光コラボがやめとけといわれるのはなぜ？メリット・デメリットを比較

光コラボは以下のような理由から「やめとけ」といわれることがあります。

しかし、光コラボにはスマートフォンとのセット割りや違約金分のキャッシュバックなど魅力的な特典があり、人によっては十分メリットを得られるでしょう。

本記事では実際の口コミをもとに、光コラボがやめとけといわれる理由やメリット・デメリットを解説します。おすすめの光回線も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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現在、光回線のオプションでテレビを見ている方はテレビの視聴方法も一緒に見直すことで毎月の固定費を大幅に減らせる可能性があります。

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光コラボがやめとけといわれる理由は？口コミを調査

光コラボは料金が比較的安く、回線とプロバイダの契約を一本化できるというメリットがありますが、一方で「やめとけ」という声も聞かれます。
ここでは、実際の利用者の口コミをもとに、その理由を探ってみました。

営業電話がしつこい

光コラボに関する不満のなかで、もっとも多いのが営業電話の問題です。
X（旧Twitter）では「勧誘電話がしつこい」「何度も電話がかかってくる」といった口コミが見受けられました。

光コラボの勧誘電話しつこい

— ネコさま (@kuro_nekosama) June 13, 2023

突然かかってきた電話
業者「プロバイダー契約が無くなってインターネット回線のみの金額になります」

私「ほんまか！お願いします」

業「では住所教えてください」

私「なんでや！登録情報みろや？」

業「契約して会社が違うので確認です」

私「じゃなんでこの番号知ってるんだよ」

業「あー…

— 𝐓O𝐌O𝐙O (@tomozouamerico) April 28, 2024

光コラボ事業者は数多く存在し、市場での競争が非常に激しくなっています。そのため、新規顧客を獲得しようと、積極的に電話をかけてくる事業者が多いのでしょう。

営業電話に対しては冷静に対応し、きっぱりと断る姿勢が大切です。電話がしつこいと感じた場合は、NTTに連絡し「勧誘停止登録」をするという方法もあります。

悪質な勧誘をしてくる事業者が存在する

さらに注意が必要なのは、悪質な勧誘をおこなう事業者の存在です。

NTT東日本・NTT西日本の社員を装って「料金が安くなる」「今のプランを変更しないと利用できなくなる」などといって、電話や訪問で契約を迫ってくるケースがあるようです。

フレッツ光のにねん割が廃止されるようで、つまり実質的な値上げであって渋々光コラボ回線へ移行を考えているのだけれど、出始めの頃（いまでも来るけど）の光コラボ業者の「NTTから来ました」的な電話営業にうんざりした経験が強すぎてなかなか踏み出せない

— robert yamamoto (@robamoto) August 27, 2023

また、Xでは「契約した覚えがないのに、いつの間にか契約になっていた」といった深刻なケースも報告されています。

怪しんでフレッツ光に問い合わせてみたら８月に俺が退会手続きをしてたことが判ったんだけど俺はそんなことしてないんだよな。８月には確かにティーコム光が乗り換えの勧誘電話かけてきた。もしかして俺本人のふりして勝手に転用手続きしたんじゃないのかコイツラ。 https://t.co/VqCGQrEg0w

— ノザキハコネ (@hakoiribox) October 25, 2023

このような悪質な勧誘に対し、国民生活センターやNTTも注意喚起をおこなっています。最近では法律も改正され、電話勧誘のルールが厳しくなりましたが、完全になくなったわけではありません。

被害に遭わないためにも、電話がかかってきた際は事業者名を必ず確認し、不審な点があれば契約を避けましょう。

独自のオプションで高くなることもある

「今までよりも安くなる」と勧誘されることが多い光コラボですが、オプションの内容によっては逆に料金が高くなってしまうこともあります。

電話や店頭で勧誘された際に「便利そう」と思ってオプションを追加した結果、月額料金が予想以上に高くなってしまうケースです。

不要なオプションを避けるには、Webでの申し込みがおすすめです。Webなら自分のペースで必要なものだけを選べますよ。電話や店頭で申し込む場合は、即決せずに一度持ち帰って検討するとよいでしょう。

トラブル時に直接NTTに問い合わせできない

光コラボではトラブル時の窓口が一本化されています。これは手間が省ける反面、NTTに直接問い合わせができないというデメリットもあります。

専門的な対応が必要な場合、解決までに時間がかかる可能性があります。実際に、Xでは「受付時間が限られていて不便」「解決までに時間がかかった」などの口コミがみられました。

フレッツの光コラボは、故障時の受付もコラボ事業者になるから、NTT直接+プロバイダ契約 (この場合は設備故障なら24時間受付)よりもどうしても時間が限られるのよね……　そのぶん、色々と安価だけれど……

— リッキー (@rikki_312) June 13, 2024

とはいえ、窓口が一本化されているため、複数の業者に確認する手間が省ける点はメリットでもあります。トラブル対応の迅速さや的確さは事業者によって異なるので、契約前にサポート体制をしっかり確認しておくことが大切です。

