エアコンが臭い!酸っぱい・カビ臭いときの対処法と予防策を解説
「エアコンをつけたらなんだかカビ臭い…」
「急に酸っぱい臭いがするようになった」
せっかく快適に過ごすためにエアコンをつけたのに、ニオイで不快になるのは嫌ですよね。風が臭うと、部屋全体にニオイが広がってしまうので、すぐになんとかしたいものです。
エアコンの風のニオイは、原因に合わせた対処をすることで解消できます。
この記事では、エアコンの風が臭い原因と、自分でできる対処法を詳しく解説します。対処法で解決しなかった際のクリーニングについても紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
「対処法やクリーニングを試しても変わらない」「エアコンを購入して10年以上経っている」という方は、エアコンの買い替えも検討しましょう。買い替えは、ライフテックスのコミコミパックがおすすめです。エアコン本体代金+標準工事費+送料込みで65,780円(税込)~と大手通販サイトよりもお安くご提供しています。
台数に限りがありますのでお早めにご検討ください!
エアコンの風が酸っぱい・カビ臭い
エアコンの風が臭くなってしまう原因には、以下の4つがあります。
- 空気中の生活臭
- エアコン内部のカビ
- フィルターの汚れ
- ドレンホースから臭いが侵入
適切に対処するためにも、まず原因は何なのかを把握しましょう。
では、順に解説していきます。
空気中の生活臭
エアコンは室内の空気を吸い込んで温度を調節してから、部屋に戻す内気循環を行います。空気を吸い込む際に、空気と共に生活臭も一緒に取り込まれます。
どのようなニオイが悪臭の原因になるかというと、
- 料理中の油のニオイ
- タバコのニオイ
- ペット臭
- 蒸発した汗のニオイ
- アロマのニオイ
など様々です。
単体ではいい香りのものもありますが、ニオイが混じり合うことで酸っぱいニオイや生乾きのようなニオイを発生させます。
さらに、ほこりや皮脂などの汚れが吸い込まれると、カビの原因になります。カビが発生するとかび臭さや生臭さを感じる風が出てきます。
エアコン内部のカビ
冷房運転や除湿運転を行うと、室内機の中にある熱交換器から水が発生します。その水はドレンパンという水の受け皿に落ちてドレンホースを伝って外へと排出されます。
しかし、水がドレンパンへと落ちたからといって、熱交換器自体がすぐ乾くわけではありません。汚れた熱交換器に水が残ると、カビが発生し、それが臭い風の原因になります。
水は冷房運転時に発生するため、これが原因で臭うのは夏場の方が多くなります。
フィルターの汚れ
フィルターはエアコンが空気を吸い込む際に、ホコリなどのゴミを吸い込まないようにするためのものです。そのため、放置していればホコリなどがフィルターに溜まってしまいます。
その状態で運転すると、ホコリを通した汚い空気を取り込んで、室内に吐き出してしまうことになるため、臭い風が出る原因になるのです。
特に部屋でタバコを吸う場合は、ホコリにヤニが付着してしまい、余計に悪臭になりやすくなるでしょう。
ドレンホースから臭いが侵入
エアコンは、室内機の上部から空気を吸い込み、吹き出し口から風を出します。そのため、通常は外の異臭が室内に流れ込むことはありません。
ただし、まれにエアコンの水を排出するためのドレンホースから臭いが入ってきてしまうケースもあります。例えば、排水溝などにホースの先端が入っており、排水溝の臭いが上がってきてしまうなどです。
また、ドレンホースが詰まって水が排出できなくなっていると、ホース内でカビが発生しやすくなります。その場合は、カビの臭いが室内に入り込んでしまう可能性もあるでしょう。
自分でできる!エアコンの臭いを取る4つの対処法
エアコンから出る風が臭いと思ったら、まずは以下の方法を試してみましょう。
- フィルターの掃除
- 吹き出し口の掃除
- 冬場は30度設定で1時間運転する
- 夏場は16度設定で窓を開けて1時間運転する
臭い原因が軽度のものであれば、これで解消される可能性があります。
では、詳しく見ていきましょう。
フィルターの掃除
まず、フィルターをこまめに掃除していない場合はフィルター掃除から始めましょう。フィルターを掃除する際は、必ずエアコンの電源を切り、コンセントを抜いてから行いましょう。
フィルターは、すぐに取り外すとホコリが舞ってしまう可能性があります。そのため、まずはエアコンに付けたまま掃除機である程度ホコリを吸い取ります。
次にフィルターを外して、再度掃除機でしっかりとホコリを吸い取ります。
最後に、水洗いをしますが、汚れがひどい場合は柔らかい歯ブラシなどを使って、フィルターを傷つけないよう注意しながら優しく擦りましょう。
洗い終わったら陰干しをして完全に乾かします。
