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業務用エアコン工事はどこに頼む?価格・工事費・選び方を解説

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業務用エアコン工事はどこに頼む?価格・工事費・選び方を解説

業務用エアコン工事

業務用エアコン設置のために業者を探している方もいるでしょう。

しかし、多くの業者があるため、どこにお願いしたらよいのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は業務用エアコン工事業者を選ぶポイントとおすすめの業者をご紹介します。
合わせてここでは業務用エアコンの種類別の価格相場や、工事費、おすすめメーカーもご紹介します。

業務用エアコンを設置したいと考えている方や、これから業務用エアコンを購入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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業務用エアコン設置はどこに頼む?

業務用エアコンを購入し、設置するには業者の選定が必要になります。
業務用エアコンの設置を依頼できるのは「業務用エアコンメーカー」と「工事業者」の2つがあります。

メーカーに工事を依頼すると、設置後の保証やサポートが得られやすいですが、特定の商品を選択する必要があります。

工事業者にも独自の保証やアフターサービスを付けているケースもあります。業者に依頼する場合は、保証内容を必ず確認しておきましょう。

次の項目では業務用エアコン工事業者の選び方を紹介しております。

業務用エアコンの工事業者の選び方

業務用エアコンの設置や取替を考えている方は、以下の4つのポイントに気をつけましょう。

優良な業務用エアコン業者を見極めるポイント
  1. 現地調査を事前に行ってくれるか
  2. フロンガスの回収も行っているのか
  3. 工事実績が豊富にあるか
  4. 施工内容を詳細に分けて明確に金額が記載されているか

それでは一個ずつ詳しく解説します。

1.現地調査を事前に行ってくれるか

業務用エアコンは設置する場所やメーカー、機種によって配管を伸ばす必要や、過去に使っていた配管を再利用できる場合があります。
現地調査を事前に行ってくれる会社ならトラブルを未然に防ぐことができるので安心です。

2.フロンガスの回収も行っているか

業務用エアコンを取り替える場合、エアコンの廃棄が必要になります。
業務用エアコンを廃棄するときに同時にフロンガスも廃棄しなければなりません。
これは環境省が定める「フロン回収・破棄法」に基づいて厳格に決められています。

もしフロンガスを回収せずに破棄すると破棄を依頼した側が責任を問われることになり、1年以下の懲役または50万円以下の罰金(フロン排出抑制法 第103条)に処されます。

回収を行っていない業者を選んでしまった場合は、回収業者などに別途依頼しなければなりません。そのため、余計に手間と費用がかかってしまいます。

フロンガスの回収については業者のオプション料金などに説明があるので必ず確認するようにしましょう。

3.工事実績が豊富にあるか

業務用エアコンの設置は電気工事に関する知識や経験はもちろん、建築に関する知識も必要になる難しい工事です。
必ず経験豊富な工事会社に依頼するようにしましょう。

受注件数や施工実績が豊富な会社はお客様からの信頼は厚く、評判が良いと言えるでしょう。
公共事業を受注している会社なら安心して依頼することができます。

4.施工内容を詳細に分けて明確に金額が記載されているか

見積書の内容がおおまかで曖昧な会社は危ないです。
例えば「エアコン設置・部品代一式:○○円」のように記載されている業者は詳細が確認できず、あとから水増し料金を徴収されることがあります。

必ず見積書に「ドレンホース:○円」、「エアコン本体:○円」と書いてある業者を選ぶようにしましょう。

詳細がわかっていれば費用を上乗せされることなく、依頼した側も部分的に値段交渉できるようになる利点もあります。

おすすめの業務用エアコン設置業者

ここからは業務用エアコン取り付け工事業者を探したいという方へ、おすすめの業務用エアコン取り付け工事業者をご紹介いたします。

ライフテックス

ライフテックス

ライフテックスは業務用エアコンの施工実績も多数ございます。電気通信建設業許可取得企業であり、数々の難工事を弊社スタッフの力で乗り越えてきました。ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。

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株式会社オーソリティ空調

株式会社オーソリティ空調
引用:株式会社オーソリティー空調

株式会社オーソリティー空調は神奈川県川崎市を拠点に空調設備の設計、工事を承っております。特定建設業許可を取得済で大〜小規模の現場まで様々な制約の中でも最適な形で施工を実施いたします。またオーソリティー空調は業務用エアコンの専門ECサイトReAirで業務用エアコンや高機能換気設備を販売しています。

