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指向性アンテナ | 用語集|テレビのアンテナ工事ならライフテックス

指向性アンテナは、一方向かもしくはニ方向からの電波の受信に特化したアンテナです。 0度方向の受信感度が強いものは、八木アンテナやパラボラアンテナなど、テレビ放送波の受信アンテナとして利用されます。電波の送信塔や人工衛星に向けることで、特に強い利得を得ることができますが、ズレが生じると利得の落ち込みが激しいため設置はシビアです。0度方向と180度方向の受信感度が強いものは、ダイポールアンテナと呼ばれています。給電点から導線を左右対称に伸ばし、それぞれ1/4波長よりわずかに短くして作成します。製作が簡単なため自作も可能なほか、広い設置スペースを必要としないなど、ダイポールアンテナには多くのメリットがあります。

お役立ち情報

指向性アンテナは、高い利得を得ることが可能なため、地上アナログ放送時代から使用されてきました。アナログ放送では、電波の反射ノイズを拾うことでゴースト現象が発生しやすくなるため、利得を一方向に特化することで予想外に反射ノイズを拾うことの抑制にもなり、ゴースト発生を防止、質の良い映像を視聴することが可能となっていました。デジタル放送では、アナログ放送とは復調方法が異なるため、映像にゴーストが発生することはありません。

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