テレビのアンテナ端子が古いなら自分で交換!手順や同時に見直すべきポイント
「テレビのアンテナ端子が古くて、新しいアンテナケーブルが付けられない」
「テレビのアンテナ端子の交換は自分でできる?」
テレビのアンテナ端子について、このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
現在売られているアンテナ端子は「F型端子」という種類が主流であるため、古いアンテナ端子には適していません。そのため、F型端子でない場合は交換をおすすめします。
この記事では、古いテレビアンテナの端子を交換する方法と、「直付端子」や「フィーダー端子」へのアンテナケーブルの接続方法について解説しています。
また、アンテナ端子が古い場合に、同時に見直すべきポイントも解説していますので、ぜひ最後までお読みください。
古いテレビのアンテナ端子を交換すべき理由
古いテレビアンテナ端子は交換することをおすすめします。
冒頭でも触れましたが、アンテナ端子には種類があり、現在主流となっているのは「F型端子」です。そのため、現在販売しているアンテナ端子は「F型端子」がほとんどです。
対して、古いアンテナ端子には、「直付端子」や「フィーダー端子」があります。
▼F型端子
▼フィーダー端子
直付端子は、ケーブル先端の皮膜をはがし、銅線を差し込み口に直接固定してつなぎます。また、フィーダー端子はY字型の金具がついた整合器をネジで固定してつなぎます。
F型端子のように、ただ差し込めば接続できるわけではないため、古いアンテナ端子は接続が難しく、接続ミスでテレビの映りが悪くなることもあります。
そのため、古いテレビのアンテナ端子は交換した方がよいでしょう。
古いテレビアンテナ端子は自分で交換可能
テレビのアンテナ端子は、交換するのに資格は不要です。
費用を抑えたい方やDIYに自信がある方は、自分で交換してみましょう。
ここでは、古いテレビのアンテナ端子からF型端子へ交換する手順を解説します。
F型端子への交換手順
古いテレビのアンテナ端子から、F型端子に交換する手順は以下のとおりです。
1.テレビ端子のプレートを外す | ・現在のテレビ端子のプレートをすべて外す ・古いユニットをプレートから外して同軸ケーブルも抜き取る |
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2.新しいユニットを同軸ケーブルにつなぐ | ・新しいユニットを同軸ケーブルにつなぐ ・必要があればケーブルの先端をL型プラグに交換する |
3.プレートを壁に固定する | ・プレートの内枠を固定し、外枠も固定する ・位置を確認しながらおこなう |
4.プレートのカバーをはめる | ・プレート外枠のカバーをはめ、交換完了 |
以下の動画は非常に分かりやすく解説されていますので、参考にしてみてください。
DIYに自信がなければ業者に依頼
工具を使ったり、ケーブルを扱ったりするのに自信がないという方は、もちろん業者に依頼して交換してもらうことも可能です。
交換にかかる費用相場は、1か所5,000~15,000円ほどです。テレビ端子の数や種類などによって、費用が変わります。
古いテレビアンテナ端子にアンテナケーブルを接続したい場合の手順
古いテレビアンテナをまだ交換したくないという方もいらっしゃるでしょう。そこで、直付端子とフィーダー端子の場合のアンテナケーブル接続手順を紹介します。
直付端子の接続手順
直付端子に接続するためには、まず以下のものを用意しましょう。
- アンテナケーブル(未加工のもの)
- ニッパーもしくはカッター
- プラスドライバー
これらが用意できたら、以下の手順で接続していきます。
- ケーブルの先端から9mm以上の箇所に、カッターもしくはニッパーで、心線を傷つけないようにケーブルを回しながら切り込みを入れる
- カットした被膜を剥く
- カットした部分から2mmほど、外皮のみをカットして剥く
- 端子のネジをプラスドライバーで緩めて、下側から3のケーブルを入れる
- 穴に心線を差し込み、ネジを締めて固定する
フィーダー端子の接続手順
フィーダー端子に接続するには、以下のものを用意しましょう。
- アンテナケーブル
- アンテナ整合器
これらが用意できたら、以下の手順で接続していきます。
- アンテナケーブルの先端に、整合器を取り付ける
- 端子のつまみを回して緩め、つまみの根元に整合器を差し込む
- つまみを回して締める
