【管理組合向け】マンションでBSが見れないのはなぜ?原因と対処法を解説
入居者から「BSが見れない」と急に連絡があったら、焦ってしまいますよね。
そこでこの記事では、マンションでBSが映らない時の対処法や、集合住宅における業者選びの注意点などを解説します。
最後までこの記事を読んでいただくことで、BSが映らない時の対処法やマンションをBS対応にする方法がわかります。
ただし、BSが見れない原因がアンテナやブースターなどの周辺機器の場合や、原因が特定できない場合は、BSアンテナと集合住宅のアンテナ工事ができる業者に、修理や調査を依頼しましょう。
集合住宅のアンテナ工事には、戸建てとは異なるノウハウと高度な技術が必要になります。
弊社ライフテックスでは、集合住宅アンテナのアンテナ工事を承っており、今まで多くの集合住宅向けBSアンテナ工事をおこなった実績があるので安心です。
受付から工事までをすべて自社のスタッフがおこなうので、中間マージンが発生しない分工事費用が抑えられて、お問い合わせにも迅速に対応できますよ。
集合住宅アンテナの見積もりも基本無料なので、まずはお気軽にご相談ください。
【原因と対処法は4つ】テレビでBSが映らない主なパターンとは?
マンションでBSが見れなくなったときの主なパターンは以下の4つです。本章では、BSが映らなくなった原因と対処法を、パターン別に解説します。
1部屋だけ映りが悪い
同じマンションの他の部屋ではBSが視聴できているのに、1部屋だけ映りが悪くなることがあります。
1部屋だけトラブルが起きている時に考えられるのは、配線や分配器の問題です。
室内のアンテナケーブルに以下のトラブルがないか、該当の部屋で確認してみてください。
- アンテナケーブルが抜けていないか
- 断線していないか
- 先端の中軸が曲がっていないか
- テレビ本体が故障していないか
- テレビの電源ケーブルがきちんと刺さっているか
アンテナケーブルやテレビ本体に問題がない場合には、分配器の交換が必要なケースもあります。
不具合がないにもかかわらず、まだ映らない時はアンテナ工事会社に依頼しましょう。
業者が配線を確認すれば、すぐに解決します。
また、当記事の、「居住者から「BSが見れない」と連絡があった場合の個別確認事項」でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
全棟でBS放送だけが映らなくなった
マンション全棟の入居者から、「BS放送が映らないんだけど!」とクレームが来ていませんか?
都会のマンションでは、地デジをケーブルテレビで、BS放送はパラボラアンテナで視聴しているケースがほとんどです。
そんななか、地デジは視聴できているのに、BS放送だけ映らないトラブルが発生することがあります。
その原因は、BSアンテナ・ブースターの経年劣化による故障の可能性が高いです。
BSアンテナと集合住宅のアンテナ工事ができる業者に、修理を依頼しましょう。
BSは衛星放送ですので、電波を受け取るための角度調整が重要になります。
家庭用とは違い、大きなパラボラアンテナですから、対応できる業者も限られています。
周辺に高層マンションが建ってから映りが悪くなった
周辺に高層マンションが建ってからBSの映りが悪くなった場合、新しく建ったマンションによって電波が遮られてしまっています。
この場合、管理会社が対応を行う必要はありません。
新しく建設されたマンションの、建設会社や管理会社のデベロッパーか建設会社に連絡し、対応を依頼しましょう。
電波障害や状況によって、対応してもらえる可能性があります。
BS以外のテレビが映らず困っている場合の対処法は、関連の記事で解説していますのであわせてご覧ください。
BS以外のテレビが映らない場合の対処法については
▶関連記事をご覧ください。
台風や突風の後で映りが悪くなった
台風や突風の後で映りが悪くなった場合、風の影響と考える方が多いでしょう。
しかし実は、台風や突風でもアンテナがずれてしまうことはほとんどありません。
多くの場合、原因は設備の経年劣化による故障です。
