【プロが教える】エアコンの電気代節約術10選!すぐに試せる順に紹介
エアコンは家電のなかでもっとも消費電力が大きく、家計に大きな影響を与えるため、少しでも節約したいですよね。
結論からいうと、もしエアコンを10年以上使っているなら省エネエアコンへの買い替えが電気代の節約にもっとも効果的です。エアコンを買い替えるだけで、なんと年間4,000円も電気代を節約できるというデータもあります。
この記事では、エアコンの電気代を節約する方法を10個解説します。実践しやすい順に紹介しているのでぜひ参考にしてください。
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エアコンの電気代を節約する方法10選
エアコンの電気代はちょっとした工夫で節約できます。実践しやすい順に紹介するので、ぜひ取り入れてみてください。
それぞれ詳しく解説します。
弱ではなく「自動運転」にする
電気代を節約するには「弱」よりも「自動運転」を活用しましょう。「弱」モードにすると設定温度に達しても弱い風が続くため、無駄な電気代がかかってしまいます。
「自動運転」なら、設定温度に近づくと風量を弱めるため、効率的に温度を維持しつつ電力消費を抑えられます。冷房でも暖房でも「自動運転」にすれば、快適さと節約を両立できるでしょう。
温度を1℃下げるもしくは上げる
エアコンの温度設定を見直すことも有効です。
資源エネルギー庁の「省エネ性能カタログ2023」によると、エアコンの設定温度を夏は27 ℃から28℃に、冬は21℃から20℃にするだけで、冷房時は約820円・暖房時は約1,430円の電気代を節約できます。たった1℃の違いでも、年間を通して見ると大きな差になります。
サーキュレーターを併用すれば体感温度が変化しにくいので、快適な範囲内で無理なく電気代を節約できますよ。
こまめなオンオフは控える
エアコンはこまめに電源を切るほうが節電になると考えている方もいるかもしれませんが、実は逆効果です。エアコンは起動時にもっとも多くの電力を消費します。
たとえば、冷房を使う場合は、30分程度の外出であればつけっぱなしにしたほうが電気代を抑えられるケースが多いです。こまめなオンオフは、かえって電気代を押し上げてしまう原因になるので控えましょう。
冷房および暖房のつけっぱなしの目安は、以下を参考にしてください。
- 冷房の目安:30分程度の外出の場合はつけっぱなしで問題ない
- 暖房の目安:1時間程度の外出であればつけっぱなしのほうがよい
エアコンをつけっぱなしにすると節約になる理由やオフにする場合の目安時間は、関連記事で詳しく説明しています。気になる方はこちらもご覧ください。
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外気との温度差があるときはすぐにエアコンを入れない
外の気温が下がっているのに部屋の中はまだ暑い、または外が暖かくなってきたのに部屋の中が寒い状態の場合は、すぐにエアコンを入れるのではなく窓を開けて換気をしましょう。
室内と室外の温度差をなくすことで、フル運転の時間を短くできるため、電気代の節約につながります。
空気が循環しやすい風向きにする
エアコンの風向きを調整して、部屋全体の空気を循環させましょう。温度ムラがあると、エアコンが設定温度に達するまで過剰に稼働してしまい、電気代がかさみます。
冷房時はエアコンの風向きを上向き、暖房時は下向きにするのが効果的です。サーキュレーターを併用すれば、さらに効率的に空気を循環させられます。
冷房時・暖房時のサーキュレーターの設置場所と向きは、以下を参考にしてください。
▼冷房時のサーキュレーターの置き方
▼暖房時のサーキュレーターの置き方
フィルターや室外機を定期的に掃除する
エアコンのフィルターや室外機は、定期的に掃除しましょう。エアコンのフィルターにほこりがたまると、空気の流れが悪くなり、電気代が増加する原因になります。
フィルターは、2週間に1回のペースで掃除機でほこりを吸い取るか、汚れがひどい場合は中性洗剤を使って水洗いしてください。びっしり詰まったほこりも、フィルターの裏側からシャワーをあてればかんたんに除去できます。
資源エネルギー庁の「省エネ性能カタログ2023」によると、月に1~2回フィルターを掃除することで年間約860円の節約につながります。
また、室外機のフィンに付着したゴミやホコリも、運転効率を低下させる原因になります。室外機のフィンは年に1回を目安に掃除しましょう。
室外機周りに物を置かない
室外機のファン(吐き出し口)の近くに物が置いてあると、空気の循環が悪くなり、エアコンの運転効率が低下します。消費電力が増えて電気代が高くなってしまうため、室外機の周りに物が置いてある場合は片付けましょう。