エアコンフロンティア

エアコンフロンティアHP

引用:エアコンフロンティア

1946年から続く老舗の業務用エアコンの販売・取り付けを行っている会社です。
70年を超える施工実績を活かし、設置場所・用途に合わせて適切な業務用エアコンを提案、販売、設置を行っています。
「圧倒的な価格設定」、「安全・丁寧なスピード施工」、「全国対応」、「安心のアフターサービス」を売りにしています。

エアコンセンターAC

エアコンセンターACHP

引用:エアコンセンターAC

商品力、価格力、施工力の3つを理念に掲げ施工を行っています。
公共事業なども手掛ける信頼感と家庭用エアコンの設置も行っており、特に業務用エアコンの販売実績は国内トップクラスです。
価格の安さや対応力に人気があり、社員の80%以上が設備関連の資格を取得しており、お客様に寄り添った適切な提案を行っています。

業務用エアコンのおすすめメーカー

業務用エアコンは家庭用エアコンと同じく様々なメーカーが製造・販売を行っています。
メーカーのシェア率は以下のようになっています。

業務用エアコンのシェア率

【2022年度】一般社団法人「日本冷凍空調工業会」が行った自主統計

ダイキンがシェアの4割を占めており、他社にはない手厚いアフターサポートに魅力を感じている方が多いようです。

メーカーと価格の一覧は以下のとおりです

【高価格帯】
ダイキン、三菱電機
【平均的な価格帯】
日立、パナソニック
【安価】
東芝キヤリア、三菱重工

安さで選ぶなら東芝キャリアや三菱重工を検討してください

業務用エアコンは15年ベースで買い換えるため、15年前の配管を再利用できるメーカーもあり、工事費用を安くできます。(東芝、パナソニック)

メーカごとの詳しい特徴は以下の記事で解説しております。参考にしてください。

関連記事:業務用エアコンメーカー6社を紹介!シェア率や選び方を解説

業務用エアコンの種類と価格相場

業務用エアコンは用途によって様々な形状があり、タイプや馬力、性能で価格相場も変わります。

ここでは4つのタイプの特徴と本体価格相場を以下の表にまとめました。

機器のタイプ特徴本体価格相場
天井カセット形 天井の内部に設置
最もポピュラー

室内の温度ムラができにくい
小(1.5~3馬力)約16~45万円
大(4~6馬力)約25~85万円
天井吊型 天井に設置
直線的に空気を送り込める
小(1.5~3馬力)約15~35万円
大(4~6馬力)約20~70万円
床置型 床に設置
メンテナンスが楽
温度ムラが発生しやすい
小(1.5~3馬力)約7~30万円
大(4~6馬力)約25~70万円
壁掛型 壁に設置
メンテナンスが楽
パワーが弱い
小(1.5~3馬力)約14~35万円
大(4~6馬力)約20~50万円

続いて、それぞれのタイプ別のメリット、デメリット、本体価格の相場を詳しく紹介します。(※価格相場は参考価格となります。販売業者・流通状況などにより大きく変動する場合があります。)

天井カセット形

天カセ4方向

参考価格相場
小(1.5~3馬力)約16~45万円

大(4~6馬力)約25~85万円

天井埋め込み形とも呼ばれ、業務用エアコンの中で、最も採用されているタイプです。凹凸が無く、天井と一体化するので綺麗に設置したい方、スペースを有効活用したい方におすすめです。

メリット

  • 室内の温度ムラができにくい
  • センサーや自動お掃除機能など便利な機能が多い
  • パネルの色が豊富(ブラック、ホワイト、ベージュ等)
  • 天井と一体になるので見た目がきれい

デメリット

  • 天井の内部に設置するため、天井裏のスペースが必要
  • 設置工事費が天吊型や壁掛け型に比べると高い

また、天井カセット形エアコンには吹き出し口のタイプが4種あります。

それぞれの特徴は以下の通りです。

風の吹き出し方特徴特徴
4方向吹出 4方向から送風 スタンダードなタイプ
ラウンドフロー 360°全方向送風 室温にムラが出ない
2方向吹出 両サイド2方向から送風 細長い部屋に適している
1方向吹出 エアコンの1面から送風 細長い部屋や下がり天井に適している

天井吊形

天井吊り型写真

参考価格相場
小(1.5~3馬力)約15~35万円
大(4~6馬力)約20~70万円

音が静かでスペースも大きく取らないので設置のハードルが低いです。
部屋の隅に設置しても温度調節が可能なため、学校の教室、大学の講義室、セミナールームなどで多く設置されています。埋め込む必要がないので天井内のスペースも取りません。