アンテナやブースターなど、周辺機器を総取替えする必要があります。
集合住宅のアンテナ工事ができる業者に、修理を依頼しましょう。
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入居者から「BSが見れない」と連絡があった場合の個別確認事項
「BSが見れない」と入居者から連絡が入ったら、業者に依頼する前に入居者自身に次のことを確認してもらいましょう。
- エラーコードが表示されていないか
- 地デジは映るのか(テレビ自体が故障していないか)
- アンテナケーブルは正しく接続されているか
- アンテナケーブルの種類は適切か
- アンテナレベルは問題ないか
以上の5つを確認することで、業者に依頼するまえに解決できる可能性があります。
エラーコードが表示されていないか
「E202」のように、Eから始まる3桁の数字のエラーコードがテレビ画面に表示される場合があります。エラーコードは14種類あり、それぞれ原因や対処法は異なります。
エラーコードが表示される原因として、B-CASカードやアンテナの不具合、受信できないチャンネルを選んでいるといったことが考えられます。
以下の表で、表示されるエラーコード別の対処法を紹介します。エラーコードとともにメッセージが表示されることもあり、対処は比較的簡単です。
B-CASカードを正しい方向に入れてください。
正しいICカードを装着してください。
B-CASカードを新しいものと交換してください。
ご覧のチャンネルのカスタマーセンターへ連絡してください。
チャンネルを変更してください。
画質、音質などが少し悪くなり、音楽情報が表示できないこともあります。
アンテナとの接続を確認して電源を入れ直してください。
本機の電源を切り、ショートの原因を取り除いてから、電源を入れ直してください。
今テレビ画面に表示されているエラーコードはどれなのか、それぞれの内容別に応急処置をしてみてください。 もし、自分でできる対処法を試してみてもエラーが解決しない場合は、専門業者に相談しましょう。プロなら専門的な知識を持っているので、原因を突き止め適切な対処をしてくれますよ。
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E202が表示された場合の対処法
なかでも表示されることが多い、E202エラーが表示されてBSが見れない場合、すぐに試せる対処法には次のようなものがあります。
- テレビの再起動
- B-CASカードの挿し直し
- チャンネルの再設定
- 配線の確認
- アンテナの向きの調整
テレビの再起動やカードの挿し直し、チャンネルの再登録はかんたんにできるので、まずは試してみるとよいでしょう。
E202エラーの対処法についてもっと詳しく知りたい方は、以下の関連記事も参考にしてください。
▶「関連記事を読む」
地デジは映るのか(テレビ自体が故障してないか)
BSは映らなくても地デジは映るのかを確認しましょう。
地デジが映るのであればテレビの故障ではないと考えられるからです。
地デジが映る場合は、次に接続面の確認を行います。
アンテナケーブルは正しく接続されているか
アンテナケーブルがきちんと差し込まれているかを確認しましょう。
意外と奥まで差し込んでいると思っていても、抜けかけていることがあるからです。
また、差し込む箇所が間違っていないかも確認してください。
↓アンテナケーブル参考画像
↓差し込む場所(アンテナ端子側)
アンテナケーブルの種類は適切か
入居者が初めてBSを視聴しようとしている場合、アンテナケーブルの種類自体が間違っている可能性もあります。
BS/110°CS対応のアンテナケーブルを使用しているかを確認しましょう。
アンテナレベルは問題ないか
最後に、アンテナレベルをテレビのメニュー画面から確認してもらいましょう。
アンテナレベルが低ければ、アンテナケーブルやアンテナ自体の問題であることがわかります。
また、入居者がどのように操作すべきかわからない場合もあると思います。
使用中のテレビの種類を聞いたのち、以下のように指示を出して確認してもらいましょう。