乾かす際に天日干しをしたりドライヤーを使ったりすると、フィルターが熱さで変形してしまう可能性がありますのでやめましょう。
吹き出し口の掃除
次に、エアコンの風が出る吹き出し口を掃除しましょう。フィルターと同様に、エアコンの電源を切り、コンセントを抜いてから行いましょう。
まず、中性洗剤を薄めたものと、汚れてもいい雑巾やタオルなどを用意します。洗剤を薄めたものを雑巾やタオルに染み込ませ、ルーバーなどにこびりついた汚れを拭き取っていきます。
ある程度拭けたら、割り箸や定規などに雑巾やタオルを巻きつけ、手が入らない部分までしっかりと拭きましょう。
綺麗になったらコンセントを差し直し、送風運転で乾かしてください。
冬場は30度設定で1時間運転する
冬の場合は、30度に設定し暖房運転で1時間運転させましょう。冬場は設定温度を30℃にして1時間ほど運転することで、エアコン内部を乾燥させれば、臭いの原因となる湿気を除去できます。
この方法はカビの発生を予防したり、臭いを軽減したりする効果はありますが、既に発生したカビを取り除くことはできません。そのため、臭いが強い場合や再発する場合は、ほかの対処法と併用するか、専門業者にクリーニングを依頼しましょう。
夏場は16度設定で窓を開けて1時間運転する
夏場は16度設定にし、窓を開けっぱなしにした状態で1時間運転させましょう。温度を低く設定した状態で運転すると結露が発生するため、ドレンホース内のカビや汚れを流す効果が期待できます。
ドレンホース内の汚れがニオイの原因になっているなら、その汚れを洗い流せば改善する可能性があります。
ただし、一時しのぎの対処法であり、ドレンホース内を完全にきれいにすることはできません。根本的に解決するには、プロにクリーニングを依頼しましょう。
エアコンの臭い対策をするときの注意点
エアコンの臭い対策は自分でおこなうこともできますが、安全かつ効果的におこなうためにはいくつかの注意しておきたい点があります。思わぬ事故や故障を防ぐために、以下の3点に気をつけましょう。
- 掃除をする際は必ずコンセントを抜く
- 洗浄スプレー・カビ取り剤は使用しない
- 内部のアルミフィンには安易に触れない
それぞれを簡単に解説します。
掃除をする際は必ずコンセントを抜く
エアコンの掃除を始める前に、必ずコンセントを抜いてください。忘れがちなポイントですが、電源が入った状態での作業は感電の危険があり大変危険です。
小さなお子様がいる家庭では、リモコンを触って誤作動させてしまう可能性も考慮して、コンセントを抜いておくようにしましょう。
洗浄スプレー・カビ取り剤は使用しない
市販のエアコン洗浄スプレーの使用は避けましょう。洗浄成分がエアコン内部に残ってしまうと、かえって故障の原因となる可能性があります。エアコンメーカー大手のダイキンもエアコン洗浄スプレーの使用を推奨していません。
A.市販の洗浄スプレーは、使用しないでください。
引用:よくあるご質問|ダイキン
また、フィルターの奥にあるアルミ製のフィンは、アルカリ性のカビ取り剤に触れるとサビや腐食を起こす可能性があります。そのため、カビハイターやカビキラーなどの使用も避けましょう。
内部のアルミフィンには安易に触れない
エアコン内部のアルミフィンは非常にデリケートな部品です。つまようじや歯ブラシなどで強く擦ると、フィンが変形したり傷ついたりする恐れがあるため注意してください。
また、アルミフィンは金属でできてるため、不用意に触ると指を切る可能性も。アルミフィンを掃除する際は、ぞうきんを使い、やさしい力で汚れをふき取る程度にとどめておきましょう。
内部のカビが原因ならクリーニングを依頼する
フィルターや吹き出し口の掃除で臭いが改善されない場合、エアコン内部やドレンホース内にカビが発生している可能性が高いでしょう。
市販のエアコンスプレーで洗浄するという手もありますが、電子部品にかけて故障させたり、余計に汚れが内部に入り込み、詰まりや水漏れの原因にもなります。
数百円で済むからと安易にエアコンスプレーを選んだ結果、修理や買い替えで何万円もかかってしまえば元も子もありません。
そのため、内部の掃除をしたい場合は、クリーニングの専門業者に依頼すべきでしょう。
エアコンクリーニングの料金
エアコンクリーニングの相場は、1台あたり8,000〜15,000円程度です。業者によっては、複数台のクリーニングを依頼すると割引になるケースもあります。
また、抗菌コートなどのオプションがあり、追加する場合はさらに料金がかかります。
エアコンクリーニングは定期的にした方がいいものですが、その分値段が安いところに頼みたいと考える人も多いでしょう。
しかし安い分、普通は含まれている作業が料金に含まれていなかったり、反対に料金は高いけれど抗菌コートなども含まれているケースもあります。
一概に「一台◯円」という金額のみで判断しない方がいいでしょう。
