FPSで有利になる回線速度は?勝敗に直結するPing値の目安や測定方法も解説!
オンラインゲームの中でもとくに人気を集めているジャンルのFPSですが、一瞬の判断や迅速な反応が勝敗を分けるゲームのため、ハイスペックな通信環境が求められます。
「回線が遅いせいで思うように動かず負けてしまう」「いい場面で回線落ちしてしまう」などのアクシデントは絶対に避けたいですよね。
FPSでは回線速度はもちろん、Ping値(応答速度)も重要で、快適にプレイするには以下のスペックが理想値とされています。
回線速度 | 70Mbps |
---|---|
Ping値 | 10ms |
Wi-Fiでは遮蔽物や電化製品からの電波干渉などで回線が不安定になりやすいため、FPSを快適にプレイしたい場合は有線接続がおすすめです。
ゲーム機器とWi-Fiルーターを直接LANケーブルでつないで利用するので、安定した高速通信がおこなえます。
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本記事では、FPSで勝つために必要な回線速度やPing値の目安、測定方法などについて解説します。回線速度を速める方法についても紹介していますので、気になる方はぜひ最後までお読みください。
FPSで勝つためには回線速度だけでなくPing値も重要
一般的に通信の快適さは「bps」で表される回線速度が重要視されますが、一瞬の反応が勝敗を分けるFPSでは「Ping値」と呼ばれる応答速度も重要です。
キャッチボールで例えられることが多いですが、Aさんが投げたボールがBさんに届くまでの速度が「回線速度」、Bさんに投げたボールがAさんに戻ってくるまでの時間が「Ping値」になります。
回線速度は数字が大きいほど短時間で相手にボールが届くことを意味するので、30Mbpsと70Mbpsで比較をすると、70Mbpsのほうが快適にインターネットを利用できます。
しかし、Ping値は数字が大きければ大きいほどボールが返ってくるまでの時間が長いことになるため、Ping値は数字が小さい方が快適です。
回線速度は70Mbps以上が理想
FPSを快適に遊びたい場合、回線速度は70Mbps以上はほしいところです。ネットサーフィンや動画の視聴などであれば、30Mbpsで十分といわれています。
しかし、オンラインゲームは映像や音楽などの大量のデータの読み込みが頻繁に発生するため、30Mbpsではラグが起きやすく、快適に楽しめない可能性が高いです。
とくにFPSはオンラインゲームの中でも回線速度が勝敗に直結するので、勝敗にこだわったり快適さを求めたりする場合は、70Mbps以上のインターネット環境を構築しましょう。
Ping値は10msが目安
一般的に、Ping値が15ms以下であればどんなオンラインゲームも快適に遊べると言われています。しかし、FPSは0.1秒の差で勝敗が分かれるというゲーム性なので、Ping値は小さければ小さいほど有利です。
そのため、Ping値10ms以下にしているプロゲーマーも多く、本格的にFPSをプレイしたい場合は10msを目安にするのがおすすめです。
とはいえ、15ms以下であれば基本的に快適にプレイできるので、趣味としてFPSを楽しみたい方は10msにこだわる必要はありません。
回線速度やPing値はFPSにどう影響する?
