LANケーブルの規格とは?カテゴリごとの選び方や見分け方を解説
LANケーブルの規格とは、通信速度や伝送帯域などの性能を示すカテゴリのことで、数字が大きいほど高速通信が可能です。
しかし、単に数字の大きい規格を選べばよいというわけではなく、ご自宅のインターネット回線速度に合った規格を選ぶ必要があります。
具体的には、インターネット回線が1ギガの場合はCat6、10ギガの場合はCat6AのLANケーブルがおすすめです。
また、適切な規格を選べたとしても、自分でケーブルを這わせたり、壁の中に通したりするのは専門知識がないと難しく、失敗するリスクがあります。
「すぐにインターネットを快適に使えるようにしたい」という方は、LAN配線工事のプロに依頼してみましょう。
年間約3,000件のLAN配線工事をおこなうライフテックスでは、屋内配線だけでなく屋外配線も承っております。
また1階から2階など、階をまたいで通線する場合の高所作業にも対応しています。
施工後も3年間の長期保証がついているので、安心してご依頼ください。
相談・見積もりを無料で承っているので、まずはお気軽にご相談ください。
LANケーブルの規格とは
LANケーブルの規格とは、LANケーブルの「カテゴリ」のことを指します。
Cat5からCat8までの7つのカテゴリがあり、数字が大きくなるにつれて通信スピードが速くなる特徴があります。
通信スピードが速くなることで、容量の多いファイルを高速ダウンロードできたり、動画視聴時には高画質な映像で楽しめるようになります。
規格 | 通信スピード |
---|---|
Cat5 | 遅い ↓ 速い |
Cat5e | |
Cat6 | |
Cat6A | |
Cat7 | |
Cat7A | |
Cat8 |
他にも伝送帯域という特性があり、データを送る際の周波数の幅を広げる役割を担います。
道路にたとえると、車線の数にあたり、車線(伝送帯域)が大きければ大きいほどデータを短時間で大量に送り込むことが可能です。
しかし通信スピードが速く、伝送帯域が大きいからといって「すべてにCat8を利用すればいい」という話ではありません。
LANケーブルを選ぶ際は、現在利用中のインターネットが出せる「最大通信速度」に相当する規格を選びましょう。
最大通信速度は回線事業者ごとに異なるため、ご利用中のインターネット回線の最大通信速度を確認する必要があります。詳しくは次章で解説します。
■伝送帯域とは
伝送帯域とは、データを伝達する際に使われる周波数の幅広さを示す値のことです。伝送帯域が大きいほど、伝達できるデータ量は大きくなります。
規格(カテゴリ)・性能|一覧表
先述した通信スピードや伝達帯域、インターネット回線の最大通信速度をまとめた表は以下の通りです。ここからは具体例をあげながら解説していきましょう。
規格 | 通信スピード | 最大通信速度 | 伝送帯域 |
---|---|---|---|
カテゴリ5 (Cat5) | 遅い ↓ 速い |
100Mbps |
100MHz |
カテゴリ5e (Cat5e) | |||
カテゴリ6 (Cat6) | 1Gbps | 250MHz | |
カテゴリ6A (Cat6A) | 10Gbps |
500MHz | |
カテゴリ7 (Cat7) | 600MHz | ||
カテゴリ7A (Cat7A) | 1000MHz | ||
カテゴリ8 (Cat8) | 40Gbps | 2000MHz |
たとえば1Gbpsの光回線を利用している場合、Cat5e以下のLANケーブルを使用すると、通信速度は落ちてしまいます。というのも、Cat5やCat5eのLANケーブルの最大通信速度は100Mbpsであり、それ以上の速度には対応していないからです。
1Gbpsのインターネット回線のパフォーマンスを最大限発揮させるためには、Cat6以上のLANケーブルを選ぶようにしましょう。
反対に1Gbpsの光回線にCat6Aを使用する場合は、速度に影響は出ません。(遅くも速くもなりません)
現在、光回線のほとんどは1Gbpsから10Gbpsが一般的なサービスとして提供されています。ご自宅の光回線を有線接続したいという方は、Cat6AのLANケーブルを選んでおくと柔軟に対応できるでしょう。