メリット

  • 埋め込み不要なため、工事費用を抑えられる
  • 風量に反して音が静か
  • 遠くまで風を送ることができるので細長い空間で威力を発揮

デメリット

  • 一方向にしか風が出ないので温度ムラが発生しやすい
  • 本体が露出し、天井から出っ張る
  • 配管が見えるので美観を損なう

床置形

床置形エアコン

引用:製品特長 | 床置形 | ダイキン工業株式会社

参考価格相場
小(1.5~3馬力)約7~30万円
大(4~6馬力)約25~70万円

設置工事が簡単で床スペースもあまり取りません。床に置いてあるのでメンテナンスも容易です。天井が高い場所でも安心して暖房効果を期待できます。

大きな工場や倉庫といった、デザイン性が必要とされず比較的設置スペースに余裕がある空間で活用される業務用エアコンです。

メリット

  • 天井が高くても床まで送風できる
  • 取付工事が簡単で工事費が安い
  • 床にあるのでメンテナンスが楽

デメリット

  • 一方向にしか風が出ないので温度ムラが発生しやすい
  • デザイン性を求められる空間には適さない
  • 設置するためのスペース(床)が必要

壁掛形

壁掛形
引用:壁壁掛け形業務用エアコンの製品特長 | ダイキン工業株式会社

参考価格相場
小(1.5~3馬力)約14~35万円
大(4~6馬力)約20~50万円

設置工事が最もお手軽にできるタイプです。
家庭用のルームエアコンよりも風は強く、業務用途に耐えうる馬力があります。小さい事務所や小売店などに向いているエアコンです。

メリット

  • 取り付けが簡単で工事費が安いで
  • メンテナンスやクリーニングが楽
  • スペースをあまり取らないので小さいオフィス向き

デメリット

  • 天吊り形に比べると風が遠くまでいかず、温度ムラができやすい

業務用エアコンの取付工事費相場

業務用エアコンの取付工事費も、上記で述べたエアコンのタイプや馬力によって工事費が大幅に異なります。

馬力が高いほど、本体が大きくなりますので、本体価格も設置工事費も高くなります。

また、エアコンの新規設置か、取り替えかによっても工事費は異なります。新規設置の場合、配管の工事が必要となり割高となります。

エアコンを取付の基本的な工事を「標準工事」と呼びます。この標準工事には含まれない作業が発生する場合は、取り付け費用に追加工事費がかかる場合もあります。

最も人気の天井カセット形や天井吊形は、冷媒配管や電源の取付工事が必要になり追加工事費が発生する場合があります。
一方、床置形、壁掛形の場合では設置に手間がかからない分、他のタイプより工事費を抑えられる場合があります。

業者によって異なりますが、追加工事費が発生しやすいケースは以下の4つとなります。

  • 室内機と室外機の距離が離れている
  • 室外機を高所に設置する(高所作業費)
  • 業務用エアコン対応の電源がない
  • 既存エアコンの撤去、処分が必要

シングルタイプかマルチタイプかで値段が変わります

マルチエアコンとペアエアコンの違い

業務用エアコンには、1台の室内機に1台の室外機が設置される「シングルタイプ」と複数台の室内機を1台の室外機に繋いで動作させる「マルチタイプ」があります。マルチタイプはシングルタイプより、高額になります。

業務用エアコンの選び方

天カセ4方向

業務用エアコンを取り付ける場所や広さ、エアコンの馬力など、購入前に決めなければいけないことはあります。

そこで、業務用エアコンの選び方をしっかり確認しておきましょう。
購入前にチェックしたい選び方は、以下の3つです。

  • 設置場所の用途や広さに合わせて選ぶ
  • 業務用エアコンの馬力で選ぶ
  • 買い替えの場合は同じタイプの業務用エアコンを選ぶ

それぞれ詳しく説明していきます。

設置場所の用途や広さに合わせて選ぶ

業務用エアコンを購入するときは、設置場所の用途や広さは必ず確認しておきましょう。

業務用エアコンのタイプはたくさんあるため、用途に合わせたエアコンを選ぶことが大切です。

例えば、おしゃれなオフィスやカフェ、レストランなどでは、設置する場所の見た目を損なわないエアコンを選ぶのも大切です。
また、人がくつろぐ空間ですので、風が直接当たらない機能のある業務用エアコンを購入すると良さそうですよね。

パソコンや電子機器を多く設置しているオフィスの場合は、電子機器から熱が発せられるため、冷房機能が優れた業務用エアコンを設置するのがおすすめです。

このように、業務用エアコンを設置する場所や用途を考慮して比較、検討してみてください。

業務用エアコンの馬力で選ぶ

業務用エアコンにおける馬力とは、そのエアコンの能力のことです。
エアコンの設置場所に必要な馬力は、以下の計算式で算出できますよ。

設置場所の面積(㎡)× 算出基準熱負荷(W/㎡)= 冷暖房能力(kW)

