エアコンの暖房は何度にする?設定温度の目安や節電のコツを解説
「エアコンの暖房の温度は何度に設定すればいい?」
「エアコン暖房の電気代が気になる」
エアコンの暖房を使用するとき、快適に過ごせる設定温度は何度なのか気になりますよね。
エアコンの暖房使用時は、室温が20℃になるよう設定温度を調整しましょう。室温が20℃だと、厚着をする必要なく快適に過ごせるからです。
この20℃というのは、環境省がエアコンの暖房使用時の室温の目安として推奨しています。
しかし、20℃に暖房の温度を設定しても部屋が暖まらないし、温度を上げると電気代が気になるという方もいるのではないでしょうか?
その場合、サーキュレーターの併用や、部屋の加湿などで暖房の効果を上げましょう。もし今お使いのエアコンが10年ほど前に販売されていたものであれば、新たなエアコンへの買い替えもおすすめですよ。
最新機種のエアコンは、10年前のエアコンに比べて省エネ性能が約15%アップしています。省エネ性能が高いエアコンに買い替えれば、購入費用はかかりますが、長期的に見ると電気代で元がとれるでしょう。
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エアコンの暖房設定温度の目安は20℃
環境省にて、エアコンの暖房使用時の室温の目安温度は20℃と推奨しています。
20℃というのはエアコンの設定温度ではなく、室温の目安温度ではありますが、まずはこの20℃にエアコンの温度を設定し暖房を使用し、調節するとよいでしょう。
しかし、建物の断熱性・気密性や、エアコンの性能によって室温の上がり方は異なります。高気密住宅のように断熱性や気密性が高い住宅であれば、設定温度が低くても室温は上がりやすいです。
一方、機能がシンプルなエアコンはセンサー精度や暖房性能があまり高くありません。暖房性能が高くないと室温が上がりにくいのはもちろんですが、センサー精度が低いとエアコン周辺のみの温度で室温を判断し、まだ寒いのに運転を停止してしまう可能性がありますよ。
20℃はあくまで目安として、建物のつくりや、エアコンの性能にあわせてエアコンの暖房温度を設定しましょう。
エアコンの暖房設定温度の平均は22℃
パナソニック「エオリア」の調査によると、エアコンの暖房使用時の設定温度を22℃~25℃に設定されている方が多いことがわかりました。
また、室内温度の平均は22℃と、環境省が推奨する20℃より高い室温で過ごしていることもわかっています。
室温を上げると快適さは増しますが、消費電力も上がります。とくに小さな子どもがいる家庭では温度を高く設定することが多いですが、電気代も高くなることを頭に入れておきましょう。
暖房の設定温度を1℃下げると10%節電になる
エアコンの暖房使用時に電気代が気になる方は多いのではないでしょうか。
環境省によると、暖房の設定温度を1℃下げると、消費電力量が10%削減できると言われています。
設定温度は電気代に大きな影響を与えるため、電気代が気になる方は温度を見直してみてください。
エアコンの効率的な暖房の使い方
エアコンを効率的に使うことで、設定温度が低くても部屋全体を暖かく保てます。効率的な暖房の使用方法は以下の通りです。
すぐに実践できる方法もあるので、ぜひ試してみてください。それぞれ詳しく解説します。
エアコンの風向きを下にする
エアコンの暖房使用時には、風向きを下に設定しましょう。
あたたかい空気は上昇する性質があるので、エアコンの風向きを下にすると、部屋全体を効率よく暖められますよ。
一方、風向きが上になっていると、温かさが循環せず、足元が冷えたままになるので注意が必要です。
サーキュレーターを使用する
エアコンの暖房使用時は、サーキュレーターの併用がおすすめです。
サーキュレーターを上向きにして運転させれば、天井付近に溜まった暖かい空気を下に送れるので、部屋全体に暖かい空気を効率よく行き渡らせられますよ。
部屋全体が暖まりやすくなるので、設定温度も抑えられるでしょう。
部屋の湿度を上げる
エアコンの暖房使用時は、部屋の湿度を40〜60%に保てるように調整しましょう。
湿度が上がると体感温度が上がると言われています。とくに、暖房を使用すると空気は乾燥しやすいため、加湿器や濡れタオルなどで加湿が必要です。
湿度を上げれば、低い設定温度でも体感温度が上がり、快適に感じられますよ。
エアコンの自動運転機能を活用する
多くのエアコンには、自動運転機能が搭載されています。エアコンが設定温度に応じて効率よく運転をコントロールするため、手動よりも快適に過ごせて、電気代も抑えることが可能です。
エアコンを運転を開始したときから風量を弱く設定すると、電気代の節約になると感じる方もいるかもしれません。しかし、風量が弱いと部屋が暖まるまでに時間がかかるだけでなく、設定温度に達しても暖房運転を続け、余計な電気代がかかってしまいます。
エアコンが電力を消費するのは、電源をオンにした直後から設定温度になる直前までです。設定温度に達した室温をキープするのには、あまり電力はかからないので、自動運電機能を活用したほうが効率よく部屋を暖められて節電にもなりますよ。
暖房の電気代を節約するコツ
エアコンの暖房による電気代を抑えるには、日常的な工夫が重要です。快適に過ごせて無駄を減らし節約もできる方法を紹介するので試してみてください。
おすすめしたい節電方法は以下の通りです。
それぞれ詳しく解説します。
こまめにオン・オフしない
頻繁にエアコンをオン・オフすると、多くの電力を消費し電気代も高くなってしまいます。
エアコンがもっとも電力を消費するのは、運転開始時だからです。
そのため、1時間程度の短時間の外出時は、エアコンの暖房をつけっぱなしにした方が結果的に電気代を節約できますよ。
エアコンのつけっぱなしについて詳しく知りたい方は、以下の関連記事も参考にしてください。
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窓の断熱対策をする
窓は、室内外の空気が出入りしやすい場所なので、家の中でもとくに対策が必要です。
