エアコンのランプが点滅する原因は4つ!ケース別の対処法や修理費用を解説
「エアコンのランプが点滅しているけれど、原因は?」
「エアコンのランプが点滅するのは故障なの?」
エアコンのランプが点滅しだし、このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論からいうと、エアコンのランプが点滅していても、多くの場合は故障ではありません。
以下のような理由によって、ランプが点滅することがあります。
- 室外機の霜取り運転
- 予熱運転
- フィルターの手入れ不足
- パーツが適切に取り付けられていない
原因も状況に合わせて判断しやすいため、なぜ点滅するのかを知って、適切に対処しましょう。
この記事では、エアコンのランプが点滅する理由と、その対処法を解説しています。また、万が一故障だった場合の対応についても解説していますので、最後までお読みください。
エアコンのランプが点滅する4つの原因
エアコンのランプが点滅する主な原因として、以下の4つが考えられます。
- 室外機の霜取り運転
- 予熱運転
- フィルターの手入れ不足
- パーツが適切に取り付けられていない
ランプの点滅は故障ではないケースがほとんどなので、原因について詳しく見ていきましょう。
室外機の霜取り運転
まず、寒い時期に多い原因として「霜取り運転」があります。
霜取り運転とは、室外機の霜を溶かし、暖房能力や暖房効果が低下することを防ぐための機能です。多くのエアコンは、霜取り運転中にランプが点滅する仕様になっています。
霜取り運転は5分から、長くて20分程度おこなわれます。
予熱運転
寒い季節に暖房をつけたのに、すぐに風が出ずランプが点滅している場合は、「予熱運転」をしている可能性が高いでしょう。
予熱運転とは、暖房使用時に冷たい風を出さないように、あらかじめ室内機の熱交換器を暖める機能です。温風が出るまでの時間は2~3分程度かかります。
エアコンをつけたのに風が出ない!と慌てず、温風が出るまで少し待ちましょう。
フィルターの手入れ不足
クリーンランプ・お手入れランプ・お掃除ランプなど、エアコンによって名称はさまざまですが、お手入れに関するランプが点滅している場合はフィルターのお手入れ時期であることを知らせるものです。
ただし、この機能はフィルターの汚れを感知して点滅する仕組みではないケースがほとんどです。多くの機種では、エアコンの稼働時間に応じてランプを点滅・点灯させます。
また、フィルターの掃除をしても自動的にランプが消灯しないことも多く、多くの場合リセットスイッチを押してリセットする必要があります。
パーツが適切に取り付けられていない
エアコンのパーツがしっかり取り付けられていない場合に、ランプが点滅する機種もあります。
例えば、以下のような場合です。
- 前面パネルが完全にしまっていない
- フィルターが適切に取り付けられていない
- ダストボックスが適切に取り付けられていない
特に、エアコンのお手入れなどをした場合は、これが原因でランプが点滅している可能性があるでしょう。
エアコンのランプが点滅した場合の対処法
ここまで、エアコンのランプが点滅した場合の原因について解説しましたが、その対処法についても見てみましょう。
- 霜取り運転・予熱運転は運転を再開するまで待つ
- フィルターを掃除する
- パーツが正しく設置されているか確認する
では、詳しく解説していきます。
霜取り運転・予熱運転は運転を再開するまで待つ
霜取り運転や予熱運転でランプが点滅している可能性がある場合は、それらの運転が終了するまで待ちましょう。
霜取り運転なら25分、予熱運転なら5分ほど待ってみて、暖房運転が開始・再開されるかを確認してください。
フィルターを掃除する
お手入れに関するランプが点滅している場合は、リセットボタンを押せば点滅しなくなるケースが多いでしょう。ただし、お掃除時期を知らせてくれるランプであるため、エアコンの故障を防ぐためにもフィルター掃除もおこなうことをおすすめします。
フィルター掃除をする場合、あまり汚れていなければフィルターを外して掃除機で汚れを吸い取るだけでも問題ありません。
フィルターの汚れがひどい場合は、しっかりと掃除機でほこりを吸い取ったあと、取りきれないほこりを中性洗剤で落としましょう。
具体的には、ぬるま湯に中性洗剤(食器用洗剤など)を溶かし、フィルターを浸けおきし、その後ブラシで優しく擦って汚れを落とします。
汚れを落としたら水で洗い流し、水気を拭いてフィルターをしっかりと乾かしましょう。
エアコン全体の掃除方法は、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
パーツが正しく設置されているか確認する
ランプが点滅する前にエアコンの掃除などをおこなった場合は、外したパーツがしっかり取り付けられているかを確認しましょう。
一見ちゃんと取り付けられているように見えても、しっかりとはまっていないケースもあります。
対処法を試してもランプの点滅が消えない場合
ランプの点滅は故障ではないケースが多いため、上記の対処法で消灯することがほとんどです。しかし、対処法を試しても消灯しない場合は、故障の可能性があります。
保証期間内であれば、費用をかけずに修理してもらえる可能性が高いため、メーカーの修理窓口に相談しましょう。
保証期間外の場合は、メーカーの修理窓口だけでなく、エアコン修理業者からも見積もりを取ることをおすすめします。
修理費用が高額になる場合は、無理に修理せずに買い替えた方が費用を抑えられることもあります。
修理費用の目安
故障が原因でランプの点滅が消えない場合、修理費用はどのくらいになるのでしょうか。
以下は、三菱電機の出張費等を含む修理概算料金です。
冷媒回路の故障の場合※冷媒部品、圧縮機など | 23,100円~136,400円 |
---|---|
調整手直し、電気部品・基板等の故障の場合。 | 17,600円~52,800円 |
このように、修理費用が高額になる可能性があることも理解しておきましょう。
修理の前に確認すべき「エアコンの寿命」
対処法を試しても直らない、かつ保証期間を過ぎている場合、修理を依頼する前にエアコンの製造年月日からの経過年数を確認してみましょう。
エアコンは10年ほどが寿命といわれています。10年を過ぎると機器やパーツも劣化し、さまざまな故障が起きやすくなるため、10年近く使用しているのであれば買い替えがおすすめです。
また、10年を過ぎたエアコンを修理しようとしても、部品の製造が終了しているケースも多く、修理してもらえない可能性もあります。
修理できたとしても、すぐに別の不具合が起こる可能性もあるため、買い替えた方が結果的にコストパフォーマンスがいいケースも多いでしょう。
また、長期間使用したエアコンを交換すれば、省エネ性能が現在のエアコンよりもいい可能性が高く、電気代の節約にも繋がります。
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まとめ
この記事では、エアコンのランプが点滅する原因と対処法を紹介しました。最後にまとめをご覧ください。
エアコンのランプが点滅する原因
- 室外機の霜取り運転
- 予熱運転
- フィルターの手入れ不足
- パーツが適切に取り付けられていない
エアコンのランプが点滅した場合の対処法
- 霜取り運転・予熱運転は運転を再開するまで待つ
- フィルターを掃除する
- パーツが正しく設置されているか確認する
故障が原因でエアコンのランプが点滅した場合の修理費用目安
冷媒回路の故障の場合※冷媒部品、圧縮機など | 23,100円~136,400円 |
---|---|
調整手直し、電気部品・基板等の故障の場合。 | 17,600円~52,800円 |
対処法を試しても直らない場合は原因が疑われますが、修理費用が高額になる場合や、10年近く使用している場合は買い替えを検討しましょう。
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