快適な回線速度の目安は?計測方法や速度の改善方法を詳しく解説
動画が途中で止まってしまったり、オンラインゲーム中に動きがカクついたりするのは、回線速度の遅さが原因かもしれません。しかし「快適な速度の目安ってどれくらい?」「速度の測り方がわからない…」とお悩みの方も多いでしょう。
そこで本記事では、回線速度の計測方法や使用用途別の目安、通信速度の単位について解説しています。また、回線速度が遅い場合の対処法も紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
もし対処法を試しても速度が上がらない場合は、光回線への乗り換えをおすすめします。
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インターネット回線速度の目安
まず、インターネットの回線速度の目安を見てみましょう。
以下は、Googleが公式で公開している回線速度の目安です。後ほど詳しく解説しますが、回線速度は基本的にダウンロード(下り)速度が重視されます。
ダウンロード速度 | ||
---|---|---|
メガビット/秒 | 評価 | 速度の目安 |
100 Mbps 以上 | 非常に高速 | 同時に複数のデバイスで 4K 動画のストリーミング、友だちとのオンライン ゲーム、ビデオ会議が可能です。 |
50 Mbps 以上 | 高速 | 同時に複数のデバイスで 4K 動画のストリーミング、ビデオ会議、オンライン ゲームが可能です。 |
25 Mbps 以上 | 快適な速度 | 同時に複数のデバイスで、HD 動画の安定したストリーミングが可能です。 |
13 Mbps 以上 | 良好な速度 | 同時にいくつかの HD 動画のストリーミングが可能です。家族の人数が多くても比較的安定しています。少人数の家族に最適の速度です。 |
7 Mbps 以上 | 普通の速度 | 1 本の HD 動画のストリーミングが可能です。複数のデバイスで同時に動画をストリーミングすると、バッファリングのために中断する可能性があります。 |
3 Mbps 以上 | やや低速 | 1 台のデバイスで標準画質の動画を 1 本ストリーミングできます。 |
3 Mbps 未満 | 低速 | ウェブ ブラウジングには十分ですが、動画の読み込みが遅くなる可能性があります。 |
引用:インターネットの速度をテストする - Google Nest ヘルプ
では上記の表を基に、
の2パターンに分けて解説していきます。
快適な通信は端末あたり25Mbps以上
まずひとつ目の目安は、端末あたり「25Mbps」です。
用途別に必要なダウンロード速度は以下の通りだからです。
テキストのみの通信 | 1Mbps |
---|---|
一般的なWebページ | 7Mbps |
高画質動画の視聴 | 25Mbps |
上記のダウンロード速度があれば、それぞれの通信が快適に行えるため、インターネット回線の利用は動画を見る程度であれば25Mbpsを目安にするといいでしょう。
オンラインゲームをするなら端末あたり100Mbps以上あると◎
では、25Mbps以上のダウンロード速度が必要になるのはどのようなときでしょうか。
例えば、
- 複数端末による4K動画のストリーミング
- オンライン会議
- オンラインゲーム
などです。
特に、どのようなオンラインゲームでも快適にプレイできる環境を整えたい場合は、端末あたり100Mbps以上になるようにすることをおすすめします。
通信速度の単位と見方
ここまで「bps」という単位が出てきましたが、何を表す単位かわからないという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
本章では、通信速度を見る際に抑えておくべき単位や用語について解説します。
- bps
- 上り/下り
- ping値
これらの用語を理解して、通信速度を正しく確認できるようにしましょう。
bpsは回線速度の単位
bpsとは「bit per second」の略で、ビーピーエスと読みます。1秒間にどれだけのデータを送れるかを表す単位です。
簡単に言うと、この数値が大きいほど回線速度は速いと言えます。
回線速度はbpsではなく、B/sと表されることもあります。これらの違いは、bpsは1bit単位であり、B/sは1byte単位であるということです。
「1byte=8bit」であるため、どちらも回線速度を表す単位であり、bitはbyteを8倍にした数値で換算できると覚えておきましょう。
上りと下りの違い
回線事業者の広告やホームページなどで、「下り最大〇Gbps」という宣伝文句を目にしたことがあるでしょう。
通信の方向には上りと下りがありますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。
■上り(アップロード)
まず「上り」とは、メール送信・SNSへの画像や動画の投稿などを行う、アップロードの通信です。つまり、こちらから送信するための通信であると言い換えられます。