断熱シートを窓に貼ったり、厚手のカーテンを使用したりして、窓からの冷気を防ぎ、室内の暖かい空気を逃がさないよう対策しましょう。
フィルターと室外機を定期的に掃除する
エアコンのフィルターが汚れていると、空気の流れが悪くなり、暖房効率が悪くなります。およそ2週間に1度の間隔で、定期的にフィルターを掃除し、エアコンを正常に運転させることが大切です。
室外機もフィルター同様に、汚れが溜まっていると運転効率が悪くなります。室外機の周りにものが置かれたり、雑草や雪などで覆われていたりすると、本来の性能が発揮できないので、本体だけでなく周辺も定期的にメンテナンスしましょう。
室外機のメンテナンス方法については、詳しく紹介している以下の関連記事も参考にしてください。
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省エネのエアコンに買い替える
もっとも効果が高い節電方法は、省エネモデルのエアコンへの買い替えです。
とくに、家にいる時間が長い方やペットがいて、毎日のエアコンの使用時間が長い方は、省エネモデルのエアコンをおすすめします。
使用時間が長ければ長いほど、省エネエアコンで節電できる金額は大きいからです。
また、製造年月日がおよそ10年前のエアコンをお使いの方は、新しいエアコンへ買い替えたほうが節電できます。
最新機種は、10年ほど前のエアコンに比べて約15%省エネ化されているため、購入費用がかかっても長期的に電気代の削減で元がとれる可能性が高いです。
節電のためにエアコンの買い替えを検討されている方は、ライフテックスへご相談ください。
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在庫には限りがあるので、お早めにお問い合わせください。
エアコンによる電気代の節約方法については、詳しく紹介している以下の関連記事も参考にしてください。
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暖房として使用するエアコンの選び方
適切なエアコンを選ぶことで、高い暖房効果を期待できます。冷房だけでなく暖房としても使用するエアコンを選ぶ際のポイントは以下の4つです。
それぞれ詳しく解説します。
暖房の適用畳数を確認する
エアコンに設定されている暖房の適用畳数を確認し、エアコンを選びましょう。
とくに暖房使用時の適用畳数は、冷房では10畳対応でも、暖房では8畳というように低く設定されている場合があるので注意が必要です。
さらに、木造や鉄筋コンクリートなどの家のつくりや、高気密住宅のような家の性能によっても適用畳数は変わるので、建物にあった適用畳数のエアコンを選んでください。
暖房能力を確認する
暖房として使用するエアコンを選ぶときは、「kW(キロワット)」の単位で表される暖房能力の数値を確認しましょう。同じ適用畳数のモデルでも、kW数が大きいほど暖房能力が高いからです。
kW数が大きく暖房能力が高いと電気代がかかるように感じる方がいるかもしれませんが、一般的にkW数の高いエアコンほどハイグレードの機種になるため、高い省エネ性能があり電気代を抑えられるのでご安心ください。
寒冷地に住んでいる場合は、とくに高い暖房能力をもつ機種を選ぶ必要があるので注目しましょう。
暖房効率を高める付加機能があるか確認する
エアコンを選ぶ際は、付加機能にも着目しましょう。
エアコンに高度なセンサー機能が搭載されていると、室温だけでなく人の体温や動きに合わせて温度や風を的確にコントロールします。無駄な運転が無くなるため効率よく快適な温度に部屋が暖められて、節電にもつながりますよ。
スマートフォンと連携できる機能が搭載されたエアコンの場合は、外出先でエアコンを操作し帰宅前に部屋を暖めておくことが可能です。
エアコンの付加機能については、詳しく解説している以下の関連記事も参考にしてください。
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省エネ性能を確認する
暖房による電気代を抑えたい方は、省エネ性能の確認が大切です。
暖房は冷房よりも消費電力が大きいので、そのぶん電気代も高くなります。そのため、毎日長い時間エアコンの暖房を使用する方は、省エネ性能が高い機種を選ぶとよいでしょう。
省エネ性能は、「統一省エネラベル」にて5段階評価の星の数で確認できます。星の数が大きいほど省エネ性能が優れていることを示していますよ。
1年間使用した際の電気料金の目安も一緒に表示されていることが多いので、こちらは数字が小さいものを選ぶとよいでしょう。
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エアコンの暖房設定を見直して冬を快適に過ごそう
エアコン暖房の設定を見直すことで、電気代を節約できます。設定温度を1℃下げるだけで、10%節電になると言われていますよ。
しかし、節電のために温度を下げても快適に過ごせなければ意味がありません。設定温度を下げても効率的に部屋を暖められるよう、以下のような使い方を試してみてください。
- エアコンの風向きを下にする
- サーキュレーターを使用する
- 部屋の湿度を上げる
- エアコンの自動運転機能を活用する
これらの方法は、効率的に部屋を暖められるだけでなく、結果的には節電にもなるのでおすすめです。
さらに電気代を節約したい方は、以下の方法をおこなってみてください。
- こまめにオン・オフしない
- 窓の断熱対策をする
- フィルターと室外機を定期的に掃除する
- 省エネのエアコンに買い替える
とくに節電となるのはエアコンの買い替えです。最新機種は製造年月日が10年ほど前のエアコンに比べて15%以上省エネ化されているため、購入費用はかかっても、電気代で元がとれます。
ぜひ新しいエアコンで、暖かな部屋で快適に冬を過ごしてください。
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