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LANポートを増設する3つの方法とは?ハブの選び方や増設手順を解説

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LANポートを増設する3つの方法とは?ハブの選び方や増設手順を解説

2024年11月18日

LANポートを増設する方法

「LANポートが足りないから増設したい」
「LANポートがない部屋に増設して、有線接続できるようにしたい」

このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。ルーターがある部屋でLANポートを増設する場合は、スイッチングハブという機器を用意して繋げるだけで完了します。

しかし、ルーターがある部屋以外でLANポートを増設するのであれば、モジュラージャックを増設したり、LAN配線工事が必要だったりと、どこに設置するかによって増設方法が異なります。

増設によって快適なインターネット環境が整う一方、自分でLAN配線工事をおこなうと失敗する可能性があるため、プロの専門業者に依頼するのがおすすめです。

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LANポートを増設する3つの方法

LANポートの増設は、ルーターがある部屋に増設したいのか、それ以外の部屋にLANポートを増やしたいのかで、方法が異なります。

増設方法は主に以下の3つがあるため、目的にあう方法を選びましょう。

  • スイッチングハブを設置する
  • モジュラージャックを増設する
  • LAN配線工事をおこなう

では、詳しく解説していきます。

スイッチングハブを設置する

スイッチングハブ01

ルーターがある部屋でLANポートを増設したい場合は、スイッチングハブを設置すればLANポートを簡単に増設できます。スイッチングハブとは、複数の機器をケーブルで接続するときに中継となる機器のことです。

コンセントが足りない場合にテーブルタップを使用することがありますが、これと同じイメージです。

ルーターとスイッチングハブを接続すればよいだけなので、機器を用意すれば誰でも簡単にLANポートを増設できます。

モジュラージャックを増設する

modular jack

ルーターがある部屋以外にLANポートを設置したい場合は、その部屋にモジュラージャックを増設します。ただし、モジュラージャックを設置するのであれば、壁内に増設する分のLANケーブルが壁内に通されていなければなりません。

壁内にLANケーブルが配線されていれば、モジュラージャックを設置するだけなので、手順さえ守れば自分でも増設可能です。

モジュラージャックの増設手順

壁内にLANケーブルが配線されている場合は、以下の手順でモジュラージャックを設置してみましょう。

  1. 工具・機材を用意する
  2. LANケーブルと互換性のあるモジュラージャックを選ぶ
  3. LAN配線をおこない、モジュラージャックと接続する
  4. モジュラージャックをコンセントベースに固定する

モジュラージャックは、LANケーブルと互換性があるものを選ぶ必要があります。

モジュラージャックについてもっと知りたい方は、詳しく紹介している以下の関連記事も参考にしてください。

ライちゃん

詳しくは▶関連記事をご覧ください。

LAN配線工事をおこなう

ルーターがある部屋以外にLANポートを増設したい場合で、壁内にLANケーブルが配線されていないのであれば、LAN配線工事をおこなう必要があります。LAN配線工事をおこなえば、好きな部屋にモジュラージャックを設置でき、快適なインターネット環境を整えられます。

ただし、LAN配線工事はかんたんな作業ではなく、専門的な知識や技術が必要です。自分でやろうとすると失敗する可能性があるため、業者に依頼するのがおすすめです。
LAN配線工事については、「LAN配線を伴うLANポート増設は業者に依頼した方がいい理由」で詳しく解説しています。

LANポートを増設するためのスイッチングハブの選び方

スイッチングハブでLANポートを増設する場合、機器の選び方を間違えると、追加で購入しなければならなかったり、十分な通信速度が出なかったりします。

そのため、以下のポイントに注目して選びましょう。

  • ポート数が多いか
  • 1,000Mbpsに対応しているか
  • ファンがついているか

それぞれ、詳しく解説していきます。

ポート数が多いか

スイッチングハブのポート数は、多めのものを選ぶのがおすすめです。ポート数に余裕をもたせておくことで、今後有線で繋ぎたい機器が増えても、さらにスイッチングハブを買い足す必要がなくなります。

家庭で使うような一般的なものであれば5口や8口のものがありますが、5口と8口だと価格差は1,000円もかかりません。後々増やしたくなる可能性も考慮し、必要なポート数よりも多いものを選びましょう。

1,000Mbpsに対応しているか

スイッチングハブには、100Mbpsまでしか対応していないものと、1,000Mbpsまで対応しているものがあります。「bps」とは通信速度のことで、光回線であれば300Mbpsほどが平均的な速度です。

300Mbpsの速度が出ていても、100Mbpsのスイッチングハブを使用した場合、最大100Mbpsしか出ません。そのため、せっかく有線で接続しているのに、通信速度が遅くなってしまい、動画視聴やオンライン会議などに影響が出る可能性があります。

そのため、基本的には1,000Mbpsに対応しているスイッチングハブを選ぶことをおすすめします。

ファンがついているか

スイッチングハブにはファンが付いているものと付いていないものがあります。ファンは、スイッチングハブの内部に熱がこもらないように排熱する効果があります。熱によって不具合が発生するのを防げるので、ファンがついているものを選ぶのがおすすめです。

LAN配線を伴うLANポート増設は業者に依頼した方がいい理由

LAN配線されていない箇所にモジュラージャックを設置するのであれば、業者に依頼しましょう。「自分でLAN配線をおこないたい」と考える人もいますが、前述したようにLAN配線工事には専門的な知識や技術が必要なため、失敗してしまう可能性があるためおすすめできません。