自宅に眠るLANケーブルの規格(カテゴリ)の見分け方
LANケーブルは意外と自宅に眠っているケースもあります。
見た目に大きく差がないLANケーブルの規格(カテゴリ)を、どうやって見分ければよいのか、2つ方法をご紹介します。
印字を確認する
使えるかどうかの確認をする場合は、ケーブルに印字された規格(カテゴリ)名を見ましょう。
規格(カテゴリ)名はアルファベットの羅列で書かれている配線規格名の場合もあるので、以下の表を参考にしてください。
カテゴリ表記例 | ||
---|---|---|
カテゴリ5 | Cat5 | ANSI/TIA/EIA-568-B.1 |
カテゴリ5e | Cat5e | ANSI/TIA/EIA-568-B.2 |
カテゴリ6 | Cat6 | ANSI/TIA/EIA-568-B.2-1 |
カテゴリ6A | Cat6A | ANSI/TIA-568-B.2-10 |
カテゴリ7 | Cat7 | ISO/IEC 11801 |
カテゴリ7A | Cat7A | |
カテゴリ8 | Cat8 | ANSI/TIA-568.C-2-1 |
※配線規格は順次変更されるため、異なる場合があります
なお、表のうち一般家庭でよく使われる規格はCat5e・Cat6・Cat6Aの3種類です。
LANケーブルに何も書いていない場合の確認方法
LANケーブルに何も書いていない場合は、規格を正確には確認できません。
しかし、LANケーブルをパソコンに繋いだときの通信速度の理論値で「Cat5」のLANケーブルなのか、「Cat5e」以上のLANケーブルなのかはおおよそ判別できます。
Windows11で、通信速度の理論値を確認する方法は以下の通りです。
- 「コントロールパネル」を開く
- 「ネットワークとインターネット」を開く
- 「ネットワークと共有センター」を開く
- 「アクティブなネットワークの表示」の「接続」を開く
- 「速度」を確認する
通信速度の理論値が1Gbps以上であれば「Cat5e」以上のLANケーブルです。
100Mbpsであれば「Cat5」のLANケーブルを使っている可能性が高いですが、ネット回線の契約の状況にもよるので必ずしも「Cat5」とは限りません。
「Cat5」は、通信速度が遅いため使用に難がありますが、「Cat5e」以上のLANケーブルであれば、一般家庭で問題なくインターネットが使えます。
オンラインゲームのように高速通信を必要とするのでなければ、細かいカテゴリが分からなくても「Cat5」か「Cat5e」以上かを見分けられれば十分です。
失敗しないLANケーブルの選び方4選
LANケーブルの特徴は、規格や性能による違いだけでなく、長さや形状もさまざまなタイプが存在します。
そこでLANケーブル選びを失敗しないためにも、以下の選び方を参考にしてください。
- インターネット回線が1ギガの場合はCat6、10ギガの場合はCat6Aを選ぶ
- 使用する場所や距離に合った長さを選ぶ
- 5m以下は「より線」、10m以上は「単線」を選ぶ
- 配線場所に合った形状を選ぶ
それでは詳しく解説します。
1.インターネット回線が1ギガの場合はCat6、10ギガの場合はCat6Aを選ぶ
規格や性能についての説明でも触れた通り、まずは現在利用しているインターネット回線の最大通信速度を確認しましょう。
対応速度よりも低い規格のLANケーブルを選んでしまうと、提供スピード以下の通信速度になってしまうため注意が必要です。
ご利用中のインターネット回線が1Gの場合はCat6を、10Gの場合はCat6Aを選ぶと失敗を防げるでしょう。
2.使用する場所や距離に合った長さを選ぶ
LANケーブルを選ぶ際、「長さが足りなかった…」ということがないよう、接続する機器までの長さや配線の導線を必ず確認しましょう。
また必要以上に長いケーブルを購入すると、ノイズが発生し通信速度に影響を与えてしまうことがあります。余剰ケーブルが邪魔になってしまうこともあるので、適切な長さを購入しましょう。
以下は接続機器・箇所別におすすめのLANケーブルの長さをまとめた表です。参考にしてください。
接続機器・箇所 | おすすめの長さ |
---|---|
モデムとルーター・ハードディスクを接続する場合 | 0.5m |
