ビーム幅| 用語集｜テレビのアンテナ工事ならライフテックス

用語集

ビーム幅| 用語集｜テレビのアンテナ工事ならライフテックス

電波を発するアンテナにとって、重要なことの一つに「ビーム幅」の存在があります。

ビーム幅は、ビームの方向性を決める「指向性」「無指向性」や強弱にも影響するもので、大きなイメージとしては「幅の広いビームは指向性が弱く、強度も弱くなりがち」「幅の狭いビームは指向性が強く、強度の強くなりがち」ということが言えるかもしれません。電波の種類によって、どのような強度、あるいは指向性をもったビームが望ましいかといった点が変わってくることになりますので、場所や遮蔽物の有無、といったような使用になる環境の違いによって適切な設備を選択していくことが必要になります。また、受信する側のアンテナにおいても電波を発する側のこのビーム幅によって「指向性」「無指向性」の使い分けをすることが重要であると言えます。

お役立ち情報

アンテナを設置する場合、ビーム幅によってその特徴が大きく異なることになります。ビーム幅が狭くなると、例えばレーダーなどを用いた場合には対象の物体を識別する能力が高くなる、ということが言えます。レーダーにおいては、こういったビームの幅の他、水平方向・垂直方向といった方向の違いを複数種類用意し、それぞれのビームがとらえることのできる対象に合わせて切り替えるという使用方法も多いため、これらの使用方法を理解する上で有益となります。