ただ、先ほども伝えたように、面積だけを考えて馬力を選んでしまうのは良くありません。

熱を発する機械が多い場所に設置したり、鉄板焼きレストランのような熱がこもりやすい空間に設置したりする場合は、より馬力の高い業務用エアコンを設置するのがおすすめです。

また、馬力が上がるほど、工事代も上がるため、設置場所に合ったエアコンを選定することが大切です。

買い替えの場合は同じタイプの業務用エアコンを選ぶ

すでに業務用エアコンを設置していて、買い替えを検討している方は、今使用しているエアコンと同じタイプの商品を購入しましょう。

業務用エアコンは、天井カセット形のものや天井吊形、床置形などさまざまな形のタイプがあります。
馬力や性能だけを見れば、どのタイプに買い替えてもいいように思うかもしれませんが、別の形状の業務用エアコンにすることで配管の工事が必要だったり、大がかりなリフォームが必要だったりすることがあります。

リフォームや建て替え時に業務用エアコンも新調するという方なら問題ありません。
ただ、設置場所の内装はそのままエアコンのみを買い替えるなら、同じタイプのエアコンを購入した方が見た目も工事の手間も損なわずに買い替えできます。

エアコンを購入かリースで選ぶ

初期費用が気になる方はリースを検討してもいいでしょう。リースとは、お客様が希望する業務用エアコンをリース提供業者が代わりに購入し、月々の支払を条件にそれを貸し出すシステムのことです。
以下にリースと一括購入のメリットとデメリットをまとめました。参考にしてください。

 
リース
一括購入
メリット
  • 初期費用0円で導入できる
  • 偶発的な損害は動産保険で補償される
  • 銀行の借入枠が温存できる
  • 全額損金処理できる
  • トータルの支払額がリースよりも安くなる
デメリット
  • 中途解約ができない(一部例外を除く)
  • 一括支払いよりもトータルで高くなる
  • 初期費用がかかる(導入費、工事費)
  • 固定資産税がかかる
  • 減価償却などの会計処理が煩雑になる 

業務用エアコンの取り外し・取り付け手順

ここでは簡単に業務用エアコンの取り外し、取り付け手順を紹介します。

1.搬入経路・室内スペースの確保

搬入経路の確保

業務用エアコンの搬入には大きなスペースを要します。
必ず事前に搬入経路を定めて室内のスペースを確保しなければなりません。

2.室内養生

建物に傷をつけないように念入りに室内養生を行います。

3.既設機器の確認

既設機器の確認

既設の業務用エアコンの状態の確認、搬入経路の確認を行います。

4.冷媒ガス回収

古い業務用エアコンで使われていた冷媒ガスを回収します

5.既存機器の撤去

既存機器の撤去

既存機器の撤去を法令に基づきクレーン車などを用いて行います。

6.新規機器取付

新規機器取付

新規機器を所定の位置に搬入し、取り付けます。

7.配管工事(溶接•ラッキング•電気工事)

配管工事

機器を取り付けた後、配管を溶接し、ラッキング( 保温工事や断熱工事で配管に巻いた断熱材の上から、さらに薄い金属で巻く作業)、電気工事を行います

8.冷媒封入・試運転調整・完成

冷媒封入

新規に設置したした配管に冷媒を封入した後、動作チェックを行い、完成です。

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まとめ

ここまで、優良な業務用エアコン設置業者の見極め方や、業務用エアコンの種類と価格、選び方についてお伝えしてきました。

優良な業務用エアコン業者を見極めるポイント
  1. 現地調査を事前に行ってくれるか
  2. フロンガスの回収も行っているのか
  3. 工事実績が豊富にあるか
  4. 施工内容を詳細に分けて明確に金額が記載されているか

また、業務用エアコンの選び方をしっかり確認しておきましょう。購入前にチェックしたい選び方は、以下の3つです。

  • 設置場所の用途や広さに合わせて選ぶ
  • 業務用エアコンの馬力で選ぶ
  • 買い替えの場合は同じタイプの業務用エアコンを選ぶ

業務用エアコンの本体価格や工事費の相場はタイプや馬力ごとに異なるので、慎重に決めましょう。

まずは設置を希望する環境にどのエアコンが最適なのか、信頼できる業者にご相談することをおすすめします。業務用エアコンの優良業者をお探しの方はこちらをご覧ください。

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