アンテナ端子の交換の際には「テレビアンテナ」そのものも見直そう
アンテナ端子が古いのであれば、テレビアンテナ自体も古い可能性があります。経年劣化したテレビアンテナは故障してテレビが映らなくなるだけでなく、破損する可能性もあるため、そのまま使い続けると危険です。
では、テレビアンテナの寿命と、寿命以上に使い続けた場合のリスクを解説します。
テレビアンテナの寿命は約10年
テレビアンテナの寿命は、約10年といわれています。現在使用しているテレビアンテナが、寿命を過ぎていないか確認しましょう。設置から10年前後経っているのであれば、アンテナ端子の交換を機に、テレビアンテナ自体の交換も検討してください。
また、台風が多い地域や毎年雪が積もる地域の場合、一般的な寿命よりも早くテレビアンテナが壊れてしまう可能性があります。10年はあくまでも目安ですので、そのような地域は10年を待たずに交換した方がよいケースもあるでしょう。
古いテレビアンテナが起こす可能性があるリスク
古いテレビアンテナを「まだ使えるから」とそのまま使用し続けた場合、以下のようなリスクがあります。
これらのリスクについて理解しておきましょう。
テレビの視聴に影響が出る
テレビアンテナの寿命を超えて使用した場合、経年劣化によっていつ壊れてもおかしくない状態になっている可能性が高くなります。
そのため、テレビにノイズが発生したり、急に視聴できなくなったりなど、テレビの視聴に影響が出てしまうでしょう。
そうなる前に交換しておけば、テレビが視聴できないトラブルを発生させずに済みます。
倒壊して人や物を傷つける
テレビアンテナのなかでも八木式アンテナを使用している場合、劣化している状態だと台風や暴風、大雪などの悪天候によって倒壊してしまう危険性があります。
倒壊したアンテナが落下すると、車や植木などの物にあたって破損させたり、最悪の場合は人にあたってけがをさせたりしてしまう可能性があります。
近隣に迷惑をかける
経年劣化によって折れたアンテナが、隣の家や他人の敷地内などに落ちてしまうと、車や物などを傷つけたり壊したりする可能性があります。また、この場合も人にあたってけがをさせてしまう可能性もあるため、非常に危険です。
アンテナが劣化しているのであれば、これらのリスクを回避するためにも、交換することをおすすめします。
テレビアンテナの交換はライフテックスにおまかせください
ライフテックスは年間8,000件の実績を持つアンテナ工事専門業者です。アンテナの設置・交換からアンテナ調査まで、アンテナに関することなら幅広く対応できます。
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アンテナの設置を検討している場合は、ぜひ一度ライフテックスにご相談ください。
まとめ
この記事では、テレビのアンテナ端子が古い場合の交換方法などを解説してきました。最後にまとめをご覧ください。
- F型端子
- 直付端子
- フィーダー端子
現在はF型端子が主流であり、売られているアンテナケーブルもほとんどがF型端子向けです。
■古いテレビのアンテナ端子から、F型端子への交換手順1.テレビ端子のプレートを外す | ・現在のテレビ端子のプレートをすべて外す ・古いユニットをプレートから外して同軸ケーブルも抜き取る |
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2.新しいユニットを同軸ケーブルにつなぐ | ・新しいユニットを同軸ケーブルにつなぐ ・必要があればケーブルの先端をL型プラグに交換する |
3.プレートを壁に固定する | ・プレートの内枠を固定し、外枠も固定する ・位置を確認しながらおこなう |
4.プレートのカバーをはめる | ・プレート外枠のカバーをはめ、交換完了 |
- アンテナ端子が古いと、テレビアンテナそのものが古い可能性が高い
- 劣化したテレビアンテナは倒壊の危険があり、落下して人や物を傷つけるリスクがある
- 倒壊する前に、交換することが大切
古いアンテナ端子は、自分でもF型端子に交換できます。作業は難しくないので、チャレンジしてみましょう。
また、アンテナ端子が古い場合はテレビアンテナも古いケースが多いです。トラブルを発生させないためにも、10年前後使用しているのであれば交換をおすすめします。
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