以下は、LAN配線工事を専門でおこなうライフテックスにご相談いただいた、DIYの失敗例です。


LAN配線の失敗実例

失敗①
「となりの部屋までの配管だから短い距離だろう」と買ってきた10メートルのLANケーブルを空配管に入れたが管の途中で足りなくなってしまった

失敗➁
モジュラープラグが付いた状態で売っているLANケーブルを空配管に入れて通線しようとしたが途中で詰まってしまい、強引に引き抜いたら先端のモジュラープラグだけが空配管の中に残ってしまった

失敗③
必要なものをそろえて通線はできたがモジュラープラグをうまく取り付けできず、インターネットに接続できなかったため、結局、業者に依頼することになった

このように、自分でLAN配線をおこなってみたものの、通線する際などに失敗してしまい、自分たちではどうにもならなくなるケースが多く発生しています。

上記のような失敗をすると、工具や機材を揃えたのに結局業者に対応してもらわなくてはならず、無駄な費用と時間を使ってしまいます。

壁の中を通さないLAN配線工事でもDIYはおすすめできない

先ほどの失敗実例は「壁内に配線する場合」のケースでしたが、壁の中に配線しない場合でもDIYはおすすめできません。

壁内への配線以外だと、室内の壁を這わせる方法や、外壁を這わせる方法があります。

室内の壁を這わせると、想像以上に重労働であるため、途中で後悔する人も多くいます。また、苦労して壁を這わせても、見栄えが悪くなったり、足を引っかけてしまったりするなどのリスクもあります。

外壁を這わせる場合も、適したLANケーブル選びが必要になり、高所作業を伴うことも多いので非常に危険です。さらに、外壁に固定するために穴をあける必要があります。失敗できない作業であるため業者に依頼すべきでしょう。

LAN配線工事を業者に依頼した場合の費用相場

LAN配線工事を業者に依頼した場合の費用相場は、以下のとおりです。

配管を使用したLAN配線工事 10,000円~40,000円程度
配管がない場合のLAN配線工事 30,000円~60,000円程度

配管とは、壁内に設置するLANケーブルなどを通すための管のことです。配管があらかじめ設置されている場合は作業内容が限定されるため、電話やメールでの問い合わせである程度の費用を把握できます。

LAN配線工事の費用について詳しく知りたい方は、以下の関連記事をあわせてご覧ください。

ライちゃん

詳しくは▶関連記事をご覧ください。

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LANポートの増設に関するよくある質問

有線LANの配線工事は自分でできますか?

LAN配線工事に資格は必要ないので自分でおこなうことも不可能ではありません。しかし、配線の方法やLANケーブルの選定、その他の必要な部材の選定など、専門的な知識と技術が必要となります。そのため素人には難しく、失敗のリスクも高くなってしまうでしょう。

専門業者に依頼すれば、適切なケーブルや配線ルートの提案、確実なLANケーブル配線工事まで一貫しておこなってくれます。知識や経験が豊富なので、失敗のリスクもほとんどありません。安心してインターネットを利用するためにも、プロの専門業者へ依頼するのが確実です。

1階から2階に有線LAN工事をおこなうことはできますか?

可能です。戸建ての1階から2階にLANケーブルをつなぐ方法は、主に以下の2パターンです。

  • 室内の空配管(CD管)を使ってLANケーブルを配線
  • 外壁を伝って2階までLANケーブルを配線

おすすめは、室内の空配管(CD管)を使って配線する方法です。ケーブルが露出することがないので、家の見栄えには一切影響がありません。また、足を引っ掛けたり踏んだりすることもないので、LANケーブル自体も劣化しにくいというメリットがあります。

しかし、空配管を利用してのLAN配線工事は、自分でおこなうのは難しい作業です。失敗のリスクも高く、「自分でやってみたはいいものの上手くいかずに最終的に業者に相談した」といったケースも少なくありません。

無駄な費用や時間をかけないためにも、初めから専門業者に依頼して、確実な工事をおこなうようにしましょう。

LAN配線工事はどこに依頼すればいいですか?

LAN配線工事の専門業者に依頼するのがおすすめです。LAN配線工事に特化しているので技術や経験が豊富で、確実な工事をおこなってくれます。

また、他の業者を通すことなく自社のスタッフで工事をおこなうため、仲介手数料も発生しません。そのため料金も安くおさえられます。安価な料金で高品質なLANケーブルを設置したいのであれば、LAN配線工事専門業者がおすすめです。

まとめ

この記事では、LANポートの増設方法について解説してきました。最後にまとめをご覧ください。

LANポートの増設方法
ルーターと同じ部屋に増設する場合 スイッチングハブを使用
ルーターがある部屋以外に増設、かつ壁内にLANケーブルが配線されている場合 モジュラージャックを設置
ルーターがある部屋以外に増設したいものの、LAN配線がおこなわれていない場合 LAN配線工事の実施
スイッチングハブの選び方
  • ポート数が多いか
  • 1,000Mbpsに対応しているか
  • ファンがついているか
モジュラージャックの増設手順
  1. 工具・機材を用意する
  2. LANケーブルと互換性のあるモジュラージャックを選ぶ
  3. LAN配線をおこない、モジュラージャックと接続する
  4. モジュラージャックをコンセントベースに固定する

ルーターと別の部屋にLANポートを増設したい場合は、LAN配線工事が必要になるケースがほとんどです。LAN配線工事は自分でおこなうと失敗するケースが多いため、LAN配線工事専門の業者に依頼するのがおすすめです。

弊社ライフテックスでは、格安の11,000円からLAN配線工事をおこなっています。すべて自社施工でおこなっているため、「質の高い工事をリーズナブルな価格で受けられる」とお客様から好評です。ご相談・お見積もりは無料で承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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