モデムとパソコン・テレビを直接接続する場合 | 1~2m |
室内で配線する場合 | 3~10m |
3.銅線の種類は5m以下は「より線」、10m以上は「単線」がおすすめ
LANケーブルを構成する銅線には「単線」と「より線」の2種類があります。それぞれの特徴は表のとおりです。
構造 | 特徴 | |
---|---|---|
単線 | 8芯の銅線がそれぞれ1本の銅線として構成されている |
|
より線 | 7本の銅線がより合わされて1芯を構成している |
|
配線の長さによって通線のしやすさや通信効率が考慮されているため、LANケーブルの配線効率をより高めたい場合は「単線」と「より線」の銅線のタイプも選べるとよいでしょう。
4.配線場所に合った形状を選ぶ
LANケーブルと一口にいっても、ドアの隙間にも配線しやすい隙間用タイプやペットが噛んでも断線しにくい金属製外皮LANケーブルなど、さまざまな形状・タイプがあります。
具体的には、以下のような種類があります。
設置場所やライフスタイルに応じて、各配線場所に適したものを選びましょう。
LANケーブルの種類 | 特徴 |
---|---|
フラットLANケーブル | 踏みつけに強く、カーペットの下や壁際におすすめ |
すきま用LANケーブル | 窓やドアなどを通すのに最適 |
極細LANケーブル | 限られた狭い場所でも配線できる |
金属製外皮LANケーブル | 動物が噛んでも断線しにくい |
STP LANケーブル | ノイズに強く、ネットワークが混線している環境におすすめ |
屋外用LANケーブル | 耐候性が強く、屋外でも劣化しにくい |
LANケーブルについて詳しくは
▶関連記事をご覧ください。
LANケーブルを購入・設置する際の注意点
LANケーブルの購入・設置の注意点は以下の通りです。
- 必要以上に長いLANケーブルを使用しない
- LANケーブルを這わすと見栄えが悪くなる場合がある
- 壁の中のCD管を通す場合は他のケーブルを破損させないようにする
- 自分で通線すると失敗するリスクがある
必要以上に長いLANケーブルを使用しない
LANケーブルを購入する際に「長めのものを買っておけば安心」と思う人もいるでしょう。
もちろん、短いケーブルを購入してしまって足りなくなるよりはよいのですが、長すぎるケーブルには以下のようなデメリットがあります。
- ノイズによって通信速度が落ちる
- ケーブルの取り回しが困難になる
- 余ったケーブルで見栄えが悪くなったり、引っ掛けて断線させてしまったりするリスクが発生する
そのため、必要以上に長すぎるケーブルは選ぶべきではないのです。
しっかりと必要な長さを測り、それに合わせて適切な長さのLANケーブルを購入しましょう。
LANケーブルを這わすと見栄えが悪くなる場合がある
LANケーブルの配線には、壁内配線(隠蔽配線)と露出配線(壁に這わせる配線)があります。
室内に配管がない場合や、配線先までの距離が短い場合は、部屋やベランダをまたいで這わせる露出配線が必要になります。その場合は見栄えが悪くなることがデメリットに挙げられます。
一般的には「モール」と呼ばれるケーブルを保護するカバーを利用しますが、露出していることには変わりないため、壁内配線より見栄えがスッキリしないことがほとんどです。
壁の中のCD管を通す場合は他のケーブルを破損させないようにする
LANケーブルの壁内配線や露出配線は自分で作業することが可能ですが、壁内配線をする場合は、少し注意が必要です。
LANケーブルを通す際、壁の中にあるCD管(空配管)を使用します。CD管(空配管)とは、電力ケーブルや通信ケーブルを通すために用いられる配管のことです。
LANケーブルを通す際、CD管の中にはすでに光ケーブルや電話線など、他のケーブルが入っていることがあります。他のケーブルに接触すること自体には問題はありません。
ただし、無理に押し込んでしまったり、圧をかけてしまうことで他のケーブルを破損させてしまうリスクがあります。自分で作業することに少しでも不安がある方は、専門業者に依頼することをおすすめします。
自分で通線すると失敗するリスクがある
「自分でLANケーブルの配線をしてみたら失敗してしまった」という事例は少なくありません。以下は、LAN配線工事の専門業者であるライフテックスへ実際にお寄せいただいた声です。