SHARP/AQUOS
- リモコンのホームボタンを押す
- 「設定」または「設定/その他」を選択して「決定」
- 詳細設定から「放送受信設定」を選択して「決定」
- 「地上デジタルアンテナレベル」または「BS/CSデジタルアンテナレベル」を選択して「決定」
- 60以上…受信強度は十分
- 60未満…受信強度が不足
- 0…受信強度がまったくない
Panasonic/VIERA
- リモコンの「サブメニュー」または「便利機能」ボタンを押す
- 「視聴オプション」を選択して「決定」
- 「アンテナレベル」を選択して「決定」
- 44以上…受信強度は十分
- 44未満…受信強度が不足
- 0…受信強度がまったくない
SONY/BRAVIA
- リモコンのホームボタンを押す
- 「設定」を選択して「決定」
- 「放送受信設定」を選択して「決定」
- 「アンテナ設定」を選択して「決定」
- 「地上デジタル:アンテナレベル]、[BS:衛星アンテナレベル]、[CS:衛星アンテナレベル」のいずれかを選択して「決定」
- 緑…受信強度は十分
- 黄…受信強度が不足
- 赤…黄よりもさらに不足
TOSHIBA/REGZA
- リモコンのスタートメニューボタンを押す
- 「放送受信設定」を選択して「決定」
- 「地上デジタル設定」を選択して「決定」
- 「アンテナの設定」を選択して「決定」
- 22以上…受信強度は十分
- 22以下…受信強度が不足
- 0…受信強度がまったくない
MITSUBISHI/REAL
- リモコンのメニューボタンを押す
- 画面の「視聴オプション」を選択して「決定」
- 画面の「アンテナレベル」を選択して「決定」
- 60以上…受信強度は十分
- 45以下…受信強度が不足
- 0…受信強度がまったくない
HITACHI/Wooo
- リモコンのメニューボタンを押す
- 「各種設定」を選択して「決定」
- 「初期設定」を選択して「決定」
- 「受信設定」を選択して「決定」
- 「受信設定(地上デジタル)」を選択して「決定」
- 「CH合わせ(地域名)」を選択して「決定」
- 60以上…受信強度は十分
- 60未満…受信強度が不足
- 0…受信強度がまったくない
アンテナレベルの確認方法について詳しくは
▶関連記事をご覧ください。
集合住宅と戸建てのBSアンテナ工事の違い
集合住宅と戸建てでは、BSアンテナの種類や工事内容が大きく違います。
よって、どの業者に頼んでもいいわけではありません。
すでに集合住宅の施行事例や実績がある、信頼できる専門業者に依頼すべきです。
まずは業者選びをしっかりおこなうためにも、集合住宅と戸建てにおける、BSアンテナ工事の違いを解説していきますね。
BSアンテナの種類や強度を変える必要がある
BSアンテナ工事の部材は、集合住宅用と戸建て用で分けられています。
それぞれ、対応年数や必要強度が異なるからです。
- 強度を上げるため、集合住宅用のポールを太くする必要がある
- 戸建てのBSアンテナの大きさは直径45cmほどだが、集合住宅用では最大で直径が1,2mほどにもなる
集合住宅用に部材を変える理由は、悪天候に強くするためです。
また、1本のBSアンテナで、多いときは200〜300以上の世帯が視聴します。
その際、大型のものを使えば天候が悪くても安定感が強くなるため、部材を変える必要があるのです。
集合住宅のアンテナは10年~15年で見直しが必要
集合住宅のアンテナも、戸建てと同じく少しずつ劣化していきます。
通電をするので、家電のように徐々に劣化し、定期的な交換が必要になるためです。
その目安は長くても15年程度となります。
ライフテックスでも、「BS全棟が映らなくなった」とお問い合わせをいただくのが、20年以上の物件が多い状況です。
10年〜15年に一度の頻度でおこなわれる、大規模修繕の際にテレビアンテナ工事もおこなえば、適切なタイミングでメンテナンスができるので、テレビアンテナや周辺機器の寿命によるトラブルを未然に防げますよ。
