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110度CSデジタルアンテナ | 用語集|テレビのアンテナ工事ならライフテックス

110度CSデジタルアンテナは、東経110度方向の赤道上にある静止通信衛星から放送を受信するためのアンテナです。

お椀ににた形状をしているパラボラアンテナは、人工衛星から送信された電波をお椀の部分で反射し、中央部にある「フィードホン」と呼ばれる部分に集めます。コンバーターによって適当なレベルまで増幅された電波は、ケーブルを通じでチューナーや、チューナーを内蔵したテレビへと送られることによって視聴が可能となります。視聴品質を良い状態に保っておくためには、アンテナを人工衛星のある方向に正しく向けておかなくてはなりません。BS(放送衛星)も東経110度方向に位置しているため、多くのアンテナでは110度CS,BS両方が受信できるようになっています。

お役立ち情報

110度CSデジタルアンテナは現在、BSデジタル放送と110度CSデジタル方法の共用受信機器として販売されることがほとんどです。なぜかというと、BSデジタル放送用の放送衛星も、110度CSデジタル放送用の通信衛星と同じく東経110度の方向にあるため、1つのアンテナでこれら2種類のデジタル放送が両方とも視聴可能な環境を整備できるからです。別々に取り付けなくても済む分、視聴環境を整備するためにかかる費用を抑えることはできますが、悪天候下ではBSもCSも両方とも視聴できなくなる可能性があるのがデメリットです。