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エアコンの適正サイズを計算する方法は?対応畳数を選ぶポイントを紹介

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エアコンの適正サイズを計算する方法は?対応畳数を選ぶポイントを紹介

2024年11月28日

アイキャッチエアコン 適正サイズ 計算

せっかく新しいエアコンを購入するなら、省エネで快適なものを選びたいですよね。

エアコンは適切なサイズを選ぶことが重要です。小さすぎると部屋を効率的に温めたり冷やしたりできず、大きすぎると無駄に電気代がかかってしまいます。

しかし、カタログに記載されている対応畳数が適切サイズとは限らないため、注意が必要です。

そこで本記事では、エアコンの適正サイズを計算する方法を解説します。適正サイズを選ぶコツも紹介しているので参考にしてくださいね。

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エアコンの適正サイズの計算方法

早速、エアコンの適正サイズの計算方法を2つ紹介します。

エアコン選定ツールを使う方法【おすすめ】

エアコン選定支援ツール1128
引用:エアコン選定ツール


エアコンの適正サイズをかんたんに計算したい方には、中央電力研究所の出している「エアコン選定ツール」がおすすめです。


お住まいの地域や断熱等級・新築年・階数や向き・広さなどを選択していくだけで、お住まいや好みにあったエアコンを選定してくれます。


4.0kWの機種がおすすめです」という風にエアコンの「能力(kW)」を教えてくれるので、目安にするとよいでしょう。登録は不要で、5分もあれば完了するのでぜひご活用ください。

概算式を使って計算する方法

「より詳しい値を知りたい」という方には、精度が高いとされる松尾和也氏の計算式を使う方法もあります。

必要暖房能力(W)=「(Q値+C値/10)×その部屋の面積×(設定室温-その地域の年間最低温度)」

参考:間違いだらけのエアコン選び「過大能力」避ける常識|日本経済新聞


Q値(熱損失係)は、家の断熱性能を表す指標で「どのくらい熱が逃げにくい家なのか」を示します。C値(隙間相当面積)は、家の気密性能を表す指標で「家にどのくらい隙間があるのか」を示すものです。


Q値とC値を正確に算出するには、専門的な知識と技術が必要です。概算式を使ってエアコンの適正サイズを判断したい方は、住宅会社や工務店の営業担当者もしくは設計士に相談してみましょう。

エアコンの適正サイズを選ぶコツ

続いて、エアコンの適正サイズを選ぶコツを3つ紹介します。


適切なサイズを選ぶことで節電にもつながるのでおさえておきましょう。

対応畳数ついて正しく理解しておく

エアコンのカタログには畳数の目安が記載されています。しかし、対応畳数だけでエアコンを選ぶのはおすすめしません。

エアコンの「◎◎畳用」表記は1964年に制定されたもので「木造無断熱平屋住宅」を基準にしています。そのため、現在の住宅では対応畳数だけで選ぶとオーバースペックになる可能性が高いです。

たとえば、最新の高気密・高断熱住宅の場合、6畳用のエアコン1台でワンフロアをまかなえるケースもあります。また、一般的な住宅の場合でも、吹き抜けのない10畳未満の部屋であれば6畳用エアコンで対応できる可能性があります。

カタログに記載されている対応畳数は、古い基準であることを理解したうえでエアコンのサイズを選ぶことが大切です。

家の構造や間取りに合わせて選ぶ

エアコンのサイズは、部屋の広さだけでなく、家の構造や間取りも考慮して選びましょう。

たとえば、木造住宅は鉄筋造住宅に比べて気密性が低く、熱が逃げやすい傾向があります。そのため、同じ広さの部屋でも木造住宅では鉄筋造住宅よりも大きめのエアコンを選ぶ必要があります。

また、以下のような間取りは、外気温の影響を受けやすく冷暖房効率が低くなりやすいため、対応畳数よりも大きめのエアコンを選ぶことをおすすめします。

  • 日当たりのよい部屋
  • 窓が多い部屋
  • 天井が高い部屋や吹き抜けのある部屋

暖房の対応畳数もチェックする

日立6畳用8畳用
引用:住宅設備用エアコン:カタログ|日立


カタログに記載されている畳数の目安は、冷房と暖房でそれぞれ分けて記載されています。

暖房機能も使用するのであれば、暖房の対応畳数もチェックしてエアコンを選ぶようにしましょう。

エアコンは、冷房よりも暖房のほうが消費電力が大きい傾向にあります。そのため、同じエアコンでも、暖房の対応畳数は冷房よりも少なく記載されていることが一般的です。

エアコンを選ぶ際は、冷房だけでなく暖房の対応畳数も確認してみてください。

エアコンの適正サイズに迷ったら6畳・10畳・14畳から選ぼう

メーカーによって若干の違いはありますが、エアコンの「最大能力値」は大きく以下の3段階に分けられます。

  • 6~8畳用
  • 10~12畳用
  • 14畳用以上


たとえば、8畳用を選んでも6畳用とほとんどパワーが変わらないなら、本体価格が安く消費電力も低い6畳用エアコンを買ったほうがお得です。

そのため、エアコンのサイズに迷ったときは6畳用・10畳用・14畳用から選べば失敗が少なくなりますよ。

部屋の広さ別におすすめのエアコンサイズを表にまとめましたので、こちらも参考にしてください。


最大能力値を参考にしたときのエアコンのサイズ

部屋の広さおすすめのエアコン
10畳未満 6畳用
14畳未満 10畳用
14畳以上 14畳用

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エアコンは適正サイズを選ぶことが大切!

この記事では、エアコンの適正サイズの計算方法と選び方のポイントを紹介しました。エアコンを購入する際は、対応畳数以外にも家の構造や間取り・暖房機能の対応畳数なども考慮しましょう。

適正サイズのエアコンを選ぶことで、快適な空間を実現できるだけでなく、本体代金や電気代の節約につながります。この記事を参考にして、自宅にぴったりのエアコンを選んでくださいね。

「エアコンの適正サイズをプロに相談したい」「格安でエアコンを購入したい」という方は、お気軽にライフテックスまでお問い合わせください。

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