マンションの大規模修繕におけるアンテナ工事についてもっと知りたい方は、詳しく紹介している以下の関連記事も参考にしてください。
▶関連記事を読む
お見積りは前もってお早めに
壊れてからのお見積りも可能ですが、お急ぎの場合ですと業者選定を十分に行うことができません。
その間、入居者からの対応もご負担になるでしょう。
よって、定期的な点検、余裕を持った見積もりがおすすめです。
ライフテックスでは集合住宅のお見積りも、基本無料となっております。
集合住宅のアンテナ修理を依頼する業者の選び方
集合住宅のアンテナ工事は、高度な技術や専門知識が必要です。
業者にアンテナ修理を依頼する際、業者選びはとても重要となります。
居住者の安心のためにも、以下の点に注意して選びましょう。
集合住宅のアンテナ工事の実績が豊富
高層住宅の屋上は、戸建てに比べ当然風の影響を受けやすくなります。
アンテナは耐風速も大きいもの、設置金具も共同受信用の耐用年数の長いものが必要です。
屋内側でも、配線の長さ、分配数などから損失を計算。
増幅器の段数、出力レベルなどを含めて建物全体の受信システムの構築をします。
また、居室の壁面テレビ端子すべてに、端子電圧が推奨値となるように設定しなければなりません。
その理由は、様々な方がご入居され、各居室での受信設備が複雑になるためです。
以上のように、集合住宅のアンテナ工事は高度な技術が必須となります。
業者選びの際は、集合住宅やビルなど、様々な建築物のアンテナ工事に対応しているか、実績も含めて確認しましょう。
修理後の保証期間が十分ある
修理後の保証期間も見逃せないポイントです。
単に、長ければいいというものではありません。
アンテナ工事の保証期間が、標準よりも長くなっている会社には注意が必要でしょう。
新規顧客獲得のキャンペーンとして、保証期間を長くしている可能性が高いからです。
そのような会社に限って、保証期間が終わる前につぶれてしまい、保証期間が意味をなしません。
アフターメンテナンスが重要な集合住宅のBSアンテナ工事は、経営状態に不安のない会社を選びましょう。
問い合せへの対応が丁寧
業者選びの際は、問い合わせたときの対応にも注目しましょう。
重視するポイントは以下の3つです。
- 工事の日時
- 返信速度
- 回答の明確さ
修理がいつ頃になるのか提示されないことには、スケジュールも立てられません。
居住者のストレスもたまり、管理者は板挟み状態となってしまいます。
また、返信速度の速さだけでなく、回答の明確さも選ぶ際には重要視しましょう。
見積もりがわかりやすい
アンテナ修理業者のなかには、必要のない作業を追加するところもあります。
費用をかさ増しして請求するためです。
安心して業者を選ぶためには、以下のポイントに気をつけましょう。
- 修理作業前に見積もりをしてもらう
- 見積もり内容を丁寧に説明してくれるか見定める
- 複数の見積もりをとり比較する
値段だけではなく、作業の必要性や見積もりがわかりやすいか。
質問や要望にも誠意をもって応えてくれるか、そういった部分にも注目しましょう。
ライフテックスの施工事例
ここまで、集合住宅のアンテナ修理において、業者選びの注意事項をお伝えしてきました。
実績の豊富な業者を選ぶこと、複数の業者から見積もりをとることが重要となります。
それでは、具体的に弊社ライフテックスの施工事例・見積もりの流れをご紹介しますので参考にしてください。
神奈川県12世帯マンション地デジ、BS110度CSアンテナ工事
新築マンションにて、新規の地デジ・BSアンテナ工事のご依頼です。
東京都墨田区スカイツリー局受信に加え、鶴見区の横浜局であるテレビ神奈川の視聴もご希望でしたので、2局用で2基のUHFアンテナ設置になりました。
横浜局は高性能アンテナの設置の必要があるのですが、それでも2局にレベル差があったため、このような場合は関東用UHF/UHF特殊混合器といった部材も必要になったりもします。
埼玉県27世帯マンション地デジアンテナ工事
地デジ化にともない特別に対策工事をしておらず、アナログ放送時代に設置した地方局向けのUHFアンテナで、そのまま地デジもなんとかぎりぎりで受信できていたケースです。