また、自宅に入れて作業をしてもらうため、問い合わせへの応対が丁寧なところに依頼すると、作業スタッフもきちんとした人が来てくれ、安心して任せられる可能性が高いでしょう。
10年以上使用しているならエアコンクリーニングよりも買い替えがおすすめ
10年以上使用しているエアコンの場合、臭い以外にも
- 冷暖房の効きが悪くなる
- 漏電する
- 異音が鳴る
- 水漏れする
- 室外機が動かない
などさまざまな不調が頻発する可能性があります。
そのため、せっかくお金を払ってエアコンのクリーニングをしたのに、すぐ他の不調が現れてしまうかもしれません。
また、エアコンに不具合が起きて修理しようとしても、製造年月日から10年経過しているエアコンは、部品がすでに製造されていない可能性があります。そのため、修理したくてもできない状況になるのです。
それらを総合的に考えた場合、10年以上使用しているエアコンの場合は、クリーニングを頼むのではなく、買い換えた方がいいでしょう。
エアコンを買い替えるなら「本体+標準工事費+同日送料コミコミパック」がお得
これまで紹介した対処法を試しても「臭いが取れない」、「エアコンを10年以上使用しているからそろそろ買い替えたい」という方は、ぜひライフテックスにご相談ください。
ライフテックスでは、エアコン本体+工事費のセットが激安価格で買える、期間限定の特大キャンペーンを実施中です。エアコンの買い替えを検討している場合、お得にエアコンを購入・取り付けすることができます。
当社が厳選した2023・2024年モデルのエアコンを、本体送料と工事費込みで65,780円(税込)からご用意しています。大手通販会社よりも安い価格でのご提供です。
また、家電量販店などに断られやすい隠蔽配管工事も承ることが可能です。
エアコンのクリーニングや買い替え後に臭いを防ぐ方法
エアコンクリーニングや買い替えを行ったら、また異臭が発生しないようにしましょう。
エアコンの風が臭くなるのを防ぐには、以下のことを日常的に行います。
- 2週間に1度のフィルターとエアコン上部の掃除
- こまめな換気
- エアコン使用後に送風運転
では、詳しく解説します。
2週間に1度のフィルターとエアコン上部の掃除
前述したように、フィルターの汚れはカビ臭さや酸っぱいニオイの原因になります。そのため、2週間に1度は掃除をしましょう。
また、エアコンは上部から室内の風を吸い込むため、ハンディモップなどで上部のホコリも取っておきましょう。
こまめな換気
さまざまな生活臭をエアコンに吸い込ませないために、こまめに換気をして室内にニオイがこもらないようにしましょう。
特に料理で揚げ物など油を使ったあとや、タバコを吸った際などは特に換気することをおすすめします。
エアコン使用後に送風運転
冷房運転をした後、すぐに電源を切らずに30分程度送風運転をするようにしましょう。
冷房で発生した結露を放置することでカビが発生します。そのため、送風運転で内部の湿度を下げることでカビの発生を抑止する効果があるのです。
タイマーなどを利用して、送風運転を行う習慣をつけましょう。
まとめ
今回は、エアコンの風が臭い場合の原因と対処法について解説しました。最後にまとめを見てみましょう。
エアコンの風が臭くなる原因には、以下の4つがあります。
- 空気中の生活臭
- エアコン内部のカビ
- フィルターの汚れ
- ドレンホースから臭いが侵入
風が臭うと感じる場合は、以下の方法を試してみましょう。
- フィルターの掃除
- 吹き出し口の掃除
- 高い温度でエアコンを作動させる
- 低い温度設定でエアコンを作動させる
ただし、内部にカビが発生している場合は、上記の対処法では根本解決にはなりません。そのため、業者にエアコンクリーニングを依頼しましょう。
ただし、10年以上使用しているエアコンは買い替えがおすすめです。買い替えを検討している場合は、ぜひライフテックスにご相談ください。
エアコンの臭いについてよくある質問
エアコンの風が臭い場合はどうすればいいですか?
エアコンから出る風が臭い場合は、以下の方法を試してみましょう。
詳しくは「自分でできる!エアコンの臭いを取る4つの方法」をご覧ください。 |
エアコンの風が臭い場合はクリーニングを頼んだ方がいいですか?
フィルターなどの掃除をしても臭いが取れない場合は、内部やドレンホースのカビが原因である可能性が高いため、エアコンクリーニングを業者に依頼した方がいいでしょう。 ただし、10年以上使用しているエアコンは今後も不具合などが発生する可能性があるため、クリーニングよりも買い替えがおすすめです。 買い替えをご検討の方は、ぜひライフテックスのお得な「本体+標準工事費+同日送料コミコミパック」をご利用ください。 |
\エアコンの買い替え・交換をご検討の方へ/