すべての室内のエアコンが一切動かなくなるのです。
マルチエアコンは室外機が故障した場合、すべての室内機も取り替える場合が多いので工事の発注から工事完了までかなりの時間が必要で、エアコンが使えない期間が春や秋ならともかく、例えばそれが真夏だった場合、悲惨そのものです。

普通のエアコンよりも電気代が高くなる場合がある

エネルギー節約

マルチエアコンはペアエアコンと比べて省エネ性能が低く、電気代が高くなる場合があります。
ペアエアコンの省エネ基準達成率は110%~140%程度ですが、マルチエアコンの省エネ基準達成率は100%~107%程度とペアエアコンと比較するとかなり劣っていることがわかります。そのためマルチエアコンを使用すると電気代が高くなる場合があります。
マルチエアコンはペアエアコンと比べて需要が低いため、毎年新機種を発表することがなく新機能が追加されたり、省エネ性能が向上したりする機会があまりありません。
またマルチエアコンを販売している国内メーカーが少なく(ダイキン・パナソニック・三菱電機・三菱重工・日立)、競合が少ない点も省エネ性能が向上しない大きな理由のひとつといえます。

同時に室内機を運転すると冷暖房のパワーが下がる

マルチエアコンは一台の室外機で複数の室内機を動かしています。
通常のペアエアコンより 出力は大きいのですが、何台もの室内機を同時にフルパワーで運転させると室外機の負担が大きくなり運転能力が下がってしまうのです。

自転車を漕ぐ人

自転車を一人で運転している時と、子供を乗せて運転している時では、当然子供を乗せている時の方がスピードはでないですよね。
マルチエアコンで何台かの室内機を動かすのは、子供が1人から2人に増えて電動アシストの電池が切れている自転車で登り坂を登っているようなものなのです。

電気工事が必要になる

分電盤

通常のペアエアコンは室内のエアコン専用コンセントから電源をとります。
それに対してマルチエアコンは室内の専用コンセントは使用できません。
屋外の室外機に専用の電源が必要になるためです。
そのため、室外機に専用で使用できる電源がない場合は、別途電気工事が必要となります。
ペアエアコンと同様に専用の電源が必要になりますので、ブレーカーから室外機まで配線する必要があります。
状況によっては工事費用が高額になってしまうこともあります。

配管を作成するのに費用がかかる

ヘルメットと計算機

マルチエアコンは全ての室内機と室外機を配管でつなぐ必要があります。
建築段階からハウスメーカーや工務店と詳細な打合せをおこなう必要があります。
多くの場合、家の建築段階から設計に組み込み、配管は先行して設置(隠ぺい配管)していきます。ペアエアコンと比較すると工事の工程が多く、技術力も必要なため、費用は高額になる場合も多いです。
また故障した場合には室内機、室外機とも交換になりますが、配管はかんたんに交換できないため、「配管洗浄」をおこなう場合が多いです。

ペアエアコンが優れている点

マルチエアコンとペアエアコンはどのような違いがあるのでしょうか?ここからはペアエアコンが優れている点についてご紹介します。

 ペアエアコンが優れている点は以下のとおりです。

それぞれ詳しく見ていきます。

1台故障しても他のエアコンは使える

マルチエアコンは1台の室外機が故障すると、それに接続された全ての部屋のエアコンが使えなくなりますが、ペアエアコンは1台故障しても他のエアコンには影響がありません。

通常のペアエアコンは、室外機と室内機が1対1で接続されているため、たとえ1台の室外機に不具合が生じても、他の部屋に設置したペアエアコンは問題なく稼働します。

室内機が設置された各部屋で快適に過ごせますし、故障した部屋以外の空調は維持されます。たとえば、リビングのエアコンが使えなくなっても、寝室のエアコンは使用できるため、部屋を移せば涼しく快適に眠れますよ。

故障時のメンテナンスや買い替えがしやすい

マルチエアコンは室外機や室内機1台だけを交換するのが難しいのに対して、ペアエアコンは故障時のメンテナンスや買い替えがしやすいという特徴があります。

ペアエアコンはメーカー間の競争が激しいため、毎年機能性や省エネ性能が進化したモデルが発表されています。また、需要が多いため取り扱っている販売店や施工業者も豊富です。故障時の対処がマルチエアコンと比較して圧倒的に簡単であると言えます。