アンテナ、配線の老朽化により、新規でアンテナと配線工事を行いました。
神奈川県68世帯マンション地デジ、BS110度CSアンテナ設置工事
NTT のフレッツテレビから、ランニングコストの面でアンテナ受信に切り替えのご希望でした。
既存アンテナはBS 専用の古いアンテナでしたが、そちらも今回取り替えたことにより、BS 拡張チャンネル、CS110 度放送の受信も可能になります。
東京都120世帯マンションBSアンテナ追加工事
ケーブルテレビでご視聴中のマンションでしたが、景観面やコストの面から、BS 放送をアンテナ受信にして視聴したいというご要望でした。
配線材が衛星対応ではなかったため、一部屋内の配線交換工事が必要だった事例です。
結果、全室で拡張チャンネルまで含め、BS 放送が視聴可能になり管理組合様もお喜びでした。
マンションなどの集合住宅用アンテナを設置する流れ
ライフテックスの場合を例として、集合住宅用アンテナ設置の流れのご紹介です。
お気軽にお問い合わせ下さい。
1 お問い合わせ
お電話、もしくはお問い合わせフォームから相談が可能です。 |
2 無料お見積もり
お客さまお立会いのもと、こちらからのご提案もしつつ、設置場所をお打ち合わせいたします。 マンションやビルなどの集合住宅共聴アンテナ工事は、建物ごとの階層や配線設計が大きく異なりますので、必ず事前に現地見積もりを行う必要がございます。 |
3 ご依頼
お見積り内容に了承を頂きますと、工事日のお時間などをお打ち合わせの上で工事の予約をいたします。 ご希望などございましたらなんなりとお申し付け下さい。 |
4 工事施工
ご訪問日時になりますと弊社工事担当者がご訪問いたします。 |
5 視聴確認サポート
工事が完了致しますと最終チェックとなります。 最終チェックは実際の映像をご確認いただきます。 |
6 料金お支払い
最終チェック完了後、請求書を発行いたします。 |
マンションをBS対応にする3つのメリット
ここからは、マンションをBS放送対応にするか検討している方に向けてお話をしていきます。
管理しているマンションをBS対応にすると、次の3つのメリットがあります。
ここでは、それぞれのメリットについて理由も踏まえながら詳しく解説しますので見ていきましょう。
- 居住者の満足度アップ
- 入居率アップ
- 美観が保たれる
1.居住者の満足度アップが期待できる
マンションをBS対応にすると、居住者の満足度が高まります。
居住者の満足度を高められれば、退去の抑止にも役立つでしょう。
2.入居率アップが期待できる
BS対応のマンションは、入居率アップも期待できます。
マンションがBSに対応していれば、入居者は個別にBS視聴環境を用意する手間がありません。
その分、入居者にとっては付加価値の高い物件といえます。
そのため、マンションをBS対応にするとより多くの入居希望者からの申し込みが期待できるでしょう。
3.マンションの美観が保たれる
マンションのBS対応を行うと、美観を保つこともできます。
BSに対応していないマンションでは、入居者がBS放送を視聴するために、個別にBSアンテナを用意しなければなりません。
すると、各部屋のベランダにBSアンテナが設置されることとなり、美観を損ないます。
マンションがBSに対応していれば、各部屋にアンテナを取り付ける必要はありません。
よって、外観を損なうことなく、BS放送をみる環境を整えられるでしょう。
マンションでBS放送に対応するための全体像
マンションをBS対応にするためには、アンテナをはじめとしたさまざまな機器を棟全体で工事を行います。
機器設置の全体像は次の図のとおりです。
どのような機器の設置が必要なのか、次の2つのパターンに分けて解説します。
- 地デジしか見れていない場合
- 一部のBS放送が見れていない場合
地デジしか見れていない場合
テレビをつけても地デジしか映らない、BS受信機器未設置の場合、次のような機器の設置・交換工事が必要です。
BS対応必要機器 | 工事内容 |
---|---|
BS/CSアンテナ | 新規設置 |