回線速度やPing値が悪い状態でFPSをプレイすると以下のような問題が起き、快適にプレイできません。
- 敵が瞬間移動する
- 敵がカクついて見える
- 攻撃を当てたはずの相手がダメージを受けていない
これらは自分目線で起きることですが、敵から見た自分も同じようにカクついていたり、弾が当たったはずなのにダメージを受けていなかったりします。
FPSでのラグは自分だけでなく対戦相手にも影響するので、FPS界隈ではインターネット環境が整っていないユーザーは煙たがられてしまいます。
回線速度とPing値を確認する方法
快適にFPSをプレイできる環境を整えるには、今現在の回線速度とPing値を知る必要があります。ここでは、回線速度とPing値を確認する方法をプレイする機器別に紹介します。
パソコンでプレイする場合
パソコンでFPSをプレイする場合は、スピードテストサイトで測定しましょう。スピードサイトにアクセスして、「スタート」や「GO」などのボタンをクリックするだけで自動で測定してくれるものが多いです。
「スピードテスト」と検索すると、いくつかのサイトが検索結果に表示されます。中には回線速度しか計測できないサイトもあるので、Ping値も測定できるサイトを選ぶのがおすすめです。
PS4での確認方法
PS4でプレイする方は、本体の「設定」から以下の手順で確認しましょう。
- ホーム画面から「設定」を開く
- 「ネットワーク」を選択する
- 「インターネット接続を診断する」を選択する
その後は、結果が表示されるのを待つだけです。PS4では回線速度しか確認できませんが、FPSの多くはPing値を確認できる機能を搭載しています。
具体的な方法はゲームごとに異なりますが、ゲーム内の設定画面から確認できるケースが多いです。Ping値の測定ができないゲームの場合は、LANケーブルをパソコンにつないでパソコンで測定すれば、おおよそのPing値がわかります。
PS5での確認方法
PS5での確認方法は、PS4と似ています。
- ホーム画面から「設定」を開く
- 「ネットワーク」を選択する
- 「接続状況」内の「インターネット接続を診断」を選択する
数秒待てば、結果が表示されます。PS4同様、回線速度しか確認できないため、Ping値はゲーム内、もしくはLANケーブルをパソコンにつないで確認しましょう。
Switchでの確認方法
Switchでの確認は、以下の手順でおこなえます。
- ホーム画面から「設定」を開く
- 「インターネット」を選択し、「接続テスト」を選ぶ
PS4やPS5同様Ping値の測定はできませんが、IPアドレスやNATタイプの確認ができるので、回線速度の確認以外でも活用可能です。
Xboxでの確認方法
Xboxでは、回線速度とPing値の両方をXbox本体のみで確認できます。
- 「Xboxボタン」を押し、ガイドを開く
- 「プロファイルシステム」から「設定」を開く
- 「全般」を選択し、「ネットワークの設定」を選ぶ
- 「ネットワーク速度テストと統計情報」を選択する
他のゲーム機と比較するとやや選択する項目が多いですが、回線速度とPing値を同時に測定できるので、ゲーム機の中では一番確認が簡単です。
回線速度を速める方法
FPSを快適にプレイするには、回線速度とPing値を良くする必要があります。ここでは、回線速度を速める方法を6つ解説します。
ルーターの近くでプレイする
FPSをWi-Fiでプレイしている場合は、ルーターの近くでプレイすることで回線速度が速くなる可能性があります。
Wi-Fiはルーターから離れれば離れるほど電波が弱くなり、遮蔽物があると距離が近くても速度が遅くなります。
Wi-Fiは場所にとらわれずにインターネットに接続できるのが魅力ですが、回線速度を速くしたい場合はなるべくルーターの近くで遮蔽物がない状態でプレイしましょう。
接続している端末を減らす
Wi-Fiでプレイしているのであれば、Wi-Fiに接続している端末の数を減らすことで速度が速まるかもしれません。
現代ではWi-Fiに接続して使用する端末が多く、家族全員分のスマートフォンやタブレットなどを接続していると負荷が大きく、回線速度が遅くなります。
回線速度が遅いなと感じた場合は、Wi-Fiに接続している端末を減らしてみましょう。
ルーターを買い替える
ルーターを購入してから5年以上経過している場合は、ルーターの買い替えを検討しましょう。ルーターはほこりや熱によって徐々に劣化し、一般的に4〜5年が寿命といわれています。