- 「となりの部屋までの配管だから短い距離だろう」と買ってきた10メートルのLANケーブルをCD管(空配管)に入れたが管の途中で足りなくなってしまった。
- モジュラープラグが付いた状態で売っているLANケーブルを空配管に入れて通線しようとしたが途中で詰まってしまい、強引に引き抜いたら先端のモジュラープラグだけがCD管(空配管)の中に残ってしまった。
- 必要なものをそろえて通線することはできたがモジュラープラグをうまく取付けできず、インターネットに接続できなかった。結局、業者に依頼することになった。
このように、LANケーブルの長さが足りなくなってしまったり、準備段階で間違ったLANケーブルを購入してしまったりと、失敗の要因はさまざまです。LAN配線には専用の道具も必要なため、お金もかかります。
また事例のように、CD管(空配管)の中にモジュラープラグが詰まってしまうと、状況によっては作業員がかけつけてもどうにもならない場合もあります。
最悪の事態を防ぐためにも、LAN配線は専門業者に依頼することをおすすめします。
LAN工事は専門業者に依頼するのがおすすめ
ここまでの解説で、工事の仕上がりや失敗のリスク、必要な費用などを考えると専門業者への依頼が安心であることがわかりました。
業者に依頼した場合の費用相場は、以下の通りです。
配管(CD管)を使用したLAN配線工事 | 10,000円~40,000円程度 |
---|---|
配管(CD管)がない場合のLAN配線工事 | 30,000円~60,000円程度 |
CD管の有無で工事費用が大きく異なるため、工事を依頼する前にCD管が設置されているかどうか確認しておくとスムーズに依頼ができます。
また、配管(CD管)がない場合には、状況によって必要な部材や、作業が異なるので事前調査やお見積りが必要です。
LAN配線工事の専門業者の選び方
前章の注意点を確認していただく中で、「自分で配線するより業者に依頼した方が安心」、「業者に依頼したい」と思った方もいるのではないでしょうか。
LAN配線工事を業者に依頼する際は、どの業者に依頼するかが重要です。
「どこも一緒では?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、なかには施工実績が少なく、適切な配線工事ができない業者もいます。
見えない場所だからといって、手抜き工事をされたという事例も少なくありません。
LANケーブルの配線工事業者を選ぶ際は、以下のポイントを満たしているかを確認しましょう。
- 相談や申し込みの際に受付の対応が親切で説明も分かりやすい
- 無料見積もりを行っていて内容も詳細に提示されている
- 施工件数が多く、経験豊富な工事担当者がいる
- ホームページに実際の施工例やお客様の声の記述があり信頼できる
以下で詳しく解説します。
相談や申し込みの際に受付の対応が親切で説明も分かりやすい
問い合わせや相談、申し込みの際に受付の対応が丁寧な業者を選びましょう。
対応が丁寧な業者はスタッフ教育が行き届いており、万が一トラブルが起こった場合も安心感のある対応をしてくれる場合が多いです。
反対に問い合わせ時の対応が悪い場合、工事当日に来る作業スタッフへの不信感も募るでしょう。何かあった場合に対応してもらえないとトラブルに発展するケースもあるので、必ず問い合わせの際の対応の良し悪しを見て判断してください。
無料見積もりを行っていて内容も詳細に提示されている
無料見積もりを行っている業者かどうかも重要です。現地調査の結果、工事ができないのに費用が発生してしまっては、無駄にお金を支払うことになります。
また、見積もりの内容が細かく記載されているかも確認しましょう。合計金額しかわからないような見積もりは、業者の対応として非常に不親切です。
見積もりにすべて含まれていると思っていたのに、後から追加で請求されてしまったというケースもあります。見積もりの詳細を明記してくれない、質問をしても曖昧な回答が返ってくる業者には注意しましょう。
施工件数が多く、経験豊富な工事担当者がいる
LAN配線工事は、施工件数が多い経験豊富な業者に依頼しましょう。また施工件数が多いということは、さまざまな状況下で施工を経験していることが考えられます。