BS/CS/UHF混合器 | 新規設置 |
BS/CS/UHFブースター | 交換 |
BS/CS/UHF対応の分岐・分配器 | 交換 |
BS/CS/UHF対応のテレビ端子 | 交換 |
新築マンションなど比較的最近建てられたマンションであれば、すでに設置されている分配機やブースターはBS対応されている可能性が高いです。
しかし、築古マンションでは地デジにしか対応していない機器の場合があります。
その際にはブースター、分岐・分配器、テレビ端子の交換が必要です。
また、同軸ケーブルにはさまざまな種類があります。
建築から10年〜20年程度の場合は、今まで使っていた同軸ケーブルをそのまま流用できるケースもありますが、利用のためには性能テストが必要です。性能テストの結果によっては、交換しなければならない場合もあります。
一部のBS放送が見れていない場合(新しいBSチャンネルが見れていない)
一部のBS放送は視聴できるものの、新しいBSチャンネルが映らない場合、設備が古い可能性があるでしょう。
日本では平成元年からBS放送が始まり、平成8年にはCS放送、平成30年からは新4K8K放送がスタートし、新しいチャンネルが続々追加されています。
しかし、古い設備の中には、新しいBSチャンネルに対応していないものもあるのです。
新しいBSチャンネルが映らない場合、交換が必要な設備の例をご紹介します。
BS対応必要機器 | 工事内容 |
---|---|
4K8Kアンテナ | 新規設置 |
ブースター | 交換 |
ケーブル | 交換 |
※2010年代に使われていたブロックコンバーターは生産終了しています。もし物件にブロックコンバーターが設置されている場合は撤去致します。
状況により異なる工事が必要になるため、事前確認が必須です。
確認後、どのような工事が必要かお見積りを行います。
マンションのBSが見れないときはライフテックスにご相談ください
マンションでBSが見れないパターンは、以下の4つです。
- 1部屋だけ映りが悪い
- 台風や突風の後で映りが悪くなった
- 周辺に高層マンションが建ってから映りが悪くなった
- 全棟でBS放送だけが映らなくなった
居住者から連絡があった際の、個別確認事項は以下のとおりです。
- 地デジは映るのか(テレビ自体が故障してないか)
- アンテナケーブルは正しく刺さっているか
- アンテナケーブルの種類は適切か
- アンテナレベルは問題ないか
BS設備を導入済みにも関わらず映らない場合、状況によって違った対処が必要となります。この記事を参考に対応を行い、それでも映らない場合は専門の業者に問い合わせてください。
その際は複数の業者から見積もりをとり、実績のある業者に依頼するのがおすすめです。
また、地デジしか映らない場合と、新しいBSチャンネルだけが映らない場合とで工事の内容は異なります。
集合住宅のアンテナ工事には、戸建て住宅とは異なるノウハウが必要です。
マンションをBS対応にする際には、集合住宅向けのノウハウを持っている業者を選ぶのがおすすめです。
ライフテックスでは、多くの集合住宅向けBSアンテナの設置を行なった実績があります。BSアンテナ設置をご希望の管理会社様は、ぜひお問い合わせください。
よくある質問
マンションのBSアンテナ設備導入はどこに依頼するのがおすすめですか?
一番のおすすめは「ライフテックス」です。6世帯ほどの小規模アパートから、100世帯を超える大規模マンションまで、集合住宅のアンテナ工事も数多く請け負っており、実績が豊富だからです。 |
BSが突然映らなくなってしまいました。解決方法はありますか?
「BS放送が見れなくなった」と入居者から連絡が入ったら、まずは入居者自身に次のことを確認してもらいましょう。 地デジは映るのか(テレビ自体が故障していないか) 以上の状態を確認し、アンテナ業者にご連絡をいただくと、スムーズな解決ができるでしょう。詳しくは「BSが見れない場合の確認事項」をご覧ください。 |
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