現在マルチエアコンを使用している場合でも、例えば1台だけ故障した際にその部屋だけペアエアコンに交換したり、リスク分散としてリビングのエアコンだけペアエアコンに交換したりといった段階的な交換も推奨されています。

複数台同時に稼働してもエアコンの効きが悪くならない

マルチエアコンは1台の室外機で複数の室内機を動かすため、同時に複数台の室内機をフルパワーで運転させると冷暖房の効きが悪くなります。しかし、ペアエアコンは、1台の室内機に対して1台の室外機が対応しているため、安定して冷暖房を効かせられます。

複数台のペアエアコンを同時に稼働させた場合でも、それぞれのエアコンの能力が個別に維持されるため、部屋が冷えにくい、あるいは温まりにくいといった問題が生じにくくなります。これにより、各部屋で快適な温度を維持できます。

マルチエアコンを使用中の方はペアエアコンへの段階的な交換がおすすめ

すでにマルチエアコンをご使用中の方で、室外機故障によるエアコンの全室停止や、同時運転により冷暖房の効きが悪くなるといった問題を回避したい方は、ペアエアコンへの段階的な交換がおすすめです。

段階的な交換方法は以下のとおりです。

  • 室内機が1台だけ故障した際はその部屋だけペアエアコンに交換する
  • 室外機が故障することを想定してリビングのエアコンのみペアエアコンに交換しておく

マルチエアコンは基本的に室外機だけ、または室内機1台だけの交換が難しいとされています。これは、年月が経つと既存の機器と互換性のある新しい機種が見つかりにくく、故障時には全ての室内機と室外機をまとめて交換する必要が生じるケースが多いからです。

段階的にペアエアコンへの交換を進めることで、一度に多額の費用がかかるリスクを分散させ、交換時のコストを抑えられる可能性があります。

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まとめ

結論としては特別なこだわりがない限りはマルチエアコンは選択しない方が無難です。通常のペアエアコンの方が省エネ性能やさまざまな最新の機能、そしてなにより故障した際の対処がマルチエアコンと比較すると圧倒的に楽です。

現在マルチエアコンを使用中の方には

  • 室内機が1台だけ故障した際はその部屋だけペアエアコンに交換する
  • 室外機が故障することを想定してリビングのエアコンのみペアエアコンに交換しておく

など、ペアエアコンへの段階的な交換がおすすめです。段階的な交換をおこなうことで一度に多額の費用がかかるリスクを分散させ、交換時のコストを抑えられます。またマルチエアコンが故障した場合でも、故障していないペアエアコンのある部屋で快適に過ごせるでしょう。

しかし、一生に何度もない「家を建てる」という行為ですから最終的にはご本人の意思が一番大事です。 マルチエアコンは家の外観を損なうことなく部屋の雰囲気に合わせて室内機を選択できるエアコンです。理由として十分だと言えます。 その場合はリスク回避のため「室外機を2台設置して空調システムを2系統に分ける」ことだけは忘れないでください。

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よくある質問

マルチエアコンとは何ですか?

A

複数の室内機を1台の室外機で動かすことができるエアコンのことです。

「室外機が故障すると全ての部屋でエアコンが使えなくなる」「省エネ性が低い」など、デメリットが多すぎるため、選択しない方が無難です。

複数台のエアコン設置でもお得に購入したい方は「ライフテックスのパックページ」をご覧ください。

マルチエアコンのメリット・デメリットは何ですか?

A

メリット

  • 室外機が1台でまかなえる

デメリット

  • 室外機が故障すると全ての室内機が動かなくなる
  • 電気代が高くなる可能性がある
  • 同時運転すると冷暖房のパワーが下がる

デメリットの方がメリットよりも多いため、マルチエアコンは選択しない方が無難です。

詳しくは「マルチエアコンのメリット」「マルチエアコンのデメリット」をご覧ください。

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