光コラボを契約するするメリット

続いては、光コラボのメリットを4つ紹介します。

フレッツ光より安くなる

光コラボの最大の魅力は、フレッツ光と比べて月額料金が安くなることです。

光コラボ事業者間の価格競争が激しいことに加えて、NTTから設備を借りているため、そのぶん料金を抑えられるという背景があります。

たとえば、フレッツ光とドコモ光の料金の差は以下の通りです。

※プロバイダ料金は550円を想定

このように、月々770円ほどドコモ光のほうが安く利用できます。

家計の通信費を見直したい方にとっては大きなメリットになるでしょう。ただし、事業者によって料金が変わってくるため、いくつかの会社を比べてみるのがおすすめです。

各事業者のホームページにある料金シミュレーションを使って、自分の場合どれくらい安くなるのかをチェックしてみるとよいでしょう。

「光コラボを行っている事業者がよくわからない」という方は、記事内の「光コラボ一覧」をチェックしてくださいね。

スマートフォンのセット割が受けられる

ドコモ光やソフトバンク光などの光コラボサービスでは、同じ通信事業者のスマートフォンを契約をすれば、毎月のスマートフォン料金が割引になる特典が受けられます。

たとえば、SoftBank光では「おうち割 光セット」で最大月額1,000円、ドコモ光では「ドコモ光セット割」で最大月額1,100円の割引になります。一方、フレッツ光ではスマートフォンとのセット割引は実施されていません。

使っているスマートフォンに対応したセット割りのある光コラボを選べば、月々の通信費を抑えられるでしょう。

独自のキャンペーンが受けられる

光コラボ各社で実施している独自のキャンペーンも魅力のひとつです。

他社違約金キャッシュバックやルーターレンタル代無料、セキュリティオプション3か月無料など、各社さまざまなキャンペーンを展開しています。

たとえば、ドコモ光の場合は以下の特典が受けられます。

キャンペーンを活用すれば、費用を抑えてお得に乗り換えられます。キャンペーン内容は、同じ事業者でも窓口によって異なるので、申し込み時に内容や利用条件などをよく確認しましょう。

請求や窓口がひとつにまとまる

フレッツ光だと、NTTとプロバイダに別々に支払いが必要ですが、光コラボならすべての請求が一本化されるため、毎月の支払い管理がぐっと楽になります。

また、問い合わせ窓口も一本化されるので、何か困ったことがあっても「どこに聞けばいいの？」と迷うことがありません。NTTとプロバイダの両方に確認する必要がないため、手間がかからないのはうれしいポイントです。

光コラボにするデメリット

続いては、光コラボのデメリットについてもみていきましょう。

事業者選びが面倒

光コラボのデメリットのひとつは、事業者選びが大変な点です。1,200社以上もの事業者が存在し、それぞれが異なるサービス名や料金プランを提供しているため、比較検討が非常に煩雑になります。

各事業者の特徴やプランの内容を理解するのもかんたんではありません。適切な選択をするためには、多くの時間と労力が必要になるでしょう。

「どの事業者を選べばよいかわからない」という方は「おすすめの光回線3選！独自回線も含めて紹介」の章を参考にしてみてください。

解約金が発生する場合がある

多くの光回線サービスには最低利用期間が設定されており、その期間内に解約すると違約金が発生します。

フレッツ光から光コラボへの転用の場合は、回線自体の違約金は発生しませんが、プロバイダを変更する場合は違約金が請求される可能性があります。また、工事費の残債（未払い分）があれば請求は継続されます。

光コラボを契約する際は、現在の契約の更新月や最低利用期間を確認し、違約金や工事費の残債が発生しないタイミングを選びましょう。

独自回線に比べると通信速度が遅い

光コラボは、独自回線を持つサービスと比較すると、通信速度が劣る傾向にあります。NTTのフレッツ光の回線を使用しているため、ユーザーが多く回線が混雑しやすいことが理由です。

光コラボと独自回線の実効速度を比べてみましょう。

参考：みんそく　※2024年6月時点

ドコモ光やSoftBank光など光コラボの実効速度は、300Mbps前後にとどまることが多いです。回線の混雑状況によっては、さらに速度が低下することもあります。

一方、NURO光やauひかりなどの独自回線サービスでは、実効速度が500Mbpsを上回ります。高速で安定した通信を重視する場合は、独自回線サービスのほうが適しているでしょう。

光コラボがおすすめの人

メリットとデメリットを踏まえたうえで、光コラボは下記のような方におすすめです。

現在フレッツ光を利用している方は、光コラボに転用することで月額料金を抑えられます。さらにスマートフォンとのセット割を活用すれば、より通信費を節約できるでしょう。

また、光回線とプロバイダーを一本化できるのも光コラボの特徴です。請求や問い合わせ先をひとつにまとめたい方にもおすすめです。

そもそも光コラボとは

ここまで光コラボのメリット・デメリットをまとめて来ましたが、そもそも光コラボって？という方もいるかもしれません。改めて概要を説明します。

光コラボは、光回線の一種です。光回線は大きく分けると以下の4つに分類されます。

光コラボとは、NTT東日本・西日本が提供するフレッツ光の回線を、さまざまな事業者が借りて提供している光回線サービスのことです。

光コラボ事業者は、NTTから借り受けたフレッツ光回線に独自のサービスやオプション、特典などを組み合わせて販売しています。この仕組みによって、利用者はより多様なサービスを選べるようになりました。