通信規格も2〜6年おきに新たなものが登場しており、古いルーターは新しい通信規格には対応できません。
古いルーターを使っているのであれば、ルーターを買い替えることで新しい通信規格にも対応でき、回線速度の改善が期待できます。
LANケーブルでの有線接続に切り替える
Wi-FiでFPSをプレイしていて回線速度の遅さを感じる場合は、LANケーブルを使って有線接続に切り替えるのがおすすめです。
前述の通り、Wi-Fiは距離や遮蔽物などによって電波が弱まってしまいますが、有線接続であれば電波が弱まる要因が少なく、Wi-Fiよりも通信が安定します。
Wi-Fiから有線に切り替えるだけで回線速度が大幅に改善することもめずらしくなく、簡単で十分な効果が見込める方法といえます。
LANケーブルを新しくする
有線接続しているのに回線速度が遅いのであれば、LANケーブルを新しくしましょう。LANケーブルにはカテゴリと呼ばれる規格があり、カテゴリによって最大通信速度が異なります。
そのため、最大通信速度が低いLANケーブルを使用しているのであれば、より高速な通信ができるLANケーブルに変えることで回線速度が速まる可能性が高いです。
LANケーブルについてもっと詳しく知りたい方は、LANケーブルの選び方について詳しく紹介している以下の関連記事も参考にしてください。
詳しくは
▶関連記事をご覧ください。
高速の光回線に乗り換える
ここまで紹介した方法を試しても改善されない場合は、使用している回線自体の速度が遅い可能性が高いです。契約している回線自体が遅ければ、周辺機器を整えても回線速度は改善されません。
この場合、高速の光回線に乗り換えることで回線速度が速まります。手続きや工事といった手間がかかりますが、快適にFPSをプレイできる環境を作るには高速の光回線は必須です。
普段から回線の遅さを感じることがあるのであれば、高速の光回線に乗り換え、FPSを快適にプレイできる環境を構築しましょう。
FPSで実力を発揮したいなら有線LAN接続でのプレイがおすすめ!
FPSを快適にプレイしたい、1戦でも多く勝ちたいのであれば、有線LAN接続でのプレイがおすすめです。
有線接続は電波が弱まりにくく、Wi-Fiよりも回線速度が速いことが多いです。また、遮蔽物による電波の減衰が起きないうえに、電化製品からの電波干渉も受けません。
そのため、回線速度が安定するといったメリットもあります。FPSは0.1秒の差が勝敗を分けることもあるシビアなゲームです。自分の実力を発揮したいのであれば、有線LAN接続でプレイしましょう。
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FPSのプレイに回線速度は関係ないと聞きましたが本当ですか?
FPSのプレイに回線速度は大きく関係します。回線速度やPing値が悪い状態でFPSをプレイすると以下のような問題が起き、快適にプレイできません。
- 敵が瞬間移動する
- 敵がカクついて見える
- 攻撃を当てたはずの相手がダメージを受けていない
FPSを快適に遊びたい場合は、回線速度は70Mbps以上、Ping値は10msを目安にして、インターネット環境を構築しましょう。
FPSのアップロードにはどのくらいの通信速度があればよいですか?
アップロード速度は30〜50Mbpsは確保しておくと、快適にFPSがプレイできます。
アップロード速度とは、インターネット上のサーバーにデータを送信する速度のことです。アップロード速度が十分でなければ、自分の端末で操作した情報がサーバーに届くのが遅くなり、スムーズにキャラクターが動きません。快適にプレイするためにも十分なアップロード速度を確保しましょう。
まとめ
FPSは、オンラインゲームの中でもとくにハイスペックなインターネット環境が求められるゲームです。FPSを快適にプレイしたい場合は、以下の2つを目安にインターネット環境を整えましょう。
回線速度 | 70Mbps |
---|---|
Ping値 | 10ms |
Wi-Fiでプレイしている場合は、ルーターに近付いたり接続している端末を減らしたりすることで、回線速度が速まる可能性があります。
しかし、FPSは0.1秒で勝敗が決まるゲームということもあり、FPSは高速かつ安定した回線でプレイできる有線LAN接続がおすすめです。
LAN配線工事をおこない、FPSを快適にプレイできるインターネット環境を整えましょう。
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