相談に応じて、最適な提案をしてくれるでしょう。
ホームページに実際の施工例やお客様の声の記述があり信頼できる
経験の豊富さを売りにしている業者は、ホームページに年間施工件数や実績数を記載してることが多いです。またクチコミなど、お客様の声など実際にサービスを利用した人の意見も参考にしてみるとよいでしょう。
LAN配線工事ならライフテックスにご相談ください
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まとめ
LANケーブルの規格とは、LANケーブルのカテゴリのことを指します。
Cat5からCat8までの7つのカテゴリがあり、数字が大きくなるにつれて通信スピードが速くなる特徴があります。
規格 | 通信スピード |
---|---|
Cat5 | 遅い ↓ 速い |
Cat5e | |
Cat6 | |
Cat6A | |
Cat7 | |
Cat7A | |
Cat8 |
またインターネットの通信速度には、インターネット回線ごとに設定されている「最大通信速度」というものがあります。
最大通信速度に相応する規格を選ぶ必要があるため、購入の際は以下を目安にしてください。
- 現在利用しているインターネットが1Gの場合はCat6を選ぶ
- 現在利用しているインターネットが10Gの場合はCat6Aを選ぶ
LANケーブルのカテゴリごとの性能
規格 | 通信速度 | 伝送帯域幅 |
---|---|---|
Cat5 | 100Mbps | 100MHz |
Cat5e | 1Gbps | |
Cat6 | 1Gbpss | 250MHz |
Cat6A | 10Gbps |
500MHz |
Cat7 | 600MHz/td | |
Cat7A | 1000MHz | |
Cat8 | 40Gbps | 2000MHz |
ご自宅にあるLANケーブルを使う場合は、ケーブルに印字された規格(カテゴリ)名を確認しましょう。
規格(カテゴリ)名はアルファベットが羅列された配線規格名の場合もあるので、以下の表を参考にしてください。
カテゴリ表記例 | ||
---|---|---|
カテゴリ5 | Cat5 | ANSI/TIA/EIA-568-B.1 |
カテゴリ5e | Cat5e | ANSI/TIA/EIA-568-B.2 |
カテゴリ6 | Cat6 | ANSI/TIA/EIA-568-B.2-1 |
カテゴリ6A | Cat6A | ANSI/TIA-568-B.2-10 |
カテゴリ7 | Cat7 | ISO/IEC 11801 |
カテゴリ7A | Cat7A | |
カテゴリ8 | Cat8 | ANSI/TIA-568.C-2-1 |
※配線規格は順次変更されるため、異なる場合があります
LAN配線工事が必要な場合は、失敗を防ぐためにも専門業者への依頼が安心です。ご自身に合った信頼性の高い専門業者をチェックしてみてください。
LANケーブルの規格に関するよくある質問
LANケーブルの規格(カテゴリ)の見分け方は?
LANケーブルの規格(カテゴリ)は、基本的にはケーブルの印字を確認すればわかります。
詳しくは、自宅に眠るLANケーブルの規格(カテゴリ)の見分け方の章をご覧ください。
LANケーブルの規格(カテゴリ)のおすすめは?
インターネット回線が1ギガの場合はCat6、10ギガの場合はCat6Aを選ぶのがおすすめです。
光回線の場合は、ほとんどのサービスが1~10ギガに対応しています。
光回線を有線接続したい方は、Cat6AのLANケーブルを選ぶと間違いないでしょう。
LANケーブルのカテゴリ7・8は意味がない?
LANケーブルに通信速度の速いカテゴリ「Cat7」や「Cat8」を選んでも、インターネット回線が10ギガに対応していなければ、その性能を存分に発揮できません。
通信速度は回線のスペックも関係してくるので、LANケーブルを交換すれば必ず速くなるとは限らない点を理解しておきましょう。
詳しくは、規格(カテゴリ)・性能|一覧表の章をご覧ください。
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