光コラボ一覧

どのサービスが光コラボなの？とピンと来ない方のために、光コラボのなかでも人気の高い事業者を10社ピックアップしました。

光コラボ事業者の数は、年々増えており、NTT東日本・西日本をあわせるとなんと1,200社以上あるとされています。

数が多すぎて選べないという方は、次章でおすすめの光回線を3つ紹介しているので、参考にしてください。

おすすめの光回線3選！独自回線も含めて紹介

光回線の選択肢は多く、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。ここでは、光コラボと独自回線のなかから、おすすめの3つの光回線を紹介します。

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【光コラボ】ドコモ光

引用：ドコモ光 | NTTドコモ

ドコモ光は、ドコモユーザーにおすすめの光回線です。

最大の魅力は、スマートフォンとのセット割引。契約者とファミリー割引内のスマートフォン1台につき、最大1,100円の割引が適用されます。

また、ドコモ光の利用額に応じてdポイントが貯まるのもうれしいポイントです。1,000円（税抜）につき10ポイント、条件によっては100ポイントも貯まります。

ただし、通信速度や月額料金は他社に比べてやや劣ります。ドコモユーザーではない方や高速インターネットを求めている方は、ほかの光回線を検討しましょう。

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【独自回線】NURO光

引用：光回線インターネットサービス NURO 光 2ギガ/10ギガ

NURO光は、速さと安さを兼ね備えた光回線です。最大の特徴は、契約プランが2Gbpsと高速なこと。さらに、月額料金も比較的安く設定されています。

特典も充実しており、1年間月額980円または43,000円のキャッシュバックから選べます。

また、工事費用が実質無料になるほか、他社の解約費用も還元してくれるため、乗り換え費用を抑えたい方にぴったりです。

NUROモバイルやソフトバンクモバイルとのセット割もあるため、NUROモバイル・ソフトバンクユーザーにもおすすめできます。

対応エリアや口コミなどNURO光の詳細が気になる方は、以下の記事もご覧ください。

もっと詳しい
▶NURO光の解説はこちら

【独自回線】auひかり

引用：インターネット回線 | au

auひかりは、高速通信とスマートフォン代の割引の両方を重視したい人におすすめの光回線です。NURO光と同様に独自回線を持つため、通信速度が速いのが特徴です。

auユーザーなら、スマートフォンとのセット割引で1台あたり最大1,100円の割引が受けられます。

他社の違約金相当額を還元してくれるキャンペーンもあるので、乗り換えを考えている方におすすめです。

失敗しない！光コラボを選ぶときのポイント3つ

光コラボを選ぶときは、料金の安さだけで選ぶと後悔してしまうかもしれません。ここでは、光コラボを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。

料金だけで判断しない

光コラボを選ぶ際は、月額料金の安さだけで判断するのは避けましょう。

キャッシュバックの有無はもちろん、解約時の違約金を負担してくれるか、スマートフォンとのセット割引があるかなど、総合的にチェックしてください。

なお光コラボの通信速度は、フレッツ光の回線を共有しているため、基本的にどこも大差はありません。速度を重視するなら、光コラボよりも独自回線を選ぶことをおすすめします。

オプションや割引が使えなくなることも考慮する

光コラボに乗り換えることで、光電話や光テレビ、プロバイダのメールアドレスなど、今まで使っていたサービスが使えなくなることがあります。

まずは、現在どのようなオプションサービスを使っているか、どれくらい活用しているかを確認してみてください。

事前に確認して準備しておくことで、乗り換え後の困った！という事態を防げます。意外と見落としがちなポイントですが、しっかりチェックしましょう。

テレビの視聴方法もセットで検討する

光回線のオプションを利用してテレビを視聴している方は、回線を乗り換えることでテレビの視聴ができなくなる場合があります。そのため、光回線を契約するときは、テレビの視聴方法もセットで考えましょう。

テレビを視聴するには「テレビアンテナ」「ケーブルテレビ」「光テレビ」の3つの方法がありますが、もっともコスパに優れるのはテレビアンテナです。

以下の表は、それぞれの方法で10年間テレビ視聴をした場合の費用比較です。

テレビの視聴方法による費用の違い

※地域・プランにより前後します。
※各種割引を適用しています。

ケーブルテレビや光テレビは毎月費用が発生するのに対し、テレビアンテナなら工事費用のみでランニングコストがかかりません。テレビアンテナが、もっともコスパよくテレビを視聴できる方法といえるでしょう。

現在、光テレビを契約していてあまり見ていないなら、光回線の乗り換えを機にテレビアンテナに変えれば、テレビ視聴にかかっている固定費を大幅に減らせる可能性があります。

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光コラボがやめとけといわれる理由まとめ

この記事では、テレビを見る方法について詳しく解説してきました。最後に全体のポイントをおさらいしましょう。

光コラボのメリット・デメリットは以下の通りでした。

光回線の変更をお考えの方は、ぜひテレビアンテナの視聴法も見直してみてくださいね。