大容量のファイルを送信したり、動画をアップするといった用途でインターネット回線を利用する場合は重視すべきです。しかし、基本的に閲覧がメインであれば、さほど重視する必要はありません。
■下り(ダウンロード)
「下り」とは、メール受信・アプリのインストール・Webサイトや動画の閲覧など、ダウンロードの通信です。つまり、受信するための通信であると言い換えられます。
インターネット回線の利用のうち、大部分を下りの通信が担っているため、最初に解説したように、「上り」よりも「下り」が重視されるのです。
オンラインゲームやオンライン会議をするならping値も確認
回線速度を見る際には、基本的に上り/下りが重視されますが、「ping(ピン)値」も重要です。ping値はユーザーが体感する通信速度のようなもので、パケットの送信から受信までの伝送遅延時間を表します。
上りや下りでは数値が大きいほど回線速度は速くなりますが、ping値は遅延時間を表す数値であるため、数値が高いほど速度が遅くなります。
回線速度が速い数値を出していても、ping値が高ければ
- 動画が快適に視聴できない
- オンライン会議中に画像や音声が止まる
- オンラインゲームがスムーズに操作できない
といった支障が出ます。
特にオンラインゲームやオンライン会議を行う場合は、Ping値が重要になるため、以下を目安にして環境を整えましょう。
Ping値 | 速度 |
---|---|
~15ms | 非常に高速 |
16ms〜30ms | 高速 |
31ms~50ms | 普通 |
51ms〜100ms | 低速 |
101ms~ | 非常に低速 |
インターネット回線の速度を測る方法
ここまで、用語などを解説してきましたが、使用している機器のインターネット回線速度を測るにはどうしたらいいのでしょうか。
回線速度の測定には「スピードテスト」を実施しますが、スピードテストはGoogleやUSENなどさまざまな業者が無料でツールを提供しています。ダウンロードなどの必要もなく、Webからすぐにチェック可能です。
以下は、USENのスピードテストです。
引用:USEN|インターネット回線スピードテスト・通信速度測定
このように、上り/下りだけでなく、ping値も計測できます。
引用:USEN|インターネット回線スピードテスト・通信速度測定
測定を行うと、用途別で回線スピードを診断してくれるため、誰でも簡単に回線速度をチェックできます。
回線速度を重視するなら光回線がおすすめ
インターネット回線を使用する場合、
- 光回線
- ポケットWi-Fi
- ホームルーター
など、いくつもの方法があります。回線速度を重視するなら、光回線以外に選択肢はないと考えましょう。
以下は、回線の種類別の通信速度比較です。
通信速度(下り理論値) | |
---|---|
光回線 | ~10Gbps |
ケーブルテレビ回線 | ~1Gbps |
4GポケットWi-Fi | ~150Mbps |
4Gホームルーター | ~838Mbps |
このように、理論値ではありますが光回線が飛びぬけて速いことがわかります。ただし、光回線もプランによって速度が異なるケースもあることを覚えておきましょう。
回線速度が遅いときの5つの対処法
光回線を使用しているにも関わらず、回線速度が遅い場合は、以下の方法を試してみましょう。
ではひとつずつ解説していきます。
有線接続する
パソコンやテレビなどをインターネット接続する際に「遅い」と感じる場合は、Wi-FiではなくWi-Fiルーターから直接LANケーブルを使用して有線接続してみましょう。
ほとんどのWi-Fiルーターは、背面などにLANケーブルを差し込めるLANポートがあります。パソコンやインターネット接続可能なテレビなどにもLANポートがあるため、LANケーブルで繋げば有線接続ができます。
Wi-Fiは通信が安定しなかったり、部屋によって速度が変わったりしますが、有線LANで接続するとそのようなデメリットも解消できます。
Wi-Fiと有線LANの速度の違いについて詳しくは
▶関連記事をご覧ください。
Wi-FiルーターやLANケーブルの性能を確認する
Wi-Fiルーターを設置してからかなり経過しているという場合は、Wi-Fiルーターの通信規格が原因で速度が出ていない可能性があります。
回線速度自体は早いものの、Wi-Fiルーターがその速度に対応していなければ、速さは出ないからです。そのような場合は買い替えましょう。
また、LANケーブルの規格も速度に影響します。用途に合わせて正しいものを選びましょう。
LANケーブルの規格について詳しくは
▶関連記事をご覧ください。
Wi-Fiルーターの位置を見直す
Wi-Fiルーターを設置する場合、周囲に遮蔽物がない場所が適しています。また、近くに家電製品があると電波干渉を受けることがあるため、なるべく離した方がいいでしょう。
中継器を設置する
Wi-Fiルーターがある部屋以外でWi-Fiの速度が遅くなる場合、壁などの影響で電波が弱まっていることが考えられます。