植木鉢や自転車、ホースなどが室外機の近くにないか、室外機周りの雑草が伸び放題になっていないかチェックしてみてください。
夏場は室外機にカバーをかける
夏場の強い日差しは、室外機に大きな負担をかけます。直射日光によって室外機の温度が上昇すると冷却効率が低下し、より多くの電力が必要になるため、電気代が増加する原因になります。
夏場は室外機に専用のカバーをかけて、室外機の温度が上昇するのを防ぎましょう。室外機全体を覆うタイプのカバーは風通しが悪くなるため、室外機の上に乗せるタイプのものを選ぶのがポイントです。
断熱効果の高いカーテンを使用する
夏の強い日差しや冬の冷気は、エアコンの効率を大きく左右します。窓から入る熱や出ていく熱を少なくするために、断熱効果の高いカーテンを使いましょう。
夏は外の熱気を遮断し、冬は室内の暖気を逃さないようにすることで、エアコンの負担を軽減できます。
厚手の生地や裏地付きのカーテンを選ぶとより効果的です。窓ガラスに貼るタイプの断熱シートと併用するのもおすすめです。
省エネエアコンに買い替える
エアコンの電気代節約に効果的な方法は、省エネエアコンへの買い替えです。とくに10年以上前のエアコンを使用している場合は、最新の省エネモデルに買い替えることで大幅な節約が期待できます。
近年のエアコンは省エネ性能が格段に向上しています。初期費用はかかりますが、長期的な視点で見ればお得になるはずです。
10年以上使用しているなら省エネエアコンへの買い替えがおすすめ
10年前のエアコンから最新の省エネエアコンに買い替えると、約15%節電できるといわれています。
家電製品協会のデータによると、2012年製から2022年製のエアコンに買い替えるケースでは年間4,120円の電気代節約が見込めます。
使う頻度が多く家電のなかでも消費電力の多いエアコンだからこそ、買い替えによる節約効果は絶大です。
引用:一般財団法人家電製品協会
さらに、最新のエアコンは省エネ性能だけでなく、空気清浄機能やAIによる自動運転機能など快適性も向上しています。
初期費用はかかりますが、長い目で見れば電気代の節約効果は大きく、快適な暮らしを実現できるため、買い替えを検討する価値は十分にあるでしょう。
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エアコンの電気代を節約して快適に過ごそう
今回は、エアコンの電気代を節約する10個のポイントをご紹介しました。
- 弱ではなく「自動運転」にする
- 温度を1℃下げるもしくは上げる
- こまめなオンオフは控える
- 外気との温度差があるときはすぐにエアコンを入れない
- 空気が循環しやすい風向きにする
- フィルターや室外機を定期的に掃除する
- 室外機周りに物を置かない
- 夏場は室外機にカバーをかける
- 断熱効果の高いカーテンを使用する
- 省エネエアコンに買い替える
こまめなオンオフを避けたり、室外機の周りに物を置かないようにしたりといった工夫は、すぐにでも始められます。夏は室外機にカバーをかける、冬は厚手のカーテンを使用するなど、季節に合わせた対策もぜひ取り入れてみてください。
10年以上前のエアコンを使用している場合は、最新の省エネモデルへの買い替えを検討してみましょう。初期費用はかかりますが、年間で数千円の電気代節約につながるため、長い目で見れば大きなメリットがあります。
小さな工夫を積み重ねることで、エアコンの電気代は節約できます。今回ご紹介した10個の方法を試してみてくださいね。
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よくある質問
エアコンの電気代の計算方法は?
エアコンの年間電気代は、以下の計算式で算出できます。
年間消費電力量(kWh/年)× 電気料金単価(31円/kWh)= 1年間使用した場合の目安電気料金(円/年)
※全国家庭電気製品公正取引協議会が定める「電力料金目安単価」は31円/kWh
年間消費電力量は、カタログや仕様書に記載されているためチェックしてみてください。なお、実際の電気料金は契約している電力会社やプランによって変わるため、上記はあくまで目安となります。
エアコンを1ヶ月つけっぱなしにしたときの電気代は?
エアコンを1ヶ月つけっぱなしにしたときの電気代は、夏と冬でそれぞれ以下の通りです。設定温度や運転モードによっても消費電力は変わるので、あくまでも目安としてください。
- 夏(冷房・消費電力500Wを想定):11,160円
- 冬(暖房・消費電力550Wを想定):12,276円
計算方法や内訳は、関連記事で詳しく解説しています。気になる方はこちらもあわせてご覧ください。
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