そのような場合は中継機を設置することで、改善されるかもしれません。
中継機とは、Wi-Fiと電波を届かせたい場所の中間地点に設置する機器です。一度中継機を経由することで、安定して電波をキャッチしやすくします。
Wi-Fiルーターの側では速度が出る場合、中継機の購入を検討してみましょう。
Wi-Fiの周波数帯を切り替える
無線接続している機器の設定から、Wi-Fiの周波数帯を切り替えるという方法もあります。
古いWi-Fiルーターでなければ、Wi-Fi接続先が2.4Ghzと5Ghzの2種類があるはずです。接続先名にAと入っていれば「5Ghz」、Gと入っていれば「2.4Ghz」と見分けることができます。
通常は2.4Ghz帯の周波数帯が使用されていますが、5Ghz帯に切り替えることで通信速度が向上するケースもあるので、試してみましょう。
ただし、5Ghz帯は障害物に弱いため、壁越しなどの通信には不向きというデメリットがあります。Wi-Fiルーターのある部屋でも速度が出ない場合などに試してください。
また、Wi-Fiルーターが古い場合は5Ghzに対応していないこともあるため、取扱説明書などで確認してみましょう。
対処法を試しても回線速度が遅いなら乗り換えを検討
光回線を使用していても回線速度が遅く、さらに前述の対処法を試しても効果がない場合は、契約中の光回線自体が問題の可能性があります。
それぞれの光回線事業者が宣伝している「下り最大10Gbps」といった回線速度はあくまでも理想値です。理想値のみを見てしまうと「どこと契約しても変わらないのでは?」と感じるかもしれませんが、大切なのは「実際にどの程度の速度が出るのか」です。
以下は、主要な回線事業者の下りと上りの実測値平均を比較したものです。
回線事業者 | 下り実測値 | 上り実測値 |
---|---|---|
NURO光 | 589.07Mbps | 549.61Mbps |
auひかり | 516.77Mbps | 500.04Mbps |
ドコモ光 | 281.44Mbps | 258.77Mbps |
Softbank光 | 317.52Mbps | 283.26Mbps |
フレッツ光ネクスト | 275.38Mbps | 229.75Mbps |
GMOトクトクBB光 | 265.61Mbps | 305.67Mbps |
参照:みんそく
※2023年7月時点
このように、契約する光回線事業者によって速度に倍以上もの差が生まれていることがわかります。
速さをアピールしている回線事業者といえば、NURO光を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。NURO光は上記の表からもわかる通り、実際に「速い」のです。
料金設定も手頃であるため、回線速度を重視するならNURO光がおすすめです。
光回線の比較について詳しくは
▶関連記事をご覧ください。
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まとめ
本記事では、インターネットの回線速度の目安について解説しました。
回線速度の目安は以下の通りです。
ダウンロード速度 | ||
---|---|---|
メガビット/秒 | 評価 | 速度の目安 |
100 Mbps 以上 | 非常に高速 | 同時に複数のデバイスで 4K 動画のストリーミング、友だちとのオンライン ゲーム、ビデオ会議が可能です。 |
50 Mbps 以上 | 高速 | 同時に複数のデバイスで 4K 動画のストリーミング、ビデオ会議、オンライン ゲームが可能です。 |
25 Mbps 以上 | 快適な速度 | 同時に複数のデバイスで、HD 動画の安定したストリーミングが可能です。 |
13 Mbps 以上 | 良好な速度 | 同時にいくつかの HD 動画のストリーミングが可能です。家族の人数が多くても比較的安定しています。少人数の家族に最適の速度です。 |
7 Mbps 以上 | 普通の速度 | 1 本の HD 動画のストリーミングが可能です。複数のデバイスで同時に動画をストリーミングすると、バッファリングのために中断する可能性があります。 |
3 Mbps 以上 | やや低速 | 1 台のデバイスで標準画質の動画を 1 本ストリーミングできます。 |
3 Mbps 未満 | 低速 | ウェブ ブラウジングには十分ですが、動画の読み込みが遅くなる可能性があります。 |
引用:インターネットの速度をテストする - Google Nest ヘルプ
ページの閲覧や動画の視聴であれば、25Mbpsのダウンロード速度があれば十分ですが、オンラインゲームやオンライン会議などを行う場合は50〜100Mbpsあった方がいいでしょう。
また、パケットの伝送遅延時間を表すping値も確認してください。
速度を重視する場合は、光回線を使用するのがおすすめです。
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